柳小diary

今日のできごと

校内書き初め展

 1月16日、17日の2日間、校内書き初め展が行われました。

 昨年度は教室廊下を使っての展示でしたが、今年度はPTA臨時総会に合わせて、体育館で行うこととしました。体育の授業が制限されたり、掲示が大がかりであったりという部分はあるのですが、全校児童の作品が一堂に会するのは壮観です。

 

 力作が勢揃いして、審査は難航しました。筆遣い、文字のバランス、のびやかさ、スピード、課題と名前のバランスなど様々な観点から審査しましたが、どれも素晴らしい作品です。このあと、東部公民館作品展に出品する作品もありますので慎重に審査しました。

 今年度は73名の保護者がご参観くださいました。中には、PTA臨時総会に合わせておいでくださっている方もいらっしゃいました。昨年度より、多くの方にご参観いただきました。

 

野田の踊りを世界に!

 

3年担任の2人の先生がオンラインで何やら打ち合わせをしています。 画面の向こうは横田先生!今、パラオに派遣されている横田先生と授業の打ち合わせをしているのでした。     

3年生は地域にいらっしゃる坂東先生から野田踊りと野田小唄の踊りを4月から教えていただいていました。東部ふれあいまつりで踊りを披露し、たくさんの地域の方から拍手をもらうことができました。歌詞の意味を郷土博物館の方に教えていただき、野田小唄や野田踊りが野田の醤油作りと深く関わっていることを知りました。自分たちの踊りを、もっとたくさんの人に見てもらいたいと、パラオに行っている横田先生にアクセスすることになったわけです。

 

画面の向こうに横田先生の顔が映し出されると子供達は大喜び。「みんなはどんなふうに踊れるようになったのかな?見せてくれる?」という呼びかけに対して、早速踊りの発表会です。久しぶりの踊り、そしてカメラの前での発表にちょっぴり緊張した表情です。

 踊りを披露すると、横田先生はとても喜んでくれました。そしてこんな提案が。

「パラオにも、地域に伝わる踊りがあります。パラオの子どもたちにも見せてあげたいなあ」ということで、次はオンライン交流を計画することとなりました。

どうやって見せたら、よく伝わるのか、どんな挨拶をすればいいのか、これから作戦会議が始まります。交流当日が楽しみです。

いよいよ『カウントダウンカレンダー』

6年生教室では、何やら白い紙が配られ、数字とにらめっこをしている状態。何を書いているのかというと……。 

ヒントはこの文字。そして桜。そう、「この教室に来るのはあと何日?」のカウントダウンカレンダーを作っていました。

「僕はラスト2日を作りたい!」「あと0日、卒業式当日はどうするの?」なんて、卒業までの日をイメージしていきます。数字をレタリングした方がいいとなったら、子どもたちは早速ChromeBookを出してきて、文字の検索を始めました。子どもたちはこういう風にデジタルを使いこなしていくのですね。

中には自分の好きなキャラクターを描いている児童もいました。手慣れたものです。

  

隣の学級ではもう掲示してありました。卒業まで学校に登校するのはなんと、あと42日だそうです。卒業が急に近づいてきた感じがします。ちょっぴりさびしい発見でした。

西山市民の森の『もりのみち』

1月10日(金)に5年生のみんなが西山市民の森へ出かけていきました。

 皆、手にほうきなどを持って出発しました。西山市民の森は、入ってしばらくは歩きやすいのですが、自然湧水の辺りになると、「地面がななめっていて」ぬかるむと滑って落ちそうになる歩きにくい道となります。

 昨年から、「安全で、親しみやすい森にするにはどうしたらよいか?」と話し合いを重ね、野田市のみどりと水のまちづくり課の方と相談しながら、うっそうとした森に光が入るように伐採を行い、川に橋を架けてもらい、地面の整地をしてもらいました。下の写真は12月の様子です。

 

 その後、地域の方にも協力をしていただいてクリーン活動を行い、トラック1台分では乗せきれない量の廃棄物を回収したところでした。さらに歩きやすい『もりのみち』を作るために、子どもたちは考えていました。

 「遠足で行ったモビリティリゾートもてぎの森にはウッドチップが敷いてあって、歩くときふかふかした!」

みどりと水のまちづくり課の加藤さんに相談したところ、ウッドチップを一山分、調達してくださいました。そこで、ウッドチップを道にまいて整えるということになったわけです。

 

 ウッドチップは、子どもたちがイメージしたものとはちょっと違ったようです。量もそんなにはありません。でも、すくっては運び、平らになるようにばらまいて、整えていきました。

 

 12月のクリーン作戦に集まってくださった方々、『もりのみち』がちょっぴり歩きやすくなりました。お時間がありましたら、どうぞ、おいでください。

 また、12月以降も、朝の交通安全指導の際に、市民の森の周りの清掃を続けてくださっている方がいらっしゃいます。ありがとうございます。子どもたちと心を一つにしてくださっている方がこうして増えていることに、心強さを感じます。

 

校内席書会

1月9日、10日に校内席初会が行われました。

12月の練習会では、筆おろしもまだで、かちかちのままのだるま筆に四苦八苦していた3年生の子どもたちも、冬休みの練習にしっかり取り組んだ成果か、とても立派なのびのびとした筆致の作品ができあがっていました。

「おじいちゃんといっしょにれんしゅうしたんだよ」とか「2袋使っちゃったから足りなくなって買いに行ったの」など、それぞれが頑張ったようです。

  

五年生の席書会のようすです。さすが集中して取り組んでいます。一人一人の文字はみえにくいのですがとても立派な文字です。是非作品展を見においでください。

三年生は、 最後にみんなでパチリと記念撮影。満足げな表情です。

冬はつとめて

   

 朝一番に登校する児童が「先生、大変! 池がこおっているよ!」と教えてくれました。ウオーターパークの氷の下の金魚たちはとても寒そうです。いよいよ冬本番となりました。吐く息も白く、朝の気温の低さが身にしみます。 

 

 そんな朝の寒さの中、たくさんの子どもたちが校門付近の落ち葉掃きをしてくれています。数名がボランティアを始めたところ、「僕も、私も」と、低学年の子どもたちも参加してくれているのです。

   

 自分の身長ほどの竹箒を使って落ち葉を集め、リヤカーに乗せて、校門付近はスッキリ。登校してくる友達とも元気に挨拶を交わしています。「みんなのために」「ちからをあわせて」、柳沢小の先輩達の伝統が受け継がれています。頼もしい子どもたちです。

 

 

5年生の教室では算数の学習です。

「Aさん、Bさん、Cさんがシュート対決をしています。この結果をもとに、誰をメンバーに選んだらいいと思う?」動画を見ながら考えます。「同じく6回入っているけど、10回チャレンジと12回チャレンジでは違うよね」「半分より多く入っている方がシュート率はいいよね」……。キーワードが出てきました。

「何回チャレンジしたか、ということと何回成功したかということを比べただけでは出せない対決がある!」

  

「さあ、どう考える?線分図で表すとどうなるのかな?」さっそく、鉛筆を動かす音だけが聞こえてきます。しばらくすると、書き終わった人から立ち歩いて友だちと情報交換を始めました。「自分はこう書いたけど、どうかな?」「ああ、そうか、そういうことなのね」積極的に友だちを見つけては説明。

 答えが出せるということだけではなく、いかに友だちにわかりやすく説明できるかということが本人の力になります。友だちの良さも発見できます。こうした生き生きと学ぶ姿が高学年らしいです。

 ニュースでは、インフルエンザ等の感染拡大が心配されています。三連休が明けて心配しましたが、体調不良での本校の欠席率は2.56%でした。お休みの間、ご家庭で気をつけていただいたおかげだと思われます。また気温が下がる予報が出ています。体調に気をつけて元気に過ごせますように。

 

ちがいはなんだろう?

3年生の算数の時間。「4分の1と4分の1メートルはどう違うの?」というのを考えています。 

 まず最初に班ごとに自分たちで考えを出し合います。「きっとこういうこと?」と言葉にしてみることで、自分の考えを形あるものとしていきます。中にはノートに説明を書き出す子どももいます。

答えを自分たちで考え、ひねり出していくのが楽しいようです。中には、「そんなの㎝で表せばいいじゃん! どうして分数使うのかな?」と、根源に迫る鋭い意見も出てきます。

どの子も自分なりの論理を持って口々に話しているから楽しそうです。先生が「それは違う」「こういう風に考えるんだよ」と簡単に否定したり、教え込んだりしては子どもたちの思考力は育っていきません。「じゃあ、じゃあさ、80㎝の4分の1って……。どういうこと?」「いい質問だねえ」「2メートルの4分の1ってどう表すの?」子どもたちの関心はどんどん広がっていて楽しい時間となりました。

   

授業のあとで、「きっと子どもたちは自分たちで考えを出すと信じて、待つことが大切ですよね」という担任の先生のお話が印象的でした。

 2年生の教室では、「課題が終わった人は一緒に作りましょう‼」と、動画に合わせて折り紙をしていました。音声を消した動画ですが、子どもたちは「きっと次はこうするんじゃない?」「これは折り筋だね」などと予想を立てながら折り進めています。できあがったのは、

  にっこりかわいいだるまでした。

 

 

 

『にこにこ大さくせん!』大成功!

ちょっと季節が過ぎてしまいましたが、1年生の廊下にとってもかわいい作品が貼ってありました。

   

サンタクロースが街にやってきて、みんなを喜ばせようといろんな仕草をしているのがかわいいです。

 

  一年生の担任の先生たちが、職員室で幸せそうに冬休みの宿題を見ていましたので、ちょっと見せてもらいました。一年生は冬休みに「にこにこ大さくせん!」と題して、家族をにこにこにする作戦を頑張ったそうです。家族の笑顔のために一生懸命頑張った一年生のみんなの姿が浮かんできます。裏に書かれたおうちの方のコメントもすてきなんです。何人か紹介しますね。

 

◎ぼくがしょっきあらいをしたら、ママがうれしそうにわらって、とてもうれしかったです。

   はじめてのしょっきあらいはぎごちなかったけど、いっしょうけんめいあらってくれて、ありがとう。(ママより)

 

◎うわばきあらいをできてうれしかった。いつもパパがあらってくれてたいへんだとおもった。

  うわばきあらいだけでなく、ごはんのじゅんびでも、玉ねぎむきとかたくさんてつだってくれたね。ありがとう。(パパより)

 

◎ねじをまわすのをがんばった。

 くみたてしきのおもちゃだなをかいました。はこをあけるところからてつだってもらいました。せつめいしょをみながら、いたやねじをさがしたり、でんどうのねじまわしをつかっていたをとめたり、さいごまであきずにがんばってくれました。てつだってくれてありがとう。(パパより)

 

◎おふろのゆかのめじを、ごしごしブラシでこすりました。こまかいところも、やりのこさず、がんばりました。けれどつかれました。でも、やったらとてもすっきりになりました。ママがよろこんでくれたのでうれしかったです。 

 ながいじかんをかけて、きれいにしてくれてうれしかったよ!おかあさんもスッキリ、きもちがよくなりました☆ ありがとう(ママより)

 

 なかには、「ママがぎゅっとしてくれてうれしかった」と書かれているカードもありました。誰かを笑顔にするためにやってみる。できることが少しずつ増えていく。なんだかほんわかあったかな気持ちになりますね!

2025 笑う門には福来たる!

2025年がスタートしました。体育館で冬休み明け全校集会が行われました。

校長先生のお話は「笑う門には福来たる」というお話。よく笑って、ナチュラルキラー細胞を活性化させて、元気な柳沢小学校の子どもたちに!というお話でした。

児童会のお話の中では、今後やりたいこととして、①全校レク ②全校児童の意見を集めて様々なチャレンジ ③素敵な柳沢小を作る と力強い発表がありました。これから楽しみですね。

保健委員会の発表では、「今日からまず夜更かしをしないで早く寝ましょう」というお話が、荒川先生から最後にありました。良い睡眠は記憶力を高めるのだそうです。冬休み、ちょっとのんびり過ごしてしまった人(大人も含めてですね)は生活リズムを整えていきましょう。

  

最後の図書委員会の発表は、カルトクイズみたいな部分も多く、盛り上がっていました。図書室にある千葉県に関係する本は77冊! 昨年度の貸し出し総数は三万冊! 人気があるのは「はたらく細胞」! 今年もたくさん本を読んでもらいたいですね。

集会のあと教室を回っていると、5年生教室では早速外国語の授業が始まっていました。

Where do you want to go?   I want to go to ~ 

長谷川先生とパイテ先生のお手本に合わせて練習をしています。みんなの回答を集めてビンゴになるように、積極的に会話を楽しんでいました。

 

 

 

冬休み前全校集会

12月23日(月)に冬休み前全校集会が行われました。

たくさんの子どもたちが表彰されました。全部を写真で紹介することはできないので一部になります。

  

野田市読書感想文コンクール佳作 6名

あおいそら東部支部標語入選  6名

あおいそら運動実践文コンクール優秀賞 2名 (当日興風会館で表彰されました)

東部地区マラソン大会男女別1位  7名 (当日会場で表彰されました)

野田市民駅伝競走大会3位  柳小リベンジャーズ 5名

トラックの日児童絵画コンクール 千葉テレビ放送賞 1名

                 優秀賞 4名

防火ポスター展佳作 1名 

水道ポスター展入選 6名

市民ふれあいハートまつりポスター展 市長賞 1名(当日会場で表彰されました)

図書館を使った調べる学習コンクール優秀賞 1名(会場で表彰されました)

 大活躍の子どもたちです。寒い中一生懸命拍手を送ってくれている子どもたちも偉いなあと思いました。

全校合唱「ふるさと」のあと、先生方からのお話。逆井先生がかぶっているのは自転車のヘルメット。自分の命も友だちの命も大切にしましょうというお話でした。

中村先生からは「サンタクロースっているのかな」というお話。「いると思う?」という投げかけに子どもたちもざわざわ。昔アメリカの8歳の少女が新聞社に質問したエピソードが紹介され、「大切なものは目に見えない。でも、たしかにあるんだね」という心に残るお話が語られました。興味がある人は是非本を手に取って読んでみてくださいね。

楽しい冬休みを送ることができますように。