校長室から発信
猛暑の中で全力疾走!市内陸上大会
5月30日(金)、第54回我孫子市中学校陸上競技大会が行われました。これは陸上部の大会ということではなく、東葛駅伝大会と同じく学校全体で代表選手を選出し、学校をあげて応援を含めた取り組みをしていくものです。
このような大会であるため、いつも書いていますが、生徒数が圧倒的に少ない本校はエントリーする選手の人数も含め、高い得点をあげることが難しい面があります。そんな状況ではありますが、選手たちはこの1ヶ月間、多くの先生方や学級の仲間の支援を受けて本当によく練習に励んで力をつけてきました。
そして、試合ですべての選手たちは自分のためだけではなく、「チーム布佐」のために全力を尽くして頑張りました。怪我で出場できなかった選手がいたこともあり、総合得点は5位という結果で、生徒たちは満足していませんが、自己ベストを大きく更新した選手を始め、大会そのものの歴代記録を更新した選手、そして標準記録を突破して県通信大会へとコマを進める選手が、昨年を上回る人数となりました(表彰選手一覧については学校だよりでお知らせします)。県大会出場選手には、県大会でも自らの力を存分に発揮することを期待するとともに、今回の練習と試合で学んだことを自分たちの所属している部活動やこの後の駅伝へと活かし、さらに成長してくれることを願っています。
※大会の様子は、随時、「生徒の活動」のページにアップ
していきます。
布佐中自慢の教育活動!布佐タイム
5月26日(金)より総合学習の一環である「布佐タイム」がスタートしました。これは、日本の伝統文化や地域文化、グローバルな課題や自然科学、芸術分野を専門としている方々に講師をお願いし、各自が選択・設定したテーマを通して日本人の心を学ぶ、グローバル意識を育てる、地域の良さに気づいて地域に誇りをもつといったことを目的とした学習です。
この学習は講座開設以来、布佐中の伝統として四半世紀の歴史を数えています。全部で年間9回、同じ生徒が3年間継続して同じ講座を学習し、その道を極めます。講師を務めていただいているのは、地域を中心とした専門家の方たちばかり。この話を校長の研修会などで紹介すると、口々に「うらやましい」とか「やりたいけど自分の学校では無理」という声が口々に返ってきます。布佐中、そして「ここで学ぶ子どもたちは本当に幸せだな」とつくづく感じます。
講師の先生方のボランティアに支えられ、次代を担う布佐の人材を育てるとても意義のある学習ですので、機会があったら一度ご参観いただければ幸いです。
☆12月2日(土)には、それぞれの講座の成果を発表する文化
活動発表会が予定されています。後日、ご案内いたしますが、
多くの保護者や地域の皆様にご来校いただきたいと考えてい
ます。
☆第1回布佐タイムの授業の様子は「生徒の活動」のページに
アップします。
布佐中職員玄関&「ふさの風」人形展
以前ホームページで紹介しましたが、3月には地域の方のご協力により、職員玄関に立派なひな人形が飾られました。そして今回、やや時期が遅れてしまいましたが、堂々とした五月人形が職員玄関に登場しています。
朝、出勤して玄関に入ると、思わず人形の方に目がとられ、何となく清々しい気持ちになって「今日も頑張ろう」という意欲が湧いてきます。生徒たちも珍しそうに人形の顔を覗きながら会話を楽しんでいる様子が見られました。
しばらくは飾っておきたいと思いますので、保護者・地域のみなさんも、ご来校の際にぜひご覧いただければと思います。
また、6月2日(金)から6日(火)にかけて、近隣センター「ふさの風」において人形展が開催されます。今年は、江戸時代に栄えた布佐の「鮮魚街道」をテーマとして制作された人形がメインとして飾られると聞いています。本校美術部の作品も何点か飾っていただける予定ですので、会場まで足を運んでいただければと思います。
※3月に飾ったひな人形と今回の五月人形の写真です。
※「ふさの風」人形展のポスターです。クリックしてご覧
ください。
我孫子市の復興支援に!生徒の市長訪問
15日(月)、吹奏楽部の部長を引率して市役所に市長を訪問しました。30分ほどの時間でしたが、緊張気味で表情が強張っていたとはいえ、生徒には大変有意義で貴重な時間になったと思います。終わりには、市長から「これから先の進路で、自分の目標に向かっていろいろな困難があると思うけれど、もしかしたら目標も替わるかもしれないけれど、何をするにしても一生懸命に行うことがきっと自分の成長に役立つから頑張ってほしい」という励ましのお話をいただきました。
さて、順序が逆になってしまいましたが、何故吹奏楽部の生徒が市長を訪問することになったかについて説明します。吹奏楽部がこの3月、春のコンサートを開催して大盛況であったということはホームページ等を通して既にお知らせ済みですが、毎年、その場で東日本大震災の復興支援に利用していただくためのチャリティー募金を行っています。いただいた募金については、東北地方の陸前高田氏と我孫子市に寄贈しており、15日は我孫子市に贈る募金を市長に届けに行ったということです。
吹奏楽部の生徒が代表して訪問させていただきましたが、言うまでもなく、これは生徒たちの頑張りはもちろん、地域のみなさんのご協力あっての賜だと思っています。改めて感謝申し上げるとともに、引き続き吹奏楽部を始めとした本校へのご支援・ご協力をよろしくお願い致します。
今年も広げます!あいさつの輪
4月14日(金)布佐駅で、28日(金)竹内神社参道入り口で、例月実施しているあいさつ運動を4校(布佐中・布佐小・布佐南小・我孫子東高)が連携して行いました。これは4校防犯健全育成会議のメンバーである地域の方にお手伝いいただき、4校の生徒会・児童会の子ども達を中心に、あいさつの和を地域全体に広げて活気ある街づくりに資することを目的としています。毎月、布佐中・小→布佐南小→布佐駅とローテーションで場所を移動して行っていますが、ここ数年来の布佐の街の風物詩として定着し、地域のみなさんや通勤で布佐駅を利用するみなさんにもすっかりお馴染みとなってきました。
子ども達の元気な声に、恥ずかしそうに俯いて通り過ぎてしまう方もいますが、ほとんどの方はしっかりとあいさつを返してくれます。中には「ご苦労様」と声をかけてくれる人もいて、子ども達のやりがいにつながっているようです。
ほんのちょっとした「地域貢献」のひとコマではありますが、布佐中学校では地域のみなさんを笑顔にするための「地域貢献」活動を今年度も可能な限り実践していきたいと考えています。何かありましたら学校の方へお気軽に声をかけていただければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。