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校長室から発信

平成27年度 スタート!

 6日()、始業式が行われ、平成27年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、生き生きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちなどがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。

 始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「失敗は成功の途中」だから「失敗した君こそ胸を張れ」、勇気を出して一歩を踏み出せる1年間にしようという話、2つ目は学校教育目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてですが、それに加え、新入生を迎えるに当たって「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたなということを実感しています。

 今年度も、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。

 下記に26年度末人事異動による転退職、及び転入職員の一覧を掲載しました。クリックしてご覧ください。

(クリックしてご覧ください)


平成27年度転退職・転入職員一覧.pdf

大盛況!!吹奏楽部・第6回春のコンサート

28日()、本校吹奏楽部・第6回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長にもご来校いただき、約3時間にわたるステージを最後まで熱心にご覧いただきました。

そして会場内の熱気、昨年も保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いたのですが、今年はそれをはるかに超える、たくさん用意した座席が満席となり、体育館後方いっぱいに立ち見の方が溢れているという状況でした。立ち見となってしまった方々には申し訳なかったのですが、本当に、年々応援していただける方が増え続けていることに感謝申し上げる次第です。

今回のステージは、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生特設合唱団、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、昨年に引き続きソプラノ歌手の吉田真澄氏をお招きして行われました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、ミュージカル仕立てのサウンド・オブ・ミュージックなど、時間が経つのを忘れてしまう楽しい3時間を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生たちの姿に心を打たれました。

平成27年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。

祝 バレーボール部 葛南大会制覇

 21日()、葛南地区中学校バレーボール大会が本校を会場に行われました。たくさんの保護者や関係者が応援に駆けつけてくれた中、1回戦がシードで、次の初戦を危なげなく勝ち抜いた本校の生徒たちは、準決勝でやや苦戦したものの、最後はチームワークよく流れを引き寄せてライバル湖北中を退けました。そして、決勝は小学生からバレーボールを経験している生徒が数名含まれている強豪鎌ヶ谷四中です。今までの対戦では分が悪く、苦しい試合が予想されました。ところが、1セット目にリードしている展開から追いつかれそうになり、それを振り切って先取すると、2セット目は波に乗り、まったく相手を寄せ付けない圧倒的な勝利で優勝を手にしました。

 終わってからの生徒たちの涙と満面の笑顔、顧問と喜び合う姿を見ていると、ここまでくるのに本当に頑張ったんだという思いが強く感じられました。いつも書いていますが、本校はどの部活動もぎりぎりの部員数で本当によく頑張っています。バレー部も2年生だけではチームは組めない状況ですし、他校と違ってベンチには交代する選手がほとんどいない中での優勝です。「目標を見失わずに努力を続ければきっと花が開く、努力は裏切らない」ということを実現してくれました。きっと他の部活動も「バレー部に負けるな」といて気持ちで、これからの練習にも一層励みが出ると思います。

 バレー部には、これから夏の大会に向けて、今度は追われる立場になりますが、挑戦者の気持ちを忘れることなく、さらに大きな目標に向けて頑張ってほしいと願っています。

 「フレー!フレー!布佐中部活動」

感動の卒業式

 13日()、本校第68回卒業証書授与式が、市長さん・教委委員さんを始めとした40名もの来賓のみなさんにご出席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
 2時間を超える長い時間でしたが、生徒たちの式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、途中・国旗が落ちてしまうというハプニングがあってもまったく動じることなく、その姿に来賓の方々からもお褒めの言葉をいただきました。

 102名の卒業生は、証書授与のときの返事・卒業の言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現してくれ、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなる思いがしました。

 1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。

 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまで本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校を代表して御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」

 式が終了した後、2学期に家庭科の調理実習(太巻寿司)を行ったときにも講師として来ていただいた教育委員会の先生が、さくらをきれいに浮かび上がらせたお寿司を作ってくださり、来賓のみなさんに食べていただき、大好評でした。

地域からの贈り物

10日()、以前からお知らせしていた地域の方手作りの素晴らしい椅子・テーブルを正式に学校へ寄贈していただくに当たって、短い時間ではありましたが、贈呈式を行いました。

学校からは私と全校を代表して生徒会役員のメンバー、教育委員会からは学校支援地域本部の担当者始め3名、本校のコーディネーター、製作をしていただいた上町のみなさん、そして何よりも驚いたのは、地域の方に30名前後も参加していただけたことです。

作業工程を映像で観たり、実物を初めて見た方たちの感激の声が聞こえたり、生徒たちの幼い頃を知っている方からは、生徒たちの挨拶やお礼の言葉に感心をしたというお話も伺うことができました。

贈呈式が終わった後、地域ルームで懇談の時間をもちましたが、今後ますますの学校との連携や学校への支援を口々に話していただき、聴いていた私は、布佐中学校に赴任できた幸運を今さらながらに実感した次第です。 

  なお、この贈呈式の様子は今月27日(金)発行のイースト情報紙に掲載予定ですので、ご覧いただければと思います。