2024年12月の記事一覧
校長ブログNo260今年の漢字「金」から振り返る
おはようございます。
今日は金曜日です。チーバくん風にご挨拶すると「キンキンキラキラ金曜日」です。
その前に...「初雪!!」降りましたねぇ。
昨日の朝、出勤途中で信号待ちをしていたらフロントガラスにキラリと光る物が落ちてきました。「??」しばらくするとまた白くキラキラ光るものが...「?!」「雪?!」家を出発するときに西の方角に見えた黒く立ちこめた雪雲がもたらしたものです。しばらくすると粉雪のように勢いを増し、あたりの畑もティラミスに粉糖をまぶしたかのように景色が刻々と変わっていきました。「初雪」です。なかなか「初雪」の瞬間と出会うことができないので、朝から感動してしまいました。
まどみちおさんの詩「ゆきがふる」を思い出しました。
さて、「金曜日」ということで...。ご存知のとおり、曜日は日・月・火・水・木・金・土の7つあります。これは天体の惑星の名前とも一致しますが、古代中国における陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)に基づいています。この世の中のものは木火土金水から成ると考えられていました。
今日、注目したいのは金曜日の「金」という漢字です。
今年の漢字2024(主催:(財)日本漢字能力検定協会)にも選ばれました。
https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/?rewrite=done
(過去ブログで触れましたが、なんと!今年は予想が的中しました!!(喜))
「金」が選ばれるのは今回で5回目ということで、いずれもオリンピックの年だそうです。
しかし、今年はいろいろな意味合いがあるようです。
「金」には光の部分と影の部分があるように、いろいろな意味が込められた一文字ですが、やはり気持ちよく1年間をしめくくりたいものです。
はじめに、千葉県警察生活安全部より「闇バイト注意喚起」についてのお知らせです。
【参考】闇バイト注意喚起動画(千葉県警察公式チャンネルより)
https://www.youtube.com/watch?v=3P3VLGlSJBA&t=4s
思わぬ犯罪や事件に巻き込まれることのないよう十分に気をつけましょう。
明るいニュースとしては、
佐渡の金山が世界文化遺産に登録認定されました。
また、過去ブログNo153-1でも取り上げた「パリオリンピック、パリパラリンピック2024」における日本選手団の大活躍。金メダルラッシュでした。
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
そしてこんなところにも。
学校図書館の本の貸出冊数100冊以上の友達には金の花が咲いています。
冬休みに読むための本も1人3冊まで貸し出しができます。学級で学校図書館を利用して借りる手続きをしました。
1年生は2学期から漢字の学習が始まりました。新しく出てきた漢字を、指をだしながら筆順を空書きしながら確認しています。(教師は大型テレビを使いながら筆順の確認を進めます。)
2017年(平成29年)3月に告示された学習指導要領では、小学校1年生から6年生までに習う漢字の数は1026字となっています。そのうち1年生では80字の漢字を学習します。「金」は比較的最初の方で学習します。ドリルの練習問題にも「お金」とありますね。
さて、明日は二十四節気「冬至(とうじ)」です。この時期を迎えると急にせわしくなってきますが、ぜひ、「ゆず湯」に(ほら、ここにも黄金にかがやくゆずの実が浮かんでます。)ゆっくりとつかり、すべてのことを忘れ、湯を楽しみましょう。「疫病退散 無病息災」。
そして、来週24日(火)終業式を迎え、いよいよ来週25日(水)から1月5日(日)まで冬季休業となります。 年末年始は日本の風習「お年玉」も関係してくることから、お金についても節度ある使い方を家庭でも学ぶ機会となります。
繰り返しになりますが、「金」はよい意味でも悪い意味でも変化する両面性があります。
表面だけでなく、中身から輝けるように重みのある「金」をめざして来年も輝きつづけましょう!
家族とのふれあいを大切にし、心も体もあったかくなる冬休みとなりますように。
そして希望をもって新年を迎えることができるようにしたいものです。
校長ブログNo259 冬の話題(その2)
おはようございます。今日のラインナップです。
1 月が火星に接近
2 サザンカ
3 学校給食
1 月が火星に接近
昨日、朝の登校指導で出会った4年生児童から、「ふたご座流星群を見ていて、流れ星が見えたんですよ。」という話を聞きました。過去ブログでも掲載したように、4年生は理科の学習で月の動きに学習したことをきっかけに、関心をもち、夜空を見上げたそうです。こんな話をしてくれることが私にとってとてもうれしいです。そうこうして歩いているうちに十八夜の月が西の方角には月が沈みかけるところでした。「そういえばこの間もこの景色を見ながら登校したよね。」「あれから1か月経つんだね。」なんて話をしながら南門をくぐりました。15日の満月は夕方4時半頃が月の出でしたが、それから日に日に遅くなり、翌日の十六夜は「いざよい(ためらうという意味の古語)」、一昨日の十七夜は「立ち待ち月(立って待っている間に出る意味)」、昨日十八夜は「居待ち月(座って待つ意味)」と風情ある名前に、月と共に暮らしてきた日本人の繊細な感覚に驚かされます。
昨晩も寒い夜、自分の子供を駅に迎えに行くときに、雲間から月がときどき姿を見せてはまた隠れていました。そしてすぐその上には火星が輝いていました。
【参考】国立天文台HP 月が火星に接近(12月17日~12月19日)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics05.html
2 サザンカ
♪サザンカ サザンカ 咲いた道 たき火だ たき火だ 落ち葉たき
『たき火』より
冬晴れの青空の下咲くサザンカの色が映える12月です。
本校の支援員さんが自宅から持ってきてくれました。先月は菊を、
そして今月はサザンカ(山茶花)を。サザンカの紅色が何とも言えない色で美しいです。
早速、玄関に飾りました。
横芝光町のマスコットキャラクターと共に
3 おいしい給食
今週前半の学校給食の献立を紹介します。(12月16日(月)~12月18日(水))
▼12月16日(月)の献立
ご飯 いか中華焼き 棒々鶏サラダ コーンかきたまスープ 牛乳
▼12月17日(火)の献立
ご飯 鶏肉のレモンバジル焼き ポテトリヨネーズ ひよこまめのスープ 牛乳
▼12月18日(水)の献立
うどん みそけんちんのしる ちくわの磯辺揚げ ツナとわかめのサラダ お米のタルト 牛乳
昨日、12月18日(水)横芝光町学校給食センターにて、第2回横芝光町学校給食センター運営会議が開催されました。委員は、各小中学校校長の他、町議会議員の代表の方々、学校医の方々、各小中学校PTA会長の方々などで構成されます。白浜小学校からは私とPTA会長さんの2名が出席しました。会議の後、当日の献立が提供されました(上の写真)。今日は、委員だけでの給食でしたので、全員が中学校と同じカロリーで計算された量で提供されました。さて、横芝光町の学校給食の特色として、できるだけ手づくりのメニューを心がけています。「ちくわの磯辺揚げ」は、1つ1つ小麦粉をまぶして揚げてくださったものです。また、うどんも温かく体があたたまりました。また、いつもは学校でストローで飲む牛乳も、今日はストローではなくパック上部を開けていただきました。パックにはこのような図が載っていて開けて飲むことができるんですね。初めて知りました。ちなみに横芝光町は多古町にあるフルヤ乳業成田工場から牛乳の提供を受けています。
1 牛の絵(フルヤン)を押す
2 開いて引き出すとゴクゴクと飲めるのです。
今日もおいしい給食に感謝して、「ごちそうさまでした!!」
(この後、千葉市への出張があったため食後すぐ千葉へ向かいました。)
このブログでは早くも第2号で学校給食の献立を紹介することを始めていますが、その際に、学校給食センターから発行される献立表に掲載されていた本町の学校給食の特色を紹介しています。
【再掲】過去ブログNo2(4月18日号)
「横芝光町の学校給食について」 横芝光町学校給食センターより
1 おいしく、安全で安心な給食づくりを心がけています。
2 成長期の小中学生に必要な栄養素がとれるような1食になっています。
3 旬の食材、地元の食材を優先して使っています。
4 みなさんの声を生かした給食になるよう、月1回リクエストメニューを取り入れています。
毎日の給食がみなさんの1回の食事の理想の量、組み合わせです。元気に過ごすためにもしっかり食べましょう。
また、学校給食法に基づき、児童生徒の学校給食の食材に係る費用(いわゆる給食費です。ただし、給食費には人件費や燃料費等は含まれません。)は町が負担補助することで、無償提供してくださっています。たいへんありがたいことです。(教職員は給食費を納めています。)
さて、毎月の献立は栄養士さんがアイデアを出しながら考えてくださっています。児童生徒の健康や成長のことを考えた栄養素やカロリーを計算するとともに、食を通して季節や行事、国際理解などさまざまな視点からバラエティあふれる内容を考えて毎月の献立を考えてくださっているのです。また、地産地消(千葉県産の食材を使用するときは「千産千消」という言葉を使用します。)により、地元横芝光町や山武地区の食材をふんだんに使用し、(千葉県は全国でも1、2位の生産量を誇る農業県です。)おいしい給食を提供してくださっています。感謝の気持ちを忘れずにいただきたいものです。
過去ブログでもご紹介しましたが、子供たちはきれいに給食を食べています。ご家庭でもご家族で楽しくお食事をしながら、マナーよく食事をされていることがうかがえます。そのため、月1回食育のためにご来校され給食の様子をご覧になる栄養士さんからも、「白浜小学校のお子さんたちは給食をおいしくいただいている様子がよくわかる。町内で一番残菜率が低いんですよ。」とうれしそうにほめてくださいます。これからも感謝の気持ちを忘れずにいただきたいと思います。
2学期の学校給食は終業式の前日、12月23日(月)まで提供されます。後半の献立紹介は12月24日(火)に紹介する予定です。
校長ブログNo258児童の絵画を校内展示しています
第69回こども県展(主催:千葉日報社、後援:千葉県教育委員会ほか)入選作品
入選作品は、千葉日報社「こども県展特設サイト」で、2025年3月末日まで「Web展覧会」が開かれています。おめでとうございます。
入選
【2年生】
【4年生】
【6年生】
『こども県展』は、第69回を迎えました。この展覧会は、次代を担う子どもたちの豊かな心と個性や創造性を育むことを目的として開催しています。本年は、小・中学校576校からの応募があり、第35回展から加わったデザイン作品を含めて総点数は53,131点に達しました。これも関係者各位の造形教育への熱意とご協力の賜物と感謝申し上げます。(主催者HPより引用)
図画工作科の各種展覧会が終了し、学校に戻ってきた作品が廊下に掲示されています。
明日19日(木)・明後日20日(金)と行われる個人面談でご来校されるときにぜひゆっくりとご覧ください。
【1年生】
【2年生】
【3年生】
【4年生】
【5年生】
【6年生】
最後に、過去ブログNo256冬の話題に関連して、「こども県展」の特別賞(本年度は終了しました。)の展示会場となった千葉県立美術館は、開館50周年を迎えました。いろいろな美術に触れたい方はぜひこちらのリンクから
【参考】千葉県立美術館HP(開館50周年に関連するページ)
https://www.chiba-muse.or.jp/ART/
校長ブログNo257「人権」を考える
だいぶ前の話になりますが、1年生の教室を訪れたとき、折り紙を持っていた児童が私に、「校長先生は何色がいいですか?」と聞かれたので、「ピンクがいいな。」と答えたら「えっ?!」と驚いた顔をしていました。男性だからピンクを選ぶことはないだろうなと思ったのでしょう。意外な答えが返ってきて戸惑っている様子でした。私は、ピンクの色も好きです。この文を読まれている方の中には「えっ?!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。はっきりとは覚えていませんが、子どもの頃に好きな色は青色だったと思います。でもその後、成長するにしたがって、色はそのときに出会った印象や思い出などの影響もあり、今は青よりも、紫、黒、赤などが好きな色はさまざまです。
ピンクは、大人になるにつれて好きな色に加わった色です。といっても目に染みるような鮮やかなピンク(いわゆるショッキングピンク)から、薄紅色や桜色といった淡いピンクまで色の濃淡が幅広くある中、私が好きなピンクは、桜色に近い淡いピンクです。理由は、温かみのあるやさしい感じがするからです。30代前半くらいまでは、淡いピンクのセーターや、ネクタイ、ワイシャツなど着用していたこともありました。そして、今は服を着ることはなくても、イラストを描いたり、画用紙を使ったりするときは、ピンクを使うことで明るく華やかな雰囲気になることから好んで使います。
12月4日(水)~12月10日(火)は人権週間
12月10日は「世界人権デー」です。
人権デー
第二次世界大戦後まもない1948年12月10日、国連総会で「世界人権宣言」が採択されました。この日を記念し、12月10日は「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、初めて人権保障の目標や基準を国際的にうたった画期的なものです。この日を中心に、全国各地で様々な啓発活動を実施します。
冒頭の話に戻りますが、先月、読み聞かせボランティアの皆さんによる時間帯に、1・2年生の方が短めの本で、わりと早く傾向があるため、学年順に教室を回っていたところ、この日は6年生教室を訪れた時はすでに本は読み終わっていたようでした。6年生の読み聞かせの本は、『ピンクはおとこのこのいろ』(ロバートキャンベル・著)でした。ボランティアさんと6年生がお互いに向かい合った状態で、本に関連した内容のて、ご自身が思っていることを児童に話していました。
【参照】ピンクはおとこのこのいろ
https://m.media-amazon.com/images/I/71Fky0mRroL._SY466_.jpg
ボランティアさんのお話では、「昔だったら、男の子は青、女の子は赤と決まったかのような固定概念がありました。今だったら色のバリエーションが豊富だけれども、ランドセルも男の子は黒か青、女の子は赤って決まっていたんですよ。でも、男の子が赤が好き、ピンクが好きといってもおかしくないと思うんです。」(そうだよなあ。)と同感しながら他にも固定概念に関連する内容の話を続けて聞いていると...「自分と違うからと言って偏見をもつことは残念なこと。自分らしさを大切にすること、他人との違いも受け入れること大切であること。6年生のみなさんの中には、好きな人がいる人もいると思うけれど...」と話し、「好きな人は異性とは限らない。人を好きになる気持ちそのものが大切であって、性は関係ありません。」と、ジェンダーにつながる話もされていました。「みんなはもう6年生だから、人を好きになる経験があるかもしれないけれど...」の場面では、照れや恥ずかしさもあり、多少ニヤニヤしてざわつく場面もありましたが、真剣な表情で話を聞きながらいろいろなことを感じている様子でした。
今年の人権週間において本校で取り組んだことを紹介します。
まずは、校内で児童から募集している「人権標語」の紹介から。
道徳の時間に、人権に関する動画(参考:法務省HP)を各学級で視聴し、感想を話し合いました。
各学年で話し合って考えた人権標語を紹介します。
【1年生】
【2年生】
【3年生】
【4年生】
【5年生】
【6年生】
▼12月9日(月)、校内放送で各学年の代表児童が人権標語を発表しました。放送直前の緊張した面持ちで待つ様子。
▼1年生から6年生まで学年順に発表しました。
人権を大切にする姿勢は、本校の教育目標にも反映されています。
すすんで学び 思いやりがあり心豊かで 力いっぱいやりぬく 児童の育成
~しあわせいっぱい ランドセルにつめて はつらつと まっすぐに~
校長ブログNo256冬の話題
おはようございます。今日のブログは、冬にちなんだラインナップです。
1 コールドムーン
2 感染症流行にご注意
3 年賀状受付開始
1 12月15日(日) 満月 コールドムーン
ここ数日、朝の最低気温が氷点下を示し、横芝光町も昨日15日(日)の朝は-3.7℃まで下がりました。前日のブログで、天体観測をするときは風邪をひかないようにしっかりと防寒対策をして!と書きました。北風が強く、木枯らしが吹く寒い1日でしたが、夜には月が煌々と輝き、その隣には木星も輝いていました。
▼昨日15日(日)月の出から1時間が経過した午後5時ごろ撮影。今年最後の満月。月のとなりに輝く星が木星です。
2 12月11日(水)「インフルエンザ注意報」発令
とうとう「インフルエンザ注意報」が発令されました。千葉県結核・感染症週報 2024年 第49週(令和6年12月2日~令和6年12月8日)によると、2週間前の過去ブログでお伝えした第47週は報告数が795。定点当たりの報告者数が3.94(定点当たり報告数とは、報告数を定点医療機関数で割った数を示す)でしたが、最新情報の第49週は、報告数が2686、定点当たりの報告者数が13.23と急増。注意報基準値(10.0)を超えました。ウイルスの型としては、A型がほとんどを占めているそうです。
気温が急激に低下するとともに、晴天が続き、空気が乾燥しているためか、周囲では咳をする人が増えてきました。感染症流行の時期(先月は、手足口病、マイコプラズマ肺炎が、そして今月は、伝染性紅斑(通称りんご病)が流行)、体調管理に気をつけましょう。特に、疲れが続いて食事が不規則になったり、睡眠不足になってしまったりすると免疫力が弱くなり、体調を崩しやすくなります。
【参考】千葉県感染症情報センター
https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/c-idsc/
▼冬木立(常緑樹の深緑、イチョウの黄葉、完全に落葉したイチョウの3つを収めた。過去ブログNo254「冬が来た(高村光太郎・作)」を思わせる)
3 12月15日(日)から年賀状引き受け開始
いよいよ、今年も暮れに向けて、カウントダウンが始まりました。12月15日(日)から今年の年賀状の引き受けが開始となりました。年の瀬を迎え、郵便局前は人の出入りが多く忙しそうです。
今の時代は、SNSの普及と共に、従来の年賀状の慣習に縛られず、さまざまな形の新年の挨拶があるようです。今年のお年玉くじつき年賀状の発行枚数は、前年比約12%減の約14億4000万枚で、13年連続の減少となっており、2007年(平成19年)の郵政民営化以降で最も少ない発行枚数です。
郵便にちなんで、まずこちらは学校からすぐ近くの木戸郵便局前にあるポストです。
そして次は、過去ブログでも取り上げた、変わったデザインの郵便ポストです。JR東京駅丸の内中央口改札横にある、ご当地郵便ポストで、実際に使用されています。
この東京駅ですが、今月12月20日(金)で開業110周年を迎えます。みなさんもご存知のとおり赤レンガ造りの駅舎です。1914年(大正3年)に、日本近代建築の巨匠である辰野金吾が、オランダのアムステルダム駅をモデルに設計し、6年もの歳月をかけて建設されました。1923年(大正12年)の関東大震災と、1945年(昭和20年)5月の東京山手空襲により3階部分は焼失したものの、数々の災難をくぐりぬけてきました。戦後、資材不足により、応急的な復興修復作業により長いこと2階建ての駅舎でしたが、2003年(平成15年)に重要文化財に指定されたことを受け、復元工事が行われ、2012年(平成24年)には開業当時の姿がよみがえりました。
復元工事により、創建当時を思わせる南北のドームもよみがえった。
そして、こちらは丸の内南口にある旧型ポストです。2014年(平成26年)開業100周年を記念して、昭和50年代まで茨城県神栖市内で実際に使われていた大正時代の丸型ポストが、この東京駅に修復寄贈され、設置されました。(このポストも実際に使用されています。)
この他、調べてみると東京駅には歴史遺産などの見どころがあります。(今回、私が過去に撮影した覚えがある東京駅の写真で南北の天井ドームの写真を探したのですが、見つけられず掲載できないのが残念なのですが、)先ほどの丸の内南口と北口の天井ドーム(2枚目の東京駅のドーム屋根の写真が外観です。)には、方角を表す干支のレリーフがあります。(ただし、子(北)・卯(東)・午(南)・酉(西)はない。)今年は辰年。来年は巳年。来年もよい年にしたいものです。
▼12月14日(土)の東京駅舎上に見えた月と木星(知人提供による。夜8時半頃の月だそうですが、月明かりと地上の照明で空が明るく見えます。当然ですが、千葉で見る月とは趣も違います。)
ちなみに東京駅つながりで、東海道新幹線は開業60周年を迎え、こちらも節目の年となります。
初めて東京で開かれたオリンピック(1964年(昭和39年))に合わせて建設されたことを考えると、前々回の東京オリンピックからも60年が経つことになりますね。
今年も残すところ約2週間。コロナ禍が明けて2年。街に人が戻ってきたことを実感させる今年の年末です。今年も、年末年始は帰省客で大いににぎわいそうです。
校長ブログNo255 おいしい給食
先週の給食献立紹介です。
▼12月9日(月)の献立
ご飯 あじのチーズパン粉焼き 春雨の炒め物 さつま汁 牛乳
【ひとくちメモ:白菜】
白菜の原産地は東南アジアや中国といわれています.中国では11世紀頃から栽培記録があり、現在中国では、最も栽培量の多い野菜だそうです。日本のおもな産地は、茨城県が全体の約40%を占めており、他にも愛知県、長野県、千葉県、北海道、群馬県などがあげられます。白菜の成分のほとんどが水分ですが、風邪予防に効果があるビタミンC、骨の主成分となるカルシウム、貧血やめまいを防ぐ鉄分、食物繊維を多く含んでいます。今日の給食では、さつま汁に入っています。風邪をひかない丈夫な体を作るためにも残さず食べましょう。
【参考】ハクサイ(千葉県旬鮮図鑑「教えてちばの恵み」)
https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/hakusai.html
▼12月10日(火)の献立
ご飯 スタミナ焼き肉 キュウリの中華づけ エビボールスープ 牛乳
▼12月11日(水)の献立
まるパン チキン南蛮 ボイル野菜 パンプキンスープ 牛乳
▼12月12日(木)の献立
ご飯 小松菜サラダ 焼き餃子 酢豚 リンゴ 牛乳
▼12月13日(金)の献立
玄米ご飯 ハヤシルー きなこ蒸しパン ひじきのサラダ 牛乳
校長ブログNo254 明日は満月コールドムーン
この「校長ブログ」は、1週間前の週末に記事を8割方作成しておきます。そして、投稿前夜、テーマの内容に合わせて記事や写真を最終確認調整し、翌朝予約更新されるようにセットしています。
今夜(このブログが更新される頃には前夜)は、金曜ロードショーのクリスマスにちなんだディズニー映画を見ながら記事を見直しているところです。
昨日朝の様子。久々に雲が多め。いつものようなまぶしさがありません。東方向の朝陽とのコントラストが美しく1コマ、カシャッ。墨を流したかのような美しい模様。
昨日12月13日(金)朝の冷え込みは厳しく真冬並みでした(寒寒)。朝の通勤時、横芝光町内の国道を走っていたら、外気温が-1度(驚)。九十九里平野は海に面しているので、国道を境に海側は比較的温暖な傾向ですが、今年初めて氷点下をさしていたので、驚きました。海沿いでこの気温ですから、内陸はもっと冷え込んだはず。成田市の最低気温は-3.8度(驚驚)。成田山新勝寺で早朝に行われたすす払いの様子がテレビで映し出されていました。
もう少し冬らしくなってきたら紹介しようとあたためておくはずだった掲示物の写真を予定を前倒しして掲載します。いきなり真冬並みの寒さがやってきたので、急遽予定変更。職員玄関前のウェルカムボードに掲示しました。詩『冬が来た』(高村光太郎さん作)をイメージして作りました。冬ということでいつもと比較して「じみ~な」感じになりましたが...このあとこの掲示は着せ替えで変化させる予定ですのでお楽しみに!まずはピンと張り詰めた冬の空気を感じていただければ。
県内は各地で今季一番の冷え込みとなりました。さて、昨日13日(金)、職員室で話題になったのが、13日(金)夜から14日(土)未明にかけてピークとなる「ふたご座流星群」の話。星の観察が大好きな職員がいて、家族で空を見上げることが楽しみにしていたのですが、久々に曇りのち雨という今日の予報にがっかりしていました。でも、ピークを過ぎても1日~2日は見られるかもしれないねということになり...見られるといいですね。
【参考】ウェザーニューズHP2024年12月13日付
https://weathernews.jp/s/topics/202412/120065/
今月初めに1階廊下を歩いていたら次のような川柳を見かけました。(過去ブログでもお伝えしたように、2学期になり教務主任が中心となり募集しているは川柳。まだまだ続いていますよ。)
そうなんです。ここ数日、月を見上げるとその西側に明るく輝く星があります。それは木星(Jupiterジュピター)です。日に日に月に近づき、明日15日は満月(コールドムーン)と木星が最接近するのです。師走は地上だけでなく、天空もイベント続きで星たちが走り回り?!(いえいえ、星が回っているのではなく、地球を含めた惑星が太陽の周りを回っているのです。)大忙しですね!!
宇宙をテーマとした音楽は数多くありますよね。イギリスの作曲家ホルストが1914年~1916年にかけて作曲した組曲『惑星』の中の『Jupiter(木星)』は、約20年前に小学校音楽科の教科書に掲載され、鑑賞や音楽づくりの学習で親しまれています。その『Jupiter(木星)』のメロディをもとに歌手の平原綾香さんが歌う『Jupiter』(2004年)は人気曲です。また、詩人であり作詞家の覚和歌子さんが中心となり作った『星つむぎの歌』も壮大な宇宙の世界観を平原綾香さんによって歌われています。
『星つむぎの歌』
2008年3月、国際宇宙ステーションの日本モジュール「きぼう」の取り付けを行うためにスペースシャトルに搭乗した宇宙飛行士の土井隆雄さんへの応援歌として贈られた歌。歌詞は約2000名の公募による連詩から成る。
星空を観察される方は風邪をひかないよう、しっかりと防寒して楽しんでくださいね。
【参考】国立天文台 星空情報のサイトへ
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics04.html
【参考】 日本気象協会HPへ まだ見られるふたご座流星群、宇宙ステーション「きぼう」も
校長ブログNo253 地区児童会
12月11日(水)ロング昼休みを利用して、地区児童会が行われました。
長塚・木戸・五ノ神・尾垂5区・尾垂6区・白磯・関・辻(丘・浜)の各地区に分かれて行います。
今回は、登校班の振り返りと、冬休み前の事前指導を行いました。
1 登校班の振り返り
(1)集合時刻を守れたか。
(2)安全帽子をかぶって登下校できたか。
(3)右側一列歩行・横断時の左右確認ができたか。
(4)学校到着時刻は昇降口解錠(7時45分)以降かどうか。
(5)挨拶ができているか。(一時停止の車、安全パトロール隊の方へ)
2 冬休み前の安全指導
(1)危険な場所についての確認
(2)冬休み中の過ごし方について
① 特に自転車走行について
② 帰宅時刻の確認
③ 危険な遊びをしない
その翌朝、12月12日(木)の登校状況を学区を車で回りながら確認したところ、昨日の地区児童会での指導が生かされていて、児童も意識しながら登校班でまとまって登校している光景を見ました。
終業式24日(火)まで登校回数も残り8日になりました。事故が起きないよう安全に一人一人が意識しながら安全な登下校をしていけるよう、引き続き学校でも指導してまいります。ご家庭や地域の方のご協力も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
校長ブログNo252家庭教育学級「クリスマスリースづくり」
晴天続きの毎日です。
昨夜、某局の天気予報で、気象予報士の方が撮影した今日は冬の季節の花「サザンカ」にちなんで、
今日は朝冷え込むとのことで、
サ:カサカサ(乾燥)
ザ:かざびえ(風冷え)
ン:かんき(寒気)
カ:かいせい(快晴)
と語呂合わせを紹介していました。
冬の澄んだ空気のため、夜空には数々の星がまたたき大きく見えます。ただし、これからだんだんと月が満ちてきますので、暗い星は少しずつ見にくくなっていきますが...
一昨日(12月10日(火))夕方、外に出たとき、ちょうど校舎の上(南の方角)に半月を過ぎた月が夕暮れの空に輝いていました。
写真は12月10日(火)月齢8.9の月を撮影したものです。今月15日には満月を迎えます。
この1週間前、12月4日(水)月齢2.9の月については、メロンのような三日月でした。(退勤時、学校近くの田んぼで撮影)オレンジ色の三日月の上に輝いているのは金星です。月などはいつもスマホで撮影しているため、撮影技能はもちろんのこと、設定が難しく限界があり、見苦しくてすみません。実際の三日月はちぎれてしまうくらい細く、オレンジ色のメロンのような形でした。また、金星も輝いていました。平野部で撮影しているのでさえぎるものが何もなく、とても幻想的でした。翌日が月と金星が再接近する日だったことです。今月はさまざまな天体ショーが見られるとのことです。
【参考】国立天文台HP
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics01.html
夜空には冬の大三角形も見頃になってくる季節です。
12月の校門掲示です。
12月も中旬に入り、街中も人があふれにぎやかになってきました。横芝光町のヨリドコロにはイルミネーションが点灯し、大勢の人が集まる場所にはクリスマスツリーが飾られるなど、華やかな雰囲気です。
本校も、12月に入り、給食の時間に流れるBGMはクリスマスにちなんだ曲が流れています。子供向けのクリスマスソングをはじめ、JPOPや映画音楽など聴いているだけでちょっとしたクリスマス気分になります。また、学級によっては掲示物を作成したりとだんだんとクリスマスが近づいてきたことを感じさせます。
▼特別支援学級廊下掲示の様子。ステキですねぇ!!
サンタクロースの笑顔や、プレゼントボックスには子供たちの願いや夢がこもっているようで、胸がぽかぽかしてきます。
12月12日(木)に買い物に行き、翌13日(金)はお楽しみ会でホットケーキを作りました。
▼イラストクラブの児童の作品掲示
▼図書室入口のウェルカムボード このほかにも保健室や配膳室などの扉にも担当が掲示物で飾りつけをして、校内のいたるところからクリスマスの雰囲気が伝わってきます。
今年もこの時期がやってきました。
12月4日(水)家庭教育学級(1・2年生対象)「親子クリスマス飾りつけ」が行われました。
講師は、夏季休業中、私たち教職員へフラワーアレンジメントをご指導してくださった「伊藤園芸」様です。
【参考】過去ブログNo123(8月6日号)
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
数々の種類の飾りやモミの葉もどっさりと持ってきてくださり、これからどんなクリスマスリースができるかワクワクした気分で、講師の先生から作り方についてお話をうかがいました。
「どのようなリースを作ろうか。」「そこにつける?」「いいね」「かわいい」などなど相談しながらさっそく作り始めました。
リースの土台に、リボン、キラキラの飾り、鈴、サンタの帽子、綿の花などをつけていきます。
講師の先生も、みんなが作っている様子を目を細めながら見て回り、アドバイスやいい感じですねなど声をかけてくださいます。リボンを結んだり、グルーガンを使ったりするところは大人の力を借りて作っていきます。モミの葉をつけると緑と赤のコントラストでリースが一段と映え、華やかな雰囲気になりました。
実質40分程度であっという間にこんなステキなわたしだけのクリスマスリースが完成!!
飾りだけではありません。仲良く色々とアイデアを出し合いながら、終始、教室はにぎやかであったか~い雰囲気でした。
皆さんに大好評だった「親子クリスマス飾りつけ」。「伊藤園芸」様、年末のたいへんお忙しい中、今年もたいへんお世話になりありがとうございました。
今年のクリスマスがいつも以上にみなさんにとってすてきな時間になることでしょう。
メリークリスマス !! Merry Christmas!!
ハッピークリスマス!! Happy Christmas!!
校長ブログNo251なかよし班活動
「みんな~! あつまれ~~~!!」
今日は水曜日ロング昼休みを活用した「なかよしタイム」の日です。
▼なかよし班には手づくりのこんな楽しいデザインの旗があります。
今日のロング昼休みは、6年生が国語科の学習で取り組んだ「全校児童が楽しめるような遊びを考えて実行しよう」ということで
【参考】過去ブログNo229(11月19日号)掲載 6年生の授業風景
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
早速、どんな遊びをしているか見てみましょう。
体育館では
王様ドッジボール ボール鬼ごっこ
グラウンドから教室へ
時限爆弾ゲーム いす取りじゃんけん おにぎりの具
再びグラウンドへ向かうと
反対信号 ボール当てゲーム
教室で活動しているもう1つの班
●●王 絵しりとり
体育館でも盛り上がっているようです。
フィールドビンゴ おにごっこ
再びグラウンドへ。
冬の日差しは傾くのが早く、少し寒そうですが元気に活動していました。
陣取りゲーム かくれおに
もうひとつの班は
ことろことろ 陣取りゲーム
優しいドッジボール かくれおに
今日のなかよし班活動はいつも以上に盛り上がり楽しそうでした。
1年生から6年生まで笑顔や笑い声、ちょっと困ったときには上級生が下級生に声をかけてあげたり励ましたりしながら楽しんでいました。
6年生が一生懸命調べて計画を立ててくれたおかげでしょう。複数の種目があり、また次回以降楽しめそうです。
校長ブログNo250 12月7日「大雪(たいせつ)」を迎えて
日の出 太平洋の水平線から昇る太陽
遠くに見える突堤では、日の出前から海釣りや写真撮影をする人、沖合には漁に出る漁船が見えます。
過去ブログでもお伝えしてきたように、この時期、通勤の時間帯、天気さえよければ、夜明け前の里山では、ブルーモーメントと朝もやが毎日のように楽しめます。朝陽を受けて映える落葉樹は、藤城清治さんや滝平二郎さんの切り絵のような美しい景色、刻々と変化する空の美しさに感動します。また、犬の散歩をされている方を多く目にします。冬の早朝、とても寒そうですが私と同じような気持ちだと思われます。遠くの景色を見ながら歩いています。
12月7日、二十四節気「大雪(たいせつ)」を迎えました。
閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)(大雪初候12月7日~12月10日)
本格的な冬が到来します。天気図を見ていても西高東低の冬型の気圧配置。
北日本では雪の日が本格的に続きます。真冬にむかって寒さが厳しくなっていきます。一方、越後山脈を境に関東地方では冬晴れの日が続き、関東平野では乾燥した冷たい「からっ風」が吹き込みます。
朝陽を浴びながら海上を渡る海鳥と漁船
「飛ぶ」鳥からヒントを得て人間が創り上げた現代文明の飛行機 どちらも美しい
美しい景色を見ていると、心が温かくなり時間が経つのを忘れてしまいそうです。11月も記録的な高温が続いたので上着が必要のない日もありましたが、12月に入るとさすがに海風に当たっているとが体がじんじんと冷えてきます。いよいよ冬将軍到来。コートやマフラー、手袋などが必要になります。
▼早朝の栗山川河口風景 寒さが増すごとにカモの数も増えてきました。
そんな寒さも気にせずに、子供たちは元気に学校で友達と仲良く遊ぶ姿がたくさん見られます。
「子どもは 風の子 元気な子」は昔から変わりませんね。
▼なかよし班(たてわり活動)の様子。明日のブログをお楽しみに。
校長ブログNo249冬の交通安全運動
12月4日現在、千葉県の交通事故死者数は121人。(前年度比+9人)
ワースト3位(1位東京都132人、2位愛知県128人、4位大阪府109人)
年末年始、交通事故が増加する時期。
午後5時台の高齢歩行者の事故が急増中。
自転車・車の運転では、凍結注意。
余裕をもって安全運転。
一人一人が自分の身を自分で守る強い覚悟で!
交通安全に十分気をつけていきましょう!!
横断歩道を渡るときは
「とまる・まつ・見る(右・左・右)」です。
冬の交通安全運動
運動期間:令和6年12月10日(火曜日)から12月19日(木曜日)までの10日間
スローガン:飲酒運転は絶対しない、させない、許さない
【重点3項目】
1 飲酒運転の根絶に向けた取組の推進
2 夕暮れ・夜間・明け方における交通事故防止
3 自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
飲酒運転は犯罪です。
いまだになくならない飲酒運転。
飲酒運転は絶対にしてはいけません。許されるものではありません。
小学生は、
2 夕暮れ・夜間・明け方における交通事故防止
3 自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
を心がけましょう。
千葉県における自転車ヘルメット着用率は、6.5パーセント(全国ワースト2位)です。
自転車の交通事故は、頭部が致命傷となることが多いです。
被害軽減のため、自転車ヘルメットを必ず着用する習慣をつけましょう。
お出かけ前に「ヘルメットかぶった?」の確認を忘れずに。
※自転車運転中の「ながらスマホ」、「酒気帯び運転および幇助」の罰則が整備されました。
【参考】過去ブログNo222(11月12日号)「道路交通法が改正されました。」
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
飲酒運転の根絶
https://www.police.pref.chiba.jp/content/common/000062708.pdf
思いやり交通千葉(12月号)
もう一度確認!!横断歩道を渡るときは
「とまる・まつ・見る(右・左・右)」です。
校長ブログNo2486年校外学習(佐倉「日本遺産北総四都市」を訪れて)
12月8日 今日は、1941年(昭和16年)12月8日太平洋戦争開戦の日です。
この日未明、ハワイ真珠湾に停泊していたアメリカ合衆国の軍艦に奇襲攻撃をし、日本はアメリカやイギリスなどの連合国へ宣戦布告をしました。この戦争で、日本は、約310万人もの方が亡くなりました。(軍人 約230万人、外地一般邦人 約30万人、内地戦災死亡者 約50万人)
1945年(昭和20年)8月15日、日本政府はポツダム宣言を受諾して連合国に降伏しました。
▼横芝光町木戸にある護国神社敷地内の「忠魂碑」
【参考】過去ブログNo133-1(8月15日号)「シリーズ白浜小学校はあのとき⑦終戦の日に」
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
▼同 護国神社敷地内にある旧奉安殿と思われる建物
6年生は12月3日(火)千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に校外学習に訪れました。
【参考】白浜っ子の活動の様子
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/38/
小春日和の穏やかな晴天に恵まれた1日でした。国立歴史民俗博物館は佐倉城址の一角に位置します。佐倉城址は当時の地形を生かしたままの「佐倉城址公園」があり、広大な敷地には樹齢が高いさまざまな樹木が茂っています。特に、春には桜の花見としてにぎわったり、秋から冬にかけて紅葉を楽しんだりすることができる、人々の憩いの場となっています。
今回は、6年生が訪れた佐倉が日本遺産(北総四都市)の1つになっていることから、先日紹介した4年生の校外学習で訪れた佐原に引き続き、佐倉の歴史について触れたいと思います。
▼写真は11月30日(土)の城址公園の様子
現在は穏やかなゆったりとした時間の流れる空間となっていますが、この国立歴史民俗博物館のある場所は、もともとは中世(1500年半ば)に千葉氏の城が起源です。その後、江戸時代になり、徳川幕府の重臣であった堀田氏が城主となり、徳川家3代将軍徳川家光の頃から幕府終焉まで約140年間にわたり下総国佐倉藩の藩主として藩政を行いました。幕末には老中を務めた堀田氏の居城である佐倉は、11万石に発展したのです。ちなみに、現在の横芝光町にあたる地域も下総国佐倉藩の領地にあたります。海防のため、木戸には幕府の陣屋が置かれたことは、過去ブログNo179(9月29日号)https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
でもご紹介したところです。
▼「木戸陣屋跡 よみがえる海の要塞」 横芝光町図書館ギャラリー展示パネルより
▼江戸時代に作成された地図に残る白浜付近の村名(栗山川東岸に木戸、尾垂、惣領などが見られる。)
鎖国をしていた日本の近海に、19世紀頃から諸外国の船が現れるようになり、通商を求めるようになります。他国に先がけ、アメリカ合衆国は日本と条約を結んだことは、皆さんも歴史で学習したことと思います。1858年日米修好通商条約が締結され、日本とアメリカの国交が結ばれることになります。
▼老中も務めた堀田正睦(ほったまさよし)
▼タウンゼント・ハリス
▼2人の銅像が並んで立っている
その後、不平等条約改正により、1911年に日米通商航海条約に発展解消しました。しかし、1937年日中戦争勃発により1939年にアメリカが日本との条約を一方的に破棄し、失効となりました。さらに、アメリカによる経済制裁、原油輸出禁止、日米交渉の決裂により、日本とアメリカの関係が修復のつかない状況となったのです。1941年(昭和16年)12月8日、日本空軍がハワイ真珠湾に停泊するアメリカ軍艦を奇襲攻撃し、日本政府は宣戦布告し太平洋戦争が開戦したのです。
さて、江戸幕府瓦解後、明治時代になると、富国強兵政策により佐倉城は解体され、兵営学校と施設が築かれました。そしてこの佐倉連隊から日清・日露戦争をはじめ、日中戦争や太平洋戦争において各方面へ出兵し、多くの戦死者が出たのです。1945年(昭和20年)8月15日に終戦を迎えるまで、首都防衛の軍事都市の1つとして重要な役割を担いました。
▼佐倉兵営学校ジオラマ(国立歴史民俗博物館展示品より)
戦後、陸軍病院が厚生省に移管され、国立佐倉病院となり、昭和50年代に移転するまでこの地にありました。同時期、国立民俗博物館建設計画が本格的に進められ、歴史的に重要な舞台となった地である佐倉がふさわしい場所であることも理由となり、1970年(昭和45年)佐倉城址の一角に建設されることが決定し、1983年(昭和58年)国立歴史民俗博物館が開館し40年が過ぎました。博物館内は時代ごとに大きく6つの展示ゾーンに分かれ、順次リニューアル工事が行われ、最新の歴史研究の成果を学ぶことができます。(6年生が見学当時は、第5展示場(ペリー来航から昭和初期までの時代)がリニューアル中でした。)
このように今の歴博のある場所は長い歴史の中でいろいろな役割を果たしてきたため、城址公園内には現在も歴史的な遺跡や構造物が多く残され、目にすることができます。
現在も、世界で紛争や戦争が絶えません。まもなく迎えるノーベル平和賞授賞式(12月10日)で草の根活動を行ってきた「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」が表彰されるのを目前として、平和のありがたさを感じるとともに、83年前の12月8日に起きた歴史事象を教訓に忘れないでおきたいものです。
▼佐倉城天守跡
▼現在の航空写真と佐倉城の構造
(写真中の椎木曲輪のあたりが国立歴史民俗博物館の建物が位置する場所になる。)
▼佐倉城本丸跡(写真は2024年8月撮影)
▼猛暑のためか涼を求めて城址公園内を本丸跡方面へ向かって移動中。人間をちっとも恐れない。
佐倉城はこのような高台にあり、佐倉の城下町は馬の背中に作られた天然の要塞でした。そのため、城下町周辺にはたくさんの坂があります。中でもインスタ映えとして話題の坂「ひよどり坂」は非日常的な空間で侍の時代にタイムスリップしたかのようです。
今回、6年生はこのような「歴史と文化の町・佐倉」を訪れました。歴史民俗博物館の他に、武家屋敷も訪れガイドさんの説明を受けたとのことです。また、国立歴史民俗博物館は展示数が非常に膨大のため、第1展示室から見学や体験を進めていくと、後半の展示室の方がどうしても見学時間が不足してしまったとのことでした。私は、9月下旬に箱根・鎌倉方面への修学旅行(1泊2日)の時間を6年生と共にしましたが、学校の授業の様子を見ていても、常に課題意識をもち、向学心のある6年生のことです。バスの車内でレク係が考えた歴史クイズは、しっかりとした知識がないと解けない問題でしたが、車内のあちこちから解答する答えが一発正解。たくさんのクイズ問題を解き、盛り上がりました。さらに、さまざまな見学地先で熱心に見たり感想を述べたりしていた姿勢も印象に残っています。
「佐倉をたずねて新しきを知る」今回の校外学習がきっかけとなり、歴史や人々の生き方などに少しでも興味をもち、また機会があればぜひ訪れてゆっくりと時間をかけて見学し、興味関心や疑問をもって学んでいってほしいなと思います。
▼佐倉城下、武家屋敷につながる通称「ひよどり坂」
秋は「竹の春」とも呼ばれ、美しい竹林の景色が広がります。
校長ブログNo247おいしい給食
今日のラインナップです。
1 山武郡市小中学校図画工作・美術作品展のご案内(再掲)
2 今週の学校給食献立紹介
1 山武郡市小中学校図画工作・美術作品展のご案内(再掲)
過去ブログNo236(11月26日号)でもご紹介しましたが、本日12月7日(土)(10時~18時)・8日(日)(10時~17時)の2日間、東金市にある東金サンピアアートギャラリーにて「第21回山武郡市小中学校図画工作・美術作品展」が開催されています。
5年生児童作品が特選に選ばれました。おめでとうございます。
電動糸のこぎりで製作したジグソーパズル『何かおかしい動物園』です。
2 今週の学校給食献立紹介
今週12月4日(水)横芝光町学校給食センター栄養士さんが来校され食に関する指導の校内放送と、各学級を巡回し、給食の様子をご覧いただきました。
校内放送でのご指導を掲載します。
こんにちは、給食センター栄養士です。皆さんお元気ですか?今年も残すところあとわずかとなり、寒さも本格的になってきました。体温が低下し免疫が弱ってくるとかぜをひきやすくなります。体調を崩さないように規則正しい生活習慣と栄養バランスのよい食事をして、寒さに負けない体をつくりましょう。
さて、みなさんにクイズを出します。毎日欠かさず給食に登場する飲み物は何でしょう。
はい、牛乳ですね。
みなさんは残さず飲んでいますか?
寒くなってくると残りが増える牛乳ですが、それでも毎日給食には出ています。今日は牛乳を飲むことがどれだけ大切かについてお話します。
みなさんは今、成長期です。その中でも20歳までい特に意識してほしい栄養素が「カルシウム」です。それはなぜでしょう。カルシウムは骨や歯をつくる栄養素で、不足すると将来、骨がもろくなり骨折しやすくなります。骨量は10代で増加し、20歳前後でピークになります。そのため、10代の頃に骨密度を高めてカルシウム貯金をすることが大切です。牛乳はカルシウムを筆頭にビタミンB2といった栄養を豊富に含むだけでなく、カルシウムの吸収率が最も高い食品です。学校給食では、1日に必要なカルシウムの50%を提供しているので「牛乳」が毎日出ています。
これから寒い日が続きますが、今だけのことでなく、将来のことを考えて給食がない日でもぜひ積極的に牛乳を飲んでほしいと思います。
今週の給食献立の紹介です。
▼12月2日(月)の献立
ご飯 豚肉の香味焼き たくあん和え ジャガイモの味噌汁 牛乳
【今月の千産千消:ダイコン】
全国で一番の生産量を誇ります。サラダや煮物、漬物にします。山武市や銚子市、八街市、富里市で多く生産されています。
【参考】教えてちばの恵み だいこん(旬鮮図鑑)
https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/daikon.html
▼12月3日(火)横芝中学校リクエストメニュー
わかめご飯 鶏肉のから揚げ ブロッコリーのおかか和え サイダーポンチ 牛乳
▼12月4日(水)の献立
中華麺 味噌ラーメンスープ 肉団子もち米蒸し ピリットサラダ はなみかん 牛乳
【ひとくちメモ】「みかん」の話
みかんは、冬に旬を迎える果物の1つです。種類にもよりますが、今の時期に甘くておいしいみかんが出回ります。みかんには体によい栄養がたくさんつまっています。例えば「すっぱい」の正体であるクエン酸は疲労回復に効果があり、みかんの橙色の色素は食べると体の中でビタミンAに変化し、鼻やのどの粘膜を保護してくれる働きがあります。寒さに負けない体づくりのためにぜひ食べてほしい果物です。今日の給食では、半分に切ってお花に見える「はなみかん」にしました。残さず食べましょう。
★「はなみかん」は、愛媛県で岬で大切に育てられた温州みかんを指す言葉です。愛媛県の方言で「岬」を意味する「はな」と温州みかんを組み合わせた言葉で、外皮が薄くやわらかく、甘味と酸味がしっかりつまったのが特徴です。
▼ほけんだよりから
▼12月5日(木)の献立
麦ご飯 シルバー西京漬け ひじき煮 いももち汁 牛乳
▼12月6日(金)の献立
ご飯 もみの木型ハンバーグ 野菜のマリネ 米粉のシチュー 牛乳
校長ブログNo246かぜの予防
過去ブログでお伝えしたように、今年のインフルエンザはすでに流行シーズンに入り、すでに1か月が経過しました。最新の情報(千葉県感染症情報による)では、 第47週(11月18日から11月24日まで)では、インフルエンザ定点当たり患者報告数が『3.94』となり、患者数が前週よりさらに増加しています。今後、更なるインフルエンザ患者報告数の増加が見込まれます。手洗いや咳エチケットなど自分たちができることに努め、感染予防策をとりましょう。
かぜに負けない!白浜っ子かるた(養護教諭作成)
本校HPメニュー欄「各種おたより」のコーナーに「ほけんだより」が掲載されています。そちらもぜひお読みください。
【参考】インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」
(あしたの暮らしをわかりやすく政府広報オンラインHP)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html
今日の百人一首
嵐吹く 三室の山の 紅葉葉は
竜田の川の 錦なりけり
能因法師『後拾遺和歌集』
出典: 国立国会図書館デジタルコレクション より
校長ブログNo245 授業風景
12月に入り、日ごとに日の出の時刻が遅くなってきたことを実感します。一昨日、12月3日(火)の日の出は6時34分。珍しく雲がなく、朝焼けが美しかったです。下の画像は、南東の方角。朝焼けが反射して、西の方角まで薄いオレンジ色に染まり、まるで浮世絵のようでした。1日の寒暖差が大きく、川や田畑などでは水蒸気が発生し、朝もやがたちこめる景色を最近よく見かけます。日中は太陽のあたたかな日差しがふりそそぎ、この時期にしては暖かい「小春日和」の日が続いています。また、青空に紅葉が映えとても美しいです。
▼白浜小学校のイチョウも完全に黄色に色づき黄葉しています。
【千葉県の紅葉名所】ちば観光ナビHPより
https://maruchiba.jp/feature/detail_48.html
今日のラインナップです。
1 授業の様子
2 ノーベル平和賞
3 今日の百人一首
1 授業の様子
2学期も最後の単元の学習やまとめにさしかかっています。
【1・2年生合同体育】
体育科「鉄棒遊び」の学習です。個人のめあてを立てていろいろな技に取り組んでいます。
【2年生】
算数科 教室の中にある直角を探しました。折り紙を4つに折って作った直角マシーンを使ってみると、たくさんの直角を発見しました。
【3年生】
外国語活動の学習で、グリーティングカードを作ります。COLOR(色)の学習をし、形を組み合わせたイラストを描きカードづくりを進めていきます。
国語科『ことわざ』国語辞典を使ったり、ことわざに関する本を参考に、ことわざの意味を調べています。
【4年生】
小数のかけ算 小数×整数のかけ算の計算の仕方について考えています。位と小数点の位置に気をつけてよく考え丁寧に問題を解いていました。
【5・6年生合同体育】
バレーボールの学習です。チームに分かれてゲームで対戦できるまで上達しました。
2 ノーベル平和賞授賞式(12月10日(火))
今日12月5日は、1996(平成8)年 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が、厳島神社と原爆ドームの世界文化遺産への登録を決めた日です。過去ブログで取り上げたとおり、今年のノーベル平和賞に、被爆者の全国組織、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の受賞が決まりました。2024年のノーベル平和賞の授賞式は、12月10日(火)(現地時間午後1時~2時半(日本時間午後9時~午後10時半)にノルウェーの首都オスロで開催される予定です。
【参考】日本被団協68年の歩みと核をめぐる世界の動き
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/l00348/?cx_recs_click=true
3 今日の百人一首
山川に 風のかけたる しがらみは
流れもあへぬ 紅葉なりけり
春道列樹『古今和歌集』
出典:国立国会図書館デジタルコレクションより
校長ブログNo244書き初め練習
おはようございます。今日のラインナップです。
1 書き初め練習の様子
2 障害者週間
3 今日の百人一首
1 書き初め練習の様子
3年生以上の学年は、書写の授業で「書き初め練習」行いました。
本当は、初めての書き初めとなる3年生の授業をはじめ、全学年の授業を見たかったのですが、出張が多く、授業を参観できたのは4年生の練習会の始めの部分だけでした。今回は、試し書きをしている部分を少しだけ写真で紹介します。
「令和6年度 第77回千葉県小・中・高校書き初め展覧会」
小学校学年別課題一覧
1年 つる、 2年 あさひ、 3年 手まり、
4年 うめの花、5年 新しい年、6年 初春の風
詳細はこちらのサイトをご参照ください。
【参考】一般社団法人 書星会HP
https://shoseikai.wixsite.com/shoseikai
書き初め
書き初めは、日本の伝統行事です。平安時代の宮中行事「吉書の奏(きっしょのそう)」が始まりとされます。新年の抱負や目鎌倉・室町時代へと継承され、江戸時代、寺子屋の普及と共に庶民に広がりました。新年の抱負や目標の他、新年の季節にふさわしい字を書くことが多いです。書き初めを書くにあたり、元日の朝に最初にくんだ水(若水)を使って1月2日に行われていました。新しい水を使って新年の抱負や目標を書くことは、気持ちを新たにするほか、書の上達を願う意味もあります。
学校では、今年の各学年の題材について、11月頃、3年生以上の各学年が2時間ずつ書道の指導者から指導を受けました。教わったことをもとに練習して、3学期はじめの提出日(1月10日)までに作品を書き上げてください。みなさんの作品を楽しみにしています。
【追加連絡】横芝光町教育委員会社会文化課よりのお知らせ
https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/soshiki/14/25580.html
2 障害者週間
毎年12月3日から9日は「障害者週間」です。この期間を中心に、障害や障害のある人に対する国民の関心と理解を深めるとともに障害のある人が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加することを促進するための啓発行事が全国で行われます。
こんなマークを見かけたことはありませんか?
バリアフリーに関するサインやシンボルマーク
【参考】内閣府HP「障害者週間」
https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/index-kk.html
【参考】街の中のバリアフリーと「心のバリアフリー」
(あしたのくらしをわかりやすく政府広報オンラインHP)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201812/1.html
3 今日の百人一首
小倉山 峯の紅葉葉こころあらば
今ひとたびの みゆき待たなむ
貞信公『拾遺和歌集』
出典:国会図書館デジタルコレクションより
校長ブログNo243いもほりの豊作に感謝して
おはようございます。
今日のラインナップです。
1 小雪の七十二候
2 感謝の気持ちをこめてお礼参り(昆陽神社へ)
1 小雪の七十二候(初候・中候・末候)
11月22日に二十四節気「小雪(しょうせつ)」を迎え、12月7日に二十四節気「大雪(たいせつ)」を迎えるまで、日を追うごとに西高東低の冬型の気圧配置が形成され、冬らしくなってきます。
虹蔵不見(にじかくれてみえず)…日差しが弱まり、虹を見かけなくなる頃
これは、「虹始見 (にじはじめてあらわる)」 4/14~4/19頃と対になっています。春はだんだんあたたかくなり空気が潤ってくるので、雨上がりに虹を見ることが多くなりますが、冬は太陽からの光が弱
いので、夏のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとした淡い虹になることが多く、また、たとえ見ることが出来ても、じきに消えてしまいます。
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)…北風が吹き、木の葉を払いのける頃
冷たい北風が、木の葉を散らす頃です。木枯しが吹く季節です。日本海を渡る時に水分を含んだ北風は、山地にぶつかり日本海側では多くの雪を降らせます。そして、山を越えた太平洋側では乾燥した風になり、「空っ風」と呼ばれます。
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…橘の実が黄色く色づく頃
橘(タチバナ)の実が黄色く色づき始める頃です。ここでの橘は柑橘類を総称して呼んでいます。
▼色づくタチバナの実
感謝の気持ちをこめてお礼参り(千葉市幕張・昆陽神社)
先日、1・2年生が学校でサツマイモを収穫(いもほり)したことを紹介しました。
【参考】過去ブログNo229(11月19日号)
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
千葉市幕張にある「昆陽神社」にお礼参りに訪れました。【参考】過去ブログNo58(6月4日号)
5月にサツマイモの苗を植えた後、豊作祈願に訪れた千葉市幕張の「昆陽神社」にお礼参りに訪れました。
【参考】過去ブログNo58(6月4日号)
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
江戸時代は、たび重なる飢饉(ききん)のため、多くの餓死者が出ました。こうした飢饉を救う農作物として導入されたのが、甘藷(かんしょ:サツマイモ)です。青木昆陽は江戸小石川(現在の東京・小石川植物園)、千葉の幕張(下総国馬加村)、九十九里(上総国不動堂村)の3か所で試作を行いました。
【参考】青木昆陽甘藷試作地(県指定史跡)HP
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/bunkazai/aokikonyoshisaku.html
【参考】青木昆陽不動堂甘薯試作地
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/p411-046.html
▼「♪いしや~きいも~」の季節です。最近はコンビニやスーパー、JA、道の駅などいろいろな店頭にあったか~い焼き芋が販売されていますね。
今日の百人一首
このたびは 幣もとりあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに
菅家『古今和歌集』
出典:国立国会図書館デジタルコレクションより
校長ブログNo242 かけ算のお話づくり
おはようございます。まずは、お知らせから。
過去ブログでもご紹介したとおり、5年生の校外学習で「千葉テレビ放送」の見学に訪れたときに学校CMの収録がありました。11月に放映されましたが、今月12月も今週いっぱい放送日が決定しましたのでお知らせします。
▼実際の放送の様子
【千葉テレビ放送 いずれもメインチャンネルでの放映です。】
以下の番組の放映時間帯に流れるCMの中の1本として10秒程度放映されます。
12月2日(月)20時~ 番組名『カラオケ大賞第2060回【ゲスト】池田桃子』
12月3日(火)6時45分~番組名『ちば朝ライブ モーニングこんぱす』
12月4日(水)17時30分~『僕のヒーローアカデミア第51話 入れ寮』
12月6日(金)7時30分~番組名『ちば朝ライブ モーニングコンパス』
さて、次は、2年生が頑張って取り組んでいる算数科『かけ算』の学習の様子から。
2年生はかけ算九九の学習をしています。みんなのおじいさん、おばあさんも、お父さん、お母さんもみんな小学校2年生ではかけ算九九について初めて学習し、何度も何度も繰り返し練習して覚えてきました。そして、実際に文章問題の中でかけ算をどのように使って解くか習熟を深めています。
より理解を深めるために、問題づくりをしました。今回は、2年生9名が作った九九のかけ算の問題をご紹介します。みなさんも一緒に考えてみてくださいね。
みなさん、鉛筆とメモ用紙の用意はよろしいでしょうか?では早速、いきますよ!
【第1問】
かごが4つあります。1つのかごにカキが5個のっています。かきは全部でなんこでしょう。
【第2問】
ゼリーがはこに8個入っています。4はこだとゼリーは全部で何個になりますか。
【第3問】
1枚8円の折り紙を9枚買います。何円になりますか。
【第4問】
ウォータースライダーは1列2人乗れます。2列だと何人になりますか。
【第5問】
かごが3つあります。1つのかごにドーナツが4つ入っています。全部で何個ありますか。
【第6問】
1週間は7日です。9週間は何日ですか。
【第7問】
りんごが3個入ったかごが2つあります。りんごは全部で何個ありますか。
【第8問】
1枚9円のおりがみがあります。9枚買うと全部で何円になりますか。
【第9問】
おかしの箱が2箱あります。1つの箱には、おかしが7個ずつ入っています。おかしは全部で何個ありますか。
みなさんできましたか?おうちの人と答え合わせをしてみてくださいね!
最後に、12月に入り、ようやく千葉県でも紅葉が見頃となり赤・橙・黄・茶色と日に日に濃さが変化していく中、私たちの目を楽しませてくれています。
今週は、百人一首に詠まれる紅葉にちなんだ句(5首)の中から、1日1句ずつ紹介していきます。写真は見頃を迎えた千葉県内の様子です。
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の
声聞くときぞ 秋は悲しき
猿丸太夫『古今和歌集』
出典:国立国会図書館デジタルコレクションより
校長ブログNo241 師走
12月1日。いよいよ今年も残り最後の月が始まりました。
気嵐(けあらし:朝陽が昇り、太陽の光を浴びた海面から立ち上がる霧のこと)が見られる白浜。
海面から水蒸気が立ち上り、朝陽を受けて輝いています(木戸浜にて)
夏に見た流木がまだ残っていました。
2学期終業式(12月24日(火))までの登校回数も残り17日です。
年の瀬に入りました。1年を振り返ることも多くなります。1080余年前、ここ横芝光町・尾垂浜から上陸した不動明王像を鎮座している成田山新勝寺では、大本堂前に飾りつける大しめ縄づくりが大詰めを迎えているとのことです。
12月の異名月は、師走(しわす)ですが、言葉の由来の一説として、僧侶が年末に法要のために多忙で走り回るような忙しさに追われるという意味から名付けられたという説があります。
さて、先月中旬、地元の図書館を訪れたところ...ありました!今年もこのコーナーが!
12月12日の「漢字の日」は、12(いいじ)月12(いちじ)日の語呂合わせから(公財)日本漢字能力検定協会が定めているものです。
https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/
ところで、昨年(2023年(令和5年))の漢字はどんな漢字だったか覚えていらっしゃいますか?
昨年の漢字は『税』
https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/former/2023.html
昨年、筆を執った京都・清水寺の森清範貫主は「税」が選ばれたことについて
森清範 清水寺貫主は次のように述べています。
「国民がシビアに税の行方を見ている。税に対する意識が非常に強いことを改めて感じた。世の中は不穏な空気ばかりだが、来年こそは世界の人々が和むような『和』という字が選ばれることを願っている」
私は、昨年、この写真のコーナーを見て、初めて応募してみたのですが...はて、何て書いたっけ?
1年経つとすっかり忘れており、思い出すのに1週間もかかりました(苦笑)
私が昨年選んだ字は『活』。理由は、「新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、学校も社会も長いコロナ禍から抜け出しいろいろな活動が再びできるようになったから」です。残念ながらランキング外でした。
今年も1年を振り返り、写真にある応募箱に投票してみました。12月12日(木)の発表が楽しみです。今年も本当に厳しい1年でしたが、せめて人々の心が和むような温かく幸せな漢字が選ばれるといいです。最後の1か月、『終わり良ければ総て良し』といわれるように、よい1年のしめくくりにしたいですね。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
「し」あわせいっぱい
「ら」ンドセルにつめて
「は」つらつと
「ま」っすぐに