日々の様子

日々の様子

小学校で教科担任制が進んでいます

新聞等の報道でご存じかと思いますが、小学校でも5,6年生で教科担任制が進んでいます。

東京都は、これを3,4年生にも拡大したい意向を表明しています。

教科担任制にするねらいはいくつかありますが、

・教科の専門性によりより深く高度な授業ができる。

・担任以外の多くの目で子供たちを見守り、育てる。

・2クラス以上であれば、立案する授業プラン数が減るために教員の働き方改革につながる。

といったところでしょうか。

東京都の小学校では、音楽、図工、家庭科などは以前から専科教員が行うことが常でしたが、教科担任制の波によって、比較的専門性の高い教科、準備等が必要な教科として、理科、体育の教員を中学校から異動してもらい新たに追加して実施しているところがあります。(数年のうちに都内全校で実施)

 

一方、連小では、特に3年生以上において交換授業を実施しています。

特定の教科において、隣のクラスの担任の先生が入れ替わって授業をする形態です。

あゆみ(通知表)の最終確認をしていて、表紙には評価をした教員の名前が記されています。

それを見て見ると、かなりの人数の、まるで教科担任制ならぬ形で名前が入っていました。

本校の場合のねらいは、4月の保護者会で毎年お伝えしていますように、「担任以外の多くの目で子供たちを見守り、育てる」ことが主眼です。

期せずして、教科担任制の流れに乗ってしまっているのかもしれません。

効果は確かにありますので、継続して進めていきます。

 

網掛けのグレーは担任、黄色は専科(教科担任)、ピンクは算数少人数です。

3年生から6年生の教科数は、10個ほど。5,6年生は半数の教科が教科担任になっていました。

【3年生】

 

【4年生】

 

【5年生】

 

【6年生】

6年生 中学校体験

6年生が、午後に聖ヶ丘中学校に中学校体験に行ってきました。

中学校進学に際して、どんなところなの?という不安を少しでも取り除くためのものであり、希望を抱かせるためのものでもあります。

もちろん、巷で言われる中1ギャップ解消のためでもあります。

 

エアコン!の効いた中学校の体育館に集合して、今日の流れを聞きます。

聖ヶ丘小学校も一緒です。

 

最初は授業体験。

中学校の授業は45分から50分に伸びます。

また、完全教科担任制です。

英語、理科、数学、技術、体育の内から好きな授業に分かれて50分の授業体験を行いました。

【数学】ルートの学習でした。

 

 

【技術】3D画像で家具を製作。

 

 

【体育】結構ハードなダンスを!

 

体験授業の後は、生徒会の皆さんが中学校の生活の様子の紹介やクイズを出してくれました。

 

そして最後は部活動見学です。

今日は水曜日です。もともと水曜日は部活がない日なのだそうですが、見学のために行ってくれたそうです。

部活動の皆さん、本当にありがとうございました m(_ _)m。

【バレーボール部】

 

【吹奏楽部】

 

【美術部】

 

【卓球部】

 

【バスケット部】

 

中学校はまだ半年以上先の話ですが、ちょっと意識し始めることができればいいなぁと思います。

進学に、大きく胸を膨らませてください、6年生の諸君!

聖ヶ丘中学校の皆様、丁寧な中学校体験会を誠にありがとうございました。

 

ヤギへのプレゼント と 間違い探し集会(3年生)

玄関に設置してある「ヤギのエサボックス」には、ご近所の方々が草葉をよく入れてくださいます。

とても助かっています。

今朝覗いてみると、大きな30kgの米袋が入っていました。

そしてその中には、トウモロコシの皮がいっぱい(^O^)。

これはヤギさんたち、喜びます。早速今晩の午後のエサで出します!

(ヤギさんたちは、一日2食です。)

ありがとうございました!

 

 

今朝は児童集会の日。

まだ暑い日が続くので、動画での児童集会でした。

「間違い探し集会」と題して、2枚の写真の違いを探す集会でした。

3年生の教室にお邪魔して参加。

みんなあーだこーだ言いながら、楽しんで参加していました。

集会委員の皆さん、ありがとうございました。

 

今朝は8時の段階で暑さ指数が31℃と危険領域に。

外遊び、外体育は中止です・・・。

6年生 「エネこや」来たる!

6年生の「総合的な学習の時間」の授業に「エネこや」さんが今年も来てくださいました。

「エネこや」とは、自然エネルギー(太陽光)をもとに生活することができる小屋の略です。

 

建築士の方々が発起人となり、今回持ってきていただいている「エネこやトレーラーハウス」や実際の家屋を創り、実際暮らしています。

1年間の中で、外部のエネルギーに頼らざるを得ないのは、なんと2日程度だとか。

ソーラーパネルで発電した電気を蓄電池(バッテリー)に充電し、照明や家電、冷暖房までをそのバッテリーで動かすという簡単な仕組みです。現代の技術は、それでも結構賄えるのですね。

よく、化石燃料(石油、石炭、天然ガス等)を使用せずに人間が社会活動を続けるのは無理だという話があります。

しかし一方で、このような発電と蓄電のシステム、プラス、機器の省エネ化で、将来的には化石燃料を使用しなくても事足りるようになる、と計算している学者もいます。

皆さんはどちらを信じますか? 私はもちろん後者です。

たとえば、九州電力管内では、2017年に太陽光発電のみで管内の電気エネルギーをすべて賄える状況にまでなりました。

もちろん曇りや夜間などはできませんが、通常の発電量としてはそこまで自然エネルギーが台頭してきているということです。

秋田と千葉沖には、体規模な洋上風力発電所が建設中です。

私たちの想像以上に、自然エネルギーへのシフトは急ピッチで進んでいるのです。

 

横道にそれました・・・閑話休題。

 

さて、そんなエコなトレーラーハウスを見て、学ぼうというのが授業の趣旨です。

まずは小屋の概要を聞きます。

 

 

その小屋に使われている断熱材やペアガラスの効果を確かめる実験。

 

もちろん先生も興味津々。

 

家庭の電気機器がどれくらい電力を消費するのか、ソーラーパネルがどれくらいの電気をつくれるのかの話と実験。

 

 

そしてエネこやへ。いやぁ、本当に過ごせる書斎のよう。ロフトもあります。

 

 

その後は教室に入って、エコな暮らしをするにはどうするのかをみんなで話し合いました。

 

 

金曜日の総合見学に続き、自分の目と手で自然エネルギー(再生可能エネルギ)を確かめる体験をしました。

後期に自分たちで行う発電実験に活かしてください!

 

今回はエネこやの建築士の皆さんはもちろんのこと、趣旨に賛同した大学生さん(本校出身の方もいました!)たちや、キューピー株式会社の方々もご協力いただきました。

毎年ありがとうございます。改めて感謝申し上げます。