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校長室から発信

社会から学ぶ!2年生就職体験学習

 体育祭代休明けの14日()~16日()、2年生の就職体験学習を実施しました。布佐地域を始めとして、全部で30前後の公的機関や事業所様に生徒を受け入れていただきました。お忙しい中、生徒のためにご指導・ご協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 期間中、私もいくつかの職場を訪問して生徒の様子を見させていただきましたが、どこに行っても、業務に支障が出ていることなど一言もなく、「逆に助かっています」「挨拶がしっかりできて意欲もありますね」といったお褒めの言葉をいただきました。なかには、「布佐中できめ細かく指導しているハローワーク方式の成果ですね」という声もいくつかありました。求人広告の作成等、事業所様に多大なるご協力をいただき、指導にも時間と手間はかかり(エントリーシートのチェックや所長面接等)ますが、「布佐中が継続して取り組んでいるキャリア教育の方向性が間違っていない」ということを裏付けるありがたい言葉だと思っています。

 この3日間の体験を通して生徒たちが学んだり考えたりしたことは、学校の中だけでは決して得ることのできない教育効果をもたらし、生徒たちの成長の糧となって今後に返ってくると信じています。

 今後とも布佐中の生徒たちを地域から見守っていただくと同時に、来年度の就職体験も含め、学校への変わらぬご支援をお願い致します。

 

※体験学習中の生徒の様子は、後日「生徒の活動」のペー
 ジに掲載します。

大成功!感動の第70回体育祭

 10日()、布佐中学校第70回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々職員を笑顔にし、感動とともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。

天気予報では台風の襲来も予想されるなど、天候不順の練習期間でしたが、生徒たちはそんな悪条件の中、本当に精一杯、全力で頑張りました。木曜日の予行練習が延期となり翌日の実施となったため、本番に向けての修正練習が十分にはできなかったのですが、生徒たちは臨機応変、自分で考え、自分で判断しながらしっかりと動いて70回目の記念すべき素晴らしい体育祭を創り上げることができました。

 すべての競技についてのコメントは書けませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。組体操に代わって全校男子組が行った新しい演技では、自分たちで布佐中体育祭の新しい1ページを開くという意気込みに燃え、「何が何でも成功させる」という気持ちが前面に溢れ、気合いと大きな掛け声の中、見事に成功、周囲の人たちを感動の渦に巻き込みました。女子のダンスは、練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。ダンス自体のレベルも上がっていましたが、何よりも演技をしながら一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技終了後、朝礼台の前にカメラを持って集まった人の多さが、ダンスの大成功を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、よくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝白組・応援賞赤組ということで、それぞれの賞に歓喜の声と感動の涙があり、終了後には両方の組ともに達成感一杯の満足気な表情が印象的でした。

 そして、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。グラウンドには自治会等からお借りしたテントがいくつも並び、積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。本当にありがたく感謝してもしきれない思いです。また、当日を含めて6日間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。

 この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。

 

※体育祭の様子(写真)は、後日「生徒の活動」のページに
 掲載いたします。

地域からのプレゼント

 8日()、地域の公園などでボランティア清掃をしていただいている平和台自治会悠悠クラブ会長の山口様と四校防犯健全育成会議でお世話になっている倉橋様が学校にお見えになり、生徒たちに使用してほしいということで、昨年度に引き続き、クラブで作ったぞうきんをたくさん寄贈してくださいました。昨年度にいただいたぞうきんは大掃除や環境整備に大変に役立っており、この前の台風9号の襲来時にも雨漏り防止やその後の片付けにありがたく使わせていただきました。今回も大切、かつ有意義に使わせていただき、学校をきれいにしていきたいと思っています。ありがとうございました。

 

※寄贈いただいた時の写真です。クリックしてご覧くださ
 い。
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学校と地域のWin-Winの関係

 今日から体育祭の練習が始まりました。夏休みが終わり、先週木・金と2日学校があっただけで土日の休み(ただし土日も部活動の大会がありサッカー部は3位という立派な成績、吹奏楽部はアコモード納涼祭で演奏しました)。恥ずかしながら、まだ生徒が登校している日の学校生活のリズムを取り戻せずに、やや憂鬱な面持ちで週明けの月曜日を迎えた私でしたが…。

 出勤して朝の正門での挨拶に向かい、学校近くである地域の方と話をして一気に元気が回復して意欲が湧いてきました。話の内容は、最近の布佐中の生徒たちがすごくよくて学校も落ち着いて活気があると地域の会合で話題になったこと。授業支援ボランティアで学校に行くと必ず校長が顔を出し、帰る時には玄関まで見送られて恐縮しており、その姿勢が大切であると話題になったことなどです。自分の学校、頑張る子ども達が認められ、褒められるのはこの上ない喜びですし、こちらが感謝してもしきれないボランティアの方たちに逆に褒めてもらえたことは私にとっては大変にうれしいことです。

 まさに学校と地域がWin-Winの関係で成り立っている布佐の地だと思います。私も地域のみなさんから元気をもらって、体育祭に向けて全力で取り組まなくてはいけないと改めて思いました。

 

※アコモード納涼祭での吹奏楽部演奏の一コマです。ク
 リックしてご覧ください。

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2学期スタート!

 2学期がスタートしました。若干の欠席者はいたものの、42日間の夏休み中、一件の事故や問題等もなく、始業式で生徒たちの元気な顔を見られたことをうれしく思っています。

 始業式では、2学期最初に全校で取り組む体育祭について「努力は足し算・協力は掛け算」という言葉を引用し、仲間同士が協力し合って演技を完成させると個々で努力する何倍もの成果が出ること、逆に一人でも手を抜くと全員の結果がゼロになってしまうこと、2学期の各学年への願いなどを話しました。生徒たちは、その後に実施した避難訓練と併せ、夏空の下、長期休業明けとは思えないしっかりした姿勢・態度で参加することができました。

 避難訓練は、今回は学級がバラバラになっている清掃中に発生した地震を想定して実施しましたが、教師の指示もなく、どう行動したらいいか判断できずにとまどっている生徒も多くいて、防災教育をしっかり行う必要性を改めて実感しました。全体への話では、担当職員から訓練の重要性、自分でしっかり判断して行動することの大切さ、災害の恐ろしさ等について指導をしました。

 10日()は第70回体育祭です。来週、わずか一週間の練習期間で、どこまで完成させることができるか一抹の不安もありますが、「みんなの一生懸命な姿を見てもらって、地域や家族の人を笑顔にし、元気をプレゼントしよう。それが中学生が2学期最初にできる地域貢献だ」ということも話してあります。体育祭期間中、音楽やマイクを通した大声など、迷惑をおかけする場面も多々あるかと思いますが、生徒たちは自らの成長はもちろん、仲間のため、地域のため、家族のために精一杯頑張りますので、温かいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。また、当日はぜひ中学校に足をお運びいだき、布佐の未来を切り拓く生徒たちに声援を送っていただけると、より一層の励みになると考えています。