ブログ「校長室から」

校長室から(75)7月27日

 台風の影響が心配されましたが、学校では1・2年生の植木鉢が倒れることもなく、ほっとしたところです。強い雨の後、午後は晴れ上がって蒸し暑くなりました。個人面談3日目、保護者の皆様には連日暑い中ご来校いただきありがとうございます。

 さて、今日も午前中に職員研修を2つ行いました。

 1つ目は「特別支援教育研修」で、困り感を持つ子どもの指導について、本校の特別支援コーディネーター2名が講師となって研修を行いました。インクルーシブ教育(障害のある子どもとない子どもが共に教育を受けることで共生社会の実現に貢献しようという考え方)が日本で提唱されて約10年となりました。今日の研修は、子どもの特性を理解し、それに応じた支援(合理的配慮・ユニバーサルデザイン)を学校全体で適切に行っていこうという目的で行われました。「スッキリ・誰にでも・わかりやすく」の3つのポイントを授業で心がけていこうというまとめになりました。

 お子さんの特性・発達に対するご不安や、合理的配慮の提供等のご希望については、管理職(校長・教頭)・担任・コーディネーター等が相談をお受けしますのでいつでもお声がけ下さい。

 2つ目は「ICT教育研修」で、流山市教育委員会より配置をしていただいているICT支援員と本校の情報主任を講師として、授業での「ミライシード」の様々な活用について、体験的に学びました。特に、子ども達が思考・判断したことを表現し、それを画面上ですぐに共有して比較・検討したり、称賛し合ったりしながら、より考えを深めることができるところに大きな魅力を感じました。子ども達がミライシードで何の学習をどのくらい進めているかの進捗状況も教員用パソコンから確認することができました。夏休みに入ってまだ1週間ですが、タブレットで学習を進めている子どもは思っていたよりも多かったです。2学期は、1年生も含め、授業でのICT活用がいっそう効果的にできることと期待しています。