校長室から

2023年12月の記事一覧

12/22 第2学期終業式

 昨日本校を訪問してくださった今井選手が出場する車いすラグビー大会が、1月に2つ開催されます。いずれも観戦は無料だそうです。機会がありましたら応援よろしくお願い致します。詳細は下記サイトをご参照ください。

  JWRF 一般社団法人 日本車いすラグビー連盟

 ホーム|車いすラグビー|ジャパンパラ競技大会* (parasports.or.jp)

 

 今日は2学期の終業式なので、久しぶりに制服での登校となりました。式の前に部活動等の表彰報告の時間を設けました。写真順に、ソフトボール部(6人制大会県3位)、男子テニス部(野田オープン大会団体準優勝、市民大会個人戦3位)、男子バスケットボール部(市優秀選手賞)、男子卓球部(葛南1年生大会シングルス3位、ベスト8県大会出場)、女子卓球部(ベスト8県大会出場)です。

 また、県の歯・口の健康啓発標語コンクールで「千葉県知事賞」を受賞し、先月千葉市で表彰式があった2年生男子生徒については、本日改めて壇上で表彰して全校に紹介しました。彼は、夏にも陸上競技で県2位、関東大会3位に入賞した生徒で、まさに文武両道でがんばっています。

 その後の終業式では、各学年と生徒会を代表して、4名の生徒が今学期を振り返った作文を発表しました。4人とも作文の内容もさることながら、姿勢や表情、発表の声がとても立派で、代表にふさわしい姿を見せてくれました。

 私からは、毎年年末に発表される「今年1年を表す漢字」を真似て、今学期の各学年の様子をそれぞれ漢字一文字で振りかえりました。壇上から見せることができるように、私が選んだ文字を、前日に2年生の男子生徒にお願いして筆で書いてもらいました。 和紙ではなく普通のコピー用紙に書いてもらったので、筆がすべって書きにくいはずなのですが、どの文字も殆ど練習なしで一気に書き上げてくれました。

 式後の学級活動の様子です。担任から1人ずつ通知票が手渡されました。

 

 今学期も当HPをご覧いただきありがとうございました。明日より冬季休業期間となりますので、「今日の湖北中」の更新はしばらくお休みします。急遽お伝えすることがなければ、また3学期から再開しますので、来年もよろしくお願い致します。どうぞよい年をお迎えください。

12/21 パラアスリートから学ぶ会

 一昨日の朝、学区内にお住まいの方からお礼の電話を頂きました。その日の朝、自宅近くの路上で車を運転中に突然エンジンが止まってしまい困っていたところ、自転車で通りかかった登校途中の本校生徒たちが車を押すのを手伝ってくれた、とのことでした。また、そのせいで遅刻をしてしまったのではないかと心配までしてくださいました。そこで職員が聞いてみたところ、5人の1年生男子生徒だったことがわかりました。困っている人を目の前にして、自分たちから手を差し伸べてくれた勇気ある少年たちです。

 彼らにそのときの状況を聞いてみました。

 「どうやって車を押したの?」

 「こんな感じです!」

 今日は今学期の給食最終日。3年生のリクエストによるクリスマス献立なので、楽しみにしていた生徒も多かったようです。聞いた話では、体調が良くなかったにもかかわらず、今日の給食が食べたい一心で頑張って登校してきた生徒もいたそうです。オムライスが出ると必ず一人はいる『ケチャップで顔を描く生徒』も発見しました。

 5時間目に体育館で「パラアスリートから学ぶ会」を開催しました。我孫子市出身で車イスラグビー日本代表チーム所属の今井友明選手をお迎えして、世界で活躍するアスリートとして話をして頂きました。今井選手は、リオ、東京の2大会で連続して銅メダルを獲得し、来年のパリ大会では金メダルを狙って現在も活動中です。詳細はこちら(日本財団パラサポサイト)をクリックしてご覧ください。

 講演後には、ラグビー経験を有する3年生男子生徒が、全校を代表して車イスに乗ってタックルを受ける体験をしました。ぶつかった瞬間にものすごい大きな音が鳴り、かなりの衝撃であることが想像できました。また、今井選手からは東京パラリンピックのメダルも見せて頂きました。中学生の頃に大きなケガを負い、大きな障害を抱えながらも、決して諦めることなく人生を切り拓いてきた今井選手の姿に大きな勇気を貰いました。

 

 

12/20 3年生保育実習最終日

 

 1・2時間目、3年生最後の学級が保育実習に出かけてきました。昨日1日空きましたので、楽しみに待っていてくれた園児たちは、これまで以上に生徒たちを温かく迎えてくれました。

  今日もいつものように、園を去るときに園児たちが全員庭に出てきて学校に戻る生徒たちを見送ってくれました。

  園児たち「ありがと~ございましたぁ!」

  中学生 「・・・・・」(どのように応えればよいのか、一瞬迷ってしまったようです)

  園児たち「へんじ(返事)は~?」

  中学生 「・・・・・」(さすがにここでは「どういたしまして」と返してほしかったです)

 今回の保育実習を通して、生徒たちは、保育に関する学習だけではなく、逆に園児たちから学ぶことも多かったように思います。慣れない中学生たちを快く受け入れ、そして優しく見守ってくださった湖北保育園の職員の皆様、そして中学生たちと仲良く遊んでくれた園児の皆さん、4日間ありがとうございました。

12/19 今日の湖北中

 一昨日の日曜日に開催された葛南地区中学校卓球1年生大会で、1年生男子部員が3位に入賞し、1月の県大会出場が決まりました。また、他にも男子部員1名と女子部員2名がベスト8に入り、同じように県大会の出場権を獲得しました。

 2時間目、3年生社会科の授業で、我孫子市小中一貫授業「我孫子の先人たち」の学習を行いました。生徒たちは小学校の頃からこの学習を継続しています。本日学ぶ先人は、明治末期から昭和前期にかけて東京朝日新聞で活躍したジャーナリスト「杉村楚人冠」です。

 授業の中では、新聞を作る仕事を少しでも身近に感じることができるように、記事の見出しを考える学習活動がありました。題材には先日の市議会議員選挙の結果を伝える市の広報誌の記事が使われました。各自が考えた見出しをグループ内で披露し合い、その中から代表作品を1つ選んで黒板に掲示します。

 学級の生徒全員で投票を行いました。黒板に貼られた見出しの中から良いと思うものに一票を投じます。

 

 その結果、いちばん票を得たのがこの見出しでした。

 最後に授業の感想を書いて、本時の学習が終了しました。

12/18 今日の湖北中

 先週金曜日に1学年で実施した「フェンシング学校訪問事業」の生徒たちの感想文を一部ですが紹介します。

 

 

 

 今日も、1・2時間目に3年生家庭科の保育実習があり、3つめの学級が保育園に出向いて園児たちの保育を学習してきました。今日も園児たちの大歓迎を受け、別れ際には生徒たちに抱きついてくる園児たちもいて、楽しく充実した時間を過ごすことができたようです。この保育実習は、短い時間ではありますが、生徒たちにとって大変有意義な学びの場となっています。園児たちと接している生徒たちを見ていると、その姿がまるで若いお父さん・お母さんのように見えるときがありますが、園児たちを抱き上げたり、遊び相手をしてあげたりしているうちに、親の気持ちや苦労を少しでも理解することができたのではないかと思います。そして、自分が小さかった頃も、このように慈しんで大切に育ててくれたこともきっと実感してくれたと思います。