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日誌
給食室建設日記(富岡校)
昨日から、ショベルカーを使って深さ約2mほどの穴を掘っています。
本日も、雨の中作業を頑張ってくださっていました。3台が協力し合っての作業でしたが、とてもきれいな形に掘っていて「さすがプロ!」と感心しました。
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日あの時」です。
今回ご紹介するのは、仮設住宅に避難されていたみなさんとの思い出です。
震災と原発事故により、町民のみなさんは全国各地に避難されましたが、
県内の仮設住宅に避難された方もいらっしゃいました。
これは今から6年前の熊耳仮設住宅を訪問したときの様子です。
富岡町の名所や歴史などを題材にした富岡カルタで、お年寄りのみなさんと、
ふるさと富岡町を思い出しながら交流しました。
三春の里仮設住宅を訪問したときの様子です。
フラダンスを披露した時には、「こんなに笑ったのは久しぶり!」と、たくさん笑顔を見せてくださいました。
萩久保仮設住宅での様子です。
避難されていた皆さんの中には、富岡町ではお孫さんと一緒に暮らしていた方もたくさんいらっしゃいました。
ご家族が様々な事情でばらばらに避難され、お孫さんにもなかなか会えない中、
「富岡町の子どもたちが会いに来てくれた!」と、大変喜んでくださいました。
富田仮設住宅での様子です。
避難前の富岡町の様子についてインタビューしたり、一緒に七夕の飾りを作ったりしました。
平沢仮設住宅では、リコーダーの演奏を披露したり、子どもたち手作りの釣りゲームで楽しんで
いただいたりしました。
5年程前までは、仮設住宅から通学していた児童もたくさんいました。
公営住宅が建設されてからも、地域の行事に子どもたちを招待してくださるなど、大変よくしていただいています。
これからも、富岡町のみなさんとの関わりを大切にしていきたいと思います。
食育クイズ大会(三春校)
先週1週間は、「朝食について見直そう週間」でした。
これに合わせて、今年度も食育クイズ大会を開きました。
主任栄養技師が、◯✕クイズや3択問題を10問出題します。
昨年まではチーム対抗戦で行っていましたが、今年は児童数が減ったため、
個人戦で行いました。
「朝ご飯は毎日食べた方がよい。◯か✕か。」といった基本的な問題から、
熱中症予防に関する問題、おやつに関する問題などが出題されていきました。
「1日のおやつの量として適切なポテトチップスの量は、
①約15枚 ②約40枚 ③約85枚 のどれ?」
全問正解者はいませんでしたが、とてもレベルの高い大会となりました。
上位入賞者には、後日表彰を行う予定です。
社会科の授業(三春校)
6年生は、歴史の学習をしています。今回、考古学に詳しい富岡町教育委員会の三瓶さんを講師としてお迎えし、
縄文時代や弥生時代の人々の暮らしについて教えていただきました。
三瓶さんは、富岡町内から発掘された遺跡を調査したり、記録保存をされたりしています。
「富岡町のどの辺りから遺跡が見つかっているのですか。」
「町内各地から約70箇所の遺跡が見つかっており、そのうちの約30箇所は縄文時代のものです。
海や川の近くからも遺跡が見つかっています。」
実際に富岡町で出土した、約4200年前のものと思われる土器を持たせていただきました。
灰をためて、あくを取ることなどに使われていたと考えられているそうです。
これは、三瓶さんが小学生時代に富岡町内で見付けたやじりです。
遺跡があったところからは、今でもいろいろな物が見つかると聞いて、
子どもたちは驚いていました。
「舞錐法」という、昔の人々と同じ方法で火起こし体験もさせていただきました。
火きり弓と火きり板をこすり合わせ、切り欠きからこぼれ落ちる真っ黒な粉が火種です。
火種を麻布で包んでぐるぐる回すと、見事火が付きました。
教科書で学んだ何千年も前の時代の暮らしが、自分たちのふるさと富岡町でも営まれていたことを知って、
歴史がとても身近なものとして感じられるようになると同時に、富岡町の歴史についてもっと知りたいと
思うようになりました。
貴重な資料と分かりやすいお話のおかげで、子どもたちだけでなく、教員も大変勉強になりました。
どうもありがとうございました。
給食室建設(富岡校)
給食室建設、今週はショベルカーで地面を掘ったりならしたりしていたようです。