校長ブログNo260今年の漢字「金」から振り返る
おはようございます。
今日は金曜日です。チーバくん風にご挨拶すると「キンキンキラキラ金曜日」です。
その前に...「初雪!!」降りましたねぇ。
昨日の朝、出勤途中で信号待ちをしていたらフロントガラスにキラリと光る物が落ちてきました。「??」しばらくするとまた白くキラキラ光るものが...「?!」「雪?!」家を出発するときに西の方角に見えた黒く立ちこめた雪雲がもたらしたものです。しばらくすると粉雪のように勢いを増し、あたりの畑もティラミスに粉糖をまぶしたかのように景色が刻々と変わっていきました。「初雪」です。なかなか「初雪」の瞬間と出会うことができないので、朝から感動してしまいました。
まどみちおさんの詩「ゆきがふる」を思い出しました。
さて、「金曜日」ということで...。ご存知のとおり、曜日は日・月・火・水・木・金・土の7つあります。これは天体の惑星の名前とも一致しますが、古代中国における陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)に基づいています。この世の中のものは木火土金水から成ると考えられていました。
今日、注目したいのは金曜日の「金」という漢字です。
今年の漢字2024(主催:(財)日本漢字能力検定協会)にも選ばれました。
https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/?rewrite=done
(過去ブログで触れましたが、なんと!今年は予想が的中しました!!(喜))
「金」が選ばれるのは今回で5回目ということで、いずれもオリンピックの年だそうです。
しかし、今年はいろいろな意味合いがあるようです。
「金」には光の部分と影の部分があるように、いろいろな意味が込められた一文字ですが、やはり気持ちよく1年間をしめくくりたいものです。
はじめに、千葉県警察生活安全部より「闇バイト注意喚起」についてのお知らせです。
【参考】闇バイト注意喚起動画(千葉県警察公式チャンネルより)
https://www.youtube.com/watch?v=3P3VLGlSJBA&t=4s
思わぬ犯罪や事件に巻き込まれることのないよう十分に気をつけましょう。
明るいニュースとしては、
佐渡の金山が世界文化遺産に登録認定されました。
また、過去ブログNo153-1でも取り上げた「パリオリンピック、パリパラリンピック2024」における日本選手団の大活躍。金メダルラッシュでした。
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
そしてこんなところにも。
学校図書館の本の貸出冊数100冊以上の友達には金の花が咲いています。
冬休みに読むための本も1人3冊まで貸し出しができます。学級で学校図書館を利用して借りる手続きをしました。
1年生は2学期から漢字の学習が始まりました。新しく出てきた漢字を、指をだしながら筆順を空書きしながら確認しています。(教師は大型テレビを使いながら筆順の確認を進めます。)
2017年(平成29年)3月に告示された学習指導要領では、小学校1年生から6年生までに習う漢字の数は1026字となっています。そのうち1年生では80字の漢字を学習します。「金」は比較的最初の方で学習します。ドリルの練習問題にも「お金」とありますね。
さて、明日は二十四節気「冬至(とうじ)」です。この時期を迎えると急にせわしくなってきますが、ぜひ、「ゆず湯」に(ほら、ここにも黄金にかがやくゆずの実が浮かんでます。)ゆっくりとつかり、すべてのことを忘れ、湯を楽しみましょう。「疫病退散 無病息災」。
そして、来週24日(火)終業式を迎え、いよいよ来週25日(水)から1月5日(日)まで冬季休業となります。 年末年始は日本の風習「お年玉」も関係してくることから、お金についても節度ある使い方を家庭でも学ぶ機会となります。
繰り返しになりますが、「金」はよい意味でも悪い意味でも変化する両面性があります。
表面だけでなく、中身から輝けるように重みのある「金」をめざして来年も輝きつづけましょう!
家族とのふれあいを大切にし、心も体もあったかくなる冬休みとなりますように。
そして希望をもって新年を迎えることができるようにしたいものです。