日々の様子

カテゴリ:今日の出来事

6年生 社会科見学(国会議事堂・他)

先週の23日(金)に6年生は早駆けして社会科見学に行ってきました。

目的地は、国会議事堂、北の丸公園(昼食)、科学技術館です。

国会議事堂は6年生ならではです。もしかしたら最初で最後になる人もいるかもしれません。

(私も教員になってから初めて入りました・・・)

 

ちょうど21日(水)に通常国会が終わったばかりで、この日は見学者(学校)がとても多く、びっくりでした。

議事堂に入る前に、裏庭で待機しました。

 

ようやく議事堂内へ・・・いつもより少し足早に進んでいきます。

 

 

残念ながら衆議院議員さんにはお会いできませんでした。

いつもついついのぞいてしまう回り階段の手すり部分から下を見下ろします。

怖いもの見たさですね(笑)。

 

国会議事堂正面入口から出ていきます。

恒例の集合写真を撮りました。

 

この後は、バスに乗って武道館のある北の丸公園に移動します。

12時より早く着いたので、まだ場所取りも問題なく、のんびり早めのお昼にしました。

 

 

続いて徒歩で科学技術館です。

毎年のようにリニューアルしているので、結構新しい展示や体験コーナーもあり、正直1時間半では足りなかったのかもしれません。

しかしずっと立っていたので、足は棒のようでしたが(-_-;)。

しっかりとメモを取っている子もいました。感心です!

 

こちらはライダー気分!楽しそうですね。

 

 

帰り道はすこぶる道がスムーズで、霞が関から50分で学校まで到着してしまいました。

ちょっとだけ早めの下校として、疲れを取ってもらうことにしました。

ご家庭での朝早くからのご準備等、ありがとうございました。

多摩市立中央図書館が7/1にオープンします

多摩センターの多摩中央公園に造っていた多摩市立中央図書館が、いよいよ7/1にオープンします。

明るく近代的で環境にも配慮した立派な図書館のようで、とても楽しみです。

多摩市立中央図書館オープン情報

 

今週、この図書館のパンフレットと開館記念のしおりが配布されました。

しおりはなんと木製!

しかもその裏側には、

「このしおりは中央図書館建設予定地に立っていた多摩中央公園の木から製作しました」

とテロップが入っていました。

とても素敵ですね!(^^)!。

ちょうど今読んでいる本に、紐のしおりがついていなくて不便していたので早速利用しようと思いました。

 

ですが、、、ですが、、、、、

このしおりがビニール袋に入っているのですよね・・・。

せっかく樹木は再利用したのに、ちょっと残念・・・。

6年生 「地熱発電」出前授業

昨日、JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)さんのご協力を経て、6年生で地熱発電の出前授業をしていただきました。

6年生の総合的な学習の時間のテーマが「再生可能エネルギー」であることはこのホームページでもお伝えしているところですが、ぜひその事業者の生の声も聞いてみたいところです。

ネットで何もかも情報は入りますが、温度感はなかなか伝わってきません。

太陽光、風力、地熱・・・どこかの方が話に来てくれないかなと思案していた時、ちょうど昨年12月に行ったエコプロ2022(企業や団体が持続可能な社会に向けて取り組んでいる活動を展示している催し物)で、地熱発電のブースを見つけ、一通り話してから出前授業を頼んだのが始まりです。

 

昨日の出前授業に向けて、何回か打合せもしました。

その際に、ぜひデメリットも包み隠さず話してほしいとお願いしました。

いいことづくめの発電方法であれば、とっくにすべての発電が切り替わっているはずです。

6年生がメリット・デメリットを調べたように、物事は一筋縄ではないはずです。

ということで、ちょうど授業の進度に合わせて、昨日来校していただきました。

 

まずは地熱発電の概略説明。

子供たちは調べて大方分かっているので簡単にとお願いしてありました。

 

その後、地熱発電の模型を使ってその仕組みを知ります。

ネットにはイラストや写真がたくさん掲載されていますが、目の前の模型が実際に動いて発電する様は、発電の実感を得るに重要でした。

夏休み明けに行う、自分たちで発電する際のヒントにもなったようです。

 

 

 

とてもよくできた模型でした。

話してみると、発電所のPR館などに展示してある模型を作る会社に依頼して作ってもらったのだとか。

改良を重ねてすでにバージョン7とのこと(*_*)。もちろんワンオフで50万円ほどかかったようです!

その後は人力発電の手ごたえの実験。

電灯をつなぐと、ダイナモ(発電機)を回す手が重くなります。電気を作っていることを体感です。

 

グループで、地熱発電の是非も話し合いました。

その結果をグループごとに発表もしました。

 

 

最後には質問タイムもあったのですが、出るわ出るわ、質問の多いこと。

それだけ学習が自分事になっていたのでしょう。

 

生の声、関わっている人の声を聴くことは、何よりも真実味、実感がわきます。

そういった意味では、来ていただいて大成功の学習を深める出前授業であったと思いました。

6年生の学習は、まだまだ続いていきます。

 

JOGMECの皆様、朝早くからご準備等も含めてありがとうございました。

山形の佐藤農園さんから「さくらんぼ」が届きました

この時期毎年、山形の佐藤農園さんからさくらんぼが送られてきます。

今日、4箱「佐藤錦!!!」が送られてきました。

現地の寒河江市立高松小学校の小学生のみなさんが摘んで送ってくれています。

このさくらんぼは、かれこれ20年ほど前に、現在の桜が丘公園のドッグランのあたりにあった農業者大学校で研修をしておられた方々が、学園祭の折に子供たちを招待してくださったのが始まりです。

当時、校内の作物の指導もしてくださったとのこと。

卒業後、佐藤さんは郷里の山形に帰り、佐藤農園を営んでいらっしゃいます。

それ以来ずっとこの時期に「さくらんぼ」を送ってくださいます。

毎年毎年、本当にありがとうございます!

給食の時に全校放送で「さくらんぼ」が届いていることを放送すると、一目散に職員室に各クラスが取りに来ていました!(^^)!。

 

 

今年は、ひとり3個ずつ配ることができました。

それでは、4年生と6年生の笑顔15連発をご覧ください。

おや、ひとり大人も混じっている模様(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな、人と人とのつながりに感謝して、おいしくいただけたかな。

佐藤農園さん、ご入用の際はぜひご連絡してみてください!

ヤモリの箱庭

5年生の男の子が朝持ってきていました。

ヤモリを飼っている虫かごです。

ヤモリは夜行性ですから、明るいところが苦手です。

竹の筒や、水槽用の橋、土、苔、枝、水分など、ありとあらゆる工夫をしている箱庭ですね。

 

飼育は、相手意識を育てる第一歩です。

そんな意味では、ヤモリの気持ちになって一生懸命考えて世話をしてあげていることが一見して分かりました。

こういう活動、子供の時に存分にさせてあげたいと思います。

ちなみにヤモリは4匹入っていました(^.^)。

ユニセフ募金が始まりました!

代表委員会が毎年行っている、ユニセフ募金がスタートしました。

昨日全校集会で募金の呼びかけがありました。

(私は朝から都庁へ用事があり見ることができなくて残念!)

今日から募金がスタートで、来週の水曜日まで実施しています。

世界中に支援が必要な子供たちがたくさんいます。

世界中の子供の5人に1人が紛争地帯で死と隣り合わせで暮らしています。

私たちにできることを少しでもやっていきたいですね。

下のユニセフのホームページをぜひご家族でご覧ください。

ユニセフHP

(自主学習のネタとしても、ものすごくおススメ!)

 

さっそく今日募金してくれた皆さん、ありがとうございました(#^^#)。

 

 

6年生 研究授業「未来に優しいエネルギー」

6年生は総合的な学習の時間で「再生可能エネルギー」について学んでいます。

今年も恒例のクリスマス前の聖蹟桜ヶ丘駅前のイルミネーションを行います。

自分たちで発電した再生可能エネルギーをバッテリーに貯めて、その電力でイルミネーションを灯す学習です。

そこに向けて、今は「再生可能エネルギー」とはどんな発電方法なのか、それぞれのメリット・デメリットを調べて仲間と共有しているところです。

今日は校内研究会の研究授業として、校内の教員が授業を参観し、その授業の計画や実施がねらいに適切であったかを検証します。

 

まずは自分が調べた再生可能エネルギーの発電を、3~4人の小グループで発表し合って共有し、確認します。

太陽光発電、風力発電、水力発電、波力発電、潮力発電等々、数種類の発電方法をそれぞれが発表していきました。

 

 

次に、もし多摩市にその発電所を作るとしたら、どの発電所が適切であるかをグループごとに話し合って決め、それをホワイトボードに理由とともに記します。

実際に多摩市の地形を生かした発電を考える場合、単純に、発電量が多いとか、環境にやさしいとか、設備が簡単であるとか、普遍的なメリットだけで判断できるはずもありません。

 

「多摩市」に住んでいる人として、「多摩市」で発電するとしたら、と考えさせることで再生可能エネルギーを「自分事」として捉えさせる「しかけ」です。

このような「しかけ」を検討し、考案し、実践してみてどうだったのかを検証する、これが研究授業です。

さて、多摩市の地形を生かした発電は何かをそれぞれのグループが発表していきます。

 

 

最後に今日の授業のまとめを記します。

 

この過程を経て、自分が考える多摩市(連光寺)で実践できる再生可能エネルギーを一つ決め、実際に発電する活動に移っていきます。

 

授業後は、教員による研究協議会を行いました。

研究授業を行うときは、講師の先生を頼んで、今日の授業の講評をしていただくのが常ですが、「総合的な学習の時間」で、ESD(持続可能な社会づくりのための教育)を研究している講師は多くありません。今日の講師は校長です。

 

発電が「再生可能エネルギー」に大きく舵を切った転換点であった3.11の際の福島第一原子力発電所の事故や現在の福島の状況、多種ある発電の方法の説明をしたあとに、今日の授業の視点を3つ提示してグループ討議をしました。

本校の教員は、グループ討議に慣れていることもあり、「終わりにしてください」と司会が時間を区切っても、なかなか話が途切れません(笑)。

職員室の風通しのよさは、こんなところにも表れていますね。

最後にグループで話し合った内容を発表し、全員で共有していきました。

疑問点には、その場で授業を考えた高学年グループが答えていきました。

 

 

このような「生活科、総合的な学習の時間」の校内研究は、かれこれ20年以上続いています。

一般的に小学校での校内研究の教科・領域は、今年は国語にしようとか、算数にしようとか、年度で変わっていくのが多勢なのですが、本校の場合は、ずっと「生活科、総合的な学習の時間」です。

その中で、「持続可能な社会づくり」を実現する人材育成を行っているのです。それは近年ではSDGsにも直結します。

連光寺小の学校としての特色でもあり、強みでもあるのです。

もちろんこの校内研究を変更する予定も皆無です。

4年生 ガサガサ

4年生が多摩川学習で毎年子供たちが最も楽しんでくれる生き物探し、がさがさやって川の中の生き物をすくうので、通称「ガサガサ」を今日実施しました。

先々週に企画していたのですが、天気は良かったのですが週末に降った雨のせいで水量が増していて、今日に延期になりました。

ほどほどの暑さで、肩までどっぷりつかってしまった子は逆に寒かったほどでしたが、熱中症を心配するほどではなかったので一安心でした。

 

多摩川の学習では、みんなライフジャケットを装着です。

足首くらいの深さでも、溺れるときは溺れます。毎年、細心の注意を払っての活動です。

今日は、11種類の生物が捕獲できたようです。

帰宅後、家でどんな話をしているでしょうか。

 

多摩川での基礎講座には、多摩市水辺の楽校(がっこう)の皆様、講師の宮田先生、引率してくださっている保護者の皆様と、たくさんのご協力を得て活動をしています。

本当にありがたい限りです。ありがとうございました。

 

関戸橋付近の多摩川中流での基礎講座はまだまだ続きます。

暑くならないうちに終えたいところです(^O^)/。

4年生 下水道キャラバン

4年生で、東京都下水道局が主催する下水道キャラバンの出前授業を行っていただきました。

7月4日(火)に多摩川下流(川崎大師河原)に行きますが、同時に稲城の水再生センターにも見学してきます。

その前段として、水再生センターがどんなことをしているかを学ぶための講座です。

 

「水再生センター」ってあまり聞きなれません。

いわゆる昔で言う、「下水処理場」のことです。

昨今、プラスの方向での名称に変更するものが良くありますね。

下水道が整備される前の都市はどのような様子だったでしょうか。

台所やお風呂、雨水、時にはし尿まで、生活排水は川に流されていることがほとんどでした。

当然、人口急増とともに川は汚れていきます。

私の世代(50代)に都市近郊で育った世代は、川=汚い というイメージが染みついています。

それは原体験として現在も感覚として自分の中に生きていて、

たとえば川を見ると、昔の汚かった川と比べて目の前の川はどのくらい汚れているか?という基準で見てしまいます。

そんな感覚の人が、川をきれいにしなくては!とは自然にはなかなか思えないものです。

子供たちに、美しいもの、儚いものをできるだけ見せてあげる必要がある、それが原体験になる、と事あるたびに話しているのはそういう意味です。

 

さて、現在の下水の処理は、大きく4段階の工程で行われています。

すなわち、沈殿、ろ過、微生物処理、消毒です。

このうちの沈殿の実験をしてみます。

疑似的な汚物を水の中に入れてかき混ぜます。

 

それをしばらく放置すると、汚物が下に沈殿していきます。分離です。

分離後は、上澄み液をそうっと別の容器に移し替えることで、ある程度汚物を分けることができます。

実験はもう一つ。

家庭から流す下水は、出来るだけ汚れていないものがベターですが、それ以外にも固形物を流さないことも大切です。

固形物は配管を詰まらせますし、処理施設にも良い影響はありません。

代表的な例として、ティッシュペーパーとトイレットペーパーで実験してみます。

それぞれを水に入れてかき混ぜて様子を見て見ます。

さてさて結果は・・・。

 

ティッシュペーパーは溶けずに形が残っていますが、トイレットペーパーはモワモワとした形で溶けていきました。

 

ティッシュペーパーをトイレに流すのは言語道断ですが、トイレットペーパーだから安心というわけでもありません。

最近、1Fのトイレでトイレットペーパーを多く便器に入れてしまって詰まっていることが良くあります。

トイレットペーパーは適量を使用!が大切ですね。

ご家庭でもお子さんのトイレットペーパーの使い方を確認してみてください。

 

下水道キャラバンのスタッフの皆様、ありがとうございました。

 

 

 

1週間の始まり

今週もスタートしました。

子供たちから「なんで今日は休みではないの?」との声が聞こえました。

「そのかわり秋休みがあるじゃん!」と返すと、

・・・、という感じです(笑)。

この辺りはどちらを取るか、微妙なところではありますね。職員の間でも話題にはなります。

 

さて、暑い朝のスタートです。

朝からミストを稼働です。

立ち止まって涼しさを味わってから校舎内に入る子供たちがたくさんいました。

せめて少しでも楽しい気分になってくれたら、設置した甲斐があるというものです。

 

 

月曜朝は全校朝会ですが、先週、外で行って具合が悪くなった人もいたので、

今日からはしばらく体育館で、座って全校朝会を行うことにしました。

もちろん窓は全開です。

やはり集中力が高まりました!

 

校長の話は、環境の話の3回目でしたが、今日は人間が体の中に取り入れているプラスチックの量について話しました。

 まずはクイズです。

人間は、食べ物などからプラスチックを体内に取り込んでいます。

では、クレジットカード1枚分のプラスチックを、一体どれくらいの期間で取り込んでいるでしょう。

①1週間 ②1ヶ月 ③1年

クレジットカード1枚は約5gです。体内に取り込んでいるなんて信じられませんが、子供たちの回答はほぼ1/3ずつでした。

正解は、なんと、1週間なのです。

これはオーストラリアの研究機関が調査した結果です。

もちろんプラスチックそのものを食べて取り入れている人はいないでしょう。

これは、魚の内臓や肉に濃縮されていたものを取り入れたり、はたまた空気中に浮遊しているナノプラスチックを吸って取り込んでいる量です。

1週間でクレジットカード1枚分(5g)。1ヶ月でレゴブロック1個分(21g)。1年でヘルメット1個分(248g)だそうです。

恐ろしくなってきます。

内臓に取り込まれたものは便として排出されますが、肺などに取り込まれたものは血液中に取り込まれることもあるそうです。

この人体への影響は、現在検証中で未確認ですが、とてもとても生理的に受け付けられない事実でしょう。

それでもあなたは、何も躊躇せずにプラスチックを使いますか???

 

全校朝会の後は、5年生と6年生がちょっと集まって打合せをしていました。

 

 

 さあ、1週間のスタートです!