最近の学校の様子から

学校の様子

エアコン・扇風機清掃



本日の午後、各教室のエアコンフィルターと扇風機清掃を実施しました。本格的な夏を迎える前に、おやじの会、教職員、そして学校に遊びに来ていた5年生も活動に参加してくれました。本当に役に立ちますね。立派です。明日から扇風機・エアコンの風も気持ちよく感じることでしょう。

校長室の窓から417


6月を迎えました。登校時間の8:10前に多くの児童が登校し、昇降口が開くのを待っていました。
これから雨の季節がやってきますが、今日は、爽やかな晴天で、児童の挨拶もそれ以上に爽やかで元気になりました。


今日は、火曜日なので放送による児童朝会がありました。
今日は、次のような話をしました。

【大松台小の子供の良い所①=人の話をよく聞き、相手の気持ちや都合を考えられる】
先週の児童朝会でスーパームーンの皆既月食の話をしたが、よく話を聞いて観測しようと鶴牧東公園のガリバー山まで行った人がいると先生に聞いた。興味をもって見てみた人が多くいるのは、とても嬉しいことだ。残念ながら雲が出て東京では月食を見ることはできなかったが、私はインターネットの中継で北海道のなよろ市立天文台の映像を見た。皆既月食の神秘的な赤銅色を見ることができて感動した。今でもインターネットで「皆既月食、中継」と検索をすると見ることができるので興味のある人は見てみると良いと思う。
話は少し変わるが、校長室に休み時間に遊びに来たり、話しに来たりする人が結構いる。それは、とても嬉しいことだが、更に嬉しいことがあった。それは、先週のある日、中休みに大切な電話がかかってくる約束があったのだが、その時にも色々な学年の人が遊びに来てくれた。私は、その時「この後大事な電話がかかってくるので、電話が来たら校長室の外に出てくれるかな?」と話していたら、本当に電話がかかってきた。そうしたら、その時来ていた10人以上の人たちが、静かにスーッと校長室から出て行ってくれた。お陰で大事な話を落ち着いてすることができた。そうした相手の気持ちや都合を考えられる大松台小の子供たちは、本当にすごいと思った。

【大松台小の子供の良い所②=生き物に優しく、大切にできる】
先週、玄関の所で皆を迎えていたら一人のお友達が写真を見せてくれた。そこには、可愛らしいカルガモの親子の姿が写っていた。話を聞くとカルガモの親子を見付けて、鶴牧西公園まで無事に行けるように見守ってくれたとのことだった。その話を聞いて何と優しい子なのだろうと感動した。そして、今朝、校長室前の魚池にカルガモが来ていたと聞いた。もしかすると公園まで連れて行ってくれたお礼に来たのかもしれない。
前に鶴牧西公園にいる貴重なアカガエルの話をしたが、自然豊かなこの地域の生き物に優しくできる人がいるのは、とても嬉しいことだ。昨日も今日もダンゴムシを捕まえてきた子たちが、最後に土の所に逃がしてあげていた。これからも生き物に優しくし、この地域の自然を大切に守っていこう。
5年生の人たちが、地域のゴミ拾いを継続して行っているという話も見守りの方から伺っている。そうしたことも地域の自然環境を守ることにつながると思う。5年生は、来週に鶴牧西公園の田んぼに田植えに行くそうだが、アカガエルやカルガモの姿が見られるかも知れない。楽しみながら貴重な体験をしてきてほしい。

今日から6月15日と16日の大松スポーツフェスティバルに向けた練習が始まる。運動会の代わりに行う行事だが、兄弟学年やお家の人たちに頑張った成果を見てもらえるように、新たな目標をもって頑張ってほしい。
蒸し暑い季節になってくるので、熱中症にならないよう水分や休憩をとりながら練習をしていこう。

校長室の窓から416


爽やかな青空が広がっています。
児童の挨拶も元気が良く、爽やかです。


今日は、火曜日なので放送での児童朝会がありました。
今日は挨拶が上手だったことを褒めた後、次のような話をしました。

【大松台小の子供の良い所=目標に向かって仲間と頑張れる、下級生に優しい】
先週は、雨が多かったが、今日は、とても良い天気だ。先週は、体力テストがあった。私も見て回ったが、「校長先生、私、学年の平均より良かった!」などど、自分なりの目標を立てて頑張っているのが素晴らしいと思った。また、友達とペアになって取り組む上体起こしなどの種目で友達と励まし合ったり、他の競技でも声を掛け合ったりする姿も見られ素晴らしかった。
また6年生は1年生、5年生は2年生の計測の手伝いをしてくれていたが、そのお世話をしている姿がとても優しい様子で下級生が安心して体力テストに取り組めていた。
これらの姿は、まさに大松台小の合言葉である「笑顔のなかま」を実現している姿であると思う。これからも目標をもち、仲間と励まし合い、下級生に優しく接していこう。

【貴重なスーパームーン、そして皆既月食を見よう】
ニュースなどで聞いた人もいるかと思うが、明日は約3年ぶりの皆既月食がある。月食とは、太陽と地球と月が一直線に並び、地球の影に月が入った時に起こる現象である。今回は、その月食とスーパームーンが重なったとても珍しいものである。
月は、地球との距離が季節ごとに変わっていて、月に1回ぐらいある満月でも見える大きさは変わってくる。今回の満月は、一番小さい12月の満月より30%面積の大きい、まさにスーパームーンだそうだ。
今回の月食は、夜の7時前から10時前ぐらいまでで、皆既月食と言って月が完全に地球の影に隠れるのは、夜の8時10分ごろから25分過ぎまでの約15分間と短い。また、見える方角は、南東の方向だが見える角度が、皆既月食の最中で15度と低いので南東の方向に高い建物などが無いところで観察すると良いと思う。
ちなみに地球の影に月が入ると言っても、地球の空気を通った波長の長い赤っぽい光は、月に届くため月食中も月は赤く輝いて見える。
明日は、曇りの天気予報だが見えるチャンスはあると思う。スーパームーンの皆既月食という貴重な機会にぜひ月の観察をして、赤銅色に輝く月の色の変化などを楽しんでほしい。そして、見えたらその様子を教えてくれると嬉しい。


今週は、今日も含め気温の高くなる日が多いようだ。熱中症などにならないように健康に気を付けて過ごしていこう。

校長室の窓から415

今日は、全校で体力テストに取り組んでいます。
昨日の雨で前日準備ができなかったので、教員は朝早くから来て各種目の準備をしていました。


遠目で分かりにくいと思いますが、校庭では、ソフトボール投げと立ち幅跳びをしています。


1時間目は、1年生の計測に6年生が付いて補助をしていました。


ピロティへの通路の所では、握力を測定しています。
ここでも6年生がお手伝いをしていました。


体育館では、4年生が反復横跳びに挑戦していました。


その隣では、上体起こしをしています。
二人一組で足を押さえています。


多目的ホールでは、長座体前屈の計測をしていました。

その他の種目の20mシャトルランや50m走は、別の日に学級で計測します。
児童は、「学年の平均を超えた!」などと言いながら、それぞれの目標に向かって頑張っていました。
どのような結果が出るか楽しみですね。

各ご家庭には、質問紙調査へのご協力をいただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

校長室の窓から414


今朝、玄関から外に出ると、図工室の花壇の所に集まっている児童がいます。
何だろうと思って近づいていくと…


何とびっくり、手にいっぱいダンゴムシを乗せていました。

今日は、火曜日なので放送での児童朝会がありました。
今日は朝の出来事も含め、次のような話をしました。

【大松台小の子供の良い所=挨拶が上手、目標に向かって努力できる】
先週の週当番の先生の記録の中に「挨拶を進んでできる子が増えている。」ということが書かれていた。私も昨日今日と玄関に立っているが、自分から元気の良い挨拶ができる子がとても多くいて嬉しく思った。それは、前に話したように「自分から…、大きな声で…など自分なりの目標を立てて努力しているからだと思う。とても良いことなので続けていこう。そして、大松台小学校が多摩市で一番挨拶が上手な学校になるように頑張っていこう。
さて、先週担任の先生からも聞いたと思うが、緊急事態宣言が延長され土曜日の運動会は、できなくなった。他の学年の演技を見たり、リレーをしたりすることを楽しみにしていた人もいると思うが、変異ウィルスの子供への感染も広がっており、校庭に全校で集まって行うことは止めにした。その代わりに6月15・16日に大松スポーツフェスティバルとして、学年毎に表現と徒競走の様子をお家の人たちに見てもらうことにした。先週話したように大松台小の子供は、目標に向かって自分たちで努力できるという素晴らしさをもっているので、また新たな目標を立てて頑張っていこう。


【命を大切に、貴重な地域の自然を守っていこう】
玄関で皆を迎えていると、ダンゴムシやトカゲなど色々な生き物を捕まえてきて見せてくれる。今日もダンゴムシを見せてくれた人がいた。また、この前3年生とは、からきだの道に一緒に行ってカブトムシの幼虫をもらってきた。このようにこの地域には、豊かな自然がある。
実は、先週の木曜日に地域の貴重な生き物を守るために努力されている方の話を聞く機会があった。その方の話によると鶴牧西公園の農家風の建物がある付近の田んぼや池、そしてその上の方の人工の池に、アカガエルという非常に貴重なカエルがいるとのことだった。
アカガエルは、2月の終わりから3月にかけて水の中に卵を産み、それが今、オタマジャクシから小さなカエルとなって巣立っていく時期とのことだった。アカガエルは、絶滅危惧種と言って、守らなければ絶滅する恐れのある貴重な生物で、都会の鶴牧西公園が繁殖場所となっているのは、素晴らしいことで、その方もその環境を守るために市役所にも話をしてくださっている。
ところが、せっかく産んだ卵や育ったオタマジャクシを大量にとっていく人がいて心を痛めている。アカガエルのオタマジャクシやカエルの成長を毎年楽しみに観察している地域の方もいるとのことだった。オタマジャクシは沢山捕まえても共食いをするし、カエルになったら餌をあげるのは非常に大変で、カエルにとっては自然の中で成長するのが一番良いことだと思う。
自然界は、虫を小動物が食べそれを鳥が食べて…というようにつながって生きている。5月22日は、「国際生物多様性の日」でもあり、この世の中に色々な生き物が生きていることで、私たち人間も生きていけることを考える必要がある。身近に貴重なアカガエルという生き物が棲める環境があることに誇りをもち、皆で見守っていけるように一人一人が考えて行動してほしい。
アカガエル

命ということでは、このコロナ禍で自ら命を絶つという人がいるとも聞く。何度も話しているように、命はかけがえのないもので、一度失われると戻ることはない。そのようなことがないように、悩みがあれば家族や友達、先生に相談してほしい。その他の相談なども含めたお手紙を今日配るので、お家の人と読んでほしい。

今週は、すっきりしない天気が続くようだが、気持ちは明るく元気に過ごして行こう。