柳小diary

2022年1月の記事一覧

自分の本棚(1年)

先日、紹介したデジタル図書館。

1年生が「自分の本棚を作ったよ」と、

作成した本棚を見せに来てくれました。

 

たくさん読んだ本の中から

お気に入りを自分の本棚に設定したようです。

 

本棚の中身を見てみると…

どれどれ。

アンデルセン童話などが多いようですが…

「小公女」や「手ぶくろを買いに」などもあり

結構、幅広く読んでいることが分かります。

 

しかも、それをお気に入りにしてますね。

 

ちょっとした動機付けで

結構、読書するようになるなあ。

と、感心してしまいました。

 

同時に、

リアルな図書室の貸し出し冊数に

どう加算していけばいいかな?

と、現実的なことを考えてしまいました。

 

私の悪いクセです。

お弁当持参の期間が延長となります。

お弁当持参へのご協力有り難うございます。

 

子どもたちは嬉しいようですが

準備される保護者の方はたいへんだと思います。

 

さて、お弁当持参の期間が延長されることになりました。

2月4日までを予定しております。

 

本日、市教委からの文書を配付いたしました。

 

ご理解・ご協力をお願いします。

かぜとなかよし(2)

さて、前回の失敗を受けて

1年生は、どのような改善をしたのでしょうか。

 

今日は、2回目の「ためしの日」です。

 

まずは、風車グループ。

なるほど、風を受ける部分が多くなっています。

おー!転がる転がる!大成功です。

 

次は、紙ヒコーキグループ。

細長くして重心のバランスをとったようです。

すごい!飛ぶ距離がグンッと伸びました!

 

難易度の高い凧グループはどうかな?

若干持ち上がっていますが、まだ低いですね。

反りを入れて糸を付ける位置を

もう少し上にすると上がりそうです。もう少し!

 

番外編。空気ロケットグループは?

飛ばすのに飽きて、いつのまにか刀になっていました。

うーん、確かに刀に見えないことも…。

発想が豊かだなぁ。

 

自分たちなりの工夫で、少しでも改善すると

それだけで本人も見ている教員も嬉しくなります。

 

待つことって、大切ですね。

振り子実験(5年)

5年生の学級では、振り子の振れ幅を測定する

実験を行っていました。

 

振れ幅を正確に測定するために

分度器をセットし、慎重にリリース位置を決めています。

 

前後(または左右)に動く振り幅を

時間の経過と共に起こる変化を読み取っていきます。

 

地味な実験ですが、自然の摂理を知る上でも必要な学習。

なかなか動機付けに工夫がいる学習です。

 

ですが…

ICT機器を使用することだけで意欲が高まります。

 

測定も、人が行うよりも精密ですね。

 

さて、正確に実験結果を導き出せたかな?

壁新聞づくり(3年)

野田市のことについて学習してきた3年生。

学習した内容や自分で調べたことを

壁新聞としてグループでまとめるようです。

 

自分たちが住む野田市。

知らなかったことを1つでも知って、

野田市をどんどん好きになってもらいたいですね。

 

事前に新聞のイメージと構成割りはしてあるようです。

新聞の主題もグループ毎に違うため

野田市について、いろいろ知ることができそうです。

 

感染対策もあり、みんなで書くことはできないので

ローテーションを組んで書いていました。

 

書いた内容を調べたノートでチェックしたり

新聞構成の見本を確かめたりと

役割分担をしながら作成していました。

 

どんなアイデアが見られるのかな。

完成した新聞を早く見たいです。

慣れるのが早いなあ(2年)

低学年といえども、ICT機器への対応力は

あなどることはできません。

 

2年生は、デジタル図書館で本探し。

扱い方も様になってきました。

 

ログインして、自分の読みたい本を探します。

 

多少、分からなくても、

どうやら直感で試してみている模様。

そうしながら覚えているようです。

 

教員や友だちに聞く前に、

まずは、「自分でやりたい」のでしょう。

航空写真

周年行事の一環として、航空写真撮影を行いました。

 

間隔をとり、短時間での撮影です。

 

撮影のセスナ機が来ると…

「来たー!」と言って、一斉に手を振っていました。

 

せっかくだから、機体の大きな写真を撮影しようとしましたが、

難しい…

枠にも入らなければピントも合わず。残念。

 

さて、プロが撮影した写真の写りはどうかな。

 

今から楽しみです。

かぜとなかよし(1年)

裏校庭で、1年生が楽しそうに活動しています。

近づいてよく見て見ると、

 

凧かな?コマかな?風船かな?風車かな?

いろいろな手作り作品で遊んでいました。

 

 

生活科の「かぜとなかよし」という単元とのこと。

 

でも、どうも上手くいっていない子が多いような…。

「動かなーい」

「飛ばなーい」

「空気が入らなーい」

 

いろいろな声が聞こえてきます。

 

ちょっと手伝いたくなって

担任の先生に断ろうと声をかけると…

 

「大丈夫ですよ。まずは失敗でもいいのです

 そこから、『何で失敗したのかな』と考えますので」

 

…確かにそうだ。

これが完成ではないからね。

 

その後は、ヒントを与えるまでにとどめました。

 

あぶないあぶない…。

かけあし跳びもできるよ!

体育館に行ってみると、

2年生が体育で縄跳びをしていました。

 

 

しばらく見ていると、一人二人と集まりだし
自分たちの技をアピールします!

「見て!かけあし跳びもできるよ!」
「わたしはねえ…」

 

 

「できるようになったことを見てもらいたいんだなあ」

と、改めて再確認。

 

ちょっと声をかけただけでも笑顔になります。

 

よく見ること、声をかけること、

教えることも、あえて見守ることも、

成長のためには必要ですね。

いつもの授業でも…

今日は土曜授業の日。

いつもは高校生ボランティアが参加していましたが、

感染状況も鑑み、今回はおりませんでした。

 

座席間隔を広めにとり、

 

換気を十分に行いつつ、

 

直接、手に触れず軍手等を通す、等

 

いつの間にか、当たり前になっています。

 

日常の授業も土曜授業も、

すっかり感染症拡大防止対策が中心。

 

大切なことなのですが、

コンピュータ等を等しての交流や意見交換ではなく、

生身での交流や意見交換等をさせたいですね。

あっという間に

学校に隣接する西山市民の森。

昔ながらの地形や湧水を有する場所です。

 

せっかく隣接しているので

うまく活用できないかな、と考えながら

(不審者対応も考えて)よく巡視するのですが…。

 

年末に4年生がリヤカー2台分もゴミを拾ったのに、

 

すでにゴミだらけ。

 

子どもが拾って、大人が捨てる。

どうなっているのでしょう。

「祭り」調べ(4年)

4年生の教室をのぞくと、伝統行事の授業でした。

 

どうやら調べたことを順番に発表しているようです。

 

「校長先生に見てもらおう」

「校長先生、絶対にびっくりするよ!」

と、言われれば、見ないわけにはいきませんね。

 

民俗学を少々嗜んでいたので

そんな簡単にはびっくりしないぞー!

 

えっ?どうなっているんだ?

びっくりするほど完成度が高い!

 

「すごいな!」

用意されたイスに座ることを忘れ、

思わず立ち上がって身を乗り出してしまいました。

 

「自分で構成したの?」

『はい、そうです』

「調べたのも自分で?」

『はい、自分で調べました」

 

次に発表する児童は、少々自信なさげでしたが

「大丈夫だよ。よくできているから」

と、級友に励まされ、発表に臨みました。

 

えっ?この子も?

びっくりするほど完成度が高い!

 

2人に共通するのは、祭りの内容だけで無く

歴史や意味まで考察されていること。

 

「屋台や出店のイメージだったと思うけれど

 また違った祭りの見方をしてみてください」

と、発表を締めていました。

 

季節毎の祭りがもつ人々の願いや祈り。

そもそも「祭り」が「政治(まつりごと)」ですから。

現代との違いをよく読み解いていました。

 

「すごいな4年生!みんなできるの?」

『差はあるけれど、みんなできるよ!」

と、サラッと児童たちが答えます。

 

次の発表も楽しみなので、

発表会の時には声をかけてほしいと話しました。

からだのサイエンスプロジェクト

東京理科大学の柳田先生より

「からだのサイエンスプロジェクト」の

ご紹介がありました。

 

 

当日は、楽しい活動を予定しているとのこと。

運動する機会も少ない現在。

勉強にもなり、身体を動かすこともできます。

 

学校にも案内用紙を頂いておりますので、

興味・関心のある方は、学校で用紙をお渡しします。

昇降口より

「玄関を見れば家の状況がわかる」

と、よく言われたものです。

 

確かに、荒れていたり指導が行き届かなかったりすると

昇降口はカオス状況になります。

 

だからこそ、何気ない光景ですが

こういう状況を見るとホッとします。

 

上履きがあると、思わず見てしまうのは、

「教師あるある」でしょう。

やはり、欠席状況は気になりますからね。

 

変異株の猛威の中で、学校生活にも

様々な制限が出てきております。

 

そのような中でも外で遊ぶ元気な児童たち。

遊びから戻ってきたら、先ほどのように

きちんと靴をしまって教室に行きます。

 

いい子たちです。

落とし物が泣いています

あいかわらず多い落とし物。

落とし物を訴える児童がいないため、

敢えて児童の目に入る位置に置いています。

衣服から手作りマスク、縄跳びなど様々。

いずれも、まだ使用できるものです。

 

年間、観察してみて気付いた傾向は以下のとおり。

①記名されていない(名前が書いていない)

②汚れたものは拾わない

③落としても気にしない

 

モノがあることが当たり前なのでしょう。

買うために必要なもの、作ってくれた人の気持ち

おそらく何も考えていません。

 

見てください!新品同様です。

ですが記名されていないのです。

昨年度から置きっぱなし。

 

お家の方は気付かないのかなあ。

「仕方ないね」で終わるのでしょうか。

 

紛失したものがあったら、

「見つかるまで帰ってくるな!」

と、怒られたのは昔話になってしまいました。

 

でも、本当にこれでいいのでしょうか?

金魚を助けています!

業間休み、天気はよいですが風は冷たいです。

そんな中、ウォーターパーク(観察池)に児童が。

どうやら氷を割って取り出しているようです。

手が冷たいだろうな、と思いながら声をかけてみました。

 

「氷を集めているの?」

まあ、氷に興味・関心を示すのも子どもらしい!

と、考えていたのですが、帰ってきた答えは…

 

「氷に閉じ込められないように金魚を助けています!」

でした。なるほど…。

 

ウォーターパークに関心を寄せている証左です。

 

「あ、金魚が動いた!」

凍っていないことに安心したようです。

素直な反応がたまらないですね。

 

満足そうな顔と明るい声に癒やされました。

切ないなあ

日頃元気な子どもたちでも、

特に何の指導もせずに、文字で気持ちを表すと

思わぬ本音が出ることがよくあります。

 

現在、多くの学年の廊下掲示が

新年の願いや目標などが書かれたものを掲示しています。

 

それを1つ1つ読んでいくと…

 

 

感染防止ばかりに目が行きがちですが、

子どもの心にも、大きなダメージを与えていることが分かります。

 

新年の願いに書いた内容。

重く受け止めています。

 

なんだか切ないですね。

学級会

校内を巡視していると、

4年生が学級会を開き話し合っていました。

 

とても良いな、と思ったことをいくつか。

 

①場の設定

 いつもとちがう机配置。これだけで気分が変わります。

 意図的な場の設定は必要です。

②役割札

 役員の机に役割札が置いてあります。

 役割を自覚すること、その仕事内容をしること。

 どちらも大切ですね。

③最低限の指導

 基本は、議長(学級委員)が進行していました。

 担任は、静かに見守ります。

 必要なところだけ、ちょっとアドバイス。

 そう、任せることも大切。

④発表の仕方

 写真でも挙手していますね。

 ピーンと伸びた良い挙手です。

 「ぼくは、○○です。なぜならば…」

 分かりやすい発言です。

 繰り返し行っていなければできません。

 

よい雰囲気で話し合いが進んでいました。

さて、みんなが納得する結論は出せたかな?

書き初め審査会

昨日、児童の書き初めを体育館に掲示し、

職員で審査会を行いました。

 

一つ一つの作品を丁寧に見ていきました。

「この文字は、何か訴えかけてくる」

「筆の運びが素晴らしいね」

などなど、それぞれの作品のよさを見出していきます。

 

学級毎に、優秀作品を選定し、

金色の賞札を貼付しました。

 

それにしても改めて思うこと。

同じ題材、同じ道具を使用しても

1つ1つみんな違います。

人と違うことを意図的に行うことが「個性」ではなく、

同じことを突き詰めても違いがでるものが「個性」でしょう。

 

今日から展示会です。

その「個性」を感じて頂けたら、と思います。

柳小交通安全の日(1月)

今日は、柳沢小交通安全の日。

継続的な交通安全指導は続けていますが、

やはり地域の力は大きいな、と強く思います。

 

昨日の地区別集団下校時にも

多くの地域の方が児童の安全を見守ってくださいました。

 

PTAからの情報提供にも支えられています。

現場で起こっていることを知る貴重な情報です。

 

朝の登校時、保護者の方のあいさつが

児童のあいさつを促しています。

危険箇所で立哨してくださる方々も

児童によく声をかけてくださっています。

 

今日は、青パトにも大きな声で

「おはようございまーす!」

と、あいさつしていた児童が多く見られました。

 

今後も児童の見守りをお願いします。

書き初め(5・6年)

今日は、5・6年生の書き初め。

こころなしか今日の方が体育館の室温は高いようです。

そうはいっても換気をしているので寒いですが。

 

5年生の題材は、「雪わり草」です。

高学年になると、家で練習している児童は

大人顔負けの筆運びで素晴らしい文字を書き上げます。

 

「雪」の「ヨ」の位置やバランスに苦労していました。

簡単そうで難しいようです。

 

6年生の題材は、「少年の志」です。

クラーク博士の言葉を思い出しますね。

有名な「少年よ、大志を抱け!」ですが、

実は、続きがあるのをご存知ですか?

 

『しかし、金を求める大志であってはならない。

 利己心を求める大志であってはならない。

 名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。

 人間としてあるべきものを求める大志を抱け』

 

前後を知ると、また印象的ですね。

おっと、話がそれてしまいました。

 

6年生の特筆すべき点は、その集中力です。

体育館に入っても、誰の話し声も聞こえません。

書いている枚数も他の学年よりも多いです。

 

さすが最高学年。

書き初め(3・4年)

今日は中学年の書き初め。

雨が降り、底冷えする体育館で行いました。

 

大型ストーブを焚いていますが、

換気のために窓を空けているので

さほどの効果を感じることはできません。

 

それでも、子どもたちは、一生懸命筆を運びます。

4年生の題材は、「春がすみ」です。

字形というよりも、最後の「み」の位置に苦労していました。

「み」を書くスペースを意識しすぎると

「春」の文字がつぶれてしまいます。

教員が一人一人を回って確認していきます。

 

3年生の題材は、「なの花」です。

お手本を見ながら書くということは

この段階では結構難しいようです。

教員が書き示しながら留意点を説明すると

それをまねて書けるようになっていきます。

 

ちょっとした差ですが、発達段階が見られます。

 

家でたくさん練習してきた子もいるようで、

太く立派な文字を書いていました。

 

寒い中でしたが、

「結構たのしいです」という児童の声。

一つの学校文化として大切にしたいですね。

真っ白なスタート

新年はじめての登校は、雪景色の中でした。

真っ白なスタート。

新たな年は、自分を変えるチャンスですので

何だか暗示的でよい感じです。

 

門周りを職員が雪かきしている脇を

歓声を上げながら登校してくる子どもたち。

 

よい年越しができたようです。

 

新規株の予想以上に速い感染拡大のため、

休業空け集会は、放送で実施しました。

6年生代表の言葉の中に、

「中学生になる前からしっかりと準備していきたい」

と、ありました。先をしっかり見ていて安心します。

 

各教室を見回ると、目標設定をしている学級が多かったようです。

現実的で実現可能な範囲で構わないので

目標に向かって試行錯誤する機会につなげていきたいものです。