日々の様子

日々の様子

一人一台タブレット端末

今年度、国のGIGAスクール構想により、一人一台PC(多摩市の場合はiPad)が配備されました。
理科・生活科の観察や図画工作の作品モチーフ撮影、調べ学習など、
さっそく各クラスで頻繁に活用しています。

4年生の社会の授業では、「東京都の様子」について調べ学習に取り組んでいました。
まずは学習風景。

全員がiPadを机上に置き、調べています。
前方には教員が映しているプロジェクターの画像も。
もちろん黒板も掲示や板書で使用しています。
もうこの光景だけで、時代が変わってきたなぁと感じます。

机の上も整理して置かないと、スペースがギリギリです。

ある児童の検索履歴を見せてもらいました。

子供たちは、タブレット端末を用いた検索にも抵抗がありません。
調べたいものがすっと出てくるところ、それが一番のメリットかもしれませんね。
検索のスキルも、積み重ねていくうちに向上していきます。

もちろん電子媒体だけを用いて学習を進めているわけではありません。
調べたことをもとにして、ノートにエッセンスをまとめていきます。
これは、手書きです。
 
様々なツールや手法を組み合わせて、学習が進められています。

大人の工作~その2(完結編)

前回は、プラスチック段ボールを2種類の大きさにひたすら切り続ける作業でした。
謎の切れ込みを入れて、いよいよ最後の工程です。

切れ込みを入れたところ同士を組み合わせて、合体させると…

こんなついたてがどんどん出来てきます。
まだまだ組み合わせて…、

きれいに並べるだけで少し達成感!(笑)
全部で36個作製しました。

これを何に使うかというと、図工室と家庭科室で使用します。
左が図工室、右が家庭科室です。
 
対面形式で授業を行う両教室の机配置。
もちろん不要な話はせずに授業に取り組んでいますが、
仕切りを設けることで、「個」の学習を進めてもらい、
密になることを少しでも防ぐねらいです。
心理的な安心感(感染の心配への)も少しプラスできるかもしれません。
調理実習も限定版ながら始めようと思います。
意外と授業にも集中できるかもしれませんね。

水曜日は1年生を迎える会

水曜日は1年生を迎える会です。
先週発足した5,6年生による委員会活動ですが、
代表委員会の最初の企画行事となります。
早速、昇降口に「1年生を迎える会」の告知掲示を作ってくれました。

登校してきた児童が、気分を高めています。
コロナ禍により、全校児童を体育館などに集めることはまだしていないため、
1,6年生は体育館で距離をとって参加。5年生は出し物を披露するときのみ体育館へ。
2,3,4年生は教室でオンライン参加となります。
各学年のプレゼントは、
6年生・・・出し物、会場準備
5年生・・・学校紹介の出し物
4年生・・・1年制へのプレゼント作製
2,3年生・・・体育館の飾りつけ
となっています。
1年生は、お礼の言葉と歌を披露します。
できることをできる方法で行う工夫をしています。

ちなみに今日の月曜日の全校朝会は放送で行いました。
全員で外に集まるのは月初めの1回だけとし、他は放送で行っています。
校庭にいるときは間隔をとって並ぶことができますが、
全校児童が教室に入る際に「密」状態になるのを避けるためです。
学習活動の際も、基本的には集まるのは学年までとしています。

ギンヤンマの羽化

昼休みに体育館に向かう渡り廊下を歩いていると、6年生に呼び止められました。
「先生、トンボが羽化しているよ!」
それは見ないわけにはいきません。
トンボや蝶、セミの羽化に美しさ、神秘さは、時間を忘れてしまうほどのものです。

正門脇のハート池に行ってみると、そこには大きめの羽化したトンボが1匹。
羽化している最中の大きめのトンボが1匹いました。
 
早速携帯で調べてみると、どうやらギンヤンマのよう。
そう、素早く颯爽と空を飛ぶトンボの王様です。
しばらく子供たちと一緒に眺めていいると、
羽を小刻みに動かし始めました。どうやら飛ぶための準備をしているようです。
その後一度飛んだのですが、池の中に落ちてしまったため、
そっと落ちていた枝に這わせ、救出。
もう少し見ていたかったのですが、チャイムが鳴ってしまったので、
6年生と一緒に校舎内へ入りました。
元気に飛び回ってくれているといいのだけれど。

大人の工作~その1

天気がとても良い日ですが、注文していたものが届きましたので、さっそく製作にとりかかることにしました。
子供たちの学習活動の範囲を少しでも広げるべく、がんばります!

まずは材料。
プラスチック段ボールです。180cm×90cmの大きさを7枚。
校内では、プラスチックを削減し、代替の効くものに変えようとしていますが、今回は長期間使用するものになりそうなので、ごめんなさい、です。
今後も、適材適所、TPO、使用期間などから判断していきます。

続いて、このプラスチック段ボールを切っていきます。

6等分でうまく枚数を稼ぐことができるはず、だったけれど・・・。

板目(段ボールの筋の向き)を考えると、このカットの向きでは強度が心配なことに切ってから気づきました・・・。
左側が初めにカットしたもの。右側が強度のあるカットの板です。
カットの向きを変え、残りの板を切り出します。
写真に写っているものは、まだ全部の1/3ほど。
間違った向きでカットしてしまった板も、何とか使えそうです。

これとは別に、少し小さめの板もカットします。

そして、それぞれに切り込みを入れます。
  
本日の作業はここまでとします。
お金をかけずに、時間をかけて、子供たちの学びを応援です。
さて、何ができるのでしょうか。

1年生の初めての給食

昨日は、1年生が初めての給食でした。
まずは配膳のルールを確認。

さあ、給食当番がそろって、いよいよ配膳の開始です。
担任と、ピアティーチャーが各クラスに付いて、緊張しながらしっかりと配膳をしようという子供たちを補助しています。
 

みんな配膳完了したかな?
食べる前に、牛乳キャップ(多摩市では昨年度から牛乳パックから瓶に変更になりました)の片づけ方の確認。
そして、もちろん食べているときのルールも確認。

トラブルもなく、初めての給食をおいしく食べることができました。
ご家庭では、どんな話が出たでしょうか。

コロナ禍が継続中です。
給食中は全員前向きのポジティブ給食スタイル。
お話しすることも厳禁です。
早く楽しい会食ができるようになってほしいですね。

久しぶりの晴れ間

3日ぶりのお日様がのぞき、気持ちの良い天気になりました。
ずっと小屋から出られなかったヤギたちも、ようやく放牧です(笑)。
2頭は雨や水がめっぽう苦手なのです。
小屋から出すと、お母さんヤギの「ゆき」は、構ってほしくて飼育委員の高学年の児童に、これでもかというくらいしつこく頭突きを繰り返し、なかなか放牧場に行きません・・・。
放牧場に入ってからは、のんびりと日向ぼっこをしていました。
カメラを向けると、ちゃんと目線を向ける余裕も(笑)。
こちらが息子のよもぎ        こちらがお母さんのゆき
  
あまりに気持ちがよかったのか、ゆきちゃん、角のカバーキャップを外してしまっています。

4年生図工「絵の具でゆめもよう」

4年生の図工の授業をのぞいてみました。
「絵の具でゆめもよう」と題して、水彩絵の具でのいろいろな表現の仕方を試しながら、形や色の感じを味わうという内容です。
必然・偶然が生んだ形や色の不思議さを楽しんで、表現方法の引き出しを増やしていこうというねらいです。

ビー玉、段ボールのスタンピング、キャップのスタンピング、歯ブラシと網によるスパッタリングが例示されています。

これはペットボトルキャップを使ったスタンピング。輪がアクセントになっていますね。

こちらは段ボールを巻いたものをスタンピング。蜂の巣のような、「おやっ?」と思う模様が出現です。

これは絵の具を付けたビー玉を転がして模様をつけています。
どんな模様になるのかは全く予測不能の面白さです。
  
これは歯ブラシを使ったスパッタリング。出来上がりを予想して作るのですが、いざ出来上がりを確認すると、予想外の色合いや形の美しさが。
図工室はとても静かで、自分の作品の変化を秘かに楽しんで創っている4年生のわくわく感を感じました。
こんな積み重ねが、子供たちの美的感覚を育てることにつながっています。

ロータリーにあるゴールドクレスト

連光寺小の正門から入ったロータリーに植えてある6本のゴールドクレストの木。
樹高はもう12~13mくらいに達しています。

ずいぶん大きくなったなぁと思いつつ調べてみると、どうやら樹高20mくらいが限界のようです。
いつ植えられたのでしょうか。
応接室に飾ってある周年行事の航空写真を見てみると、20周年(28年前)の時にかすかに添え木が写っていました。
記録が残っていないのですが、どうやらこのあたりで植えられたようです。
(植えられた経緯をご存じの方がいらっしゃいましたら是非教えてください)
そして、30周年、40周年と、順調に成長して・・・。
ちなみに今年は創立48年です。
  
かなり大きくなったことがわかります。
実はこのゴールドクレスト、植木業者の方と相談すると、表面にしか葉がないために剪定は実質難しく、根が浅いため樹高限界まで大きくなりすぎると倒木の可能性もあるようです。
台風や降雪があると、枝が垂れるようにして折れることもありました。
樹齢30年ということも考えると、そろそろ樹木としては難しい時期になってきているのかもしれません。
伐採するのも忍びないですが、安全には代えられません。思案します。
何か良いアイデアがありましたら、アドバイスいただければと思います。

6年生が行っている1年生への補助

 毎年、1年生が入学してきてからの1か月くらい、6年生が朝や掃除の時間に補助に入ります。
学校生活の流れやコツを教えてあげることと、緊張感をほぐすことが目的です。
とは言っても現在のコロナ禍。
子供たちが学年間で交流する活動はストップしているため、6年生の補助もメンバーを固定して、1週間ごとに交代する体制をとっています。

まずは、教室に入ってきた1年生に寄り添い、ランドセルの中身を出して机の中に入れます。
中身を確認しながら、「ここに入れるよ」と声をかけて一緒に整理していきます。

次に名札を付けます。
登下校時は、不審者等から身を守ることもあって名札はつけません。
教室に入ってからつけ、下校時に外して教室に置いていくことになっています。
ピンを外して止めるタイプなので、慣れるまで一緒に手を添えて取り付けてくれています。

参加票や集金などの提出物を教室前の配膳台の上に出します。
同じ種類のものを重ねて出すように教えています。

ある程度人数がそろったところで、「トイレに行きたい人はいますか?」と声をかけて、連れて行っています。
兄姉がすでに小学校に通っていて慣れている子供は、自発的にトイレに行っていますが、初めての学校にまだまだ緊張している子供たちもたくさんいます。

職員室に「日々出欠調査票」という健康観察板を取りに行きます。
毎日の出欠や健康状態を記録するものです。
職員室にあるので、当日の担当の1年生を連れて、「日々出欠調査票」のある場所と持って行き方、戻し方を教えてくれています。

8:25になりました。
全員そろったところで、6年生が1年生に向けて出し物をしてくれる時間です。
今日は、1組はじゃんけん大会。2組は絵本の読み聞かせでした。
 
こうして振り返ってみると、結構忙しく6年生が動き回っていますね。
1年生にやさしく、気を利かせながら話しかけている姿が印象的です。
しかし、単に大変なだけではなく、1年生のお世話は6年生にとっては一種のステイタスで、やりがいのある仕事です。
6年生だからこそできることですし、自分たちが1年生のころにお世話してくれた6年生に憧れた人もいたことでしょう。
こうして、1年生は学校生活に慣れ、6年生は最上級生としての自覚が育っていくのです。
これも一つの学校文化の伝統です。

さあ、今日も一日のスタートです。