校長室より
子どもの心に火をともす7月
「笑顔と拍手150(I Go We Go 発信!)」の合言葉でスタートした令和4年度、はやくも1学期まとめの7月となりました。入学式、運動会、授業参観等、保護者、地域の皆様におかれましては、一小っ子の健康安全そして学校の活動にご理解ご支援いただき誠にありがとうございます。
本校においては今年度、子ども達の健康を守りながら教育活動をいかに充実させていくか「トライ&エラー」を意識し試行錯誤を重ねています。
人は心で動く生き物です。学校では、いかに子ども達の心に火をともすか、我々教職員は日々実践、振り返り、改善し工夫を重ねています。
〇このようなエピソードがあります。「ある父親が5歳になる我が子に泳ぎを覚えさせたいと思っていました。父親は自分が泳いで見せたり、洗面器の水に顔をつける練習をさせたりと水を怖がる我が子を何とかしたいと苦労していました。しかし、いっこうに我が子はプールに足すらつけようとしません。あきらめかけた時、同じ5歳の子を持つ近所の家族と一緒にプールに行くことになりました。すると、近所の子が勢いよくプールに飛び込む姿を見た我が子は嬉々としてプールに飛び込んでいたのです。」
心理学では、人間は自分と似ている状況の人間に関心を持ちその影響を強く受けると言われています。学校は、勉強の好きな子、サッカーの好きな子、絵や読書の好きな子、おしゃべりの好きな子、寡黙な子と様々な性格の他者と出会い過ごす場です。自分と異なる性格の人との出会いは、本人の可能性を広げます。子ども達がお互いに関わりつながる機会を大切にし、1学期のまとめと今後の教育活動の充実を見据え、さらに一小っ子の「やる気」を育てて参りますので、ご理解ご協力の程よろしくお願いします。
我孫子第一小学校長 榊原 憲樹
落ち着いて学習に取り組む 6月
2日間に渡った150周年目の特別な運動会。一小っ子全員が最後まで力を合わせ臨機応変に活躍し、スローガン「150 心を一つに みんなで輝く運動会」を達成させ、「笑顔と拍手」の大成功をおさめました。
PTA本部役員の皆様及び当日係担当の皆様をはじめ全ての保護者の皆様に感謝申し上げます。
6月は、学習に集中して取り組める月です。一小っ子の興味関心を大切に育て、職員一同、基礎学力の向上及び「共に学び、自ら探求する子どもの育成」を目指して学習を展開して参ります。
我孫子第一小学校長 榊原 憲樹
TEAM 150 全員がそろいスタートしました!
4月11日の入学式では81名の1年生を迎え、全校497名の一小っ子全員がそろいました。1年生は小学校生活にも慣れ、朝校門に立っていると沢山の1年生が「おはようございます」と元気よく挨拶してくれます。朝早くから、6年生は昇降口で1年生の登校を待ち、下駄箱の使い方や教室での朝の準備をサポートしています。学校だからできるこのような学年を超えた人と人の関わりの中で、感謝や人を想う気持ちが養われ、お世話される側、お世話する側ともに笑顔が生まれ豊かな心が育っています。
先日千葉県教育委員会から今後の教育活動について、基本的な感染症対策に努めながら、できるだけ通常の教育活動を進めていくよう指針が示されました。
本校においても、本年度は将来を見据えこれからの教育活動を創造していく転換点になる一年と考えています。現代の子ども達を取り巻く教育課題を解決し、子ども達が未来を切り拓くために本当に必要な力を身につける教育活動を再構築していきます。一小っ子の日々の成長の様子を保護者の皆様と共有し、子ども達にとって魅力ある学校となるよう「笑顔と拍手」あふれる5月、令和4年度を進めて参ります。 我孫子第一小学校 校長 榊原 憲樹
令和4年度 我一小150年目のスタートにあたり
令和4年度、我孫子第一小学校記念すべき150周年を迎えます。
一小っ子・教職員・保護者の皆様・地域の皆様によるTEAM150のスタートです。
今年の合言葉は
「笑顔と拍手 150」 I GO,We GO 発信 !
目指す児童像を
〈 自分大好き 学校大好き 我孫子大好き 一小っ子 〉
としました。
本日の始業式では子ども達へ、「これまで一小を支えてくれた全ての先人への感謝の気持ちを大切に、今年1年自分・学校・我孫子の魅力を発信しよう。」と話をしました。
学校での感染症対策は引き続き継続しますが、(1)地域 (2)交流 (3)発信をキーワードに、全ての一小っ子の笑顔を目指し、よりダイナミックな教育活動を展開して参りますので、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。今年1年間よろしくお願いします。
我孫子第一小学校長 榊原 憲樹
学校だからできる 心の節目をつくります
感染症予防に学校を含め社会全体で取り組み続け、試行錯誤を重ねた令和3年度。はやいもので最後の月となりました。常に制限のある状況のもとの一年でしたが、振り返ると「一小っ子」達の「笑顔と拍手」いっぱいの姿が様々な場面で見られました。これも保護者の皆様そして地域の皆様のご支援ご協力のおかげと感謝申し上げます。
まとめと進学進級準備の3月。子ども達一人一人が、過去の自分と今の自分を比べることにより、一年間で努力し成長した点を自覚し、努力のすばらしさに気づき、周囲の人々へ感謝する心を育てていきます。
学校としましても、来年度の150周年という大きな節目を見据え、「子どもが主役」をモットーに「知・徳・体」をバランス良く育てる教育活動を更にスケール&レベルアップさせるべく、今年度の活動をしっかりと振り返ります。
今後も一小っ子一人一人にとって心身の成長の糧となる様々な学習体験や思いを経験できる場としての我孫子第一小学校であり続けますので、ご協力の程よろしくお願いします。
一年間ありがとうございました。
我孫子第一小学校長 榊原 憲樹
令和4年 新年あけましておめでとうごさいます。
令和4年寅年、新年明けましておめでとうございます。
お日様に照らされた白銀の校庭が一小っ子を迎えた、3学期のスタートとなりました。
正門から続くフラワーロードでは、12月に2年生が植えた、来年度に来たる「150周年」デザイン花壇のパンジーたちが雪の間から笑顔を覗かせ新年を祝っています。
(是非皆様もご来校の折にはご覧ください。)
新年を迎え、子ども達、保護者の皆様そして地域の皆様のご健康をお祈りするとともに、本校の教育活動へのご支援ご協力をお願い申し上げます。
年が変わり気持ちも一新し、新鮮な目で一つ一つの事象を見、子ども達の笑顔を中心に教職員そして保護者と地域の皆様の笑顔を創る工夫ある教育活動を創立150周年(R4年度)に向けて一歩一歩行っていこうと思います。
私からは、始業式にあたり次のような話を子ども達にしました。
「お正月飾りにも使われている竹はとても強い植物です。その理由は2つあります。1つは、根が地中深くしっかりとはっているから。2つ目は、竹には強靭な「節」がありしなやかだからです。節があるから、竹は大雪にも地震にもどんな強い風にも倒れずにいます。
みんなの節は、今日の始業式です。その節の日に、自分の目標をしっかり心に決めて竹の根っこのように少しずつでいいから毎日こつこつと努力を続けることが大切です。
まだ、新年の目標を決めていない人は、自分の目標を定めて毎日少しずつ努力を続けてください。必ず目標に近づきます。そして、竹のように地震にも嵐にもどんな困難にも負けない強くしなやかな心と体をつくってください。」
我孫子第一小学校長 榊原 憲樹
11月を振り返り12月の展望を
11月25日(木)、26日(金)、6年生は小学校生活最初で最後の宿泊学習、修学旅行で日光の地へ行って参りました。
1泊2日の生活を通して、6年生は一小の最高学年としての立派な姿を見せ、頼もしく成長しました。グループ活動での歴史を学ぶ姿勢と協力、ホテルで友と過ごした時間はかけがえのないものとなりました。
さらに、ホテル到着の会では、6年生の歌声を聞いた野生の鹿が目の前に姿を現し、我々を迎えてくれました。2日目の朝は起床するとホテル玄関前は一面白銀の世界。いろは坂では、子連れの猿の群れに子ども達は歓声をあげました。
学校と家庭から離れた2日間の生活を通して、6年生は自らのテーマ「団結力」と「生活力」を育みました。体験や経験こそが人を育てます。6年生の子ども達は、うまくいったり、反対にうまくいかなかったりする経験を通して、自分たちの行動を客観視し振り返り、次の行動の改善に結びつけていました。学校生活だけではわからない自分と級友の新しい一面を知る貴重な機会にもなったと思います。
修学旅行を参加者全員健康で無事に終えることができたのも、保護者の皆様の日頃からのご支援によるものと感謝申し上げます。
今後も一小のリーダーの6年生を中心に、全学年の「団結力」を高め、「笑顔」と「拍手」あふれる第一小学校を創って参ります。
2学期最後の月、12月もご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。
令和3年12月1日
我孫子第一小学校 榊原 憲樹
令和3年4月 着任しました。 合言葉「笑顔 と 活気」
布佐南小学校より着任しました榊原憲樹です。16年前に担任として勤務していた自分にとっては、教員としての母校が我孫子第一小学校です。フラワーロードをはじめとした花いっぱい、先人の活躍を今も肌で感じる地域の教育環境、そして温かい保護者の方々と地域の方々に支えられた伝統ある我孫子第一小学校が私は大好きです。
新年度のスタートにあたり、合言葉を「 笑顔 と 拍手 」としました。
「笑顔」には、子ども達そして教職員の笑顔いっぱいの一小。「拍手」には努力し成長した自分そして他者を心から祝福できる素直な一小。を目指す思いをつめました。
全てを514名の子ども達のために、目標を一つにして全職員チーム一小として指導支援にあたって参りますので、皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
我孫子第一小学校 校長 榊原 憲樹
4年間の御理解 御協力 ありがとうございました
生きる力~へこたれなかった一小っ子~
令和元年度の3月から丸1年。コロナ感染症予防に全力で取り組んだ令和2年度となりました。健康観察、検温や換気等各御家庭におかれましては、きめ細かな取組をしていただきました。心よりお礼を申し上げます。
修了式は、咲き始めた桜ときれいなフラワーロードの花々に見守られながら、校庭で行いました。今日のHPにもアップしましたが、下記の話をしました。
1 コロナ禍の中、工夫して学習や生活に取り組み楽しんだ。
2 算数、行事、生活、総合的な学習の時間等を頑張り、「しっかりと力を付けること」ができた。
3 勉強は、今回のコロナ対応のように、「正しく判断し、正しく行動」するためにする。
4 一小っ子はしっかりと学んでいたので、【自分もみんなも大切に】することができた。
5 3年生 きずな 4年生 挑戦 1年生 なかよし 2年生 なかま 5年生 一致団結
全ての学年の学年目標を達成した。=「自分大好き 学校大好き 我孫子大好き 一小っ子 ~一と1を大切に」
を達成することができた。
6 これから、148年の歴史と伝統を繋いでいってほしい。
【振り返り】
1年生
さんすうをがんばりました。こうがいがくしゅうが1ばんたのしかったです。ともだちや1ねんせいにやさしくする2ねんせいになりたいです。(男子)
3年生
1つ目は書写です。2つ目は、なわとび集会です。うしろそくしんとびでひっかかってしまいました。ほかのわざはかんぺきだったので、すごくくやしかったです。3つ目は、そうりつきねんしきてんです。私は愛唱歌について発表しました。かんぺきにするには、自分が思う以上に大変でした。この1年間で付けた力は、日々の学習に一生懸命に取り組み続けるちからです。4年生の目標は部活動をがんばることです。(女子)
5年生
頑張ったことは3つあります。1つ目は運動会です。いつもとは違う運動会でしたが、みんなと一致団結してできたことがうれしかったです。2つ目は、林間学校です。ウォークラリーで道に迷って大変だったけれど、チームのみんなと協力して乗り越えられました。3つ目は縄跳びです。毎日たくさん練習して、2級までできました。コツコツ努力すれば、必ずその成果がでることを改めて感じました。来年度の目標は、何事にも前向きにチャレンジする1年にすることです。下級生の手本になれる6年生になります。(男子)
温かく見守ってくださる地域・協力してくださる保護者の皆様・素直で一生懸命な一小っ子・情熱と力量のある教職員の総合力でこの1年を乗り越えることができました。最高に幸せな日々は私の宝物になりました。
山口の校長室よりの発信は、これで終わりとなります。我孫子第一小学校の益々の発展をお祈りすると共に、これからもずっと一小っ子を応援していきます。
4年間の御協力に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
令和3年3月24日 校長 山口 祐子
保護者の皆様と地域の方に見守られて
「WITHコロナ」の中で
創意工夫で教育活動を展開した2学期でした。日々の検温を含めた健康観察。マスクの準備。手洗いの励行・・・等、本当にきめ細かなご協力をいただき、ありがとうございました。また、こども見守り隊の方やPTAの委員さんによる登下校指導にも感謝を申し上げます。
今学期は、様々に制限された中で学習や行事が行われました。教職員は、「力を付けるために、どのような工夫して、何ができるのか。」をいつも考えました。運動会は3部入れ替え制で、校外学習は学年の発達段階を考えて、けやき号を使用する学年を決めたり、行先を決めたりしました。安心・安全を担保しながら、できる限りの体験をさせたいと、予察をもとに、子どもたちに説明しました。運動会では、PTAの本部役員さんと係の保護者の皆様のご協力により、スムーズに運ぶことができました。ありがとうございました。
5年生は手賀の丘少年自然の家での1日林間学校となりました。ウォークラリーでは、たくさんのドラマが生まれました。グループで協力し、絆を深めました。6年生は、修学旅行には行けませんでしたが、特別企画2020思い出フェスティバルを自分たちで企画し、レクリエーション・ティータイム・校舎内のナイトウォーク・林間学校で踊ったダンスを楽しみました。最後の年は、「運動会」「校外学習 手賀沼10キロウォーク」「特別企画」と3つを自分たちの力で成し遂げました。「我孫子かるた」完成が間近です。4年生は、初めてのクラブ活動や部活動に熱心に取り組みました。交流遊びでは、リーダー会議にも出席しました。3年生は、2月に行われる創立記念式典に向けて、「一小の宝物」の総合表現活動に一生懸命に取り組んでいます。2年生は、町探検で知った学区の人 もの ことについて、体育館で発表会を開きました。実際に思い別の見学は叶いませんでしたが、教師が10か所以上のビデオ撮影を行い、それを見ながら、グループごとに表現方法を考えました。クイズ・ペープサート・紙芝居・・・等、内容が濃く、力を伸ばしました。1年生は、学校生活にすっかり慣れ、ペアの6年生と笑顔で過ごしています。算数の学習では、立派に自分の考えを「絵や図や文」で表し、発表することができるようになりました。にこにこ教室の子ども達は、「安全・防災」についての学習を通して、危険個所に気づく力を身に付け、自分たちの身の守り方を考えました。
【代表の振り返り】
終業式は、動画で行いました。
1年生
さかあがりをがんばりました。やすみじかんやたいいくのじかんにいっぱいれんしゅうしました。たいいくいいんかいのてつぼうきょうしつにもさんかしました。あしがもうちょっとあがればれきるようになります。3がっきもあきらめないでれんしゅうしてできるようになりたいです。
3年生
1つ目はミニハードルです。2つ目は縄跳びです。二重跳びやバック持ち替え跳びなど、いろいろな跳び方ができるようになりました。3つめは、1学期からやっている「コロナ対策」です。手洗いや消毒をして、自分にできることを精一杯頑張りました。自分のこともみんなのことも大切にできたと思います。1番頑張ったことは友達と仲を深めることです。1学期少ししか学校に来られなかった分、友達とたくさん遊びました。そのおかげで、運動会でソーラン節を力を合わせて踊ることができました。
5年生
1つ目は、授業でたくさん発表したことです。自分の考えや調べたことを発表していく中で、発表が楽しいものだと思えるようになりました。2つ目は、音楽委員会でオリジナルのダンスを踊ったり、曲を流したりしました。人前で何かをするには、事前の準備が大切だと感じました。3つ目は、林間学校です。私は実行委員だったので、休み時間も頑張って話し合いをしたり、セリフを覚えたりしました。ウォークラリーでは、何度も道を間違えて、すごく疲れたけれど、班のみんなと協力して、ゴールまでたどり着くことができました。私は、これから、「今、何をすべきか」を自分で考えて行動したいです。・・・5年生代表は暗記して発表しました。
全員が、2学期の自分を振り返りました。頑張った一小っ子に拍手を贈ります。3学期はとても短いので、「進学・進級」へ向けて目標をしっかりと持たせていきたいと思います。
どうぞ、良い年をお迎えください。