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学校の様子
校長室の窓から434
梅雨らしい天気が続いていますが、今日は傘をささずに登校できました。
蒸し暑くなってきているので、熱中症にも注意が必要です。
今日は、火曜日なので放送による児童朝会がありました。
今日は、次のような話をしました。
【大松台小の子供の良い所①=学校の代表らしく校外でもしっかり学ぶ】
いよいよ今日は、夏休み前最後の児童朝会となった。今日も大松台小の子供たちの良い所の話をするのでしっかり聞いてほしい。
私は、昨日6年生と一緒に多摩センターにある、東京都埋蔵文化財センターに社会科見学に行ってきた。そこには、多摩ニュータウンを開発した時に出てきた遺跡の様子を再現した庭園や遺跡から発見された石器や土器の展示、そして火おこしや土器の復元パズルなどができる体験コーナーなどがある。6年生は、説明してくださる方の話をよく聞き、展示をしっかり見てメモを取ったり、楽しそうに体験をしたりして良く学んでいた。それだけではなく、行き帰りもきちんと2列で並んで間を空けることなく歩いていた。その様子は、さすが6年生で学校の代表としてふさわしい姿だった。6年生は、来週移動教室に行く予定だが、そこでも立派な姿を見せてくれることを楽しみにしている。
今週は、2年生の町探検や3年生のからきだの道など校外に出る機会があるが、地域の人たちは、皆さんの姿から大松台小学校の子供はどんな子供かということを知っていく。すなわち皆さん一人一人が大松台小学校の代表なのである。そういう気持ちをもって校外の学習も6年生のようにしっかりと学んでほしい。
そしてこれは、学校で皆で出かける時だけではない。学校から帰ってからの行動も「ゴミを拾っている子がいれば、良い子たちだ」となるが「交通ルールを守らない子がいれば、どうなんだ」ということになる。一人一人が代表であるという自覚をもってより良い行動をして行こう。
【夏休みを前に=かけがえのない命を大切に】
今日は、夏休み前最後の朝会なので命に関わる大切な話をする。ここのところの大雨で熱海市では大規模な土石流が発生し、大切な命が失われた。何度も話しているように命はかけがえのないもので一度失われたら戻ってくることはない。
これから迎える夏休みは、昨年度より長く楽しみにしている人もいると思うが、そこで事故や災害に巻き込まれて大切な命を失うというようなことが絶対にないようにしてほしい。駐在さんの話にあった交通事故だけでなく、様々な危険が身の回りにはある。子供だけで繁華街に出かけて犯罪に巻き込まれることもあるだろうし、自然豊かな所に出かけた時に災害に巻き込まれることもあるかも知れない。
皆さん一人一人の命は、家族にとっても大松台小にとってもかけがえのない大切な命である。夏休みの生活のきまりや避難訓練などで学んでいることをしっかり意識して、安全で楽しい夏休みを過ごしてほしいと思う。
夏休みを迎えるまであと半月である。学習のまとめなどを頑張ろう。そして、夏休みもプールに通ったり、目標をもって夏休みでなければできないことに挑戦したりして有意義な時間を過ごして行こう。夏休み明けも全員の元気な笑顔が揃うことを心から願っている。
校長室の窓から433
熱心な見学ぶりに加え、行き帰りの歩き方も上手で、さすが大松台小学校の6年生という立派な態度でした。
校長室の窓から432
しっかり話を聞き、展示を見て熱心にメモをとっていました。
校長室の窓から431
「縄文の村」という当時の住居を再現した遺跡庭園を見学することができます。
校長室の窓から430
朝まで降っていた雨も少しずつ上がり、傘をたたんで登校してくる子たちが多くいました。
今日は、火曜日なので放送による児童朝会がありました。
今日は、次のような話をしました。
【大松台小の子供の良い所①=人のことを考え行動できる】
6月ももうすぐ終わり、夏休みも近づいてきた。夏休み前の児童朝会も今日と来週の2回となった。今日もいつものように大松台小学校の子供たちの良い所の話をするのでしっかり聞いてほしい。
私が玄関で皆を迎えていると、様々なことに気付いて教えてくれる人がいる。人のことを考えて行動できる姿が嬉しかったので紹介する。これは、少し前のことだが、ある1年生がティッシュが道に落ちていたと拾ってきてくれた。誰かが落としたものをそのままゴミとして置いておけないと思ったのだろう。前に地域のゴミ拾いを続けている人の話をしたが色々な学年の人がそうした行動をできるときれいで気持ちの良い地域になっていくだろう。
また、昨日は、道路に上履きが落ちていたと届けてくれた1年生がいた。クラスと名前が書いてあったので「届けてあげて」と話したのだが、その子も「上履きがなかったら困るだろう」と考えて拾ってくれたのだと思う。そのように人のことを考えて行動できるというのは、とても素敵なことだと思う。
【大松台小の子供の良い所②=生き物に親しみ命を大切にできる】
昨日の朝、校長室に3年生がある生き物を見せに来てくれた。それは、木の枝によく似た色や模様をした蛾だった。木の枝と一緒に入っていたので、その木の枝が胴体かと見間違えるぐらい似ていた。私が「どうしてこんなに木の枝に似ているのだろう」と聞くと、その子は「鳥に食べられないようにじゃないかな」と話していた。自然の中で生きる生き物は、自分の命を守るために様々な工夫をしていることに気付いていたので感心した。また、「蛾はこの後どうするの」と周りの友達に聞かれ「皆に見せたら逃がす」と言っていたが、そうして命を大切にできるのも素敵なことだと思った。
その子は、蛾の名前を調べて分かったら教えてくれると言っていたが、ダンゴムシは、なぜ丸くなるのかなど、調べてみると面白いことは沢山あるかも知れない。これからも色々な生き物に親しみ、不思議なことを調べ、そして命を大切にして行こう。
最後に命に関わって皆に考えてほしいことがある。実は、昨日地域の人と話す会議があって、そこで「西公園で蛇を捕まえていた子たちがいた」と聞いた。色々な生き物に親しむのは良いことだが、蛇は毒をもっているものもいて、咬まれたら命に関わる事故につながることもあるので気を付けよう。また、血を吸うヒルや人を刺すスズメバチなどなどもいるので気を付けよう。
もう一つ、週当番の先生の日記に「廊下を走っている児童がいたので声をかけた」と書いてあった。これから梅雨で雨の日が続くかもしれない。校庭で遊べないが、校舎内で安全に過ごすにはどうしたら良いか考えて行動して行こう。