校長室から

少年時代

「少年時代」という映画があります。戦争末期の疎開地での物語ですが、最後の場面で、汽車に乗った友との別れの時に主題歌が流れると、心に熱いものが沸いてきます。私が少年だった頃は、現在のようにスマートフォンやパソコンなどがない時代でしたが、友達と虫取りに行ったり、市民プールで遊んだりした楽しい夏休みの思い出がたくさんあります。花火大会や夏祭りも、当時の独特な雰囲気ではありましたが、「駄菓子が買える」、「ジュースが飲める」とワクワクしていたことを思い出します。現在の子ども達も、生活様式が変わり何かと便利になりましたが、花火大会や夏祭りは特別で、「胸のたかなり」はきっとあるのではないでしょうか。子ども達には大人になったとき、懐かしい思い出として語ることができるような、楽しい夏休みを過ごしてほしいと願っています。

学校は夏休みですが、教職員は事務処理や部活指導だけではなく、研修にも励んでいます。先週、2日(金)には関宿高校、木間ケ瀬中学校、二川中学校、関宿中学校の教職員が合同で研修を行いました。社会環境の革命的変化が進んでいる最中、スマートフォンなどの道具は安全なのか危険なのか、使う人次第で変わることを改めて考えました。

暑い日が続きますが、皆様、健康には十分気をつけてお過ごしください。