校長室から
先生、うちのクラス、あと何人休んだら学級閉鎖
校長 金子 博之
現在、高野山小学校ではインフルエンザが猛威を振るっています。保護者のみなさまも、我が子がかからなければ良いが・・・とご心配なのではないでしょうか。担任の先生方には、各学級で教室の換気と子どもたちへのうがい・手洗いの励行をお願いしているところですが、すでに先月中旬に1年生の一クラスで、3日間の学級閉鎖を実施しました。また、子どもたちが楽しみにしている「わんぱくタイム」も、感染拡大の恐れがあることから、やむなく中止とさせていただきました。高野山小学校でのインフルエンザのピークはこれからかもしれません。何かとやきもきする季節となりました。
「学級閉鎖を実施するか、しないかというのは、どうやって決まるのですか?」
先日、保護者の方とお話ししている時にそんな、素朴な疑問の声をいただきました。
「先生、うちのクラス、あと何人休んだら学級閉鎖?」と担任の先生に聞いてくる児童もいます。
学級閉鎖は校長の判断で決まり、一定の数的基準とかがあるわけではありません。(学級の児童数の2割が休んだら・・・違います。)風邪による発熱ではなく、インフルエンザとお医者さんから診断された児童が増えてきたクラスがあったとして、その子達以外の他の児童の健康状態が重要なポイントとなってきます。発熱で欠席している児童が、インフルエンザと診断されるなどして、今後右肩上がりに罹患者が増えていきそうな勢いなのか、あるいはクラス内は終息に向かっているのか、インフルエンザだった児童がいつから登校できるか等々を確認し、学校医とも相談しながら、総合的に判断して決めています。
間近に大きな校内行事などが控えている場合には、早めに学級閉鎖を実施し、蔓延を防ぐ対策を講じて、行事を実施するといった場合もあります。
様々な状況を判断材料として、学級閉鎖を行うわけですが、保護者のみなさま方には、ご迷惑にならないよう、お手紙やメールにて事前にお知らせしていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
あわせてお願いです。インフルエンザや発熱等での欠席のご連絡ですが、早朝は職員が手薄なために電話に出られないことがございます。連絡帳での連絡をお願いいたします。また、お電話の場合は、7時過ぎにお願いいたします。
(その際、すぐに電話に出られないこともあります。ご了承ください。)
今月もどうぞ、よろしくお願いいたします。