北部小学校ブログ

道徳「大きなはがき」

今日は、4年2組と5年2組が、道徳の授業研究を行いました。(5年2組は写真を撮り忘れてしまいましたので、ここでは4年2組の授業を紹介します。

4年2組は、「大きなはがき」という話について考えました。

<あらすじ>

主人公の広子さんのところに、転校してしまった仲良しの正子さんからはがきが届きました。そのはがきは、普通のはがきよりも大きい絵はがきで、普通はがきの切手しか貼っていなかったので、料金不足で届いてしまいました。そのことを兄は、「広子の友達だから、料金不足だったことを教えてあげた方がいい」と言います。母は、「お礼だけ言っておいた方がいいかも」と言います。広子さんは悩んだ末、返事を書きますが、最後に料金不足であることを書き足します。

 

子ども達は、自分が広子さんだったらどうするか、話し合いました。結局、教えてあげる、という意見と、言わないでおく、という意見に半々に分かれました。

 

話し合いの中で、「本当の友達だったら言うべきだし、言っても関係が悪化することもない」という意見が出ましたが、”本当の友達”とはどんな友達なのか、これはとても難しい問題ですね。もし、お子さんが同じようなことで悩んだとき、ご家庭で、お子さんにどんなアドバイスをしてあげますか?

 

最後の学習参観

22日(土)は、今年度最後の学習参観、学級懇談会となりました。

大勢の保護者の皆様にご参観いただき、ありがとうございました。

1年生 「たのしかったよ1年かん」・・・この1年間での成長がわかる発表

 

2年生 「自分はっけん」・・・生まれてから今までの自分の成長などについての発表

 

3年生 「大豆はかせになろう」・・・総合学習で大豆について調べてきたことをグループ毎に発表

  

4年生 「2分の1成人式」・・・10歳になった今、将来なりたい職業について調べたことの発表、そして10年後の自分へ手紙を書くという作業

 

5年生 「環境問題についてしらべよう」・・・これまで環境問題について調べたことをグループ毎に発表

   

6年生 「感謝の会」・・・お父さんやお母さんと一緒に手作りの双六で遊んだり、親子で一緒にクイズをしたりして楽しいひとときを過ごし、最後に感謝の手紙を渡しました。6年生は、何日も前から感謝の会に向けて準備をしてきました。お父さんやお母さんに、なかなか普段は言えない感謝の気持ちがきっと伝わったことと思います。

       

 

長縄強化週間 & 正しい廊下歩行週間

2月17日から、21日まで、長縄強化週間となっています。

この間、2分間に長縄が何回跳べるか(クラス毎に2チーム作り、2チームの記録を合計する)、記録に挑戦しています。 

今日の時点で、5年2組が385回でトップとなっています。次が6年1組の380回です。

低学年も、これに続けと一生懸命頑張っています!!

5年2組の練習の様子

  

 

また、今週は、「正しい廊下歩行週間」となっており、生活安全委員会が休み時間に廊下に立ち、右側を静かに歩くように呼びかけています。生活安全委員会は、1月に挨拶運動も行いました。今年度はとても積極的に活動をしています!

 

 

 

4年生「おとなになる体のじゅんび」

4年生という学年は、そろそろ思春期が始まる年齢です。心も体も、大人になる準備が始まります。

今日は、養護教諭の中川先生が、4年生の全クラスで、保健の授業を行いました。

「おとなになるからだのじゅんび」~思春期には体の中ではどんなことが起こるのでしょう~という学習です。

まず、私たちの体の中には、いろいろな臓器があるけれど、その中に性器というものがあって、男性と女性では性器に違いがあるとう話から始まりました。

 

子ども達は、変に笑ったり、恥ずかしがったりすることなく、中川先生の話を真剣な顔つきで聞いていました。

男女の性器の違い、性器で作られる卵子と精子のこと、月経や精通が誰にでも起こると言うこと、何億もある精子の中から、たった一つだけの精子が一つの卵子と出合って赤ちゃんが誕生するということ、体の成長に伴って、心も成長していくので、異性を意識するようになることなど、1時間の授業の中で、たくさんのことを学びました。

     

最後に、“今日学んだことで、疑問に思ったり、さらに調べてみたいと思ったりしたことは、学校の図書室や保健室にある本を見て調べたり、先生やおうちの人に聞いたりしましょう” “インターネットは手軽に調べられるけれど、たくさんの情報があり、しかも間違った情報も紛れ込んでいるので、みんなには、どれが正しくてどれが正しくないかを判断するのは難しいので、インターネットで調べるのはやめましょう”という話がありました。これはとても重要なことだと思います。興味本位にインターネットであれこれ調べることは、正しい性への知識と判断をねじ曲げてしまう恐れがあります。

お子さんに、何か質問されたら、真剣に答えてあげていただきたいと思います。

          

子ども達は、今日の学習を通して、命の不思議と大切さ、自分も含め一人一人がみなかけがえのない存在であることも感じ取っていたようです。

 

 

卒業を控えて・・・春の足音

6年生は、卒業に向けて、一日一日を大切にしようと日々頑張っています。

教室には、卒業式まであと何日、という日めくりの手作りカレンダーを掲示しています。

教室前の廊下の何カ所かには、「無言移動」という言葉を書いて掲示しています。そして、朝は、清掃などのボランティア活動を行っています。

 

 

そんな6年生の姿を、在校生はきっと見ています。そして、それがまた、次の6年生へと引き継がれていくことでしょう。

 

この冬は、暖冬だと言われていますが、今朝、職員室前にある紅白の梅の木をふと見てみると、もう両方咲き始めていました。昨年は、2月20日頃に、ようやく2~3輪咲き始めたばかりでしたので、やはり今年は暖冬なのでしょう。業務員さんが育ててくださっている桜草も、どんどん咲き始めているので、卒業式に見頃になるよう、こまめに花芽を摘み取っているそうです。植物は、その生育を気温に大きく左右されるので大変です。