校長室

校長室から発信

笑顔満載!1年生校外学習

 19日()、1年生の校外学習を県立房総の村で行いました。雨の中で入学式を迎えた1年生でしたが、その後の頑張りを神様が見ていてくれたのか、前日の荒天とは打って変わって雲一つない晴天、日中は25°を超える夏日という暑さで校外学習日和の1日でした。

 今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年・学級の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけて言葉で伝えようという話をしました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張るとともに、ウォークラリーでは最後まで班がまとまって協力し合う、レクでは学級の枠を自然と取り払って、学年みんなで声をかけ合って楽しむという光景が見られました(私は出張のため、残念ながら午前中で現地を後にしましたが、引率の先生方から口々にその様子が語られていました)。この楽しかった1日を忘れずに、いつまでもお互いを温かく認め合う仲の良い学年集団であってほしいと願っています。

 充実した1日を過ごした1年生、今日(20日)からはいよいよ正式日課で授業も本格的にスタートします。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活を送るとは思いますが、この校外学習を含めて、ここまで素晴らしいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 

※この校外学習の様子は、後日、「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらの方もご覧ください。

ようこそ1年生!温かく迎えた歓迎集会

 12日()、新入生歓迎集会が実施されました。当初、出張が重なってしまい出席できない予定でしたが、前日にありがたい雨?が降ったおかげでスポ―ツテストを計画していた午前中と午後の日程が入れ替わり、今年度最初の生徒会行事に参加することができました。

 時間の限られた中で、生徒会も2・3年生もしっかりと準備をし、1年生への歓迎の気持ちを込めた工夫を凝らした、かつ心温まる発表(委員会活動紹介、部活動紹介、全体合唱)が行われました。見ていた1年生たちも笑いあり、驚きあり、感心ありと、それぞれの発表を食い入るように、集中して見ていました。

 1年生の方からも、2・3年生へのお礼の気持ちを込めた合唱の発表がありました。まだまだボーイズソプラノのかわいらしい声での合唱ですが、「入学式の後、たった2日間でどうやって練習したの?」と思わせるような見事な合唱であったと思います。

 私からは1年生に向けて、「自分で考えて決めることの大切さ」という話をしました。中学校に入学して最初の大切な選択・決定がこの委員会活動と部活動です。「自分の意志で自分が輝ける活動をしっかりと選び、自分で決めたことには責任をもって中学校生活を頑張る」中学生として、そんな意識をもったスタートを切ってくれればと願っています。

 

※新入生歓迎集会の様子は、後ほど「生徒の活動」のペー
 ジにアップさせていただきます。

新生布佐中学校スタート!入学式

 肌寒い日が続いたせいか桜の花はちょうど見頃となりましたが、強い風と雨の中、本校第71回入学式が挙行されました。悪天候にもかかわらず、実に40名を超える来賓のみなさまにご臨席いただき、祝福された新入生たちの心にも強く残ったのではないかとも思います。

 1時間をやや超える時間の式でしたか、78名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加することができました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる発展を予感することができました。

 始業式翌日の実施であったため、在校生もわずか2時間に満たない入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。

 10日()から本当の意味で平成29年度、全生徒がそろっての新らしい布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。

 保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のために「共育」(学校と共に育てる)、そして「協育」(学校と協力して育てる)をよろしくお願い致します。


                        
         

平成29年度スタート!始業式

 6日()、始業式が行われ、平成29年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、活き活きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。

 始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「挑戦せずして決して成功はあり得ない、挑戦しないことには何も始まらない(野茂英雄投手の言葉)」を紹介し、「敗者とは勝負に敗れた者ではなく、失敗を恐れて何もチャレンジしようとしない者」「失敗は成功の途中」、進級に当たって、勇気を出して一歩を踏み出して行動する1年にしようという話、2つ目は学校目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてです。また、それに加えて新入生を迎えるに当たり「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたということを実感しています。

 今年度、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」に加え「みんなで創る地域の小中一貫校・布佐学園」の実現をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。


                 

大盛況!吹奏楽部第8回春のコンサート

1日()、本校吹奏楽部・第8回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長・(、現)教育総務部長・学校教育課長・小学校の校長先生にもご来校いただき、3時間半にわたるステージを最後まで熱心にご覧いただきました。

そして会場内の熱気、昨年も保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いたのですが、今年はまた、それをはるかに超えるみなさんにご来場いただき、去年立ち見のお客様がたくさん出てしまった反省から、かなり余裕をもって用意したはずの座席も満席になるという状況でした。本当に、応援していただける方が、今でも年々増え続けていることに感謝申し上げる次第です。

今回のステージも、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生特設合唱団、卒業生アンサンブル・ルミエール、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、毎年協力をお願いしている、ソプラノ歌手の吉田真澄氏にも出演していただきました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、プチミュージカル「オズの魔法使い」の上演など、時間が経つのをすっかり忘れてしまう楽しい3時間半を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生の姿に心を打たれました。

平成29年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。

 

※春のコンサートの様子は、「生徒の活動」のページに
アップしましたので、そちらの方もご覧ください