校長室より

2021年6月の記事一覧

令和3年度が2か月過ぎて

 4月から約2カ月が過ぎ、どの学年も、授業や休み時間、部活動の様子を見ると、大きな問題も無く、順調に学校生活を送っております。

 5月中旬には昨年度中止となった市内大会も開催され、各種目においてコートやグラウンドを元気に駆け回る子どもたちの姿を見ることが出来ました。         
 さて、本校の学校経営の重点の柱となっているものは「社会で通用する人づくり」です。そこで、これからの変動の多い社会の中で豊かに生きていく為に、以下の4つの力を身に付ける指導を全教員で一丸となり取り組んでいきます。
                                                        
 1.学習力:単に何かを知っているという知識や情報だけではなく、その知識や情報を自ら分析、考えて生活の様々な場面で活用することが出来るようになることです。     
 2.社会力:挨拶や返事、会話の中での受け答え、そして自分の考えや思いを話せる事などのコミュニケーション力、友達や地域との繋がりなどです。
 3.自治力:中学校は社会にでる前の一歩手前の学校です。集団で生活していく中で、様々なことに対して人任せにせず自分たちで考え、判断して決めていくこと力です。
 4.突破力:この一年は新型コロナウィルス感染の影響で、生活の様々なことで制限や制約を強いられました。また、他にもこれからの人生において色々な困難な場面を経験すると思います。そんな時にくじけることなく、解決することができる力。それが突破力です。

 

 以上、この4つの力を身につけ、福田中学校の更なる活躍を大いに期待できるように、精一杯頑張ります。

 福田中学校の教育にご理解をいただき、ご支援・ご協力をお願いします。

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6月以降の行事予定

 6月中旬になって、例年より一週間遅い梅雨入り宣言が出され、蒸し暑い気候になって来ました。

 校内では、どの学年も落ち着いた雰囲気の中で、授業や様々な活動を行う子ども達の姿を見ることが出来ます。また、部活動では、7月に行われる葛北総合体育大会や県の吹奏楽コンクールに向けて熱の入った練習が行われています。
 今後もコロナ対策と合わせて、暑さ対策にも気を配り、学校生活を送らせます。
 さて、野田市での『まん延防止等重点措置』が解除されました。引き続き感染予防を行いながら、出来る限り生徒たちの活動を行わせたいと考えております。
 現在決まっている行事等についてお知らせします。なお、今後の感染状況において中止や内容の変更になる場合がございます。


6月29日(火)  進路保護者会(体育館)※実施予定 
7月 8日(木)  葛北大会壮行会   ※実施予定 ※保護者会 中止
7月10日(土)~ 葛北総合体育大会  ※実施予定(無観客)
7月21日(水)~ 三者面談(各教室) ※実施予定
7月25日(日)  千葉県吹奏楽コンクール ※実施予定(無観客)
7月27日(火)~ 千葉県総合体育大会(各種目)※実施予定
(応援の人数は種目毎に異なる)
8月 2日(月)  2学年 江川地区観察フィールドワーク ※実施予定
8月下旬      東葛飾駅伝大会選手合宿(福島県)※中止
9月14日(火)  葛北地区英語スピーチコンテスト ※実施未定
9月18日(土)  運動会 ※実施予定(無観客)
9月23日(木)~25日(土)3年生修学旅行(関西方面)※実施予定
10月初旬 葛北新人大会 ※実施予定(無観客)
10月16日(土) 東葛飾地方中学校駅伝競争大会 ※実施未定
10月20日(水)21日(木)市内音楽祭 ※中止
10月30日(土)みのり祭(文化祭)※実施予定
(合唱コンクールを含む開催内容は未定)
11月中旬  1年生校外学習 ※実施予定

【これ以外の件に関しては、決まり次第お知らせします。】

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「挨拶」は最初に見える気持ち

 4月から、生活の様々な場面で子どもたちに話している内容を掲載させて頂きます。
 福田中学校での様々な活動を通して、卒業までに生徒が目指す姿は『社会で通用する人づくり』です。
 社会で通用する人 = その為に必要な力の一つにコミュニケーション能力があります。コミュニケーション能力の基本となるものは、挨拶・反応だと考えます。  
 
 現在、3年生と進路関係の面談を実施していて、その面談の中で必ず聞くことがあります。それは社会に出て必要なこと、コミュニケーション能力のことです。
「コミュニケーションの中で、基本となり、大切なことは何だろう?」
 この質問をすると、ほとんどの生徒から「挨拶です。」この答えが返って来ます。

 私は、昨年度まで仕事の関係で、数多くの学校を訪問しました。それぞれの学校の玄関に入ると、その学校の雰囲気や様子がよくわかります。
 生徒の皆さんが「こんにちは」と元気よく挨拶をしてくれる学校は、学校全体が活気に溢れ、明るい雰囲気が漂っています。

 挨拶は「心のキャッチボール」とよく言われます。挨拶をボールに例えるとどうでしょう。例えば、朝、学校に登校して友達や先生に「おはようございます」と「挨拶のボール」を投げる。相手から「おはようございます」とボールが返ってくる。とてもすがすがしい1日がスタートするような気持ちになります。
 1つの挨拶が、相手や周りの人たちを明るくすることができるのだと思います。
 挨拶は「互いの存在を認め合うという人間関係の基本であるコミュニケーションの第一歩」となるものです。
 挨拶によって互いの存在を認め合いコミュニケーションをとることによって、みんなが安心して気持ち良く生活できる。
福田中学校の生徒会活動の5本柱の1つである「心の交流 あいさつ」
 今まで以上に、全校生徒がこのスローガンをしっかり意識して、学校中に元気で爽やかな挨拶が響きを渡ることを願って、私はこの事を生活の様々な場面で話していきます。

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