校長室から

校長室から

「緩急自在」の修学旅行①

 いよいよ今日から3日間、3年生が修学旅行に出かけます。今年の3年生は、小学校6年生のときに修学旅行がコロナで中止になった学年の生徒たちです。あれから3年、待ちに待った「修学旅行」がようやく実現しました。天気予報では3日間とも好天に恵まれるようですので、楽しい思い出をたくさん作ってきてほしいと願っています。

 なお、この修学旅行の期間中に、当ページで生徒たちの様子を紹介していく予定です。引率の合間をみてアップロードしますので、それほど数多く更新できないかもしれませんが、生徒たちの活動の様子をご覧いただければ幸いです。

 昨日の下校前、学年合同の「帰りの会」の様子です。この修学旅行のために今日まで尽力してくれた実行委員や学年職員の話を、静かに耳を傾けて聞くことができていました。

 

5/23 今日の湖北中

 1時間目の授業の様子です。最初は2年生・美術の授業です。写真や実物を見ながら身近なもの(?)を題材にスケッチをしています。部活動で使うものを選択している生徒が多かったようです。

 被服室では、ひばり学級とひだまりルームの生徒が家庭科の授業を受けていました。裁縫の実習をしているところでしたが、みんなとても上手なので驚きました。ある男子生徒が「実は、ボク家庭科がいちばん好きなんです」と笑顔で教えてくれました。

 3年生の社会と英語の授業です。社会は「ロシア革命」について学習しています。英語の授業では、生徒たちの机上にはトランプのカードが置かれていますが、決して遊んでいるわけではなく学習のために使われているようです。

 2年生の理科の授業です。生徒たちが鉢で擦っているのは炭と酸化銅です。これらを混ぜたものを次の時間に熱して変化を検証する実験を行う予定だそうです。

 

5/22 あるニュース記事から

 今日は朝から終日出張のため、「今日の湖北中」はお休みします。代わりに、10代のお子様を持つ保護者の方々にとって興味深いニュース記事を見かけましたので紹介します。

 男子高校生が家族の夕食作り160日、子の巣立ちに感慨

 

 本校では、学校教育目標である「主体的に判断・行動し、共によりよく生きる生徒の育成」の実現に向けて、「基本的な生活習慣を身につけ、社会で自立できる生徒を育てる」ことを基本方針の一つとしています。したがって、中学校3年間の教育活動は、一人ひとりの生徒を自立に向かわせる「道のり」でもあると考えます。

 料理の習慣を通して子の自立を促し、その過程で多くの気づきや新たな習慣の体得にも繋げることができたこの事例は、その「道のり」が学校での学習や体験だけではなく、本人の興味や関心、能力や適正によって様々な道があることを改めて気づかせてくれたような気がします。