校長室から

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湖北中とのお別れ!・転退職職員一覧

 24日(水)、修了式と学級活動に続いて30日(火)に実施予定であった辞校式の代替として、お別れの会を実施しました。
 最後の会となることから、リモートではなく体育館で感染拡大に留意しながら短い時間で行いました。卒業生についても、体育館外にたくさんの生徒が駆けつけてくれました。

 転退職職員については、本日発行した臨時学校だよりでもお知らせしましたが、下記をクリックしてご覧ください。なお、新しい勤務先学校等は報道発表があるまで公にはできませんのでご了承ください。

 残念ながら大変に多くの教職員が転退職します。校長・石井も定年により退職となりますが、新年度には、また新たな希望を胸に抱いた意欲溢れるメンバーが湖北中に勤務する予定となっています。

 どうか、これまで同様、これまで以上のご支援・連携をお願いすると同時に、学校へのここまでの温かいご理解・ご協力に感謝し、かんたんではありますが、御礼の挨拶とさせていただきます。
 本当にありがとうございました。

令和2年度末転退職職員一覧.tif

 

令和2年度終了・お世話になりました!

 本日(24日(水))をもって令和2年度の教育課程がすべて終了しました。
 ZOOMによるリモート修了式となったため、私からは生徒の表情は見えませんでしたが、1年間、学校目標である「自主」と「共生」に向けてよく頑張ってきたこと、「ペイ・フォワード」という実話を基に制作された映画から、善意の輪を広げる、誰かのために貢献することの大切さ、「共によりよく生きる」という言葉について考えさせる話、そして次年度に向けての湖北中生への期待について話しました。
 表彰、修了証書授与に続いた各学年、生徒会代表生徒の1年間を振り返っての話もとても素晴らしく、成果と課題をしっかりと分析し、次年度に大きな期待をもたせてくれる内容でした。各学級の様子をそれぞれの担任に聞いても、すべての生徒が真剣な面持ちで話を聞いていたということです。
 生徒たちは明日からの春休みでしっかりと進級に向けた助走を行い、4月6日(火)始業式には現1・2年生全員が元気、そして意欲に満ちた笑顔で、そして8日(木)には希望に胸を膨らませた新入生が顔をそろえ、新しい湖北中学校が順風満帆にスタートできることを心から願っています。
 令和2年度、保護者・地域の皆様には本当にお世話になりました。改めて御礼申し上げるとともに、新年度も湖北中学校をどうぞよろしくお願い致します。

飛翔!感動の卒業式

 16日(火)、第74回卒業証書授与式を、保護者のみなさんが見守る中、無事に挙行することができました。
 昨年度に引き続き、新型コロナウイルス対応で来賓の方々の参加は自粛、在校生の参列も見送り、式自体も時間を短縮しての実施ということで、卒業生には寂しい思いをさせてしまったと申しわけない気持ちもありましたが、約1時間30分の厳粛な中にも温かみのある式、卒業生たちの式に臨む姿勢や態度、表情は大変にすばらしく、感動の余韻がいつまでも残る素晴らしい式となりました。
 130名の卒業生たちは、証書授与のときの返事・別れの言葉・歌(遙かなる夢に・巣立ちの歌・大地讃頌)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・私が共に生活したこの2年間の成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に保護者のみなさんはもちろん、多くの地域の方たちにも愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。

 今後とも、地域の宝である巣立ちゆく子どもたちを温かく見守り、叱咤激励しながら共に育てていくことができたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

笑顔と感動溢れる温かい半日!3年生を送る会

 3月2日(火)、「3年生を送る会」を実施しました。残念ながらコロナ感染拡大防止のために保護者・地域のみなさんの参観はご遠慮いただいたのですが、学校運営協議会委員3名の方が生徒たちの頑張りを見守ってくださいました。生徒は、全校が一堂に会してとはいきませんでしたが、1・2年生の発表を3年生は体育館で、3年生の発表を1・2年生はズームを利用して教室で見ながら、笑顔と感動が溢れる温かい時間が「あっ」という間に過ぎ去っていきました。
 まず1年生の発表ですが、オリジナルの脚本で1年生らしくかわいらしい笑いあり、歌あり、ダンスありの発表でした。3年生への感謝の気持ちはもちろん、今後に向けて「未来は自分の力で切り拓こう」というメッセージがしっかりと込められており、3年生の心にも十分に伝わったのではないかと思います。
 続いて2年生、こちらもオリジナルの脚本でしたが、3年生にアンケートをとって創作した劇でした。3年生思い出の合唱曲も含め、やはり笑いあり、ダンスありの堂々とした発表で、3年生たちも懐かしさいっぱいに引き込まれ、自分たちがたどってきた数々のエピソードの中に3年間の成長を感じることができたのではないかと思います。
 そして、何よりも両学年ともに役者はもちろん、道具・背景・照明など、裏方も含め学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したと改めて思いました。そして、映像を通しての学年合唱の発表でしたが、コロナ禍で練習が例年通りにできない中、工夫しながら精一杯の歌声を披露しました。
 この送る会の目的は、お世話になった3年生に感謝の気持ちを伝えることですが、もう1つ、1・2年生はこの発表を何が何でも成功させて、新しい学年に進級するためのステップとすることです。そして1・2年生はその証を全校に向けて堂々と宣言したようにも感じる半日でした。
 最後の3年生の発表は、公立入試の真っ最中であり、やはりコロナ禍もあって、十分に練習する時間も取れない中でしたが、代表生徒の感謝の言葉や学年合唱での一人ひとりの真剣な表情には、この送る会だけではなく、ここまで15年間、お世話になった全ての人たちへの心を込めた感謝の発表であったように感じました。
 次は送る会を終え、いよいよ2週間後に迫った卒業式です。1・2年生の参列は叶いませんが、送る会以上の入念な準備で3年生の門出を祝う、そして3年生はさらなる感動と感謝の1日になるように、生徒たちのさらなる頑張りを大いに期待したいと思っています。

※ここに掲載している以外の写真は「生徒活動の様子」にアップしています。

R3年度林間学校スタート!火山の先生福島県から来校

 令和3年度6月2~4日、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を、自然豊かな福島県裏磐梯を中心とした場所で実施する予定です。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習がいよいよ2月9日(水)から始まりました。
 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、昨年、それまでの長野県から目的地を変更したのは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい、体感させたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されており、生徒の興味関心に応じて学習できるテーマがすべて設定可能だからです。
 そして、9日(水)は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業を行いました。この大切な授業に、湖北中は昨年度に続き、何と現地福島県から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただくことができました。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かつてNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っていらっしゃったことが私の頭の中に鮮明な記憶として残っています。しかも、本来は1月22日(金)に実施予定であったのが臨時休校で中止になってしまったにも関わらず、子ども達のために私どもの再度の依頼を快く快諾してくださいました。
 私は実は前任校等でも何度か先生の授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、年々その内容が更新されパワーアップしている印象を受けています。導入がこんなに楽しく興味をそそられる授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じているところです。
 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現することに繋がるということを再認識している次第です。

※上に掲載した以外の写真についても、「生徒活動の様子」にアップしています。