最近の学校の様子から

2020年7月の記事一覧

校長室の窓から172


教室を回って校長室に戻ってくると、廊下に1年3組の子どもたちが並んでいました。学校探検で校長室に来て、部屋の前に貼ってある2年生が作ってくれた案内の紙を見て先生の説明を聞いているところでした。
説明の紙には「こうちょう先生は、けん玉がとくいです。」と書いてあり、「見てみたい!」ということだったので、ちょっと技を披露しました。
子どもたちは、技が決まると大きな拍手をしてくれました。どんな様子だったかは、お子さんに聞いてみてください。機会があれば全校児童にも披露したいと思っています。



児童は、校長室の後、事務室を順番に見学して、そして並んで次の場所に移動していきました。

話は変わりますが、休み時間に1年3組の児童2名が今日配られたまろにえ会の「おおまつだい」の冊子を持って、校長室を訪ねてきました。「校長先生は、何歳ですか?」と聞くので、「校長先生には、皆と同じ1年生の孫がいるから、皆のおじいちゃんと同じぐらいだよ」と考えさせてから、正解を教えました。
その他にも校長室には、学校で拾ったみかんや捕まえたカマキリなどを見せに来る子などお客さんが一杯です。
この記事を書いている最中にも、お客さんが来て「校長先生、また明日ね~!」と言いながら元気に帰っていきました。

本当に大松台小の子どもたちは可愛いです(^^♪

校長室の窓から171



3年2組の教室を見てみると、ALTの先生が担任と一緒に外国語活動の授業をしていました。

5,6年生が学ぶ外国語(英語)は、教科に位置付けられ年間70時間の授業の中で聞く、話すだけでなく読む、書く勉強もします。
一方、3,4年生の外国語活動は、年間35時間の授業の中で聞く、話すことを中心に外国語に慣れ親しみ、コミュニケーションの素地を養うことを目標としています。

この時間では、外国語でじゃんけんをして、その結果を記録し、2回戦を行っていました。
私が行った時には、もうじゃんけんは終わり、勝った回数を確認しているところでした。
誰がチャンピオンになったのでしょうか。お子さんに聞いてみてください。

校長室の窓から170



いよいよ7月も終わりに近づいてきました。
今日は、久しぶりに雨が降らず、気温もさほど上がっていないので過ごしやすいです。冷房のない部屋もあるので、こんな天気が続いてくれればいいなと思いながら4時間目の授業を見て回りました。

1年2組では、国語の「おおきなかぶ」の勉強をしていました。
黒板には、先生お手製の大きなカブや登場人物の絵が貼ってあり、「かぶをひっぱっているときと、ぬけたときのきもちをかんがえよう」というめあてが、書かれています。

児童は、皆で声を揃えて場面ごとに音読をしていきます。今までの勉強の成果か、「うんとこしょ!どっこいしょ!…」などの声に抑揚が付いていて、1年生とは思えない表現の細やかさです。
児童が読み進めるにしたがって、先生が絵をずらしてだんだんカブが見えてきます。
抜けるところまで見られませんでしたが、きっと歓声が上がったことでしょう。

「おおきなかぶ」と言えば、私も1年生の担任をしていた時に、授業参観で自分が大きなカブ役をして、子どもたちが引き抜く役をやって、児童も保護者も大喜びだったことを懐かしく思い出しました。

校長室の窓から169



今日もスッキリしない天気ですが、児童は、各教室でしっかり学習に取り組んでいました。
今日は、1,2時間目に校舎内を回りましたが、そのうち2年3組の国語の授業について紹介します。

今日は、「こんなもの見つけたよ」という単元で、組み立てメモをもとにして、見つけたものを知らせる文章を書くところの授業でした。
黒板には、例示の組み立てメモが貼られ、大型モニターには、書かれた文章が映し出されています。
映し出された画面に担任が電子黒板機能を使って、カラーで線を引き説明をしています。
それを児童は集中して見ながら学習していました。

授業時間が35分という長さになり、教師が黒板に文章を書き、児童がノートに写して学習をするという形だけでは、時間が足りなくなる可能性があります。
そうした中、必要に応じてICTを活用して時間短縮を図る工夫も必要です。

国からの新型コロナウィルス対応に関わる学習保障のための補助金を活用して、各教室に教材提示装置を配備するという動きが進みつつあります。
早く、それが実現してほしいと願っています。

話は変わりますが、校舎内を回っていたら、休み時間に廊下で会った6年生から「校長先生は、授業がある時はほとんど校長室の窓を載せていますよね。」と言われました。「毎日、載せるよう頑張っているよ。見ているの?」と聞いたら「はい、時々時間がある時に見ています。」との返事がありました。
教室を回って写真を撮ると「ホームページに載るの?載るといいな!」という児童もおり、そうして楽しみにしてくれている人がいると思うと頑張らなくてはと思います。これからもよろしくお願いいたします!

校長室の窓から168

今日は、1~3時間目と6時間目に校舎内を回りました。

2週連続で若手教員の研究授業を紹介しましたが、今日も2時間目に4年1組の教室で授業がありました。
写真と共に、その様子をご紹介します。

今日の授業は、国語の「つなぎ言葉のはたらきを知ろう」でした。


前時の復習をした後、『伝えたいことに合わせて「つなぎことば」を使って文を書こう。』というめあてを確認しました。


今日も沢山の校内の教員が、授業を参観に来ていました。


同じ文章でつなぎ言葉を「だから」にした時と「しかし」にした時の印象の違いについてワークシートに書いて、発表しました。
何人かのワークシートは、写真に撮られてモニターで紹介されました。


次に、自分でつなぎ言葉を選んで使って、文章を作りました。
いくつも文章を考えることができた児童が多く、発表も積極的でした。


何人かの文章の発表とモニターでの紹介の後、授業のまとめとなりました。
ワークシートの「振り返り」には、つなぎ言葉によって気持ちの伝わり方が変わるということが、しっかり書かれていました。

35分という限られた時間の中でしたが、児童がしっかり考え、書き、発表するという活動が充実した授業でした。

放課後には、授業を参観した教員からの感想やアドバイスなどが伝えられると思いますが、こうした学び合いを通して授業力の向上を図っていきます。

校長室の窓から167



なかなか梅雨が明けませんが、今日も児童は頑張って登校し、気持ちの良い挨拶で私に元気をくれました。

今日は、火曜日なので児童朝会があり放送で次の2つの話をしました。

【大松台小の子どもの良い所】先週は、6年生の埋蔵文化財センターでの学習の様子を話したが、1組に続いて行った2組、3組もしっかり学び、さすが6年生という姿であった。昨日は3年生と東公園のガリバー山で社会の勉強をしたが、ここでもしっかり記録をとっていた。各学級を回ってもしっかりと勉強しており、大松台小の子どもはしっかり学ぶいい所がある。また、繰り返し言うが挨拶もとても上手である。
【大松台小の地域のすばらしさ~命を大切に】毎朝玄関で皆を迎えていると色々な生き物を持ってくる。エビ、クワガタ、カブトムシ、バッタ、ダンゴムシなど、今日はカエルを捕まえた人、昨日は「セミの抜け殻が動いてる」とセミの幼虫を持ってきた人もいた。セミが鳴いているのに気付いた人もいると思うが、セミが鳴くようになると梅雨明けが近いとも言われる。昨日は、ガリバー山でダンゴムシが子どもを産んでいるところを見た。皆には、当たり前かもしれないが、命をつなごうと生きる姿を見られるのは貴重なことである。植物もそうである。皆の育てているアサガオや稲や野菜も育っている。昨日は、ヒマワリがきれいに咲いていると教えてくれた子がいた。今朝、植物の世話をしてくださってる方がジャガイモの収穫をしたときに、ミッキーマウスの形をした芋があったと持ってきてくださった。校長室の前に飾っておくので興味がある人は見てほしい。(右下写真参照)
このように大松台小の地域には、色々な生き物がいて皆がつながって生きている。自然豊かな地域であることを喜び、一つ一つの命を大切にしていこう。

教室を回っていたら「私もカエル見たよ」「ミッキーのジャガイモすごいね」と声をかけてくれた子がいました。しっかり話を聞いていたのですね。
休み時間にもたくさんの児童がジャガイモを見に来ていました。興味をもって見に来る児童の意欲的な姿をとても嬉しく感じました。

校長室の窓から166

4連休明けの朝、児童は、頑張って登校してきて、しっかりと挨拶をしていました。
「校長先生、セミの抜け殻が動いてる」と、土から出てきたセミの幼虫を持ってきた児童がいたので、「これから羽化するから、木の近くに置いてあげて」と話しました。

さて、今日は1~3時間目に、3年生と一緒に社会の学習で鶴牧東公園のガリバー山に行ってきました。
その様子を写真とともに紹介します。


ピロティ下に集合して出発です。    鶴牧西公園を左手に見ながら進みます。


鶴牧東公園ガリバー山に到着!     初めに北の方角を確認します。


北の様子です。            東の様子です。


南の様子です。            西の様子です。


四方の様子を絵や文字を使って、細かく記録していました。


幸運の四つ葉のクローバー発見!    学習を終えて学校に戻ります。

雨が続いて、天候が心配されましが、雨には降られず太陽も照りすぎず、学習をするには、ちょうど良い天気でした。
しっかり記録したことをもとに、この後の学習も頑張ってほしいです。
お疲れさまでした。

校長室の窓から156

6年生の埋蔵文化財センター見学も、今日が最終日です。

今日は6年3組の児童と一緒に来ています。

昨日までで、一通りセンターでの学習の内容や施設の様子については紹介し終わったので、今日は、結構児童に人気がある縄文土器の復元パズルの内、難易度5の最高レベルの復元にどのぐらいの時間で成功するかのコンテストの様子を、リアルタイムでお伝えしたいと思います。

取り組む課題は、このパズルです。さあ、何組の人たちが挑戦し、どのくらいの記録が出るでしょうか?

校長室の窓から155



今日もスッキリしない蒸し暑い朝でしたが、児童は頑張って登校してきていました。
「校長先生!明日から4連休だね。」と話してくる子もいて、心なしか休み前のウキウキ感が伝わってきました。
感染拡大による自粛の動きもあるようですが、感染予防に気を付け、できる範囲で有意義な休みを過ごしてほしいと思います。

さて、今日は1,2時間目に校舎内を回りました。
1年生の育てている朝顔もぐんと成長して、もう花を咲かせ始めています。

2時間目は、6年1組の教室に若手教員の研究授業を見に行きました。
先週と同じように校内の教員が参観に訪れています。

今日は、理科の「体のつくりとはたらき」の学習で、心臓や血液のつくりやはたらきについて学ぶ時間でした。
「酸素は、どのような仕組みで、体のどこへ運ばれるのだろうか。」という問題に対して、予想を発表した後、実験をして調べる学習でした。

拍動と脈拍という新しい言葉について確認した後、「心臓の拍動数を聴診器を使って調べる」「平常時の脈拍数を調べる」「運動後の脈拍数を調べる」の3つの実験を行いました。
運動は、30秒間のもも上げでしたが、真剣に取り組み、脈拍数はかなり上がった子が多かったです。

映像等で学ぶことができる内容ではありますが、自分の心臓の拍動の音を聞く、自分の脈拍の変化を体で感じ取るなどの体験を大切に授業を進めていることは、とても良いことだと思いました。
そして、運動に真剣に取り組み、脈拍を調べるときは静かにとメリハリのついた態度で学習できていた6年生も立派でした。

校長室の窓から154

体験コーナーの説明を聞いています。

ここでは、火おこしや土器の模様つけの他、かごの編み方や石皿などすりつぶす道具の体験もできます。