校長室より
「人生とは習慣である」の意味
今、私が一番大事にしている言葉は、「人生とは習慣である」です。聖路加国際病院で101歳にして現役のお医者さんでもある
日野原重明(ひのはらしげあき)先生が、多くの著書や講演会等で
言われている言葉です。
誰でも否応なく一年一年歳を取っていきます。そして人間歳を取ると
体のあちらこちらが病気に罹ってきます。
昔は、ガンや糖尿病などを「成人病」と言っていました。
日野原先生は、成人だから病気に罹るのではなく、長い間の生活習慣から病気になるのだから「生活習慣病」という名前をつけました。
体や心に良いことは、毎日続けてこそ本当の意味があります。
小学生の小さい時から良いことを習慣にすると人生の実りも大きい
ものになります。反対に、習慣を侮った人は、むなしい人生に
なってしまうかもしれません。
更に、習慣が人間の性格や品性をつくるとも言われています。
私自身は、早寝早起き(午後9時就寝し午前3時起床)と小食(腹6分目)の習慣を長い間続けております。
体重と体脂肪は毎朝決まった時間に同じ条件で量り記録します。
基準値オーバーの時は、ラインマーカーで色を塗ることにしています。
長い間続けると、大変だと感じていたこともそれこそ習慣になってしまい普通にできるものだと感じます。
子どもは、親の言った通りには動きません。やった通りに動きます。大人が良い習慣を身につけることは大事な教育になると思います。