校長室から

校長室から

「評価について考える!」

 「評価」とは「認める」ことと教わったことがあります。「認める」こととは、事実を「見」て、その良さや課題を心に「留める」ことです。ところが事実を見るのはなかなか難しいのです。
 「雨が降った。」という事実に、「あ~あ、また雨だよ。外で遊べない。」と考えるか、「やったー!恵みの雨だ。水まきしなくてすむよー!」と考えるか。「水が半分だけ入ったコップ」を見て、「まだ半分も残っている!」とみるか、「もう半分しか残っていない」と見るか。同じ事実でも見方が違うと全く別物になってしまうことがしばしばあります。
 「静かに授業を聴いて、ノートを書いている生徒」の姿を見ていると「落ち着いて頑張っているなー!」という気持ちと、「本当に考えて、わかって書いているのかなー?」という気持ちが沸いてきます。わからなければノートを書いた後で「ねえ?これってこういうこと?教えて!」という一言が欲しいのです。そんなことを考えながら教室を回っています!

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