校長室から発信
分散登校2週間を終えて~第74回入学式も挙行できました~
6月1日から始まった分散登校も2週間を終えます。午前と午後、30分5コマの授業にも生徒の皆さんは慣れてきた様子です。登校後の昇降口での健康観察カードの提示・確認も最初はなかなかカバンから出せずに慌てていた人が目立ちましたが、慣れてきて健康確認もスムーズにできているようです。やはり、朝の家での検温は忘れてしまうと昇降口での検温、健康観察カードの記入と慌ただしくなりますので、毎朝の自己の健康管理の習慣化は全員が身に付けて欲しい力です。来週からは、部活動再開に向けての午後の部の生徒の希望者による体ならし運動も始まりますが、梅雨入りし、かなりの湿度や気温も心配です。無理をせず、自己の健康管理を心がけ、徐々に体を慣らしてほしいと思っています。ご家庭でもご協力をお願い致します。最後に、多少、休校時の夜更かし、睡眠時間が足りないかな、と心配な生徒も見られます。22日からの通常授業の開始に向けて食事、睡眠の学習の土台を整えましょう。
新入生の保護者の皆様のご協力のもと、第74回入学式も無事に終了することができました。一人ひとりの新入生の皆様の呼名の返事はしっかりと聞こえました。紫陽花の花が皆さんを迎える入学式となりましたが、これから通常の学習が進められるようよろしくお願い致します。
第74回入学式 校長 式辞
「新入生の皆さん、中学校入学おめでとうございます。本当に、よく布佐中学校に入学してくれました。教職員や在校生を代表して心から歓迎の気持ちを伝えたいと思います。小学校の卒業式前から今日まで、三か月に及ぶ臨時休校の期間、不安なことも多く本当に大変であったと思いますが、今日、中学校入学です。本当に、おめでとう。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。義務教育最後の大切な三年間、この布佐中学校で大きく成長していくお手伝いが保護者の皆様と共にできればと思っています。、甚だ微力ではありますが、「信頼」という大切なものが得られるよう努力して参りますので、何とぞ、よろしくお願い致します。
本来ならば、桜の花びらの舞うなか、多くのご来賓や在校生臨席のもと、新入生の皆さんを迎え、入学をお祝いする予定でしたが、感染症による国の緊急事態宣言をうけた臨時休校により、本日、このような形で執り行われることになりました。この三か月、新入生の皆さんはどのような気持ちで過ごしてきたのでしょうか。勉強のこと、友達のこと、部活動のこと・・・色々と不安な気持ちもあったことと思いますが、私たちは、新入生の皆さんを全力で支えていきます。二、三年生の在校生もきっと応援してくれますから、安心してください。
布佐中学校の目標は、「自ら学び、共によりよく生きる」です。自ら学びとは・・・誰に命令される訳でもなく、自分の頭で、今、何をすべきか考えること、自分から進んで学習に取り組むこと、そして、「共によりよく生きる」とは・・自分だけでなく、大切な仲間と共に、互いに支え合い、時には、よいライバルとして、ともに成長し合う、そんな意味です。まさに、今、この大変な時代に、とても大切なことだと思います。
さあ、今日から、本当に布佐中生となりました。一日一日、自分の頭で考え、行動し、失敗しても、その失敗を大切な栄養にして成長し、仲間と支え合い、努力し合う、そんな大切な日々をこの布佐中で過ごしてくれるよう心からエールを送ります。
最後に、皆さんと確認したいことがあります。新型コロナウイルス感染症に対応するための「新しい生活様式」という言葉が最近、色々な所で聞かれます。それは、朝、起きたら体温を計り、健康観察カードに風邪の症状が無いかチェックし、熱があったり、風邪の症状がある時は無理せず自宅で休養する、家族の皆さんの健康状態も確認し、家族の方に熱があったりする時は、皆さんも自宅で休養するなど学校への連絡も必要になります。熱や風邪の症状がない場合は登校し、学校に着いたら、昇降口で手を消毒して、健康カードを先生に見せて、熱や異状がなければ教室に入ります。外から教室に入る時は手を洗います。給食の前はもちろん、こまめな手洗いが大切です。体育の授業などで外す時以外は、マスクをします。1mから2mくらい、できるだけ友達との距離をとります。近づいてマスク無しで大声で話したりはしません、大勢の人が触るところはできるだけ触らないようにします。定期的に、毎日、学校でも大勢の人が触るドアノブやとっ手、スイッチや手すりなどは消毒をします。・・・これが新しい生活様式の一部です。自分のため、家族のため、友達のため、毎日やるべき習慣として身に付けてほしいと思います。検温と健康観察カード、マスク・手洗い、忘れず、一緒に取り組んでいきましょう。
みなさんの返事 しっかりと受け止めました。一人一人が個性や良さを発揮して、自ら学び、共によりよく大きく成長してくれることを確信したことを伝えて、式辞とします。令和二年六月二日 我孫子市立布佐中学校 校長 小林浩之
分散登校に向けて~事前登校を行いました
本日、6/1の学校再開(分散登校)に向けて2年生の事前登校がありました。最初に、校長から3つ話しをしました。1つ目は、6/1から分散登校が19日まであるけれども、徐々に学校生活に慣れ、この3か月の休校中の自宅での生活から午前・午後の分散登校で無理せず元の学校の生活のリズムに戻してほしいということです。困ったこと、辛いことなどあれば相談してほしいことも話しました。2つ目は、学校でも、マスクを着用する、昇降口で手を消毒する、毎朝の検温と健康観察を欠かさず行い健康カードにチェックし保護者の方にも確認してもらい登校時に担任が確認する、教室などでも相手との距離を気にするなど、新しい生活の習慣を身に付ける必用があるということです。3つ目は、林間学校の延期などまだまだ先の見通しが立たないところもあり不安が続くけれども、皆で協力し、知恵を出し合って乗り切ろうということです。新型コロナ感染症は怖いけれども、適切な医療により治療を受ければ怖くはないこと、一方で、少し咳をした人がいれば、「コロナだ!」とか「近寄るな!」とか心無い言葉や態度をとったりすることの方が恐ろれるべきこと、こういう時だからこそ思いやりや協力をいつも以上に意識しましょう、と話しました。しっかりと頷きながら聴いている生徒も多くいました。その後、クラスをA・B2つに分けて各教室に移動し学級活動(今後の予定の確認等)を行いました。
3年生の皆さんへ~千葉テレビ放送の授業動画の案内がきています5/18~5/29
千葉県教育委員会から我孫子市教育委員会を通じて学校に授業動画の案内が来ていますのでご紹介します。今回の紹介は3年生だけですが、そろそろ受験のことも頭に浮かび少し不安になっている人もいるかもしれません。少し学習のリズム、気分をかえてみるという点でも良いかもしれません。ぜひ活用してみてください。毎日同じ時間に決めて学習することも大事なここと思います。学校が再開されたときに生活や学習のリズムがととのいスムーズに臨むことができるようにするためにも、ぜひ取り組んでみてください。(今回は1.2年生の動画の紹介はありませんでしたが、他にもいろいろと学習のサポート(例えば、「文部科学省ホームページ、子どもの学び応援サイト」など)もありますので活用してみてください。
5/18(月) | 5/19(火) | 5/20(水) | 5/21(木) | 5/22(金) | 5/25(月) | 5/26(火) | 5/27(水) | 5/28(木) | 5/29(金) | |
時間 14:30~14:45 |
英語1 | 理科1 | 英語2 | 社会2 | 数学3 | 理科3 | 英語4 | 理科4 | 英語5 | 社会5 |
14:45~15:00 | 数学1 | 社会1 | 数学2 | 理科2 | 英語3 | 社会3 | 数学4 | 社会4 | 数学5 | 理科5 |
「確認日」の様子から・・休校中の心と体~一人で悩まず相談を!
5月7日から臨時休校が延長され、5月8日、本来ならば延長された入学式が行われる予定の日に1年生の「確認日」がありました。3密を避けるために、ある程度の時間をとり、昇降口で一人ひとりに説明や話しができるように行いましたが、既に担任による家庭訪問を終えていたせいか、担任の顔を見て話しかけてくれる生徒や課題についての確認をしている生徒など元気そうな様子で少し安心しました。しかし、外出自粛のなか、一人で家の中で出された課題に取り組む生活も大変なことと思います。学校再開までに、生活のリズムを大切にするとか、リラックス できる自分の時間も作りましょう、など心の健康管理の大切さもいろいろなところで言われています。確認日の時にも、「コロナが怖い!」と言っていた生徒がいました。大変おそろしい病気ではありますが、私たちは、今何をすべきなのだろうかと、落ち着いて考え、実行することが、その不安を少しでも軽減できることでしょう。ただ、困ったことがあったら学校に相談してください。電話でもかまいませんので、一人で悩まずに担任の先生はじめみんなで待っています。学校以外にも、「千葉県子どもと親のサポートセンター」(0120-415-446)(24時間)や「SNS相談@ちば」https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/seitoshidou/sns/index.htmlなどもありますので紹介しておきます。今週は、担任から電話がかかってくるかと思います。「電話で確認・相談」ですので、何かあったら遠慮せずに話してください。
毎日の生活リズムを大切に・・・健康観察、検温を欠かさずに! 「確認日」のない週には電話連絡・相談を行いますので、よろしくお願いいたします
我孫子市教育委員会からのお知らせのとおり、臨時休校が5月末までに延長されました。子どもたちの命、安全を考えると致し方ないと思われますが、一方で授業ができないまま6月を迎え、まだまだ先も見えない状況が続き生徒や保護者の皆様の不安はどれほど大きいものかと大変心配しております。
休校延長の期間中に各学年の家庭学習の課題の受け渡し、説明や確認のための「確認日」を設けます。今までの復習や新しい教科書の指導計画に沿った家庭学習のためのプリント教材やワーク等の課題となります。「休校中の課題コーナー」に一覧表や各教科のプリントが載っていますので、必要に応じて確認や印刷もして下さい。(課題プリント類については各学年の「確認日」にすべて配付します)授業が無い中で大変やりにくい場合もあると思いますが、自分の力で取り組んでみてください。しかし、不安なところもあると思います。その部分は学校再開後に確認を行い、分からないところはそのままにせず、授業の中で全体や個別に補習をしていきますので安心してください。また、この休校中に日頃なかなかできない読書やものづくり等に挑戦するのも良いことと思います。一生の宝物となる素晴らしい本に出会うことができるかもしれません。「確認日」については、23年生は5月7日、21日、1年生については、5月8日、22日です。(時間等については「休校の延長と休校中の「確認日」についてのお知らせ」で確認して下さい。)
6月学校再開後も3密を避けるために午前・午後の分散登校の対応をとることもあります。そのための準備も進めていますので、必要に応じて学校HPや学校メールでお知らせいたします。
学校行事の見直しや教科指導計画の変更や工夫など知恵を出し合って・・・教育課程の再編成
本日は教職員打合せを行いました。臨時校長会で確認した市内小中学校の対応等の確認、共通理解をしました。5/7の学校再開についても先が見えないことも多く、分散登校の場合の対応や学校行事、給食への対応など話題になりました。その中で、分散登校をする場合の対応ひとつとっても、生徒の学習の質と量ともに確保しようとするとなかなの工夫が必要であること、学校行事などの精選も含めて大きく具体的な対応が必要であることを確認し、全教職員で知恵を出し合い、柔軟で具体的な取り組みをしていくことを確認し合いました。やはり、「3密」を避けるための手立てをどうするか、学校としてどういう手立てができるのか、学習の時間、質と量をどう確保するかが打合せの議題となりました。学校行事の精選や地域連携についても保護者や地域の皆様のご意見やご支援をいただきながら進めてまいります。
入学式が行われるはずの4/8・・・ 教科書等の配布に新入生保護者の皆様のご協力を得て・・・
四月八日の入学式が延期となりました。希望と不安を胸に明るくはつらつとした新入生を迎えることができなくなりました。今日は保護者の皆様に教科書や提出が必要な書類等を取りに来ていただきました。本当にありがとうございました。「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」を目指し、職員一同、学校生活の正常化に向けた準備をしてまいります。何とぞ、宜しくお願い致します。今年度学校教育目標並びに重点目標などの学校経営に関することや職員一覧など学校だよりもアップしておりますので、地域の皆様もご一読願います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年 3学期始業式を迎えて
新年明けましておめでとうございます。旧年中は本校教育活動の推進に対しましてご理解やご支援をい ただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日の3学期始業式で生徒に話したことを報告いたします。
「 本校の学校教育目標は「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」です。これは、2学期の終業式にも 話しましたが、「自ら」という言葉の意味は、「自分から進んで~する」とか「自分から積極的に~する」、「自 主的に~する」などの意味ととらえると思います。新学習指導要領をもとにした授業が小学校は令和2年か ら、中学校は令和3年度から始まります。そこには、「主体的で対話的な深い学び」というキーワードがあり ます。「主体的に~」というのは、「自分なりに考え、こんなふうにしようと自分で判断して取り組むこと」とい う意味ですが、これは、本校学校教育目標を「自ら学び」の意味に合致するものです。学習はもちろんのこ と、行事や日常生活など様々なところで、自分なりに考えて自分で判断して取り組むことが大切だということ が本校の目標の中にあるということを生徒、教職員すべての人たちで確認し、実践に向けて頑張っていきま しょう。また、「共によりよく」とは、「お互いに認め合い、励まし合い、支え合って、自分の夢や希望の実現に 向けて頑張り、それが社会貢献につながるような自己実現を目指しましょうという意味です。3学期は、今年 度のまとめ、締めくくりの学期であると同時に、3年生は4月からの新しい門出に向けた大切な準備期間、 助走の時期でもあります。それは、1、2年生も同じです。PDCAサイクルという言葉がありますが、P(Plan =計画する)、D (Do=実行する)、C(Check=評価、反省する)、そしてA(Action=改善する)を1年という単 位を通して、また、学期をとおして、そして、1か月、1週間、1日を通して日々前進していけるように3学期 の3年生は45日間、1、2年生は52日の学校での生活を過ごしてほしいと思います。」
以上が要旨となります。学校といたしましても、ご協力いただいた学校評価アンケート等をまとめて具体 的な課題と改善策を考えていきたいと思います。また、学校でできること・できないこと、ご家庭にお願いす ること、また、地域の皆様にお願いすること、皆で考えなければならないことなど具体的にできるところから 進めていきたいと思います。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
2学期終業式を終えて
今学期も布佐中学校へのご支援、ご協力誠にありがとうございました。大きな事故、怪我等もなく終業式を迎えられますのはひとえに保護者・地域の皆様の力のお陰と心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。終業式では2学期の生徒たちの頑張りを讃えました。体育祭から始まり、駅伝や合唱祭、文化活動発表会など行事が立て続けにあり、大変忙しい思いもあったかと思いますが、3年生を中心に力を出し合い、支え合い、いずれも大きな成果を出すことができたことを伝えました。学習に関しては、「主体的」とはどういうことだろう?と問いかけました。自分で考え、どのようにしたら効果的か、仲間と学び合うということはどういうことか?を問いかけました。小学校は来年度から新学習指導要領による学びが開始します。中学校も再来年からですが、「主体的」「対話的」「深い学び」などのキーワードについて、教職員・生徒、保護者や地域の皆様全員で考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。
左の写真は、「ふさタイム」(総合的な学習の時間)の講座のハーモニカ講座の宮越先生と教え子たちとの写真です。年齢的なことなどの事情で今年度をもって講座担当を終了することになりました。10数年この布佐中の生徒にハーモニカを教えていただきました。このようにたくさんの方々によって支えられている布佐中学校です。
第73回体育祭を終えて・・・皆様の支援と子どもたちの頑張りと・・・・
2学期が始まり1週間、第73回体育祭も無事に終えることができました。子どもたちを中心に自主・自律の目標のもと保護者・地域の皆様に支えられ、子どもたちの躍動した姿を見ていただくことができました。夏休み前から応援団や実行委員を中心に自分たちで創り上げる体育祭を目指して取り組んできましたが、やはり保護者・地域の皆様のご支援の力は大きいと改めて感じました。例えば、各自治会の方が総出で組み立ててくれるテントは、保護者席に張られ、この残暑厳しい時に実施しなければならない心配を大きく軽減してくれるものでした。小学校にも協力をいただき、今年はテントを多めに張ることもできました。朝早くから多くの来賓の方々にもご臨席賜り、温かく応援していただきました。閉会式では、子どもたちに努力と結果についてお話をしました。努力して結果が出た時の自信、努力して結果が出なくとも得ることができた経験、喜びと悔しさ、個人と集団、そして協力・・・・子どもたち一人ひとりの顔を見ながら私自身も子どもたちから多くのことを学ぶことができたなあと、胸が熱くなりました。ご支援くださいました皆様、本当にありがとうございました。
「伝える」・・自分の想いをつたえよう!・・・始業式を迎えて
9月2日2学期始業式がありました。この夏も小中学生が巻き込まれる事故や事件が後を絶たず、2学期も全員が安心して学習できる安全な学校となるよう取り組んでまいりたいと思います。式の中では、「伝」という漢字を掲げお話をしました。「伝」という漢字は、「傳」を旧字としており、人が手に糸巻きをもって糸を巻いている様子からできた旨の話をし、2学期は体育祭や文化活動発表会、合唱祭など多くの行事があるなか、それぞれの生徒がそれぞれの立場で自分の想いや考えをしっかりと伝えていこうと話をしました。三年生は進路選択も控え、自分の夢や希望の実現に向けて、中学校最後の体育祭を迎えて・・・2年生は就職体験を通して自分の夢や希望について家族の方と話し合う・・・1年生は校外学習を通じて・・・自分の考えや想いを自分の言葉で、そして態度で相手に伝えよう、とお話しをしました。ご家族の皆様におかれましても、生徒たちは実り多い2学期とするために学習に行事にと頑張ってくれると思います。ぜひ様々な頑張りをみせてくれる時々に是非想いを聴いてあげてください。地域の皆様におかれましも、引き続きご支援をお願い致します。
感謝・・・ボランティア活動 ありがとうございました
今年の生徒総会で生徒の皆さんから、校内の美化活動に自主的に取り組もうと提案がありました。生徒会の皆さんが中心となって、夏休み中の草取りボランティア活動を企画してくれました。当日は100名を超える生徒の皆さんが集まり、暑い中、校庭の草取りや整備を行ってくれました。また、PTAの皆さんも夏休みの後半に草刈りをやってくれました。地域の皆さんや生徒たちも参加してくれて、体育祭を控えている校庭回りが大変綺麗になりました。このような自主的な活動は大変有難く、素晴らしい取り組みだと思います。互いに声を掛け合い、相手を想い、行動にうつす姿に大変心が明るく温かくなりました。これからも私自身も皆さんを見習い一緒に取り組んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
葛南大会に向けて・・・壮行会がありました
夏の葛南大会やコンクールに向けて、生徒会の皆さんが中心となって壮行会が行われました。校長からと依頼があったのでこんな話しをしました。「・・・・「信」という字がここにあります。部首は「にんべん」で人を表しています。この漢字の意味は、人を信じることとか偽りのない真実などという意味があります。人の言葉=偽りのない真実・・この漢字にこのような意味を持たせた人たちはなんと素晴らしいのでしょうか。日本には、昔から「言霊」(ことだま)という言葉があります。言葉には不思議な力が宿っていて、悪い言葉を発すると本当に悪いことが起き、反対に、良い言葉を発すると良いことが起こるというものです。だから、今でも忌み言葉というものが残っており、会の終わりを「お開き」とか、水辺の葦を「よし」とか、梨の実を「ありの実」などと言います。先ほど、部長さんから、たくさんの人たちが応援してくれているという感謝の言葉がありました。試合で苦しいとき、もうダメだと思ったときは、たくさんの応援してくれている人たちの言葉を思い出してください。きっと力が湧いてくると思います。そして、自分で自分に言い聞かせてください、最後まで絶対にあきらめない、自分を信じ、仲間を信じる、と。きっと不思議に力が湧いてきます。心からみなさんの健闘を祈っています。頑張ってください。・・・・・」 みんな話しをしっかりと聞いてくれました。保護者の皆様はじめ地域の皆様、布佐中生を支援してくださるすべての皆様、応援よろしくお願いいたします。ガンバレ布佐中生!!
バレー部の生徒たちが報告に来てくれました
8日に行われたバレーボール県大会の報告に校長室までバレー部の皆さんが報告に来てくれました。東葛飾地方のブロック予選を勝ち抜き、見事県大会に出場したバレー部の皆さんでした。健闘むなしく初戦で敗退してしまった悔しさや次の試合に活かすべく多くを学んだこと等を話してくれました。試合に臨む真摯な姿勢は日頃の生活にも生かされているのが良くわかりました。また、チームワークや思いやり、支え合いの大切さなど私もバレー部皆さんから教えられたような気がします。
部活動報告に来てくれました
バスケットボール部男子の皆さんが春季葛南大会優勝の報告に校長室に来てくれました。また、野球部の皆さんも東葛大会優勝と県大会の試合の結果を報告に来てくれました。両チームに共通しているのは、単に勝ち負けだけではなく、一試合一試合に真剣に臨み、勝因や敗因を皆で振り返り、次に生かそうとしているところです。私も、「グランドだけの一所懸命なチームになりたくない、真に役に立つ人に成長したい」という高校球児の言葉を引用して頑張りを讃えました。また、家族の皆さんの支えにも感謝の気持ちを忘れずに、スポーツをできる喜びと幸せを感じながら、感謝の気持ちを持って、伸び伸びと晴れやかに活動している布佐中の生徒たちを誇らしく思いました。地域の皆様のご声援にも感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。
あいさつ運動 今年も頑張っています
今年度も、我孫子東高校、布佐小学校、布佐南小学校と布佐中学 校の4校で「あいさつ運動」を実施しています。月に2回、布佐駅や布 佐南小、布佐小・布佐中入口で登校の児童生徒のみなさんや駅を利 用する方々にあいさつをしています。布佐中からは生徒会の皆さんが 参加しています。「おはようございます」と大きな声であいさつした時に「おはようございます」と返してくれると、とてもさわやかな雰囲気に包まれます。あいさつ運動のみならず、日頃から気持ちの良い挨拶を交わし合いたいものです
野球部市内大会を応援して
第73回入学式を挙行いたしました
さて、新入生のみなさんは、この3月小学校を立派に卒業しました。私は3月まで小学校に勤めていましたので、皆さんが小学校のリーダーとして学校の中心となっていたことはよく分かります。下級生に見本を示し、リーダーとして悩みながらも力を合わせて頑張ってきたでしょう。小学校6年間、中学校3年間を9年間の小中義務教育期間と見た時、皆さんは1年生から9年生までの7年生に当たります。もう、立派に学校の中心を担ってもおかしくはない立場にいて、それだけの力を十分に持っていると思われます。布佐中学校の学校教育目標は、「自ら学び、共により良く生きる生徒になろう」です。中学校進学にあたり、不安なこともあるかと思いますが、自分の意志で考えて、悩みながらも、共に学び、成長していってほしいと思います。皆さんには、保護者の方だけでなく、我々教職員や歴史と伝統を持つ地域の皆さんという強い味方もいます。
布佐という町で育った誇りをもって、布佐中学校でともに学んだ仲間を大切にして、まさに平成から令和へと新しい時代に生きる国際人となるべく、精一杯頑張って欲しいと思います。そのために3つの言葉を贈ります。一つ目は、「よい習慣を身につけること」それは、時間を守ったり、挨拶ができたり、自分のことは自分でできる、決まりを守る・・・などです。習慣は第二の天性ともいいます。よい習慣を身に付けて下さい。二つ目は、みなさんが現在持っている他人を思いやる「思いやり」の心を、更に高めて欲しいということです。中学時代に得た友は、一生の宝となります 他人の心を思いやり、それを言動にうつす。その表し方は一人一人違うかもしれません。自分だけの「思いやり」の心をもった人たちが共に学習し合う時、本当にお互いに高め合うことのできる仲間となるはずです。最期は、自信と勇気をもって様々なことに「挑戦」して欲しい、ということです。そのために、だれもが持っている自分の良いところを見つけ、自信をもって下さい。でも、だれもが欠点や弱点を持っています、でも、長所や良い所も必ずあります。その良い所を見つけ、伸ばすことが私たちの仕事だと思っていますが、その良い所を自分でも見つけ、自信をもって勉強でも運動でも、あきらめずに「挑戦」してほしいのです。失敗も宝物に変わります。「習慣」「思いやり」「挑戦」・・・入学に当たりこの3つの言葉を贈ります。そして、「自ら学び、共により良く生きる生徒」となって下さい。
最期に、保護者の皆様にお願いがございます。現在、学校教育は大きな変革の時期を迎えています。小学校は来年度から、中学校は再来年度から新しい指導要領が導入され、「社会に開かれた教育課程」や「主体的、対話的で深い学び」などがキーワードとなります。学校だけではなく、家庭、地域が一体となった教育活動の展開が今まで以上に必要です。布佐中学校は、今までも、保護者・地域の方々の多大なるご支援やご協力を賜ってきていることは十分に承知しておりますが、より一層のご支援をお願いいたします。そのためには、「信頼関係」は欠かせません。何かありましたら、報告や相談がすぐにできるような信頼関係がさらに構築できますよう私たちも努力を続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。そして、親子で、読んだ本のこと、社会の出来事、何気ない日常の会話、授業や部活動のことなど、お子様との会話を大切にして、共感的な理解や、愛情に基づく叱咤・激励など、より一層支援していただきますよう、よろしくお願いいたします。
それでは、新入生のみなさん、先程の呼名をもって、布佐中生となりました。皆さんが自分だけの大切な3年間が充実した日々にすることを願い、確認し合って式辞といたします。 平成31年4月9日 我孫子市立布佐中学校長 小林浩之」
着任のご挨拶
感動の第72回卒業式
12日(火)、第72回卒業証書授与式が、教育委員さんを始めとした45名もの来賓のみなさんにご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
2時間を超えようかという長い時間でしたが、卒業生・在校生ともに式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも「今年もまた感動しました」など、口々にお褒めの言葉をいただきました。
68名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。私自身が迷惑をかけた林間学校を始め、3年間をともに過ごした思い出が甦り、こみ上げてくるものがあったのだと思います。
1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。
卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」