最近の学校の様子から

学校の様子

校長室の窓から407

今日は、午前中に出張がありました。
出張が長引き、2年生の交通安全教室を取材しようと多目的ホールに行った時には、残念ながら終了していました。


仕方なく教室を回って、1階の昇降口を歩いていると1年生が「校長先生だ!」と嬉しそうに駆け寄ってきます。
導かれるように児童についていくと、1年3組の教室では、給食の準備をしていました。


給食当番が白衣を着て、担任と一緒に配膳をしています。
他の子も良い姿勢で待って、呼ばれると順番に給食を取りに来ています。
給食が始まってまだ一週間なのに、しっかりと配膳ができていて驚きました。

職員室に戻る途中、1年2組と1組の前を通ると「あっ!校長先生だ!」「校長先生、大好き!」と、またまた何人もの子が駆け寄ってきます。
可愛い孫たち(?)に囲まれて、幸せなおじいちゃん気分を味わいました。

校長室の窓から406


午後になって、多摩中央警察署の生活安全課長らが来校し、児童朝会で話した賞状を届けてくださいました。
「少年の非行防止啓発ポスター」に昨年度多くの作品を出したということでの表彰です。

昨年度は、新型コロナウィルス感染症の広がりの中で、応募する学校が少なかった中でも大松台小は、多数の応募があったとのことです。
この春卒業した昨年度の6年生(現在の中学1年生)の頑張りも評価されての感謝状だと思います。
ぜひ在校生も先輩たちを見習って、色々なコンクール等に挑戦してほしいと思います。

校長室の窓から405


中休みに多目的ホールに行くと1年3組と5年3組の児童が集まっていました。
どうやら5年生が1年生に、本の読み聞かせをしているようです。


これは、1年生を迎える会を全校で行うことが難しいため、各学年でプレゼントを贈ったり、メッセージを届けたりする取組の一環で行っているものです。
5年生は、児童のアイデアで兄弟学級間の交流を生かした、本の読み聞かせをすることになったようです。


各学級を8グループずつに分け、そのグループ同士で密を避け、多目的ホール全体に広がって読み聞かせを行っていました。


5年生のそれぞれのグループ毎に工夫された読み聞かせに、1年生は食い入るように聞き入っていました。

こうした取組により1年生の児童には、学校への安心感や高学年の児童へのあこがれなどが育ち、高学年の児童には、高学年としての自覚や思いやりの心などが育っていくのだと思います。
これからも、こうした異学年の交流を大切にして、目指す「笑顔あふれる学校」を作っていきたいと思います。

校長室の窓から404


本校は、特別支援教育に力を入れています。
児童の中には、教室の中にいると刺激が多すぎて落ち着かず、少し場所を変えて落ち着く必要が出てくる児童もいます。
今までは、保健室の隣の「オアシス」という部屋を落ち着くためにも使っていましたが、新型コロナウィルス対応のため「オアシス」を体調が悪い児童のための待機場所として使っているので、落ち着くための場所としては使えずにいました。


そこで、特別支援教室「わかば」の教員が中心となって昨年度末から検討を続け、図書室の隣の調べ学習室の北西側4分の1を使って落ち着くためのスペースを作ることにしました。
本棚でスペースを区切り、目隠しをして落ち着ける場所となるように用務主事がホームセンターで角材やカーテンレール、カーテンなどを購入して落ち着く空間を作り上げました。
この後、中に置くものなどを整え、仮称「ゆりの部屋」の完成となります。児童が落ち着いて教室に戻るための癒しの場所となることでしょう。

校長室の窓から403


気持ちの良い晴天が続いています。
今日は、月1回の校庭での児童朝会がありました。
始業式には、1年生はいませんでしたが、今日は1年生を含め全員が校庭に集まりました。


最初に礼の仕方や、人の話は、その人の方を向いて、よく見て、心を傾けて聞く、即ち「人の話は、体と目と心で聞く」という話をしてから、以下のような話をしました。

【笑顔いっぱいの学校にするために=周りの人のことを考えよう】
今日は、1年生も参加して、全員での朝会である。始業式で「笑顔の仲間」の合言葉を言って、笑顔いっぱいの学校にしようという話をしたが、皆が笑顔になるためには、どうしたら良いかを考えてほしい。
今年の1年生を迎える会は、全校で体育館で行うことはできないが、6年生のビデオメッセージ、5年生の読み聞かせや2~4年生からのプレゼントなどを届ける。昨日1年生は3年生が作ってくれた校歌の歌詞の紙を見ながら元気に校歌を歌っていた。2~6年生の人たちは、1年生がどうしたら喜んでくれるか考えて、プレゼントを作ったり準備をしたりしたことと思う。
そのように相手のことを考えていくことが大切である。そうした周りの人への思いやりを大切に笑顔あふれる学校を作っていこう。

【大松台小の子どもの良い所=良いと思うことに積極的に取り組んでいる】
①登下校の見守りの鈴木さんから、5年生が、また地域でゴミ拾いをしてくれていたと聞いた。その子は、褒められることが嬉しいと言っていたそうだが、私はきっとゴミ拾いを続けることで、地域がきれいになる気持ちよさに気付いたことと思う。人が見ていても見ていなくても良いことは進んで行っていこう。
②昨日、副校長先生が多摩中央警察署から連絡を受けた。何のことかと思ったら、少年の非行防止啓発ポスターの作成に、大松台小の高学年が何年も続けて取り組んでいることへの表彰があるとのことだった。実は、今日の午後警察署の方が表彰状を届けてくださるので、また紹介する。これからも色々なコンクールなどに積極的に取り組んでいこう。
③昨日、第1回目の委員会活動があった。5,6年生が全校のために仕事を行うことも素晴らしいが、昨日は、委員長などの役を決める場面で多くの人たちが進んで立候補し、やりたい気持ちをしっかり述べている姿を見た。大変な役を引き受けて頑張ろうとする5,6年生がいることが素晴らしいし、1~4年生の人たちもそういう姿を見習って頑張ってほしい。

植物を育てるお手伝いをしてくださっている松原さんが「ノビル」という植物が大松台小に、沢山生えていると持ってきてくださった。今日の話のように積極的に良いことに取り組む大松台小の子供たちは、益々「ノビル」ことと思う。今週も頑張っていこう。

全校の児童が集まって朝会ができて、しかも児童がしっかりこちらを向き、心を傾けて話を聞いていることが感じられて大変嬉しく思いました。
嬉しすぎてつい長話になったと反省していますが、これからも児童の良い所を沢山見付け、大切と思うことをしっかりと伝えていきたいと思います。