ブログ「校長室から」

2021年7月の記事一覧

校長室から(78)7月30日

 今日は、東葛飾地方小中学校給食連絡協議会の調理講習会の運営のため、千葉市に出張しました。研修を受けるのは東葛飾6市の小中学校の栄養士の先生方です。千葉県のお米農家の方に講演をいただいてお米の魅力を学んだあとに、四ツ谷『鈴なり』和食料理人の村田明彦氏に千葉の野菜が主役の和食給食献立の調理実演をしていただきました。コロナ感染防止のため、千葉市の会場には栄養士の代表の方のみ参加して、現地での講義後、調理実習を行いました。他の栄養士の方はオンラインでの視聴となり、流山市南部地区の栄養士さん達は本校にてzoomで参加されました。

 今回の研修会は『和食給食応援団』さんという和食文化の継承に意欲をもった和食料理人と70社ほどの企業が集結した団体のご協力によって実施されました。会場は良いだしの香りに包まれ、あらためて和食の良さを感じました。栄養士の皆さんは、夏休み中も、おいしい給食のためにこうして熱心に勉強をされているのです!

 私も所々、別室からzoomで参加してみました。

 

校長室から(77)7月29日

 今日は午前中に「いじめ防止研修」と「不祥事防止研修」を行いました。「いじめ防止研修」では、1学期に5・6年生にいじめ防止の授業をしていただいた、流山市教育委員会指導課いじめ防止相談対策室のスクールロイヤーの先生と、指導主事の先生にご指導をいただきました。本研修を通して、いじめを受けた子どもを守ることを最優先に考えるとともに、法に則った組織的な対応を行うことの重要性について全職員で理解を深めることができました。本校でも、いじめやその疑いがある場合には情報共有を速やかに行い、管理職を交え組織的な対応をすることとしています。今後も、いじめの未然防止、早期発見、組織的かつ適切な対応に全力をつくしてまいります。

 2つめの「不祥事防止研修」では流山市教育委員会学校教育課の管理主事の先生を講師にお招きして、教職員の身分と服務、千葉県の懲戒処分の現状等について研修をしました。不祥事と言われるものには、わいせつ・セクハラ、交通事故、パワハラ、体罰、個人情報の流出等があります。学校の教育活動は、児童や保護者、地域の方々との信頼関係の上に成り立つものだと思っています。地方公務員は「全体の奉仕者」としての使命があることを心にとめて、これからも全教職員とともに風通しの良い職場環境作りと信頼される学校作りに努めてまいりたいと思います。

 

校長室から(76)7月28日

 流山小学校の創立150周年を記念して歌を作ろうということになり、1学期末に、全校児童が流山小学校への思いを手紙や詩に表現しました。それを、1枚残らず全て、作詞家の桑原永江(くわはらながえ)さんに郵送でお届けし、今、読んでいただいています。子ども達の文章の中から流山小らしい言葉を見つけたり、子ども達の思いにふさわしい言葉を探して置き換えたりという作業をしながら歌詞をつくってくださることと思います。

 桑原さんは、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲や、みんなのうた、歌謡曲や子ども向けテレビ番組のテーマソングなど幅広くご活躍中の作詞家でいらっしゃいます。本校の3月の卒業式で卒業生が歌った『最後の一歩  最初の一歩』も桑原さんが作詞された合唱曲でした!縁あって、本校の記念ソング作りにご協力をいただけることになりました。全校児童の思いが、どんな歌詞になるのか、楽しみです!(写真は、子ども達から寄せられた母校流山小学校への思い(一部)です。)

 

 また、今日は、3名の保護者の方が校舎内清掃のボランティア活動においでくださり、トイレをきれいにしてくださいました。暑い中、大変ありがとうございました。職員も数名加わり、北校舎の1・2階と南校舎(東側)を重点的に清掃しました。

 

 

 

 

 

 

校長室から(75)7月27日

 台風の影響が心配されましたが、学校では1・2年生の植木鉢が倒れることもなく、ほっとしたところです。強い雨の後、午後は晴れ上がって蒸し暑くなりました。個人面談3日目、保護者の皆様には連日暑い中ご来校いただきありがとうございます。

 さて、今日も午前中に職員研修を2つ行いました。

 1つ目は「特別支援教育研修」で、困り感を持つ子どもの指導について、本校の特別支援コーディネーター2名が講師となって研修を行いました。インクルーシブ教育(障害のある子どもとない子どもが共に教育を受けることで共生社会の実現に貢献しようという考え方)が日本で提唱されて約10年となりました。今日の研修は、子どもの特性を理解し、それに応じた支援(合理的配慮・ユニバーサルデザイン)を学校全体で適切に行っていこうという目的で行われました。「スッキリ・誰にでも・わかりやすく」の3つのポイントを授業で心がけていこうというまとめになりました。

 お子さんの特性・発達に対するご不安や、合理的配慮の提供等のご希望については、管理職(校長・教頭)・担任・コーディネーター等が相談をお受けしますのでいつでもお声がけ下さい。

 2つ目は「ICT教育研修」で、流山市教育委員会より配置をしていただいているICT支援員と本校の情報主任を講師として、授業での「ミライシード」の様々な活用について、体験的に学びました。特に、子ども達が思考・判断したことを表現し、それを画面上ですぐに共有して比較・検討したり、称賛し合ったりしながら、より考えを深めることができるところに大きな魅力を感じました。子ども達がミライシードで何の学習をどのくらい進めているかの進捗状況も教員用パソコンから確認することができました。夏休みに入ってまだ1週間ですが、タブレットで学習を進めている子どもは思っていたよりも多かったです。2学期は、1年生も含め、授業でのICT活用がいっそう効果的にできることと期待しています。

校長室から(74)7月26日

 4連休の前日、7月21日午後に「通学路緊急一斉点検」が実施されました。当日は、流山市役所学校教育課、道路管理課、流山警察署の方々と、学校からはPTAの代表の方と教頭先生が参加されました。子ども達の安全のために各所をまわっていただきました。猛暑の中、長時間にわたりありがとうございました。

 今日の午前中は、職員の「環境改善委員会」が中心となって「壁のはがれた箇所のペンキ塗り」「1年生のタブレット準備」「掲示物作り」の3つのグループに分かれて皆で作業を行いました。特に、「ペンキ塗り」では、PTAボランティアの皆様に多大なるご協力をいただき、ありがとうございました!「チーム流小」の抜群のチームワークで、予定通り2時間の作業時間内に多くの実りがありました。