校長室より

校長室より

「笑顔と拍手 貢献!」 まとめ3月

〇フラワーロードの桜の蕾が一歩一歩春に近づいていく季節の移り変わりを告げています。はやいもので令和5年度も最後の月となりました。

 振り返ると一小っ子達の「笑顔と拍手」いっぱいの姿が学習・行事等で見られました。さらに今年のテーマ「貢献(自分の力をひとのために尽くす)」の姿も沢山見せてくれました。これも保護者の皆様そして地域の皆様のご支援ご協力のおかげと感謝申し上げます。

 生活と学習のまとめと進学進級準備の3月。一小っ子一人一人が、過去の自分と今の自分を比べることにより、一年間で努力し成長した点を自覚し、努力のすばらしさに気づき、周囲の人々へ感謝する心を育てていきます。

学校としましても、「常に子どもが主役」をモットーに「知・徳・体」をバランス良く育てる教育活動を更にレベルアップさせるべく、今年度の活動をしっかりと振り返り次年度の改善に向けて取り組んで参ります。

今後も一小っ子一人一人の笑顔輝く、我孫子第一小学校であり続けますので、ご協力の程よろしくお願いします。

 一年間ありがとうございました。         我孫子第一小学校長  榊原 憲樹

龍年 笑顔と拍手 あふれる我孫子第一小学校を

 

 令和6年、新年、新年明けましておめでとうございます。

保護者、地域の皆様も益々ご清祥のことと存じます。

 さて、2月20日に151周年を迎える本校は、転入生1名を迎え492名で新年をスタートしました。

新年、新学期のスタートにあたり、一小っ子達には「『よーし!』という気持ちでスタートをしよう。」「やる気はやっているうちにどんどん起こってくる。だから、まずはどんな小さなことでもいいから目標を持って『やってみよう!』。」という話をしました。2学期に児童会を中心に子供達が頑張ってきた「あいさつ運動」を素直な一小っ子と一緒に発展していきたいと思います。

 今年度まとめの3学期、「笑顔と拍手 そして貢献」する児童の姿を目指し、職員一同一丸となって、知徳体バランスの取れた子どもも大人もワクワクする教育活動を進めてまいります。

本年も、ご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

              我孫子第一小学校長  榊原 憲樹

ちょっと 立ち止まる 7月

〇「笑顔と拍手 貢献!」の合言葉でスタートした令和5年度、はやくも1学期まとめの7月となりました。コロナ後の新しい生活・学習様式(入学式、運動会、音楽祭、授業参観等)を保護者の方々のご支援ご協力により、子ども達と一緒に創り上げることができました。ありがとうございました。

 この7月、一小っ子達には、新年度に立てた自分そして学級学年の目標を一度立ち止まり振り返る機会を設け、自分達の成長を見える化し、自尊感情を向上させていきます。

また、7月2日(日)からは2泊3日で、5年生が楽しみにしている林間学校(河口湖方面)があります。5年生は、「一致団結」のテーマのもと、①学習②生活③きずな(心)の3本柱で、準備を進めてきました。日本の誇る富士山の大自然を満喫して心に残る3日間を過ごして参ります。学校HPで5年生の活躍をご覧ください。 

 最近、生成AIが話題になることがしばしばあります。文科省も小中高校向けの指針を今月中にも、公表するとの報道もありました。報道では、「生成AIを使いこなす力を意識的に育てる姿勢が重要」、児童生徒においては「限定的な利用から始めることが適切」とありました。未来に生きる子ども達には、生成AIを主体的に活用し、共生していく力が必要と考えます。時代時代の新しい技術には全て、光の面と影の面があります。自動車しかり、スマホしかり。その両面を我々大人がしっかりと把握し、子ども達の興味関心を光の面に向けていかなくてはなりません。

 最後になりますが、7月21日から個人面談があります。お子さんのご家庭と学校での様子を、2学期に向けて共有できる貴重な機会ですのでご協力よろしくお願いします。

 

我孫子第一小学校長    榊原 憲樹

(6月) 目標達成。大成功の運動会

 今年のスローガン、「一致団結 笑顔と拍手で つき進もう」のもと、一小っ子全員が心を一つに練習に本番に取り組みました。当日は、沢山の保護者と地域の方々の声援を受け、子ども達は応援、純走、表現ダンス、係活動と全てに全力を尽くしました。子ども達には、運動会を通じて感じた自分の心の動き(うれしさ、喜び、くやしさ)を大切にして欲しいと思います。これがAIには無い人間だけの特権だからです。そしてこの心の動きがひとを成長させる点を踏まえ、今後の生活に生かしていきたいと思います。当日までのご支援ご協力ありがとうございました。

 さて、先日、東北大学の榊 浩平教授、川島隆太教授の記事を拝見しました。そこには、「小中学生がスマホを脇に置きながら3時間勉強しても30分の効果しか得られない」との統計結果が記されていました。要するにタイムパフォーマンスが非常に悪くなるということです。しかし救いは、「スマホの使用時間を減らせたら成績も持ち直せた」こともわかりました。

 そこで我々大人ができることは、まず、「子どもの要求に応じてスマホを簡単に与えないこと」。そして、もう持たせている場合は、『勉強中はスマホの電源を切って大人が管理し、子どもの目に入らないようにする』ことです。

 スマホもゲームも始めるのは簡単ですが、制限したり止めさせたりすることは、非常に困難です。是非、お子さんが自己実現する力の基礎を養う、大切な小中学校時代を有意義に過ごせるよう、我々大人が子ども達の環境を整えていけるようご理解とご協力をお願いいたします。

                            我孫子第一小学校長   榊原 憲樹

(5月) 72名の新入生を迎え、チーム一小全員がそろいました!

 

◎4月12日の入学式では72名の1年生を迎え、全校494名の一小っ子全員がそろいました。1年生は給食やひらがなの学習が始まり、小学校生活にも慣れてきました。朝校門に立っていると沢山の一小っ子達が遠くから「おはようございます」と元気よく挨拶してくれます。

 朝早くから、6年生は昇降口で1年生の登校を待ち、下駄箱の使い方や教室での朝の準備をサポートしています。大好きなお兄さん、お姉さんに声をかけられる1年生、お世話をする6年生、どちらもニコニコ笑顔から一日が始まります。

 5月には、新型コロナウイルス感染症に関して感染症法上の変更がある予定ですので、本校においても人と人が繋がる場である学校の意義をしっかり認識し、各教育活動を進めて参ります。

 また、5月20日(土)には、一小っ子達と保護者の皆様が楽しみにしている運動会があります。当日は、「力を出し切った『笑顔』」、「相手を讃える『拍手』」、「仲間の為や下級生の為に力を尽くす『貢献』」いっぱいの一小っ子の姿を保護者の皆様にご覧いただけるよう職員一同指導支援して参りますので、今月もご協力の程よろしくお願いします。

               我孫子第一小学校長  榊原 憲樹

2023年 新年あけましておめでとうございます

  「笑顔と拍手 150」 発信します!

 

令和5年兎年、新年明けましておめでとうございます。

3学期が始まり、のようにジャンプする学期のスタートです。

そして、いよいよ我孫子第一小学校は2月20日、大きな節目となる

創立150周年を迎えます。今年度、PTAの皆さんのご支援を受け、「児童用ピヨ吉バンダナ」や「150周年記念誌」「玄関校章」を準備して参りました。

そして一小っ子達は、今年度4月から「笑顔と拍手150発信!」の合言葉のもと、素直さ、目標に向かい努力する根気強さ、優しさあふれる姿を校内はじめ、市内県内に発信してきました。

2月17日には子ども達そして教職員が楽しみにしている「一小150おめでとうの会(創立記念式)」を開催する予定です。これまで、自分を、友を、一小をそして我孫子を大切にできる児童の育成を目指し、全学年で生活科・総合的な学習の時間の学習・発信を積み重ねてきました。

当日は、一小っ子全員で体育館に集まり、創立を祝いお互いの成果と成長を認め合う場とするとともに、「総合表現活動」として研究してきた学習の成果をお客様や他の学年へ存分に発信できるよう職員一丸となり指導準備を進めて参ります。

本来ならば、保護者の方々にも、体育館にてご参観いただければと存じますが、会場の都合上、後日YouTubeにて配信いたしますので、ご家庭でお子さんと一緒にご鑑賞いただけましたら幸いです。なお、この動画配信を3学期の授業参観にかえさせていただきますことご理解お願いいたします。学年末の学級懇談会は実施の予定です。

150周年目のまとめの学期となるよう、一人一人に目標を持たせ、友と力を合わせ努力する喜びを味わわせられるよう指導支援して参りますので、本年もご協力の程よろしくお願いいたします。

 

              我孫子第一小学校長   榊原 憲樹

「読書(音読)なくして学力向上はあり得ない」の巻

 お子さんの学力向上を願う気持ちは、我々教員と保護者の皆様が目的をひとつにしている点と思います。

 学習に集中できる11月。親野智可等氏著「親力で決まる!」から、一小っ子の学力向上に向けてのヒントを紹介いたします。(以下抜粋)

 「全ての教科の基礎は国語です。なぜなら、学問は全て言葉を媒介として行われるからです。算数の問題を読み取る力は国語力つまり言語能力です。いくら計算力があっても、それだけでは無意味です。問題の意味を理解して立式するには、言語能力が必要です。理科の実験のやり方や化学変化の説明を読み取る力、実験や観察の結果を話したり書いたりする力も言語能力です。

 言語能力が高いと、全ての教科において絶対に有利です。しかも学年が上がるにつれてそれは顕著になります。では、言語能力を高めるにはどうすればよいのでしょう?それは読書以外にありません。言語能力の一番の元である語彙力が身に付くからです。学習には日常生活に出てこない言葉がどんどん出てきます。『習性』『日照時間』『異同』『一族』『政権』 等々・・・

〇 語彙力向上に向け、読書好きにするステップは、

 親の語りかけ ⇒ 絵本の読み聞かせ ⇒ 親がこれはと思った絵本を読む姿を見せ、家のあちこちに置いておく ⇒ 子の好きな分野の読書(質の良い漫画可)」だそうです。

 本校においても、音読の機会を授業で意識的に設ける(丸読み、列読み、交互読み、役割読み等)とともに、図書室の積極的利用と学校司書による読み聞かせ、市移動図書館「そよかぜ号」の活用、そして、全教科において意識的に自分の考えや授業後のふりかえりを「書く」場面を全学年で設けています。

 学力向上は一朝一夕には達成しません。一小では、1年生から6年生まで国語科を基礎としながら、特に「生活科・総合的な学習の時間」を系統立てて学習することにより、現在求められている学力「自ら課題を持ち、課題解決に向け多様な人々と協働し、主体的に粘り強くやりぬく力」を育てています。

     

                                                   我孫子第一小学校長 榊原 憲樹

 

修学旅行・林間学校・1年校外学習で 大発信!!

6年生は9/15・16修学旅行(日光方面)、5年生は9/21~23林間学校(山梨方面)そして1年生は9/27校外学習(アンデルセン公園)に行ってまいりました。

 感染症の影響が続く中での宿泊行事等ということで、保護者の皆様には事前からお子さんの健康管理にご配慮いただき誠にありがとうございました。

 6年生は一小のリーダー・最高学年として素晴らしい姿(挨拶・きびきび・優しさ)を日光の地及びバス乗車時から降車時まで発信しました。行く先々で「とても立派ですね。どちらの学校ですか?」と声をかけていただきました。

 5年生は小学校での初めての宿泊学習。色々な生活経験が制限されてきた中で迎えた3日間を保護者の方々から離れ仲間と過ごしました。林間学校を通じて日々自分達で振り返り次に活かしていくことで、一日一日子ども達の顔つきが変わり行動や言葉に成長を感じた3日間でした。5年生の長所の姿(エネルギッシュ・明るさ・団結力)を富士の地で大いに発信しました。林間学校を終え通常の学校生活に戻った今、5年各クラスに入った時、一人一人の充実感と自信を感じさせるとても良い雰囲気を学年全体で醸し出しています。

 そして、小学校で初校外学習のピカピカの1年生。見事な司会進行の実行委員さんをはじめ、各グループのリーダーさん中心に声をかけ合い、初めてのグループ活動を大成功させました。さすが一小の1年生、船橋の地でキラキラ光る姿(挨拶・素直さ・協力)を発信しました。これから他学年の校外学習も予定していますので楽しみにしてください。

                        我孫子第一小学校長  榊原 憲樹

 

1に「健康安全」2に「居場所づくり」3に「学力の向上」

 1 健康安全  2 居場所づくり  3 学力の向上

 

 いよいよ2学期のスタートです。厳しい状況下3年目の夏となりましたが、子ども達はご家庭でそれぞれ長期休業にしか経験できない貴重な時間を過ごしたかと思います。

 1学期末から続く感染状況をみると2学期以降も、感染防止対策については予断を許さないものと感じています。この環境下で2学期を始めるにあたり、

子ども達の 1健康安全 2居場所づくり 3学力の向上 を一小の命題3本柱として学校を運営して参ります。

 2学期は子ども達が楽しみにしている修学旅行、林間学校、校外学習 等が予定されています。一人一人の一小っ子がそれぞれの良さを各場面で「わくわく発信!」できるよう指導支援して参ります。仲間と協力し課題を解決して目標を達成する、学校という場でしかできない貴重な経験の場であります。常に上記の3点に照らし合わせ、状況に応じて可能な限り子ども達の学びの場を保障創造して参りますので、2学期もご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

             我孫子第一小学校 校長  榊原 憲樹

 

子どもの心に火をともす7月

 「笑顔と拍手150(I Go We Go 発信!)」の合言葉でスタートした令和4年度、はやくも1学期まとめの7月となりました。入学式、運動会、授業参観等、保護者、地域の皆様におかれましては、一小っ子の健康安全そして学校の活動にご理解ご支援いただき誠にありがとうございます。

 本校においては今年度、子ども達の健康を守りながら教育活動をいかに充実させていくか「トライ&エラー」を意識し試行錯誤を重ねています。

 人は心で動く生き物です。学校では、いかに子ども達の心に火をともすか、我々教職員は日々実践、振り返り、改善し工夫を重ねています。

 〇このようなエピソードがあります。「ある父親が5歳になる我が子に泳ぎを覚えさせたいと思っていました。父親は自分が泳いで見せたり、洗面器の水に顔をつける練習をさせたりと水を怖がる我が子を何とかしたいと苦労していました。しかし、いっこうに我が子はプールに足すらつけようとしません。あきらめかけた時、同じ5歳の子を持つ近所の家族と一緒にプールに行くことになりました。すると、近所の子が勢いよくプールに飛び込む姿を見た我が子は嬉々としてプールに飛び込んでいたのです。」

 心理学では、人間は自分と似ている状況の人間に関心を持ちその影響を強く受けると言われています。学校は、勉強の好きな子、サッカーの好きな子、絵や読書の好きな子、おしゃべりの好きな子、寡黙な子と様々な性格の他者と出会い過ごす場です。自分と異なる性格の人との出会いは、本人の可能性を広げます。子ども達がお互いに関わりつながる機会を大切にし、1学期のまとめと今後の教育活動の充実を見据え、さらに一小っ子の「やる気」を育てて参りますので、ご理解ご協力の程よろしくお願いします。

                       我孫子第一小学校長  榊原 憲樹