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日誌
給食室建設日記(富岡校)
屋根の部分はだいたい出来上がったように見えます。これから、壁や内装の工事が始まっていくのでしょうか。
昇降口付近から見た給食室です。
教育長さんのお話(三春校)
教育長さんは三春校で校長として勤務されていたこともあり、今でも時間を見つけては三春校の
子どもたちに会いに来てくださいます。
昨日は帰りのスクールバスまでの待ち時間を利用して、新しい富岡小学校の校歌制作について
話してくださいました。
このホームページで何度もご紹介している大友良英さんが、スタジオで校歌の音源制作をしている様子を
教育長さんが取材して、子どもたちに見せてくださいました。
大友さんには、「新しくできる学校の校歌をつくってください。そして、楽譜とピアノの音源をください。」
と教育長さんから依頼してあったそうです。
しかし、大友さんからは、「それだけでは私の気が済みません。」とお返事があったのだそうです。
大友さんは、たくさんのプロのミュージシャン仲間に声をかけ、スタジオで実際に楽器を演奏しながら
専門的な器材を使って校歌の音源を制作してくださっていました。
「この音源だけでは、まだ私の作品としては未完成です。この音源に富岡校と三春校の子どもたちの声を
入れたいのです。なぜならこの校歌は私一人でつくった校歌ではなく、富岡校と三春校の子どもたちと
一緒に考えてつくった校歌だからです。三春校の子どもたちは4月からそれぞれ別の学校に通うことに
なり、この校歌を歌うことはないかもしれませんが、みんながつくった証として残さなければ、私の
気が済みません。」
と、おっしゃってくださったそうです。
子どもたちも我々教職員も、大友さんのお言葉に大変感激しました。
「笑顔・元気・前向き・感謝」を大切にしてきた三春校の子どもたち。
レコーディングに向けて、大友さんや協力してくださった方々への感謝の気持ちをこめて歌いたいと、
みんな気持ちを新たにしていました。
三春校では、毎日帰りの会に全員で新しい校歌の練習をしています。もう歌詞も頭に入っています。
そして朝の会では、毎日全員で富岡第一小学校と富岡第二小学校の校歌も歌っています。
今回の校歌制作を通して、自分たちだけでなく、両親や祖父母、富岡町民のみなさんが歌い継いできた
現在の校歌も、同じようにいろいろな方が制作に携わってたくさんの思いが込められてつくられた校歌に
違いないということに気付いたからです。
どちらの校歌も大切にして、残り少ない三春校での学校生活を大切に送っていきたいと思います。
3校合同持久走大会(富岡校・三春校)
爽やかな秋晴れのもと、葛尾小と富岡校と合同で行われる持久走大会が、三春校で実施されました。
開会式では、各校の代表児童がめあてを発表しました。
「練習タイムよりも1分縮められるように走ります。」
「スタートから同じペースを守ってゴールを目指したいです。」
「3校の友達が一緒に走るので、思い出に残る走りをしたいと思います。」
低学年は1000m、中学年は1200m、高学年は1500m走ります。
葛尾小や富岡校からも保護者の皆様が応援に駆け付けてくださり、どの学年の子どもたちへも
大きな拍手を送ってくださいました。
こうして三春校で合同の持久走大会を開催できるのも、今年度で最後になります。
子どもたちもそのことが分かっているためか、走り終わって力を使い果たしている状態でも、
ゴールを目指して走っている友達へ惜しみない声援を送っている姿が印象的でした。
3校の全児童が三春校で一堂に会するのもこれが最後になると思いますが、
みんな最高の笑顔を見せてくれました。
最後まで全力を尽くした一人一人に、大きな拍手を送りたいと思います。
給食室建設日記(富岡校)
通路に屋根ができました。
また、給食室の屋根の上には太陽光パネルが設置されました。
全校集会(三春校)
先日行われた全校集会では、養護教諭から感染症の予防について話がありました。
子どもたちからは、予防策としてマスクをすることやうがい・手洗いをすることなどが
挙げられましたが、今回は教室の換気について考えることにしました。
これは、教室に見立てた箱です。教室の窓と廊下の出入り口がある場所に開閉ができる所を設け、
線香をたいて煙の動きを観察します。
子どもたちは、どこを開けると効率よく換気をすることができるのか、興味深く調べていきました。
その結果、対角線上にある窓を開けることで、効率よく換気することができることを確かめることができました。
また、窓は全開にしなくても効果があることにも気が付くことができました。
これからストーブを使用する時期になると、換気の大切さを分かっていても、ついためらってしまうことが
あると思います。
今回自分の目で確認したことを自分で実践できる力を養うことを通して、感染症予防に努めていきたいと思います。