ほごログ
いろいろぷちリニューアル。春日部市郷土資料館常設展。
季節の移り変わりとともに、こまめに展示替している季節展示。
季節展示だけじゃありません。
このたび、常設展をいろいろぷちリニューアルしましたので、まとめて紹介します。
【その1】来館記念スタンプを一新。
長らく愛されてきた、竪穴住居、駕籠のスタンプ。
愛されすぎて、摩滅してきましたので、図柄を一新。
資料館のシンボルの花積貝塚の竪穴住居、宿場町を象徴する国登録文化財の浜島家住宅土蔵をモチーフにした図柄にしてみました。
ぜひ、おしてみてください。
【その2】江戸川の開削のパネルを追加。
江戸時代以降の市域の交通や流通の歴史、開発の歴史を考えるうえで重要な江戸川の開削について、展示パネルを追加しました。
奥まった場所にあるので、探してみてください。
【その3】DVDが見られるようになりました。
市域の歴史を紹介する映像を鑑賞していただくスペースがありますが、映像の上映はVHSビデオで再生してきました。今となっては古い機材なので、見学にきた小学生から「これはいつの時代の機械ですか?」と聞かれることもあります。
このたび、DVDプレーヤーを導入しましたので、神明貝塚の紹介動画(youtubeで公開)や庄和地区の歴史散歩(視聴覚センターで小学校向けに制作した映像)を上映できることになりました。ぜひ、ご観覧ください。
なお、6月の郷土資料館は、毎週月曜と、建物の設備点検のため
6/16(土)が休館となりますので、ご注意ください。
季節展示だけじゃありません。
このたび、常設展をいろいろぷちリニューアルしましたので、まとめて紹介します。
【その1】来館記念スタンプを一新。
長らく愛されてきた、竪穴住居、駕籠のスタンプ。
愛されすぎて、摩滅してきましたので、図柄を一新。
資料館のシンボルの花積貝塚の竪穴住居、宿場町を象徴する国登録文化財の浜島家住宅土蔵をモチーフにした図柄にしてみました。
ぜひ、おしてみてください。
【その2】江戸川の開削のパネルを追加。
江戸時代以降の市域の交通や流通の歴史、開発の歴史を考えるうえで重要な江戸川の開削について、展示パネルを追加しました。
奥まった場所にあるので、探してみてください。
【その3】DVDが見られるようになりました。
市域の歴史を紹介する映像を鑑賞していただくスペースがありますが、映像の上映はVHSビデオで再生してきました。今となっては古い機材なので、見学にきた小学生から「これはいつの時代の機械ですか?」と聞かれることもあります。
このたび、DVDプレーヤーを導入しましたので、神明貝塚の紹介動画(youtubeで公開)や庄和地区の歴史散歩(視聴覚センターで小学校向けに制作した映像)を上映できることになりました。ぜひ、ご観覧ください。
なお、6月の郷土資料館は、毎週月曜と、建物の設備点検のため
6/16(土)が休館となりますので、ご注意ください。
手作り季節展示を展示してます
雨の日が多くなる季節になってきました。
アジサイや蛙などを眺めながら、季節の移り変わりを郷土資料館で
感じてみませんか?
なお、6月の郷土資料館は、毎週月曜と、建物の設備点検のため
6/16(土)が休館となりますので、ご注意ください。
アジサイや蛙などを眺めながら、季節の移り変わりを郷土資料館で
感じてみませんか?
なお、6月の郷土資料館は、毎週月曜と、建物の設備点検のため
6/16(土)が休館となりますので、ご注意ください。
母子健康センターの開設『新編図録春日部の歴史』48
58年前の昭和35年(1960)6月1日、当時県内で4ヶ所目となる母子健康センター(庄和保健センター)が開設されました。庄和地域では乳幼児の健康維持が課題となっており、この施設の開設にあたっては庄和村議会などで紆余曲折がありましたが、当時の庄和村長、島田正八郎氏の強い要望もあり開設が実現しました。
母子健康センターで行われた事業は、妊婦健診、乳幼児健診、栄養学級、衛生教育、家族計画指導、母親学級などでした。
開設当初の利用者は、年間約50人でしたが、昭和39年(1964)には約200人まで増えました。
開設を伝える埼玉新聞の記事によれば、母子健康センターは、「産気づいたらハダシのまま、何の用意もなくかけ込めばよい」、「妊娠、分べん、育児をする女性たちのオアシス」と紹介されています。
「埼玉新聞」昭和35年6月1日
「保健衛生の改善」『新編 図録 春日部の歴史』254ページ
母子健康センター(昭和40年ごろ)
母子健康センターで行われた事業は、妊婦健診、乳幼児健診、栄養学級、衛生教育、家族計画指導、母親学級などでした。
開設当初の利用者は、年間約50人でしたが、昭和39年(1964)には約200人まで増えました。
開設を伝える埼玉新聞の記事によれば、母子健康センターは、「産気づいたらハダシのまま、何の用意もなくかけ込めばよい」、「妊娠、分べん、育児をする女性たちのオアシス」と紹介されています。
「埼玉新聞」昭和35年6月1日
「保健衛生の改善」『新編 図録 春日部の歴史』254ページ
母子健康センター(昭和40年ごろ)
市ゆかりの文化人 加藤楸邨『新編図録春日部の歴史』からのご紹介47
著名な俳人、加藤楸邨(かとうしゅうそん)は、明治38年(1905)5月26日、東京で生まれました。そして昭和4年(1929)春、東京高等師範学校を卒業後、粕壁中学校(現・埼玉県立春日部高等学校)に赴任(ふにん)しました。
粕壁中学校時代、同僚教員のすすめで俳句を始め、月2回粕壁医院に診察に来ていた医師であり俳人の水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)に師事しました。
「棉(わた)の実を摘(つま)みゐてうたふこともなし」に代表される粕壁中学校時代に詠まれた多くの句は、昭和14年(1939)に刊行された句集『寒雷』(かんらい)に「古利根抄」としておさめられています。
「市ゆかりの文化人」『新編 図録 春日部の歴史』214ページ
郷土資料館来館時の加藤楸邨氏(平成3年)
楸邨氏直筆の「棉の実を摘みゐてうたふこともなし」色紙
粕壁中学校時代、同僚教員のすすめで俳句を始め、月2回粕壁医院に診察に来ていた医師であり俳人の水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)に師事しました。
「棉(わた)の実を摘(つま)みゐてうたふこともなし」に代表される粕壁中学校時代に詠まれた多くの句は、昭和14年(1939)に刊行された句集『寒雷』(かんらい)に「古利根抄」としておさめられています。
「市ゆかりの文化人」『新編 図録 春日部の歴史』214ページ
郷土資料館来館時の加藤楸邨氏(平成3年)
楸邨氏直筆の「棉の実を摘みゐてうたふこともなし」色紙
常設展示に新コーナー新パネルを設置
展示室の奥にある扉。なんとなく暗くて、奥まっていて、来館者のみなさんにはなじみ深いものではありません。
そこで、マグネットでパネルを貼り付け、「春日部壁展示」のコーナーを新設しました。
「このコーナーでは、資料館の壁(かべ)の空きスペースを利用して、春日部市内の古写真や、歴史・文化・自然のちょっとした小ネタ、資料館のイベント、指定文化財の紹介などを掲示・展示・紹介します」
厳密には、壁でなく扉ですが、駄洒落を言いたくてこの名前にしました。
適宜、パネルを入れ替えますので、お楽しみに。
ついでに。入口付近のパネルも入れ替えました。
新たなパネルでは「春日部の地形」について紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。
そこで、マグネットでパネルを貼り付け、「春日部壁展示」のコーナーを新設しました。
「このコーナーでは、資料館の壁(かべ)の空きスペースを利用して、春日部市内の古写真や、歴史・文化・自然のちょっとした小ネタ、資料館のイベント、指定文化財の紹介などを掲示・展示・紹介します」
厳密には、壁でなく扉ですが、駄洒落を言いたくてこの名前にしました。
適宜、パネルを入れ替えますので、お楽しみに。
ついでに。入口付近のパネルも入れ替えました。
新たなパネルでは「春日部の地形」について紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。