今日のできごと

日誌

体育の授業(三春校)

2年生の低い障害物を乗り越える運動遊びと、5、6年生のハードル走を合同で行いました。

 

3歩のリズムで走り超えることができるように、自分に合ったインターバルの距離を選択したり、

振り上げ足や抜き足の動きを確かめたりしながら練習します。

 

この日は、それぞれの自己の記録の伸びに応じて得点を付けることになりました。

やる気満々の2年生も、低いハードルで挑戦してみることになりました。

 

遠くから踏み切って、振り上げ足を真っ直ぐに振り上げられているでしょうか。

 

お互いの走りをタブレットで撮影し合い、改善点や良さについて話し合います。

「もうちょっと体を前傾させて走り超えられるようにしたいな。」

「振り上げ足の反対側の腕を、つま先に近づけるように意識してみたら。」

 

 子どもたちのがんばりに触発されて、教員チームも必死です。

それぞれが高得点を出すことができ、満足のできる走りができました。

研究授業(三春校)

2年生国語科の研究授業を行いました。

 

尋ねたり応答したりするなどして少人数で話し合う活動なので、葛尾小学校のお友達と一緒に

学習を進めてきました。

 

まず、前時までに勉強してきた「聞き名人」や「話し名人」になるための大切なことを確認します。

お互いの相談事に対して、話をつなげながら考えを出し合うことができるでしょうか。

 

「読書タイムの時に読む本を、なかなか決められなくて困っています。どうしたら早く決められますか。」

「大好きな本を借りればいいと思います。理由は迷わないからです。」

「質問です。大好きな本を全部読んでしまったのですが、どうしたらいいですか。」

「また読めば、新しいおもしろさが見つかるかもしれません。」

「別な考えはありますか。」

「本棚の右から左に順番に読んだらいいと思います。」

「順番に読んでいくんですね。読んだことのない本がありそうで、おもしろそうですね。」

「順番に読んでいけばすぐに決まるし、全部読んだらすっきりすると思います。」

「右から左に読んでいこうと思います。読んだことのない本もあるし、こんな本もあったんだと

 見つけられるかもしれないからです。」

 

両校の先生の助けを借りながらも、質問したり復唱して確かめたりしながら話をつなげ、

無事に悩みの解決方法を見つけることができました。

 

 

 今日の話合いのふり返りでは、3人とも聞き名人・話し名人に近づくことができたようです。

明日の合同授業も楽しみですね。

クラブ活動(富岡校)

今日のクラブ活動は、スライムづくりでした。高学年が中心となって準備をしたり、説明をしたり、下級生の面倒を見たりしてくれたおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。

お話会(富岡校)

図書支援員の村上さんが、昼休みの時間にお話会を開いてくれました。

今回は、絵本の読み聞かせではなく、パネルシアターで場面にあったイラストを見せながら「タニシ長者」というお話をしてくれました。子ども達は興味津々で集中してお話を聞いていました。

あとでイラストを見せてもらいました。パネルにイラストが付くのは磁石がついているからかと思ったら違いました。パネルもイラストも不織布のようなものでできていて、引っかかっているような感じでした。しかも、このイラストは村上さんが以前作ったものだそうです。他にもいくつかあるようなので、またお話会を開いてほしいと思います。

東京都、岡山県との交流(三春校)

東京都東大和市立第十小学校と岡山県久米郡久米南町立弓削小学校のみなさんと、

オンラインで交流授業を行いました。

先月行った交流授業でも大変盛り上がりましたので、今日の授業をとても楽しみにしていました。

 

今回は、6年生がアートカードを使って図画工作の授業を行います。

最初に行ったのは、定番のスリーヒントクイズです。

早速、第十小学校から出題されました。

①「波みたいです。」

②「見ていると心が穏やかになります。」

③「和を感じます。」

 

 「これじゃない?」「こっちの方が和を感じると思うよ。」

正解は・・・

 

『紅葉の白砂壇(法然院)』でした!

「ああ、確かに。」「言われてみれば、もみじの葉がいかにも和って感じがするね。」

 

 

三春校からも出題してみました。

①「こわい感じがします。」

②「ずっと続いているように思います。」

③「あつい。」

 

「正解は、⑫番の『鳥取砂丘』です。」

弓削小学校や第十小学校からは、正解した友達がいた一方で、

「ええっ、⑦番 かと思った。」「㉒じゃないんだ。」という声も聞こえてきました。

 

さらにレベルの高い、「一言せりふゲーム」も行いました。

これは、その名の通り、アートカードを見て感じたことを一言で表します。

 弓削小学校のお友達は、この作品を見て、一言何と言って出題したと思いますか。

 

「あの人、いかさましてるわよ。」

この作品名も偶然「いかさま師」なのですが、見事に一言で言い表していますよね。

おかげで、みんな正解することができました。

 

今回の交流授業を通して、同じ作品を見ても人によって様々な見方や感じ方があることに気が付いたり、

1つ1つの作品をじっくりと見たりすることができるようになりました。

第十小学校と弓削小学校のみなさん、楽しくて45分があっという間に過ぎてしまいました。

次回もどうぞよろしくお願いします。

教育長さんのお話(三春校)

教育長さんは三春校で校長として勤務されていたこともあり、今でも時間を見つけては三春校の

子どもたちに会いに来てくださいます。

 

昨日は帰りのスクールバスまでの待ち時間を利用して、新しい富岡小学校の校歌制作について

話してくださいました。

 

このホームページで何度もご紹介している大友良英さんが、スタジオで校歌の音源制作をしている様子を

教育長さんが取材して、子どもたちに見せてくださいました。

 

大友さんには、「新しくできる学校の校歌をつくってください。そして、楽譜とピアノの音源をください。」

と教育長さんから依頼してあったそうです。

しかし、大友さんからは、「それだけでは私の気が済みません。」とお返事があったのだそうです。

 

大友さんは、たくさんのプロのミュージシャン仲間に声をかけ、スタジオで実際に楽器を演奏しながら

専門的な器材を使って校歌の音源を制作してくださっていました。

 

「この音源だけでは、まだ私の作品としては未完成です。この音源に富岡校と三春校の子どもたちの声を

 入れたいのです。なぜならこの校歌は私一人でつくった校歌ではなく、富岡校と三春校の子どもたちと

 一緒に考えてつくった校歌だからです。三春校の子どもたちは4月からそれぞれ別の学校に通うことに

 なり、この校歌を歌うことはないかもしれませんが、みんながつくった証として残さなければ、私の

 気が済みません。」

と、おっしゃってくださったそうです。

 

 

子どもたちも我々教職員も、大友さんのお言葉に大変感激しました。

「笑顔・元気・前向き・感謝」を大切にしてきた三春校の子どもたち。

レコーディングに向けて、大友さんや協力してくださった方々への感謝の気持ちをこめて歌いたいと、

みんな気持ちを新たにしていました。

 

三春校では、毎日帰りの会に全員で新しい校歌の練習をしています。もう歌詞も頭に入っています。

そして朝の会では、毎日全員で富岡第一小学校と富岡第二小学校の校歌も歌っています。

今回の校歌制作を通して、自分たちだけでなく、両親や祖父母、富岡町民のみなさんが歌い継いできた

現在の校歌も、同じようにいろいろな方が制作に携わってたくさんの思いが込められてつくられた校歌に

違いないということに気付いたからです。

どちらの校歌も大切にして、残り少ない三春校での学校生活を大切に送っていきたいと思います。

3校合同持久走大会(富岡校・三春校)

爽やかな秋晴れのもと、葛尾小と富岡校と合同で行われる持久走大会が、三春校で実施されました。

 

開会式では、各校の代表児童がめあてを発表しました。

「練習タイムよりも1分縮められるように走ります。」

「スタートから同じペースを守ってゴールを目指したいです。」

「3校の友達が一緒に走るので、思い出に残る走りをしたいと思います。」

 

低学年は1000m、中学年は1200m、高学年は1500m走ります。

葛尾小や富岡校からも保護者の皆様が応援に駆け付けてくださり、どの学年の子どもたちへも

大きな拍手を送ってくださいました。

 

こうして三春校で合同の持久走大会を開催できるのも、今年度で最後になります。

子どもたちもそのことが分かっているためか、走り終わって力を使い果たしている状態でも、

ゴールを目指して走っている友達へ惜しみない声援を送っている姿が印象的でした。

 

3校の全児童が三春校で一堂に会するのもこれが最後になると思いますが、

みんな最高の笑顔を見せてくれました。

最後まで全力を尽くした一人一人に、大きな拍手を送りたいと思います。

全校集会(三春校)

先日行われた全校集会では、養護教諭から感染症の予防について話がありました。

 

子どもたちからは、予防策としてマスクをすることやうがい・手洗いをすることなどが

挙げられましたが、今回は教室の換気について考えることにしました。

 

これは、教室に見立てた箱です。教室の窓と廊下の出入り口がある場所に開閉ができる所を設け、

線香をたいて煙の動きを観察します。

 

子どもたちは、どこを開けると効率よく換気をすることができるのか、興味深く調べていきました。

 

その結果、対角線上にある窓を開けることで、効率よく換気することができることを確かめることができました。

また、窓は全開にしなくても効果があることにも気が付くことができました。

 

これからストーブを使用する時期になると、換気の大切さを分かっていても、ついためらってしまうことが

あると思います。

今回自分の目で確認したことを自分で実践できる力を養うことを通して、感染症予防に努めていきたいと思います。