牛島の食育は今
今日は1月の図書コラボ献立です。
今日の献立は、ごはん、牛乳、いかのねぎみそ焼き、辛子和え、おでん、みかんです。
今日は、図書コラボ献立です。
おでんもおんせんから、おでんを紹介します。
寒くなってきたので、おでんが食べたくなる作品です。
本の表紙には温泉に気持ちよさそうにつかっているおでんの具材がえがかれています。
ある日『ゆのくに』にやってきた“たこ、あつあげ、がんも”が温泉にやってくるところからお話がはじまります。
1つ1つの具材が、早口言葉の文で表現されていてどれも楽しいものばかり!口に出して言いたくなります。
しらたきにつくね、こんぶ、だいこんたち、それぞれが自由に温泉を楽しみます。
きんちゃくはマッサージをしたり、とうふは卓球に熱中して大あせをかいて・・・たことはんぺんは、なにやらサウナでおしゃべり。
そうしているうちに、じゃがいもとたけのこがけんかをはじめたり、たまごは親子でさかだちなんてしています。
もうみんな大変なことに!
でも最後はみんなで温泉になかよく入ってあたたまります。
みんな気持ちよさそうです。
最後のページには、すじおやじがおふろばをそうじしています。
みんな、すじおやじにありがとうですね。
この本は図書室にありますので、ぜひ読んでください。
2月の家庭配布献立表と食育だよりをお届けいたしました。
春はそこまできていますが、まだまだ寒い毎日です。
コロナもあり落ち着かない日々が続いております。くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
さて、2月の家庭配布献立表と食育だよりを、お届けいたしました。よろしくお願いいたします。
「日本全国食めぐり」⑦ 東北地方 「食育の日の献立」です。
今日は、20日(臨時休校)の日の献立を実施します。
献立は、ごはん、牛乳,ハタハタの唐揚げ、せり蒸し、きりたんぽ汁です。
今日は「日本全国食めぐり」7日目、東北地方の秋田県の郷土料理を紹介します。
せり蒸しとは、せりの煮浸しのような料理です。
『せり』は、春の七草としても知られていますが、秋田県民に愛されている野菜です。
水分の多い土地に自生する野草で、1ヶ所に競り(せり)合うように生えることから、せりと言う名前がついたと伝えられています。
万葉集など多くの和歌集で詠まれたり、地名に名前がついたり、私たち日本人には馴染みの深い野菜でもあります。また、臭み消しや風味づけとして「きりたんぽ鍋」や「いものこ汁」には欠かせないものです。
「ハタハタの唐揚げ」は、秋田県の県魚である『ハタハタ』を使った料理です。秋田県では、ハタハタを入れた「しょっつる鍋」も有名です。
きりたんぽは、うるち米のごはんを杉の棒を先端から包むように巻いて焼いたものです。そのたんぽ餅を棒から外し、鶏がらの出し汁に入れて煮込んだものが秋田県の郷土料理『きりたんぽ汁』です
秋田県の郷土料理を味わっていただいてください。
今月は、学校給食週間に合わせて、日本全国の郷土料理を紹介しました。
「日本全国食めぐり」⑥ 九州地方
今日の献立は、といめし、牛乳、鮭のごまフライ、野菜こんにゃく入れ酢の物、いちごです。
今日は「日本全国食めぐり」6日目、九州地方の長崎県の郷土料理を紹介します。
といめしは、諫早市の目代地区に伝わるおもてなし用の混ぜご飯のことです。
昔から、正月や盆のときに、男の人たちが自宅で育てた鶏をさばいて作るのが習わしで、いまも基本的に男性が作るものとされています。地元で鶏を「とい」ということからきているようです。
長崎県の郷土料理を味わっていただいていただいてください。
30日の月曜日は、20日の臨時休校で中止になった、東北地方の秋田県の郷土料理を紹介します。
「日本全国食めぐり」⑤ 中国四国地方
今日の献立は、鯛めし、牛乳、鶏肉のゆず風味揚げ、小松菜ともやしのソテー、いよかんゼリーです。
今日は「日本全国食めぐり」5日目、中国四国地方の愛媛県の郷土料理を紹介します。
鯛めしは、鯛をご飯と共に炊き上げるが、南予では、生の鯛をタレに漬け込み、タレごと熱いご飯にかけて食べる。調理に火は使わず、新鮮な鯛を使うのがポイントです。
今日は、とても良質な鯛が給食室に届きました。
海賊飯とも漁師飯とも言われ、船上の酒盛りの終わりに、酒の残った茶碗にご飯を盛り、醤油をたっぷり含ませた鯛の刺身をのせて食べたのが始まりとされています。南北朝時代から江戸時代にかけて活躍した伊予水軍もよく口にしたといいます。
また、高知県は柚子生産量が日本一です。
国内で流通する柚子の5割を生産しており、高知県は名実共に「柚子大国」として知られています。
高知県では、柚子を色々な料理やお菓子などに使っています。
今日の、鶏肉のゆず風味揚げは、油で揚げた鶏肉にゆずのたれをかけたものです。
高知県の郷土料理を味わっていただいてください。
「日本全国食めぐり」④ 近畿地方
今日の献立は、奈良茶めし、牛乳、鯖の幽庵焼き、水菜のごま和え、飛鳥汁です。
今日は「日本全国食めぐり」4日目、近畿地方の奈良県の郷土料理を紹介します。
奈良茶めしは、米と炒った大豆をほうじ茶で炊いたごはんです。
大豆を香ばしく炒り炊くことで大豆の風味はそのままにふっくらと仕上がります。
茶飯は奈良で発祥しましたが、米と大豆のバランスのとれた栄養食で、腹持ちも良かったため、全国各地で広く知られるようになりました。
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に登場したことで一層有名になったようです。
飛鳥汁(あすかじる)は牛乳と鶏肉、季節の野菜が入ったお味噌汁です。
飛鳥時代に中国の旧王朝・唐から牛乳と鶏肉料理が伝わり、貴族の間で食べられています。
給食では、鶏ガラスープと牛乳で具材を煮込み、味噌で味をつけて作りました。
体も心も、温かくなる給食です。
奈良県の郷土料理を、味わっていただいてください。
「日本全国食めぐり」③ 中部地方
今日の献立は、かきまわし、牛乳、味噌カツ、きゃべつのおひたし、おすいものです。
今日は「日本全国食めぐり」3日目、中部地方の愛知県の郷土料理を紹介します。
かきまわしは、混ぜご飯のことをいいます。
具を煮たものとご飯をかき回して作ることから「かきまし」という名前がついたと言われています。愛知県全域で食べられています。
味噌カツは、揚げたてのカツに、たっぷりの味噌のたれをかけたものです。愛知県の名古屋市のとんかつ屋さんで、味噌カツのない店はほとんどないほどの人気料理です。
天丼のタレをヒントに、「醤油でできるなら、味噌でもできるはず」と、名古屋の名物食材である八丁味噌を使い、それをタレとしてかけたことから始まりまったと言われています。
愛知県の郷土料理を味わって、いただいてください。
「日本全国食めぐり」② 関東地方
今日の献立は、かんぴょうごはん、牛乳、揚げ餃子、磯香和え、けんちん汁です。
今日は「日本全国食めぐり」2日目、関東地方の栃木県の郷土料理を紹介します。
1月20日が臨時休校になったため、東北地方の秋田県の郷土料理は、1月30日に実施します。
かんぴょうは栃木の特産物です。そこで、かんぴょうを使った料理を
たくさん作られ食べられています。
かんぴょうごはんは、特産物のかんぴょうを使ったまぜごはんです。
また、揚げ餃子ですが、栃木県の宇都宮市は1990年、まちおこしになるものを探していた市の職員が、宇都宮市のギョーザの購入額が日本一ということを知り、「ギョーザでまちおこしをしよう」と発案しました。
この街には、「ギョーザの街」の象徴ともいえる「餃子像」もあります。
このまちおこし企画がきっかけで、宇都宮市が「ギョーザの街」として全国に有名になりました。
毎年、宇都宮と浜松の餃子日本一争いが話題になります。
また、栃木県のソウルフードであるけんちん汁は、精進料理としても食されている料理です。
さといもやこんにゃく、ごぼうなどの野菜を使用して作られている定番メニューです。
野菜がたっぷりと入っており、健康にもよいです。
けんちん汁は元々お寺で振舞われていた精進料理で、肉を使わない野菜だけの具材が正統派と言われています。
けんちん汁は野菜を油で炒めてから出汁を加えるのが特徴で、油が貴重な昔は収穫期くらいにしか食べられなかったそうです。
栃木県の郷土料理を味わっていただいてください。
今日から、「日本全国食めぐり」① 北海道地方
今月1月24日から1月30日までは、全国学校給食週間です。
学校給食週間とは、学校給食に対する理解や深め関心を高めるためのものです。
この学校給食週間にちなんで、昨年度好評だった「日本全国食めぐり」を今日から、27日まで、日本を7地区に分けて(北海道地方・東北地方・関東地方・中部地方・近畿地方・中国四国地方・九州地方)その地方の代表的な郷土料理を紹介します。
今日の献立は、ごはん、牛乳、ザンギ、おひたし、三平汁です。
今日は、北海道地方の郷土料理、ザンギと三平汁を紹介しました。
北海道発祥の名物料理ザンギは、下味をつけた食材に衣をつけて揚げた料理のことです。
ザンギという名前は、鶏の唐揚げという意味の中国語「炸鶏(ザーギー)」に縁起のよい「運(うん)」を足してつけられたとされています。 しかし、中国の唐揚げ「炸子鶏(ジャーズージー)」がなまってザンギと呼ばれるようになったという説や、愛媛県の郷土料理「千斬切(せんざんき)」からきているという説など、ザンギの名前の由来には諸説あるそうです。
ザンギと唐揚げの大きな違いは、下味の違いです。
ザンギは食材に下味をしっかりとつけますが、唐揚げには下味をつけないものもあります。粉をまぶし揚げたものが「唐揚げ」とされるので、「ザンギは味が濃いもの、唐揚げは味が薄いもの」と、味の濃さによって区別されることが多いそうです。
また三平汁は、塩漬けにしたサケやニシンなどの魚と人参や大根などの野菜を一緒に煮込んだ郷土料理です。
三平汁という名前の由来は、諸説あります。
松前藩の藩主が狩りに出た際に、斉藤三平という漁師の家で、あり合わせのもので煮こんだ汁を食べて、大変気に入ったため三平汁という名がついた説や、有田焼の三平皿という深皿に盛ることが由来とされる説などあります。
200年以上も前から食べられていたといわれ、江戸時代後期の見聞録「東遊記(とうゆうき)」の中に「三平汁」の記録が残っているようです。
三平汁は、塩漬けにして保存された生魚を魚を野菜とともに煮こみ、その魚の塩分だけで味を付ける。同じサケを食材とする「石狩鍋」と一緒にされることがあるが、味噌仕立てで生サケを使う「石狩鍋」とは異なり、「三平汁」は主に塩漬けされたサケを使うことが特徴ということです。
北海道地方の郷土料理を、味わっていただいてください。
給食調理員さんも、張り切って作ってくださいました。
4年生 五味五感の体験学習(基礎編)
今日は、NPO法人食育研究会Mogu Mogu 代表理事の松成容子先生を講師にお招きして、4年生の食育体験学習を実施いたしました。
日本では、五味といって、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の5つの味があります。
今回、あらためてその五味の確認をしました。
また、五感についても学習しました。
最後にジュースに使われている、中身当てクイズをいたしました。
成長期にある子供たちには、バランスのよい食事を食べてほしいものです。なぜなら、私たちの体は、食べ物でできていて、食べたもので健康がつくられるからです。
毎日の食事を「おいしいね。」と言って、楽しく食べられるように、この時期から味のアンテナをたててもらいたいと願います。
この授業を通して、今回、食べ物について様々な角度から考えてもらう機会をつくりました。
学校では、お子様の食に関する興味・関心が高まる活動を、今後も取り組んでいきたいと思います。ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。