校長室から発信
激走!第70回東葛駅伝大会
15日(土)、第70回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸市民会館前スタート、野田清水公園陸上競技場ゴールの32.数㎞で10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の全公立中71校がすべて参加し、交通規制までしながら実施する全国でも例を見ない大規模で伝統のある(布佐中学校も今年度70周年を迎えましたので、本校創立の年から始まった)大会です。というわけで、実は布佐中の教職員(恐らく他校にも)には、自分が中学校時代に東葛駅伝を走った経験者がいます。
本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、43位という成績を収めました。残念ながら生徒たちが設定した目標には及ばず、昨年の順位を下回ってしまって悔しさを滲ませる選手もいましたが、実は、これは本校規模(生徒数)の学校としては、よく頑張った順位だと思っています。本校は学校規模でいうと東葛71校中65番目です。最終結果を改めて見直すと、そういった学校はほとんどが60位以下という結果でした。東葛駅伝を走る選手を10人揃えるというのは大変なことであり、サポートの選手やマネージャーも含めた一人ひとりが全力を出し切った成果であり、胸を張っていいと考えています。
そして、今年の選手たちは、小規模校であることなどまったく意に介せず、ここまでの自分たちの努力に自信をもって堂々と高い目標を設定したのです。自分たちのレベルが上がっていることを実感し、目の前の壁を自ら高くしたのです。事実、前半は20位前後で襷をつないだ区間もありました。そんなことから試合後のミーティングでは、結果に心から満足している選手はただの一人もいませんでした。その代わり、この悔しさをエネルギーに変え、引退する3年生は次に自分がやるべきことに、1・2年生は次の大会に向けての厳しい練習に臨みたいという決意や仲間たちへの感謝の言葉が語られ、ここまでの苦労を思い出して涙する生徒も見られました。
私も生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたこと自体が、それぞれの大きな成長に結びついています。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、ここまで走り抜いてきたことを自信にして精一杯頑張ってくれることと期待しています。
選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。すばらしい1日でした。
※大会の様子(写真)については、後日「生徒の活動」の
ページにアップしますのでよろしくお願いします。
一生懸命な姿に感動!合同運動会
8日(土)、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。数年前までは柏市と合同で実施していたのですが、諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で5回目です。当日は、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、駐車場は第2・第3やゆうゆう公園も含めてあっという間に満車になるほどの盛況ぶりでした。
本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、本当に一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限らず、子どもたちの様子を見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かして走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走るのを止めません。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、私もたくさんの元気と感動をもらえた1日でした。
子ども達には100点満点をたくさんあげて褒めると同時に、すべての頑張った仲間たち、こんなに楽しい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝し、また次の登校日から頑張ろうという話をしました。子ども達に精一杯の声援を送り、おいしいお弁当を準備してくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい1日をありがとうございました。
※合同運動会の様子です。クリックしてご覧ください。
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先月に続き大躍進!布佐中の部活動
前回、9月の部活動での子ども達の頑張りを書いたばかりですが、この土日(1日・2日)、引き続き行われている葛南・県新人戦で見事な活躍を見せてくれましたので報告したいと思います。
まず陸上部ですが、千葉・天台競技場で行われた県新人大会に5名の選手+女子400mリレー(葛南大会では優勝)が出場しました。それぞれに精一杯の力を出し切った中で、2年生の鶴町君が走り高跳で1m82の好記録を出し、県で3位という素晴らしい結果を修めました。来年の総体では全国大会出場を目標に頑張ってほしいと思います。
続いてテニス部は、既に個人戦で1組が県大会出場を決めていますが、団体戦でも準決勝・決勝と接戦を勝ち切り、見事に優勝して今月の23日に行われる県大会へとコマを進めました。応援していた私も力が入りましたが、保護者の方々も目に涙を浮かべながら本当に喜んでくれていました。ぜひ、県大会でも自分の力を出し切って悔いのない試合をしてほしいと思います。
また、まだ葛南大会の途中ですが、野球部が接戦をものにして準決勝へと進出、サッカー部が2勝をあげて予選リーグ突破、バスケットボール部も女子が2勝して予選リーグ突破、男子は最後まであきらめない大逆転劇で同じく予選リーグ突破です。来週行われる準決勝や決勝トーナメントでも、この勢いのまま素晴らしいパフォーマンスを期待したいと思います。
というように、この土日の部活動での子ども達の活躍は、プロ野球の広島カープではありませんが、本当に「神ってる」といっても過言ではないような結果につながりました。少数精鋭の布佐中学校でも、まさに「為せば成る」ことの証明であると誇りに思います。
※各大会の様子の一部です。クリックしてご覧ください。
(カメラ設定の関係で大変に見づらい写真があることをお
詫びいたします)
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少数精鋭!布佐中部活動の躍進
もうすぐ生徒会役員が改選され、名実ともに2年生が学校のリーダーとして3年生からバトンを引き継ぎますが、それに先立ち、部活動では夏の葛南大会でほとんどの3年生が引退し、2年生中心となったチームで、今、新人戦が行われている最中です。
いつも言いますが、どの部活動も本校は少数精鋭で頑張っています。規模の大きな学校と対戦するときは、さながらオリンピツクで小国が大国に挑むようなものです。我孫子市内6中学校、葛南地区11中学校でもダントツに少人数の本校ですが、市内大会では多くの部活動が3位以内の入賞、葛南大会でも上位入賞や県大会出場を果たしています。
9月に行われた大会では、部員不足で他校と合同チームを組むことが余儀なくされているサッカー部が3位に。同じくたった5人の部員で助っ人を他の部から1人借りて試合に出場したバレーボール部も3位、この大会は私もベンチで応援していたのですが、本校のベンチには控え選手は0、当然応援選手も0です。対する相手校にはベンチいっぱいの交代選手、コートの反対側には応援する選手が2~3重の列を作っています。他にもバスケットボール部女子が準優勝、テニス部の個人戦で県大会出場、陸上部も多数の生徒が県大会出場という立派な成績(詳細については学校だよりに掲載してありますのでご覧ください)でした。
チームも組めないような状況では、腐って練習もやる気が出ないのが当たり前かもしれません。でも、本校の生徒たちは決してあきらめることなく、日々の練習に本当に一生懸命取り組んでいます。結果が良い悪いに関わらず、布佐中生たちのこのような姿は他に誇れる、称賛に値するものであるとも考えます。この勢いで、10月に大会を控えている各部にも朗報がもたらされることを願って応援を続けていきたいと思っています。
中学生も活躍!祭りの世界大会
昨年度に続き、布佐の祭り(竹内神社例大祭)に参加し、その盛大さに改めて度肝を抜かれました。このすごい祭り(本校職員は「祭りの世界大会」と呼んでいます)を3日間連続で、しかも毎年実施しているという布佐の伝統と各地区のみなさんの熱い心意気には本当に頭が下がる思いです。
そんな祭りの中で、小学生が一生懸命に子ども神輿を担いでいる姿がとても微笑ましく、見ていて思わず応援したくなりました。また、中学生にも活躍の場がところどころにあり、式典では巫女さんとして卒業生を含む女子生徒が4名、彼女たちは履きなれない下駄で、暑い中、ずっと神輿の後をついて歩いていました。他にも大人の神輿を担いだ男子生徒、地区の山車を懸命に引っ張っていた生徒、子ども神輿の世話役をしていた生徒、そして郷土芸能の生徒たちは、3日間にわたって祭りを盛り上げる大切な役割を果たしています。。
というように、この3日間にわたって、学校では目にすることのできない生徒たちの姿・表情・活躍ぶりを見ることができるのは、私にとっても大きな収穫です。生徒たちの地域貢献を改めて讃えてあげたいと思っています。
この300年にわたる伝統を、この生徒たちがしっかりと引き継ぎ、将来、布佐のまちの発展に貢献できる人材としてたくましく育っていくよう、学校としても全力を尽くしていかなくては…という思いを強くもった3日間でした。
※祭り中の郷土芸能講座の演奏の様子です。クリックして
ご覧ください。
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