最近の学校の様子から

2020年7月の記事一覧

校長室の窓から122



7月第2週になりました。
梅雨前線の影響で九州南部を中心に記録的な豪雨となり、甚大な災害が発生しています。大雨はさらに長期化する恐れもあり、これ以上の被害が発生しないことを祈るのみです。
今朝は、登校時に雨が降り風が強く吹いていました。その中を傘が飛ばされないようにしっかりと押さえて登校する児童の姿がありました。そのような状況でも、きちんと挨拶できる児童が多かったのは立派です。

今日は4時間目に校舎内を回りました。
まず1年生の教室の方に行くと、廊下の突き当りに七夕の飾りが見えました。これは、正門脇から用務主事が切ってくれた竹に児童が飾り付けをしたものです。
1年3組の教室に入ると、体育着に着替えた児童が先生の話を真剣に聞いています。どうやらこれから身体計測をするので、その説明のようです。
大松台小学校では、例年身体計測は、保健室で行っていたようなのですが、保健室に1学級の児童が入るとかなり密な状態になります。そこで、今年度は感染症対策として教室前の廊下に計測機器を持ち込み、そこで計測することにしました。
下の写真は、廊下に間隔をとって並び、順に身長と体重を測っている様子です。教室前の廊下で行うことによって、教室内の児童の様子も把握できるという良さがあったようです。

校長室の窓から121



ぐるっと校舎を一回りし、終わりの方で特別支援教室「わかば」の部屋をのぞいてみました。
今は、まだ個別指導のみを行っていますが、この時間は、3つの部屋の5つのブースを使って、5人の教員がフル稼働で指導を行っていました。

今年度の指導は、始まったばかりですが、教員と児童がしっかりコミュニケーションをとりながら、真剣に課題に取り組む様子が見られました。
この頑張りが必ずや自分の学級での学習にも生きていくと思います。

話は変わりますが、120に載せた5年生の算数の授業参観の際、3組から楽しそうな声が聞こえてきたのでのぞいたら…、子どもたちは、大騒ぎになり、隣の2組に「何があったの?」と心配される事態に。どうやらタイミング悪く(良く?)教室に入ってしまったようです。
その時は、大騒ぎの理由を教えてもらえなかったのですが、「わかば」の帰りにもう一度教室に行ったら、担任が「こんな話をしていて校長先生が来たら…」という話をしていたところにジャストタイミングで私が教室に行ったので大騒ぎになったと教えてくれました。
担任の話がどんな話だったかは…、5年生の児童に聞いてみてください。

校長室の窓から120



今日は、午前中出張がありました。
4,5時間目に2年生の交通安全教室があるので、急いで戻ってきたのですが残念ながら教室にたどり着いた時には終了していました。(取材できずごめんなさい。)
ただし、2年生は交通公園の方の出張授業をしっかり受けて、試験に合格したので、ピカピカの自転車運転免許証をもらって嬉しそうに見せてくれました。
勉強したことを守って安全に自転車に乗りましょう!ヘルメットも忘れずにね。

さて、今日は午後も会議等で時間がないので、6時間目に校舎内を回りました。
5年生は、算数少人数の授業で「小数のかけ算」を学んでいました。
写真は5年1組(上)と3階の少人数教室(下)の様子です。

少ない人数で児童の反応を確かめたり、教室内を回って個別に指導をしたりできるので、担任も少人数の講師も細かく目を配って指導を行うことができていました。
児童も真剣に取り組んでいるので、力が伸びていくと思います。

校長室の窓から119



4時間目にも校舎内を回りました。
図工室では、5年3組の授業が行われていました。

題材は「何に見えるかな」という名前で、ダンボールをちぎってできた形を何かに見立てて、絵の具で絵を描くというものです。
児童の手によって、ちぎった段ボールがグランドピアノやライオン、チョコレート、果物の陳列台などに変身していて、発想の豊かさに驚かされました。
様々な色を使って虹色などきれいに仕上げている児童もいました。

話は変わりますが、最近私のところに6年生が色々なことで相談に来ます。
「弟の傘が風で飛ばされて、高い木に引っかかってしまった。」「ツバメの死体を見つけた3年生が困っていたから預かって、家に帰ってから埋めてあげようと思い公園に置いてきたが、風で飛ばされていないか気になるから見に行っていいか。」などです。
その都度現場に行き、状況を確かめ、自分でできることをしたり、人に頼んだりして解決に向けています。

まだ、学校で一緒に生活するようになって日が浅いですが、児童がそうやって困った時に相談に来てくれて、解決したら心から「ありがとう」と言ってくれる。
そんな素直で優しい子たちが沢山いて私は幸せです。
この子たちのために、これからも自分ができることをしていきます。

上の6年生からの相談の話に続きがあります。(長文になりますがお許しを)
放課後、校長室で仕事をしていたら、校庭側のガラス戸をノックする子がいます。
何かあったのかと思い、窓を開けて話を聞くと「休み時間に公園の方で6年生と何を話していたのですか?」とのことなので、もしやと思ったら最初にツバメを見つけた4年生(3年生ではなく)でした。自分たちがお世話になった6年生のことが気になっていたらしく、様子を伝えたら安心して帰っていきました。
また、木の上に飛ばされた傘は、私では取れなかったので、用務員にお願いして取ってもらったのですが、休み時間に姉弟揃って用務員にお礼を言いに来ました。そして、夕方には、ご丁寧に保護者の方からお礼の電話を頂戴しました。
そうやって、人を信頼して相談し、お世話になった人にきちんと感謝の気持ちを伝えられる。そんな大松台小は、素敵な学校だと思いました(^^)

校長室の窓から118



今日は、久しぶりの梅雨の晴れ間。
強い風が吹いていましたが、朝の爽やかな空気とともに、児童の元気の良い爽やかな挨拶の声が届いてきて元気になりました。

1時間目に各教室を回りましたが、今日は、まず1年2組の算数の授業の様子を紹介します。
今日は体育があるので、朝のうちに体操着に着替えているようです。

黒板には「ひきざんの たしかめをしよう」という、今日のめあてが書かれて、教科書を拡大したものが貼られ、まとめの学習をしています。
その後、マス目黒板が登場し、児童は一生懸命ノートを取っていました。

今日は、児童もこのホームページを見ているし、ある子の報告によると「あなたは、教室の真ん中の一番後ろだから、なかなか写真に写らないのよね。」と言っていた保護者の方がいるということなので、死角を作らないように教室の前方からのショットも入れてみました。
一応、学校だより6月号でお知らせをしたHP等への写真掲載に支障があるという連絡はありませんでしたが、何かございましたらご連絡ください。

校長室の窓から117


今日の午後に多摩市教育委員会の清水教育長が学校の様子を見に来てくださいました。
今日は、1~3年生は、午前授業で下校していたので、4~6年生の授業の様子を見ていただきました。

写真は、5年2組の道徳の授業の様子です。
教科書を使って「道案内」という話について、色々と考えを発表していました。
黒板には挿絵が貼られ、発表された意見が書かれていたので、児童がよく考え発表したことが分かりました。

授業を参観し終わって、清水教育長からは、「どの学級も落ち着いて学習に取り組んでいますね。」とお褒めの言葉をいただきました。
今日は、お客様がたくさんいらっしゃいましたが、自慢の児童や教職員の様子を見ていただき、褒められるというのは、何よりの喜びです。

校長室の窓から116


先日の中・高学年の保護者会ではお知らせしましたが、算数の少人数指導の講師が決まりましたので、7月上旬から少人数指導を始めることにしました。
今日から3年生と5年生が少人数指導を開始し、他の学年も単元の切れ目のいいところで、遅くとも来週には少人数指導を始めます。

今日は、5時間目に5年生の授業があったので見に行ってきました。
「小数のかけ算」の授業で、少人数担当の講師がテープを用意して、「1mのねだんが80円のリボンを2.3m買いました。代金はいくらですか?」という問題について説明していました。
最初の授業ですので「どんな式を書けばよいか考えよう」というめあてを赤い線で囲み、上の問題を青い線で囲むという基本を一つ一つ確認していました。

4~6年生は、3学級を5つの学習グループに分けているので、かなりの少人数になり、どの子も集中して学習していました。

校長室の窓から115


今日は、もう一人学生が学校に来て実習をしていました。
帝京大学教職大学院の学生で、毎週水曜日4年3組を中心に教育実習を行っています。

今日は、5時間目に今年度最初の授業があるというので見に行きました。
授業は、国語の「漢字の広場」で、3年生までに習った漢字を使って、教科書の挿絵をヒントになりきり日記を書こうというものでした。

児童は、めあてをワークシートに書いて、線で囲むという実習生からの指示を聞いて真剣に授業に取り組んでいました。
プリントには、いくつもの枠があり、挿絵を見ながらその人になりきって日記を書くのですが、どの子もどんどん書き進めていました。
実習生からの指示に「はい!」と、しっかり反応している児童の姿が立派でした。

校長室の窓から114



学校だよりでもお伝えしましたが、本校には色々な学生が来て実習などをしています。
今日は、国士舘大学のインターンシップの活動日でした。
体育科の学生なので、通常の教室での授業補助の他、体育の授業の補助をしてもらっています。

今日は、活動の様子を大学の担当の先生や多摩市の広報の方が、見学や取材にいらしていました。

私は3時間目に、体育館での1年1組の体育の授業の様子を見に行きました。
準備運動の場面でしたが、間隔を取って運動している児童の中をインターンシップの学生が回っていました。

教職志望の学生なので、ぜひ積極的に児童と関わり、経験の中から様々なことを学んでほしいと思います。

校長室の窓から113


令和2年も折り返し地点を過ぎ、7月となりました。
今年前半は、本当にいろいろなことがありましたが、後半は希望が広がる半年となるよう祈ります。

さて、今日も児童は、時折雨がパラつく強い風の中、頑張って学校に来て、元気に挨拶をして校舎内に入っていきました。毎朝、元気を貰います。ありがとう!
「私、校長室の窓からの何十幾つに乗っていた。」と話してくれた子がいて、児童もHPを見てくれていると知って、とても嬉しくなりました。

今日は1時間目に教室を回りました。
4年2組では、国語の「アップとルーズで伝える」の学習をしていました。
段落分けをして、段落のつながりを考えた後、写真を見て、どちらがアップかルーズか答えていました。
その後、全員で順番に音読をすることになり、私は、きちんと声が聞こえているかを判定して、聞こえたら両手で丸を作って合格を知らせる役をいただきました。
読み進めて学級全員に回って、二回り目の途中で読み終わりました。
全員に合格マークを出し、最後は拍手をしました。
全員がきちんと読めていたのが素晴らしいです。