日々の様子

日々の様子

環境月間に環境を考える①

学校だより6月号でお知らせした環境の話題のシリーズ物です。

今日の全校朝会から開始です。

第1回目は、学校だよりにも書いた「ファーストフード店の使い捨てのごみ」です。

 

 

バーガーの包み紙、飲み物の容器や蓋、などなど、一つ一つ先日2人で食べに行った時の使い捨てごみを紹介しました。

どこのファーストフード店でも同じ量のごみが出ることでしょう。

並べてみるとこんな感じです。

これが毎日、世界中どこの国でも出ているのです。

しかも、ファーストフード店はどこも混雑しています。

その使いきりのごみの量を想像すると、恐ろしくなってきます。

さて、みなさんは、それを想像できますか。何を思いますか。どうしますか。

私たちに突き付けられた、持続可能性への踏み絵かもしれません。

 

校長室前に掲示してありますので、面談にご来校の際、ぜひご覧ください。

4,6年生 教育実習生・最終日

3時間目に、6年生に来ている教育実習生の先生が研究授業を行いました。

学校ではよく「研究授業」という言葉を聞きますが、簡単に説明すると、

(1)授業がしっかりできているのか確かめる

(2)新しい手法の授業方法を提案する

(3)新しい内容の解釈をもとに授業を展開する・・・

そんな実験的な授業を指します。

今日の教育実習生の場合は、(1)のパターンですね。

大学の先生もいらして、一緒に「合格か否か」を確かめました(笑)。

水曜日には4年生に来ている実習生が国語で文作りの研究授業をしました。

今日は理科です。

 

人間が呼吸で、はいた息の中にある酸素と二酸化炭素の濃度がどう変わってくるのかを調べました。

ビニール袋の中に息をはき、その中の濃度を測定していきます。

息をする前の空気中の酸素の濃度は21%、二酸化炭素は0.04%です。

さて、はいた後はどうなるでしょう。

例えばこんなことを考えてみてください。

冬場、締め切ったリビングで石油ファンヒーターを付けます。家族4人がそこにいます。人間が呼吸で消費する酸素の量が多ければ、リビング内の酸素はファンヒーターの燃焼で使われる分と合わせて、あっという間になくなってしまい酸欠になってしまうでしょう。(このケースの場合は一酸化炭素中毒を引き起こします)

そう比較して考えていくと、それほど多くの酸素が呼吸で使用されるはずはありません。同時に、はき出される二酸化炭素もです。

これが仮説であり、予想です。具体的な比較や根拠をもとにしたものですね。

 

 

濃度を測る機械は、気体検知管です。30年程前に実験用に発売されたころは、1本が3000円くらいしたので、演示実験しかできませんでしたが、現在は1本200~300円になりました。

班に1本、もしくは一人1本で使用することも可能になりました。

まあ、実験は、今も昔もお金のかかるものです。

 

 

さて、その結果は・・・

 

子供たちが記録した実験結果は、酸素が18~19%。二酸化炭素が3~4%となりました。

 

息を吸っても、吸った空気の中のすべての酸素が体内に吸収されているわけではないのです。

吸った酸素のうち、10~15%程度しか吸収されていません。省エネです(笑)。

こうして人体で実験してみること、実感がわきますよね。

もちろん実習生の先生は合格です!

 

 

6時間目は<4年2組も6年1組も、お約束のお別れ会でした。

そう、実習も今日でおしまいです。

 

 

 

 

実習生のお二人。長い実習ご苦労様でした。

7月の採用試験、がんばってください!

学校は、あなた方を待っています!

今週のごみ拾い(5/29~6/2)

雨の降る日が多かった今週です。

まだ気象庁は発表していませんが、これは梅雨に入っているのでは…といった感じですね。

そんな天候の良くない今週でも、しっかりとごみ拾いをしてきてくれた人たちがいました。

火曜日に行った3年生の高尾山遠足では、いつもごみ拾いをしてくれる人に声をかけて、自分たちがお弁当を食べていた場所を一緒にごみ拾いしてきました。(自分たちのごみ、というわけでもなさそうでしたが)

そんな活動は、気分がいいですね。

 

それでは今週のメンバーを紹介します。

【5/29】

 

【5/30】

 

【5/31】

 

 

【6/1】

 

 

【6/2】

 

学校給食における飲用牛乳の対応について

本日、多摩市教育委員会より「学校給食における飲用牛乳の対応について」のお知らせを配布しました。

多摩市では完全給食として飲用牛乳提供を原則としていますが、食物アレルギーや食物アレルギー以外の疾患、特別な事情により牛乳を飲用できない児童生徒がいます。また、停止できず手つかずの牛乳が一定量廃棄されている食品ロスの現状がありました。そこで学校給食における飲用牛乳の必要性をご理解いただいた上で、令和5年9月より診断書の提出が無くても飲用牛乳停止届の提出により飲用牛乳を停止できるように対応いたします。

なお、「飲用牛乳停止届」の学校への提出は、事務手続き上、7月3日(月)としております。また、飲用牛乳を停止した場合は、月毎の給食費は飲用牛乳を差し引かれた額となります。

 

詳しくは本日配布のお知らせをご覧ください。

① (R5.6月) 【保護者宛】学校給食における飲用牛乳停止の対応変更について.docx.pdf

③ (R5.6月)【様式 】飲用牛乳停止届.docx.pdf

 

四つ角集会、校庭のドラえもん、サッカーボール寄贈

今朝は集会委員会による集会「四つ角集会」がありました。

4人の先生がそれぞれ四隅に立ち、クイズを出してそれがどの先生であるのかを当てるクイズです。

4人の先生は、校長、副校長先生、長谷川先生、岡本先生です。

なぜこの4人かというと、1年生とも関わりのある先生(1年生が知っている先生)だからということでした。

 

クイズは次の4問でした。

(1)野球が得意な先生は誰でしょう?

(2)体育が好きな先生は誰でしょう?

(3)梅干しが苦手な先生は誰でしょう?

(4)おはぎが大好きな先生は誰でしょう?

さあ、誰だか分りますか?

 

 

新しい手法の集会で、しかも、問題がなかなか裏をかいた問題でしたので、みんなで「えーっ」と言いながら盛り上がりました。

さすが集会委員さんです。

正解は文末で・・・(笑)。

 

集会より前、早く来た児童が「見て見て」というので連れられて向かうと、傘で描いたドラえもんが校庭にありました。

なかなか上手!

2階の音楽室から見た朝学ルームの先生が褒めてもいました。

 

昼休みには、Jリーグをサポートしている明治安田生命様から、サッカーボールの寄贈式がありました。

児童代表で、運動委員会委員長さんに来てもらって、贈呈式を行いました。

ありがとうございました。存分に利用させていただきます。

 

 

【四つ角集会の答え】

(1)野球が得意な先生は・・・校長です。

(2)体育が好きな先生は・・・岡本先生でした。みんな長谷川先生のところに行っていました(^.^)。

(3)梅干しが苦手な先生は・・・副校長先生でした。これは難問です(笑)。

(4)おはぎが大好きな先生は・・・長谷川先生でした。好き、ではなくて、大好き、がポイントでした。

5年生 田植え

5年生が学校裏手の谷戸田で田植えを行いました。

本来は先週予定されていたのですが、古式ゆかしく路地で稲の苗を発芽させていたのですが、生育が思うようにいかず、1週間延期の運びとなりました。

今日は3年生の高尾山遠足もありましたので、一緒に・・・とはいかず残念でしたが、写真で紹介しようと思います。

田植えと言っても、人力での代掻きも行います。

泥田に入って、その中を歩くことで土を柔らかくします。

昔ながらの、本当に古代の方法です。ちなみに、田植えする稲の一部は古代米です。

いつも谷戸田を守る会の皆様にご協力いただいての活動です。ありがとうございます。

 

潔く泥だらけになって、代掻きと田植えをする子供たちの様子をご覧ください。

ここまでいくと逆に楽しそう!という感じです !(^^)!。

 

 

 

 

 

 

 

 

谷戸田や学校でもある程度泥を落としての下校でしたが、帰宅してからの片付け等も大変だったかと思います。

いつもご理解・ご協力ありがとうございます。感謝感謝です m_ _m。

3年生 高尾山遠足

3年生が高尾山遠足に行ってきました。

昨年度は、雨や気温の上昇により2度延期した昨年の鬼門の行事でした。

今年度も、昨日のしとしと雨でやはり延期かぁ・・・と思っていましたが、予報がどんどん回復傾向となり、日中は晴れ間ものぞくということでしたので、思いって気候の良い今のうちに決行することにしました。

とはいうものの、夕べ思っていた以上に降雨がありました。朝方、まだ道路はびっしょりでしたし・・・。

これは上りの6号路(びわ滝の横を上っていくコース)では、きっといつもよりも湧水が出ているケースです。

ひどいときは、登山道全面が水浸しになっていたり、粘土の泥でツルツルに滑ってしまうこともあるので、3年生という体幹も考慮して、用心して上りはケーブルカーを利用することにしました。

帰りにはリフトを利用する予定でしたが、ちょうど今週リフトが点検になってしまっていました。←リフトの会社からお詫びの電話が先週ありました。

ということで、往復ケーブルカーを使用するコースに決めての出発です。

 

3年生になったばかりということで、低学年とは違い初めてのちょっと遠い場所への校外学習です。

しかも山ですので、出発前に「水」の注意を繰り返ししました。

水筒の中の飲み物は、家に帰るまでの分なので、自分で調整(飲むペースを考えながら)しながら飲んでいくように、と ^^) 。

現地での途中の水飲み場は、工事中のため使用できません。念のため教員側で水を2本持参しました。

 

電車は空いていて座って行けました。マナーも上々です(^.^)。素晴らしい。

 

上り始めると現地はひんやり、というか、しっとりとした空気感で、気候的には申し分ない感じでのスタートです。

 

大人のいつも歩きで上る感覚としては、あっという間に頂上へ・・・でしたが、子供たちは「もう無理・・・」と言っていた子もいたとかいないとか(笑)。

11時前には頂上に着きました。

時刻が早かったせいか、珍しく団体は誰もいません。

「高尾山頂」のケルンの前で記念写真を撮りました。

(いつもこの場所はお弁当のシートで占拠されているので立ち入れませんw。ここで撮ったの初めてかも!!!)

 

 

その後、ゆっくり、のんびり、お弁当とおやつタイムとなりました。

早朝からのお弁当のご用意等、ありがとうございました m_ _m。

 

 

そうこうしているうちに、他の学校が3校上がってきました。

それでも、今日はかなり空いている方です。珍しいです。いや、ラッキーです!

 

子供たち、そのうちじっとしていられなくなります(*^^*)。

展望台の方へ行って眺めてみたり、ビジターセンターの展示を見に行ったり、自由な時間をそれぞれが過ごしました。

展望台から富士山は残念ながら望めず…。しかし、眼下にプレジャーフォレストの観覧車を見ることができました。

ビジターセンターでは、記念スタンプを押してきた子も多数。

いつもの高尾山遠足よりたっぷりと山頂ライフを楽しめました(*^^)v。

 

予定時刻よりちょっとだけ早く山頂を後にして、ゆっくり下っていくことに。

 

山頂では走り回って叱られもしましたが、往復含めてけがや事故などもなく戻ってくることができました。

無事これ一番。よかったです!

 

下山途中、「水筒の中身がなくなった」との声があちこちから聞こえてきていました。

帰りの学校までの歩きを考えると、気温が上がってきたこともあって、熱中症も心配です。

ケーブルカーを降りた広場で全員集合し、今の時点で水筒の中身がない人を聞くと、十数人・・・(*_*)。

駅に向かう途中にある水飲み場は工事中ですし…。予備で持参した2本はこの時点ですでにあげてしまっていました・・・。

緊急の策で、自販機でペットボトルの水を複数本購入し、無くなった子供たちの水筒に「家に着くまでの分だよ!」ということで補給しました。

ご家庭で、大丈夫だったのかお子さんに聞いてみてください。

遠足は初めてではありませんが、自分で自分の持ち物の量をコントロールしていくよい学びにはなったかなと思います。

次回に生かせるようにしましょうね !(^^)!。

4年生 社会科「水道キャラバン」

東京都水道局(上水道)の出前授業「水道キャラバン」を4年生が行いました。

東京都は、多摩川、荒川、利根川から上水道を引いています。

連光寺地域の上水道は、意外に思われるかもしれませんが、荒川水系です。

そして、東京の上水道は、高度浄水処理という世界にも誇れる浄水設備があり、各家庭に安全・安心な水が届けられています。

その上水道のシステム、浄水処理について、学ぶのがこの「水道キャラバン」です。

 

実際にオゾンと活性炭を使用した浄水の実験も実演です。

実験装置をタブレット端末で映して拡大もしています。

 

 

一方、川から採取した水にわずかに混じっている汚泥を凝縮させる実験も行いました。

 

 

このような出前授業も毎年活用しながら、世界一と言われる水が各家庭に届けられる仕組み、工夫、苦労を学んでいきます。

多摩川の上流、中流、下流も見学しに行きますし、下水処理場にも行きます。

江戸時代の玉川上水も学びます。

まさに「水」が学習の中心である4年生です。

 

※本ホームページに掲載しました水道キャラバンの写真は、他への転用はご遠慮ください。

(水道キャラバン2023運営事務局より)

6年生 総合的な学習の時間「再生可能エネルギーの発電」

先週に引き続き、6年生にそもそもエネルギーって何なのか、温暖化等どのような現象が起きているのか、発電にはどんな方法があるのか、フクシマの現状を話しました。

1時間目は発電について話しました。

火力発電(石炭、石油)、火力発電(ガス)、水力発電、揚水型水力発電、原子力発電、風力発電、地熱発電、太陽光発電の簡単な原理と、長所についてプレゼンしながら説明です。

短所を話さないのは、自分たちで調べて、メリット・デメリット形式でまとめていくからです。最初からすべてのカードは提示しません(-_-)。

 

2時間目は、原子力発電所の事故によって、現在のフクシマがどのような状態になっているのか、私が実際に見てきたことを元に話しました。

子供たちはどんな感情を持ってくれたでしょうか。

 

この先、6年生は理想の発電について追究し、自分たちで実際に発電も行っていきます。

未来を思う時、

持続可能な社会を夢見るとき、

そこには知識や技術だけでは実現は不可能です。

柱となるもの、それは感情です。こうしたいという思いであり、意志です。

フクシマについて話したのは、そんな感情を芽生えさせたかったからにほかなりません。

 

さあ、今年の6年生の未来に向けた学びが始まります。