校長室から

校長室から

売り物探し!

 「あなたの長所を教えてください。」「…,ありません。」
生徒との面接練習でのやりとりです。その後で理由を聞くと,「緊張していたので,とっさに出てきませんでした。」ということでした。
 「日本人の謙虚さ」ということで考えれば,自分のよさや自慢話をベラベラ聞かされるのはどうかという気もしますが,よいところを見る目やアンテナが弱くなっているのも大きな問題だと思います。
 「事実をしっかりとて,心に留め,言葉に出す」このプロセスを大切にすることが,認める力を高め、存在感や有用感を持つことが出来るようになるのではないかと思っています。
 子育て上手なお母さんは,口癖が「お前の〇〇は家族の中で一番!」だったように,自分の子どもの良さを目に見えるようにしてくれていたように感じます。
 「ダメなんですよ。うちの子は,勉強もしないで遊んでばっかりで…。」「本当にあなたは,何度言ったら分かるの?」「バカじゃないの?そんなのも出来ないの?」こんな言葉だけで育てられたらメンタルブロックができるのも時間の問題です。

 今月の目標は,「校内に沢山の一番をつくろう!」でした。そういう目で見ると,いろいろな見方ができることに改めて気づきます。

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34「売り物探し!」.pdf

冬季練習終了!

 新春マラソンで湖北中学校の冬季練習も終了となりました。11月から1,2年生を中心に、ほぼ全ての部活動で、放課後の体力づくりのために持久走を行ってきました。新春マラソンはその納会として取り組みました。各学年とも入賞者が続出!保護者のみなさん、沿道での応援本当にありがとうござ いました。

         <新春マラソン 表彰式>
   
3年男子 2位 三塚 選手       3位 片桐 選手

  
 2年男子 3位 松丸 選手     4位 齋藤 選手

 
   5位 足立 選手      1年男子 5位 赤井 選手


   1年女子 優勝 藤村 選手
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35「蕾と沈み込み!」.pdf

体育館再開です!

強くて綺麗な体育館になって戻ってきました。多くの人の手によってつくられていることに心より感謝し、大切に使っていきたいと思います。
また、急なお誘いにも関わらず、引き継ぎ集会に快く参加してくださった星野市長さんを始め、歌手の三令さん、工事関係者の皆さんには心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 
    体育館正面玄関             星野市長挨拶

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33「体育館再開セレモニー」.pdf

いざは普段なり!

 「売りを創る」のが今月の重点ですが、3年生の面接はまさに、自分を売り込むための大きな試練です。
 茨城県の私立高校の入学試験が始まり、これを皮切りに来月の公立入試まで、3年生は、毎日誰かが入試や発表で抜ける日が続きます。
 教室では、友達同士で面接練習をしたり、答え方を教え合ったりする声も聞かれるようになりました。「俺、長所ないんだよなー。」「そんなことないよ!お前は明るいし、俺の相談に乗ってくれるし、マジ優しいよ!」こんな会話も聞こえてきます。普段の何気ない会話の中にも仲間を思う言葉がちりばめられるようになりました。進路実現は大きな試練ですが、人間を大きくするチャンスでもあります。
 不安いっぱいの毎日ですが、「いざは普段なり」。互いに助け合って、一日一日を大切にして、今を精一杯生きる姿が、明日を創っていくのです!
 始業式の「メメントモリ」を忘れずに自分の良さを最大限に引き出す努力を!

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32「いざは普段なり」.pdf

売りを創る!

今月の重点を職員会議で話しました。
 「売りを創る」というのが今月のタイトルです。ここで言う「売り物」とは、「良さ」です。「良さ」を創るのは、意識していかないとなかなか創れません。「意識」が「行動」を変え、「行動」が「習慣」を変え、「良さ」となって身についていくのです。終業式や始業式の中でも話しをしてきたことです。不思議なことに嫌なことやダメなことは意識をしなくても何となく身についてしまうものです。そう言う意味でも2学期の振り返りをもとに、それぞれ目標を掲げ、取り組んでいきたいと思います。

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H26.1月「売りを創る」.pdf