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校長室から発信

分散登校2週間を終えて~第74回入学式も挙行できました~

 6月1日から始まった分散登校も2週間を終えます。午前と午後、30分5コマの授業にも生徒の皆さんは慣れてきた様子です。登校後の昇降口での健康観察カードの提示・確認も最初はなかなかカバンから出せずに慌てていた人が目立ちましたが、慣れてきて健康確認もスムーズにできているようです。やはり、朝の家での検温は忘れてしまうと昇降口での検温、健康観察カードの記入と慌ただしくなりますので、毎朝の自己の健康管理の習慣化は全員が身に付けて欲しい力です。来週からは、部活動再開に向けての午後の部の生徒の希望者による体ならし運動も始まりますが、梅雨入りし、かなりの湿度や気温も心配です。無理をせず、自己の健康管理を心がけ、徐々に体を慣らしてほしいと思っています。ご家庭でもご協力をお願い致します。最後に、多少、休校時の夜更かし、睡眠時間が足りないかな、と心配な生徒も見られます。22日からの通常授業の開始に向けて食事、睡眠の学習の土台を整えましょう。

新入生の保護者の皆様のご協力のもと、第74回入学式も無事に終了することができました。一人ひとりの新入生の皆様の呼名の返事はしっかりと聞こえました。紫陽花の花が皆さんを迎える入学式となりましたが、これから通常の学習が進められるようよろしくお願い致します。

第74回入学式 校長 式辞

 「新入生の皆さん、中学校入学おめでとうございます。本当に、よく布佐中学校に入学してくれました。教職員や在校生を代表して心から歓迎の気持ちを伝えたいと思います。小学校の卒業式前から今日まで、三か月に及ぶ臨時休校の期間、不安なことも多く本当に大変であったと思いますが、今日、中学校入学です。本当に、おめでとう。
 保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。義務教育最後の大切な三年間、この布佐中学校で大きく成長していくお手伝いが保護者の皆様と共にできればと思っています。、甚だ微力ではありますが、「信頼」という大切なものが得られるよう努力して参りますので、何とぞ、よろしくお願い致します。
 本来ならば、桜の花びらの舞うなか、多くのご来賓や在校生臨席のもと、新入生の皆さんを迎え、入学をお祝いする予定でしたが、感染症による国の緊急事態宣言をうけた臨時休校により、本日、このような形で執り行われることになりました。この三か月、新入生の皆さんはどのような気持ちで過ごしてきたのでしょうか。勉強のこと、友達のこと、部活動のこと・・・色々と不安な気持ちもあったことと思いますが、私たちは、新入生の皆さんを全力で支えていきます。二、三年生の在校生もきっと応援してくれますから、安心してください。
 布佐中学校の目標は、「自ら学び、共によりよく生きる」です。自ら学びとは・・・誰に命令される訳でもなく、自分の頭で、今、何をすべきか考えること、自分から進んで学習に取り組むこと、そして、「共によりよく生きる」とは・・自分だけでなく、大切な仲間と共に、互いに支え合い、時には、よいライバルとして、ともに成長し合う、そんな意味です。まさに、今、この大変な時代に、とても大切なことだと思います。
 さあ、今日から、本当に布佐中生となりました。一日一日、自分の頭で考え、行動し、失敗しても、その失敗を大切な栄養にして成長し、仲間と支え合い、努力し合う、そんな大切な日々をこの布佐中で過ごしてくれるよう心からエールを送ります。
 最後に、皆さんと確認したいことがあります。新型コロナウイルス感染症に対応するための「新しい生活様式」という言葉が最近、色々な所で聞かれます。それは、朝、起きたら体温を計り、健康観察カードに風邪の症状が無いかチェックし、熱があったり、風邪の症状がある時は無理せず自宅で休養する、家族の皆さんの健康状態も確認し、家族の方に熱があったりする時は、皆さんも自宅で休養するなど学校への連絡も必要になります。熱や風邪の症状がない場合は登校し、学校に着いたら、昇降口で手を消毒して、健康カードを先生に見せて、熱や異状がなければ教室に入ります。外から教室に入る時は手を洗います。給食の前はもちろん、こまめな手洗いが大切です。体育の授業などで外す時以外は、マスクをします。1mから2mくらい、できるだけ友達との距離をとります。近づいてマスク無しで大声で話したりはしません、大勢の人が触るところはできるだけ触らないようにします。定期的に、毎日、学校でも大勢の人が触るドアノブやとっ手、スイッチや手すりなどは消毒をします。・・・これが新しい生活様式の一部です。自分のため、家族のため、友達のため、毎日やるべき習慣として身に付けてほしいと思います。検温と健康観察カード、マスク・手洗い、忘れず、一緒に取り組んでいきましょう。
 みなさんの返事 しっかりと受け止めました。一人一人が個性や良さを発揮して、自ら学び、共によりよく大きく成長してくれることを確信したことを伝えて、式辞とします。令和二年六月二日 我孫子市立布佐中学校 校長 小林浩之

分散登校に向けて~事前登校を行いました

 本日、6/1の学校再開(分散登校)に向けて2年生の事前登校がありました。最初に、校長から3つ話しをしました。1つ目は、6/1から分散登校が19日まであるけれども、徐々に学校生活に慣れ、この3か月の休校中の自宅での生活から午前・午後の分散登校で無理せず元の学校の生活のリズムに戻してほしいということです。困ったこと、辛いことなどあれば相談してほしいことも話しました。2つ目は、学校でも、マスクを着用する、昇降口で手を消毒する、毎朝の検温と健康観察を欠かさず行い健康カードにチェックし保護者の方にも確認してもらい登校時に担任が確認する、教室などでも相手との距離を気にするなど、新しい生活の習慣を身に付ける必用があるということです。3つ目は、林間学校の延期などまだまだ先の見通しが立たないところもあり不安が続くけれども、皆で協力し、知恵を出し合って乗り切ろうということです。新型コロナ感染症は怖いけれども、適切な医療により治療を受ければ怖くはないこと、一方で、少し咳をした人がいれば、「コロナだ!」とか「近寄るな!」とか心無い言葉や態度をとったりすることの方が恐ろれるべきこと、こういう時だからこそ思いやりや協力をいつも以上に意識しましょう、と話しました。しっかりと頷きながら聴いている生徒も多くいました。その後、クラスをA・B2つに分けて各教室に移動し学級活動(今後の予定の確認等)を行いました。

3年生の皆さんへ~千葉テレビ放送の授業動画の案内がきています5/18~5/29

 千葉県教育委員会から我孫子市教育委員会を通じて学校に授業動画の案内が来ていますのでご紹介します。今回の紹介は3年生だけですが、そろそろ受験のことも頭に浮かび少し不安になっている人もいるかもしれません。少し学習のリズム、気分をかえてみるという点でも良いかもしれません。ぜひ活用してみてください。毎日同じ時間に決めて学習することも大事なここと思います。学校が再開されたときに生活や学習のリズムがととのいスムーズに臨むことができるようにするためにも、ぜひ取り組んでみてください。(今回は1.2年生の動画の紹介はありませんでしたが、他にもいろいろと学習のサポート(例えば、「文部科学省ホームページ、子どもの学び応援サイト」など)もありますので活用してみてください。

  5/18(月)  5/19(火) 5/20(水) 5/21(木) 5/22(金) 5/25(月) 5/26(火) 5/27(水) 5/28(木) 5/29(金)

時間 

14:30~14:45

英語1 理科1 英語2 社会2 数学3 理科3 英語4 理科4 英語5 社会5
14:45~15:00 数学1 社会1 数学2 理科2 英語3 社会3 数学4 社会4 数学5 理科5

 




     

「確認日」の様子から・・休校中の心と体~一人で悩まず相談を!

 5月7日から臨時休校が延長され、5月8日、本来ならば延長された入学式が行われる予定の日に1年生の「確認日」がありました。3密を避けるために、ある程度の時間をとり、昇降口で一人ひとりに説明や話しができるように行いましたが、既に担任による家庭訪問を終えていたせいか、担任の顔を見て話しかけてくれる生徒や課題についての確認をしている生徒など元気そうな様子で少し安心しました。しかし、外出自粛のなか、一人で家の中で出された課題に取り組む生活も大変なことと思います。学校再開までに、生活のリズムを大切にするとか、リラックス                    できる自分の時間も作りましょう、など心の健康管理の大切さもいろいろなところで言われています。確認日の時にも、「コロナが怖い!」と言っていた生徒がいました。大変おそろしい病気ではありますが、私たちは、今何をすべきなのだろうかと、落ち着いて考え、実行することが、その不安を少しでも軽減できることでしょう。ただ、困ったことがあったら学校に相談してください。電話でもかまいませんので、一人で悩まずに担任の先生はじめみんなで待っています。学校以外にも、「千葉県子どもと親のサポートセンター」(0120-415-446)(24時間)や「SNS相談@ちば」https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/seitoshidou/sns/index.htmlなどもありますので紹介しておきます。今週は、担任から電話がかかってくるかと思います。「電話で確認・相談」ですので、何かあったら遠慮せずに話してください。

毎日の生活リズムを大切に・・・健康観察、検温を欠かさずに! 「確認日」のない週には電話連絡・相談を行いますので、よろしくお願いいたします

  我孫子市教育委員会からのお知らせのとおり、臨時休校が5月末までに延長されました。子どもたちの命、安全を考えると致し方ないと思われますが、一方で授業ができないまま6月を迎え、まだまだ先も見えない状況が続き生徒や保護者の皆様の不安はどれほど大きいものかと大変心配しております。

 休校延長の期間中に各学年の家庭学習の課題の受け渡し、説明や確認のための「確認日」を設けます。今までの復習や新しい教科書の指導計画に沿った家庭学習のためのプリント教材やワーク等の課題となります。「休校中の課題コーナー」に一覧表や各教科のプリントが載っていますので、必要に応じて確認や印刷もして下さい。(課題プリント類については各学年の「確認日」にすべて配付します)授業が無い中で大変やりにくい場合もあると思いますが、自分の力で取り組んでみてください。しかし、不安なところもあると思います。その部分は学校再開後に確認を行い、分からないところはそのままにせず、授業の中で全体や個別に補習をしていきますので安心してください。また、この休校中に日頃なかなかできない読書やものづくり等に挑戦するのも良いことと思います。一生の宝物となる素晴らしい本に出会うことができるかもしれません。「確認日」については、23年生は5月7日、21日、1年生については、5月8日、22日です。(時間等については「休校の延長と休校中の「確認日」についてのお知らせ」で確認して下さい。)
 6月学校再開後も3密を避けるために午前・午後の分散登校の対応をとることもあります。そのための準備も進めていますので、必要に応じて学校HPや学校メールでお知らせいたします。

学校行事の見直しや教科指導計画の変更や工夫など知恵を出し合って・・・教育課程の再編成

 本日は教職員打合せを行いました。臨時校長会で確認した市内小中学校の対応等の確認、共通理解をしました。5/7の学校再開についても先が見えないことも多く、分散登校の場合の対応や学校行事、給食への対応など話題になりました。その中で、分散登校をする場合の対応ひとつとっても、生徒の学習の質と量ともに確保しようとするとなかなの工夫が必要であること、学校行事などの精選も含めて大きく具体的な対応が必要であることを確認し、全教職員で知恵を出し合い、柔軟で具体的な取り組みをしていくことを確認し合いました。やはり、「3密」を避けるための手立てをどうするか、学校としてどういう手立てができるのか、学習の時間、質と量をどう確保するかが打合せの議題となりました。学校行事の精選や地域連携についても保護者や地域の皆様のご意見やご支援をいただきながら進めてまいります。

入学式が行われるはずの4/8・・・ 教科書等の配布に新入生保護者の皆様のご協力を得て・・・

 四月八日の入学式が延期となりました。希望と不安を胸に明るくはつらつとした新入生を迎えることができなくなりました。今日は保護者の皆様に教科書や提出が必要な書類等を取りに来ていただきました。本当にありがとうございました。「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」を目指し、職員一同、学校生活の正常化に向けた準備をしてまいります。何とぞ、宜しくお願い致します。今年度学校教育目標並びに重点目標などの学校経営に関することや職員一覧など学校だよりもアップしておりますので、地域の皆様もご一読願います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年 3学期始業式を迎えて

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は本校教育活動の推進に対しましてご理解やご支援をい ただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日の3学期始業式で生徒に話したことを報告いたします。
「 本校の学校教育目標は「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」です。これは、2学期の終業式にも 話しましたが、「自ら」という言葉の意味は、「自分から進んで~する」とか「自分から積極的に~する」、「自 主的に~する」などの意味ととらえると思います。新学習指導要領をもとにした授業が小学校は令和2年か ら、中学校は令和3年度から始まります。そこには、「主体的で対話的な深い学び」というキーワードがあり ます。「主体的に~」というのは、「自分なりに考え、こんなふうにしようと自分で判断して取り組むこと」とい う意味ですが、これは、本校学校教育目標を「自ら学び」の意味に合致するものです。学習はもちろんのこ と、行事や日常生活など様々なところで、自分なりに考えて自分で判断して取り組むことが大切だということ が本校の目標の中にあるということを生徒、教職員すべての人たちで確認し、実践に向けて頑張っていきま しょう。また、「共によりよく」とは、「お互いに認め合い、励まし合い、支え合って、自分の夢や希望の実現に 向けて頑張り、それが社会貢献につながるような自己実現を目指しましょうという意味です。3学期は、今年 度のまとめ、締めくくりの学期であると同時に、3年生は4月からの新しい門出に向けた大切な準備期間、 助走の時期でもあります。それは、1、2年生も同じです。PDCAサイクルという言葉がありますが、P(Plan =計画する)、D (Do=実行する)、C(Check=評価、反省する)、そしてA(Action=改善する)を1年という単 位を通して、また、学期をとおして、そして、1か月、1週間、1日を通して日々前進していけるように3学期 の3年生は45日間、1、2年生は52日の学校での生活を過ごしてほしいと思います。」
以上が要旨となります。学校といたしましても、ご協力いただいた学校評価アンケート等をまとめて具体 的な課題と改善策を考えていきたいと思います。また、学校でできること・できないこと、ご家庭にお願いす ること、また、地域の皆様にお願いすること、皆で考えなければならないことなど具体的にできるところから 進めていきたいと思います。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

2学期終業式を終えて

 今学期も布佐中学校へのご支援、ご協力誠にありがとうございました。大きな事故、怪我等もなく終業式を迎えられますのはひとえに保護者・地域の皆様の力のお陰と心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。終業式では2学期の生徒たちの頑張りを讃えました。体育祭から始まり、駅伝や合唱祭、文化活動発表会など行事が立て続けにあり、大変忙しい思いもあったかと思いますが、3年生を中心に力を出し合い、支え合い、いずれも大きな成果を出すことができたことを伝えました。学習に関しては、「主体的」とはどういうことだろう?と問いかけました。自分で考え、どのようにしたら効果的か、仲間と学び合うということはどういうことか?を問いかけました。小学校は来年度から新学習指導要領による学びが開始します。中学校も再来年からですが、「主体的」「対話的」「深い学び」などのキーワードについて、教職員・生徒、保護者や地域の皆様全員で考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。

左の写真は、「ふさタイム」(総合的な学習の時間)の講座のハーモニカ講座の宮越先生と教え子たちとの写真です。年齢的なことなどの事情で今年度をもって講座担当を終了することになりました。10数年この布佐中の生徒にハーモニカを教えていただきました。このようにたくさんの方々によって支えられている布佐中学校です。  

第73回体育祭を終えて・・・皆様の支援と子どもたちの頑張りと・・・・

 2学期が始まり1週間、第73回体育祭も無事に終えることができました。子どもたちを中心に自主・自律の目標のもと保護者・地域の皆様に支えられ、子どもたちの躍動した姿を見ていただくことができました。夏休み前から応援団や実行委員を中心に自分たちで創り上げる体育祭を目指して取り組んできましたが、やはり保護者・地域の皆様のご支援の力は大きいと改めて感じました。例えば、各自治会の方が総出で組み立ててくれるテントは、保護者席に張られ、この残暑厳しい時に実施しなければならない心配を大きく軽減してくれるものでした。小学校にも協力をいただき、今年はテントを多めに張ることもできました。朝早くから多くの来賓の方々にもご臨席賜り、温かく応援していただきました。閉会式では、子どもたちに努力と結果についてお話をしました。努力して結果が出た時の自信、努力して結果が出なくとも得ることができた経験、喜びと悔しさ、個人と集団、そして協力・・・・子どもたち一人ひとりの顔を見ながら私自身も子どもたちから多くのことを学ぶことができたなあと、胸が熱くなりました。ご支援くださいました皆様、本当にありがとうございました。