東部中日記

東部中日記

椎の木祭発表~科学部~

 先日行われた椎の木祭で、第一理科室と第二理科室で夏休み明けから2か月間、科学部の部員たちがコツコツと準備を重ねてきた成果を、ついに発表しました。

 

 

 

 

 

 テーマは6つ――「ダイラタンシー」「ブラックライト」「炎色反応」「空気砲」「熱気球」「象の歯磨き粉」。どの実験も見て、触って、驚いて! とにかく楽しい時間になりました。

 ダイラタンシーのコーナーでは、片栗粉と水を混ぜた“触ると固まる不思議な液体”を体験。そっと触るとトロトロ、でも強くたたくとカチカチ! その不思議な感触に、生徒たちの歓声があがりました。

 ブラックライトの実験室では、暗闇の中にカラフルな光が浮かび上がります。見やすいインクを選ぶために何度も実験を重ねた努力が光っていました。

 炎色反応では、火の色が次々と変わる幻想的なショーが繰り広げられました。緑、赤、オレンジ――まるで小さな花火のように輝く炎に、みんなの目が釘づけ!

 空気砲のブースでは、ドンッという音とともに空気の弾が発射! 見えない“空気の輪”がろうそくの火を見事に消すと、思わず拍手が起こりました。大きな空気砲と小さな空気砲、どちらも大人気でした。

 熱気球の実験では、部員たちが何度も試行錯誤して作り上げた手作り気球が、ゆっくりと空へ浮かび上がりました。燃料や形を工夫し、うまく飛んだ瞬間には「やったー!」という声があふれました。

 そして最後を飾ったのは、迫力満点の象の歯磨き粉! 薬品を混ぜると、もこもこと泡があふれ出して止まりません。理科室中が歓声と笑顔に包まれました。

 

 

 

 

 

 どの班も「どうしたら見てくれる人が楽しめるか」を考え抜き、工夫を重ねていました。見た人も体験した人も、きっと「科学っておもしろい!」と感じたはずです。2か月間の努力がキラリと光った、最高の発表になりました!椎の木祭を終えて、3年生は引退し、これからは2年生が中心となって新しい科学部がスタートします。先輩たちの情熱を受け継ぎ、「もっと面白い実験を!」という気持ちで、これからもワクワクする活動を続けていきます!