校長室

校長室から

2学期がスタートしました!

夏休みの思い出を胸に再スタート

校長 安田 憲司 

 

 楽しかった夏休みが終わり、高野山小学校に子どもたちの元気な声と先生方の生き生きとした顔がもどってきました。どんな夏休みだったのか、ひとり一人から聞いてみたいものです!

 さて、7月19日の終業式では、校長からの課題として

夏らしい「食べ物」夏らしい「自然」夏らしい「遊び」に注目せよ!

の3点を子どもたちに提示しました。テーマは「夏らしい」です。せっかくの夏だから満喫しようと呼びかけました。9月2日の始業式では、各学年の子どもたちにどんなことに注目したかをインタビューしました。ちなみに、校長のわたしは、「食べ物」はトウモロコシ、「自然」は夏の星空、「遊び」は線香花火です。保護者や地域のみなさま方の「夏らしい」はどんなことでしょうか?

 

2学期の児童の目標は、

「だまって掃除をして、校庭で元気よく“あそぶ”!」です。

9月は、黙動に心がけ、10月は加えて「一工夫」、11月は加えて「時間の使い方」をテーマに子どもたちと共に歩んでいきたいと思います。「黙動」というのは簡単ですが、これがなかなか難しいものです。

 ところで、掃除は何のためにするのでしょうか。答えは、学校をきれいにするためなのですが、それはなぜでしょうか?また、どうして子どもたちと先生方で掃除をするのでしょうか?掃除専門の業者に依頼した方がよりきれいになるのではないでしょうか?専門家が無理ならば、保護者や地域のみなさまに依頼するのはどうでしょうか・・・そんなことを考えてみると、高野山小の子どもたちと先生方で毎日掃除していると言うことには大切な目的があると言うことが分かります。

目的の1つは「掃除から学ぶことがたくさんある」ということです。

掃除をすることで,自分が使う場所はきれいにしておくとやる気が出ること、

ものは大切にするということ、

一生懸命に働くことは大事だと言うこと、

お互いに協力するは大切だと言うことなどを学ぶことができるからです。

 

 ただ、いい加減な気持ちで取り組んだり15分間適当にやれば良いのだと思って取り組んでいたりしたのでは、学ぶことはできないと思います。仕方なくやることも同じく意味がありません。

 何のために掃除をするのか、なぜきれいにするのか、なぜよごれをとるのか、なぜ自分たちでするのか。そういうことを真剣に考えながら掃除ができると、そこから学ぶことも多くなると思います。

 

 だまって掃除に取り組む 2学期も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

いよいよ7月です!

いよいよ夏休みになります

~ 通知票とワークテストの話 ~

校長  安田 憲司  

 

 7月になりました。学校は学期末を迎え、先生方は成績処理の作業に取りかかっているところです。そして、もうすぐ通知票を子どもたちに渡します。私は子どもの頃、「通知票とテストは何のためにあるのだろう」とよく考えていました。それが分かったのは、なんと私自身が教師になった時です。

テストは、教師自身の指導の反省と、クラスの子どもたちがどこまで理解してくれたかを見取るための物差しです。また、通知票は、現時点での子どもたちの学習や生活、行動の状況を保護者へ伝える説明資料だとわかりました。

 毎回テストを行う度に、指導が十分に行えなかった部分が分かり、次の手立てを考えました。ついつい点数だけが一人歩きしてしまいますが、「課題を見いだす手立てとしてテストがあること」を、教職員、保護者の皆様とあらためて確認し合いたいと思います。

 保護者のみなさまは、子どもたちの算数ノートをみたことがありますか?私が担任だったとき、算数の苦手なクラスを受けもったことがあります。私は、子どもたちに「筆算は大事な根拠だから消さないで四角で囲みなさい」と言う指導を積み上げました。というのも、筆算は、解答が間違っていたとき、どこに原因があるか判断する1つの根拠になるからです。立式がまずいのか、計算ミスをしているのかを見つけるには、筆算は大切な足跡です。教室は、間違っても良い場所ではありますが、間違いをそのままにするのでは成長が期待できません。現在本校では、算数の研究を行っています。子どもたちにどうやって力を付けていくか、現在全職員で考え実践を行っている最中です。研究で分かったことは、すぐに子どもたちの指導に生かしていきますので、ご家庭でもお気づきのことがありましたらお知らせください。

 さて、次に通帳票ですが、今年度は全ての学校で通知票の形式の見直しを行いました。けやき学級も変わります。また、働き方改革の1つとして、所見での記載内容の見直しが行われ、文字数の制限を行います。さらに、外国語活動や総合的な学習、道徳科の所見は3学期のみにすることになりました。そのため、十分にお伝えできない事柄は個人面談でお伝えします。お忙しいとは思いますが夏休みの個人面談にぜひお越しください。

最後に、もうすぐ子どもたちが楽しみにしている夏休みがやってきます。保護者のみなさま、地域のみなさまに見守られ、大きなケガや事故もなく無事に夏休みが迎えられそうです。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。2学期もどうぞ、よろしくお願いいたします。 

 

校長室から~5月を振り返って

運動会を振り返って考える

校長 安田 憲司 

 

 5月25日の運動会は、たくさんの地域・保護者のみなさまにお越しいただき誠にありがとうございました。残念ながら酷暑のためプログラム23番の2年生「大玉ころころ」から、6月8日の1日参観日午前中へ延期となってしまいました。過日ご案内文書を発送してありますのでご覧いただき、お時間がございましたら学校まで足を運んでくださると、児童の励みになります。

今回は、暑さ対策として全児童を冷房のきいた教室へ戻す15分休憩や、お昼休憩時のエアコン完備の全教室開放など、さまざまな対応をいたしましたが、それだけでは十分ではないと考えています。そこで、現在、次年度以降の運営について、気候の変動に伴う対応も考慮に入れ、どうしていくのか職員と相談し、いろいろな対策を検討しているところです。今後PTA役員の方々にもお図りし、年度内には一つの結論に導く所存でありますので、今後ともご理解ご協力をお願いいたします。

 さて、5月15日のお昼の放送で放送委員会の児童からインタビューを受けました。テーマは、「校長先生の休日の過ごし方」です。

私の休日は、よくドラマや映画を見ています。子どもたちに紹介した曲は、「ボヘミアン・ラプソディ」という映画に出てきた「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(英語: We Will Rock You)」という曲でした。放送室の中で高学年の児童がよく知っていると口ずさんでいたのが印象的です。音楽は、心を豊かにしますし、音楽をとおして心が通じ合うこともあります。実際、映画を見ながら同年代の方々と大変盛り上がりました。

最近は、「アベンジャーズ・エンドゲーム」を見て感動しました。

また、私は、音楽を聴くことや作詞・作曲もよくしています。休日は、自分の部屋でギターを弾きながらよく歌っています!これまでにたくさんの曲を作ってきましたので、機会があれば集会等で紹介したいと思っています。

 では、雨の季節6月になります。運動会後は、「わかる授業づくり」に向け、校内研究会も予定されておりますので、その様子は、ホームページ等でお知らせしていきます。

今月も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

5月だからこそ必要なこと!

5月だからこそ必要なこと!

~帽子・交通安全・一緒に行動~

校長 安田 憲司 

5月に入り、令和と元号が代わりました。世間は、新元号の登場と10連休にわきましたが、よい思い出がたくさんできましたか?

 さて、5月というと次の「3つの増える」を思い出します。

 1つ目は「紫外線」です。気象庁の観測データによる月別紫外線量から、5月あたりから紫外線量が増えていき、7~8月頃がやはり1番多くなっています。

5月は過ごしやすい気候でも、紫外線は多く、外で活動する時には注意が必要です。運動会練習もあり、学校では十分に気をつけていきますが、天気によっては帽子をかぶることもおすすめします。ただし、風で飛ばされて、交通事故になることもあるので、帽子にゴム紐を付けるなど工夫も大切です。

2つ目は、小学生の交通事故です。警察庁の集計で2014年からの5年間に歩行中の交通事故で死亡したり重傷を負ったりした小学生は全国で合計3276人、月別では5月の349人が最も多かったことが分かりました。特に小学校1年生の増加が目立っているそうです。また、内容別では「下校中」が多く、6割以上が「飛び出し」や「横断違反」などが報告されています。

 また、県内では、小学生が、停車中や走行中のバスや乗用車を触る事案が起きています。交差点等で速度を落とした際に触るようです。大変危険なので学校は十分に指導していきますが、ご家庭でもお願いします。

 3つ目は、「忘れ物」です。年度初めは緊張していることや、保護者の目が行き届いているので少ないのですが、5月に入り、慣れてきたところで増加してきます。「忘れ物はない?」という声かけも大事ですし、前日の夜に親子で一緒にそろえる習慣も大切です。親が全てやってあげるのではなく、お子さんと一緒にすることで身に付いていきます。鉛筆を削ることや、必要な物をランドセルに入れることを繰り返し一緒にお願いします。(学習に関係ないものは持たせないでください。

 最後に、4月19日に行われた学習参観・懇談会の際には、授業参観後に保護者全体会(学校経営説明・職員紹介)とPTA総会を実施したのですが、体育館に用意した椅子に座りきれない保護者のみなさまにお集まりいただきました。保護者のみなさまの本校の教育活動に対する高い関心度と共に、力強いご支援をいただいていることを感じました。ありがとうございます。今月は運動会もありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なかよく・すすんで・げんきよく!

自立した児童の育成を目指して

「なかよく すすんで げんきよく」

~ 平成31年度のスタート ~

校長 安田 憲司

 

 今年度より高野山小学校でお世話になることになりました、安田憲司と申します。香取市立山倉小学校から異動して参りました。子どもたちのためにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 4月1日の校内辞令交付式では、新しく仲間入りする16名の教職員が高野山小学校の先生方にあたたかく迎えていただきました。初めて聞いた校歌。そして全職員で唱和した「なかよく・進んで・元気よく」の高小スローガン!さわやかな笑顔とキラキラした目の先生方と出会った感動は、きっとこの後も忘れません。

 さて、今年度もこれまで同様「なかよく(徳育)・進んでなかよく(知育)・元気よく(体育)」の合い言葉のもと、自立した子どもたちの育成に向かって、質の高い教育活動が行えるよう教職員一丸となって取り組んでまいります。

 また、4月5日始業式の校長の話では、子どもたちに、高小スローガンに加え、

「明るいいさつ・だまってうじ・一生懸命にんきょう」

の3つに力を入れてほしいこと。この3つの頭文字「あそべ」も大事だという話をしました。学校生活ではいろいろなことが起こると思いますが、最後は「笑顔」で下校できるよう精一杯支援してまいりますのでよろしくお願いします。

 最後に新1年生95名を11日の入学式で迎え、平成31年度の教育活動が始まりました。今年度も昨年同様、保護者のみなさま、地域のみなさまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。