北部小学校ブログ
とにかく手洗い!
学校生活において、密を防ぐのは容易なことではありません。教室がすでに密集となっています。とはいえ、できるだけ密接を回避するように、子ども達にはいろいろな場面で指導しています。
3密を避けることも大切ですが、学校でできる感染予防で1番大切なのは、手洗いかと思います。
そこで、正しい手洗いができるように、どの学年も発育測定が終わった後、養護教諭が手洗い指導を行っています。
手洗いがちゃんとできているか、子ども達に自分の目で確かめてもらいます。
まず、手にローション(蛍光剤)を塗り込み、いつもと同じように石けんを使った手洗いをします。そして、チェッカーボックスに手を入れて覗いてみます。手洗いが不十分でローションが残っていると、その部分が白く浮き出て見えます。
下の写真は2年生の様子です。きれいに洗ったと思った自分の手ですが、爪の周りなどが白く見えてびっくりしていました。石けんを使えばきれいに洗えたと思いがちですが、指のしわの間や、爪の周りには、結構汚れが残っているようです。それが、視覚的に確かめらるので、子ども達はもっとしっかり手洗いをしようという意識が出てくるのではないかと思います。
因みに、次の三枚の写真は、手を石けんで洗ってにぎったおりぎり、手を水で洗ってにぎったおにぎり、手を洗わずににぎったおにぎりをそれぞれ三日間放置したらどうなったかという写真です。これを見ると、手洗いがいかに大切かがよくわかりますね。
心配なのは、洗ったあとに、きれいなハンカチを持っているかどうかです。毎日同じハンカチを使っているお子さんはいないでしょうか。せっかくきれいに手洗いをしても、手を拭くハンカチが汚れていては意味がありません。
ご家庭で、毎日忘れずに洗ったハンカチを持ってくるよう、お声がけをお願いします。