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Yamazaki-syouの日記

校内授業研修

 山崎小学校では国語科の授業研修を行っています。

 「主体的に学び合い、豊かに表現する児童の育成 ~ 国語科における読み解く力を育む授業実践を通して ~」という研究主題をもとに研修を進めています。

 今日は1年生と3年生が授業を行い、それをもとに話し合いをしました。

 1年生は「けんかした山」というお話について学習しました。高さを競っている2つの山のけんかがエスカレートし、周りの動物たちが迷惑している様子を読み取りました。

 登場人物の思いを考え、タブレットを使って入力しました。

 タッチペンで入力したり、指先で入力したりという操作がスラスラできるようになりました。

 このように場面ごとの思いを1枚1枚書き込み、「スタディログ」として残すことで、事後に絵本のような作品を作り上げることも可能です。

 3年生は「のらねこ」という物語で学習しました。野良猫と主人公の気持ちがだんだん近づくさまを読み取ってきましたが、一番気持ちが近づいた場面の中で、さらに「2人の気持ちが一番近づいたところはどこなのか」というところを考え、話し合いました。

 ここでは第4場面の中で2人の気持ちが一番近づいたと思う文章をそれぞれがタブレットでスプレッドシートに入力(プルダウン方式で選択)し、それをソート(並び替え)して同じところを選んだ友達同士で意見を交換するということを行いました。

 このように授業の中のどこにICT活用を盛り込むかということで、子どもたちの学習意欲や学習能率を高めることができるかということも併せて研究しています。

 一人1台端末の導入によって今までの授業と少しずつ変わってきています。試行錯誤しながら良い活用方法を学び、主体的に学ぶ子どもたちになるよう、研修していきたいと思います。

 

新体力テスト

 昨日、10月4日(火曜日)に1・2年生が新体力テストを行いました。5・6年生が移動の誘導や運動の指示、結果の記録などの補助を担当してくれました。

 コロナ禍で子どもたちの体力の低下が危惧されています。コロナ禍以前より運動能力の低下が指摘されていましたが、ここ3年でさらに低下の度合いが大きくなったといわれています。

 この新体力テストはそのような実態調査のため、文部科学省から全国の小中学生を対象として毎年実施・報告するように言われています。

 取り組む運動は8種目あります。(上記の写真はソフトボール投げです。)

 屋外では、・ソフトボール投げ、・反復横跳び、・20mシャトルラン、・50m走を実施しました。体育館内では、・上体おこし、・長座体前屈、・立ち幅跳びを実施しました。その他に握力を各教室で行います。

 上記の反復横跳びは20秒の間、100cmの幅をサイドステップで何回、往復運動ができるかを計測します。

 上記の20mシャトルランは一定の時間の間に20mの幅を往復するというものです。1分ごとにその一定の時間が短くなっていきます。

 このような競技を行い、タイム、距離、回数などを計測し、それを「項目別得点表」に当てはめて点数化します。最高値は10点満点となります。(項目別得点表は男女別になっています)

 8種目を10点満点で点数化し、総得点で総合評価をします。これは学年ごと(年齢ごと)で評価を分け、例えば6年生は71点以上が評価Aとなりますが、1年生は39点以上が評価Aとなります。

 ちなみに5年生と6年生のA評価は「運動能力証」の受賞対象となります。6年生は先ほど書いたように71点以上ですので8種目の平均は8.875点となります。すべての競技で9点以上取ると受賞候補となります。5年生は65点以上がA評価ですので8種目の平均は8.125点です。

 運動能力は普段の運動が重要となります。学校では外遊びをするように声掛けをしたり、業間休みの時間に持久走(マラソン)や縄跳びをして体力向上を図っています。ぜひ、ご理解の上、ご協力をお願いいたします。

 ちなみに今年度の持久走練習は10月14日から1・3・5年生と2・4・6年生に分けて隔日で実施します。(感染予防のため、実施人数を制限しています)

 持久走大会は11月15日(火)を予定しています。(4月にお知らせした年間計画と日程が違っていますのでご了承ください。)

 今年度は低学年は800m、中学年は1,200m、高学年は1,600mの距離を走ることとなりますのでよろしくお願いいたします。

認知症サポーター講習

 昨日は6年生を対象に「認知症サポーター講習」が行われました。

 これは県の保健福祉部高齢者福祉課が企画しているもので、県内の全ての小中学校での開催を目指しているそうです。

 認知症について正しく理解し、認知症の方やそのご家族を見守る「応援社(サポーター)」となり、ひいては「思いやりの心を育てる」ことで、あらゆる世代で支え合う地域社会をつくることを目的としています。

 まずは認知症を正しく理解することが大切です。

 今までできていたことができなくなっていく・・このことが自信を失わせ、心を傷つけていきます。初めは通常通りの生活をしている中で、ある一部分だけ急にできなくなる‥曜日の感覚が失われたり、記憶の一部があいまいになったり、行動や感情のコントロールが効かなくなる‥そのようなことが認知症の始まりになることが多いようです。

 このことを理解し、「指摘する」「怒る」「咎める」などの対応はかえって逆効果になると知れば、認知症の方を支えることとなります。また、認知症の症状が悪化することを防ぐことにも繋がります。

 特別なことをしなくてもよいので、多くの人が認知症の方やそれを支える家族の方について理解し、応援することが重要です。

 今日はそのことを学ぶ良い機会となりました。

 認知症のサポーター(応援者)となったことの「証し(あかし)」としてオレンジリングが配られました。大切にしてくださいね。

 

 

吹奏楽部・東関東小学生バンドフェスティバル

 10月2日(日)、吹奏楽部は東関東小学生バンドフェスティバルに千葉県代表として参加してきました。

 会場が千葉ポートアリーナ(千葉市中央区)ですので、道路の混雑状況を鑑みて朝は5時30分集合でした。早い時刻の集合でしたが、みんな、気合いが入っていました。

 会場に入場する前から時間を惜しんで練習する姿には頼もしささえ感じられました。

 会場内の演奏や演技の撮影・録音は固く禁じられていますので、会場の雰囲気を画像ではお伝えできませんが、観客席から見た景色は華やかで、本校は一番最初に演奏をしましたのでとてもよい演奏・演技だったように思えました。

 コロナウィルス感染症が拡大してから、他校の演奏を聴くことができなくなりましたので残念ですが、大会の雰囲気の中、演奏を重ねることで、確実に子どもたちに力がついていると感じます。

  結果は「銀賞」でした。残念ながら全国大会へ進むことはできませんでしたがよい経験になったと感じます。

 次の目標は10月20日(木)の「市内小中音楽会」です。今回のマーチングと違ったステージでの発表となりますので、また、違う練習が必要となります。ぜひ、がんばってください。

 朝早くからたくさんの保護者の皆さんに協力、応援いただきました。子どもたちも感謝の念を強く持って参加できました。本当にありがとうございました。

芸術鑑賞会に向けて(ワークショップ)

 文化庁が、毎年、募集をかけている「文化芸術による子どもの育成事業」に山崎小学校は本年度も通りました。

 本年度は劇団たんぽぽさんがきていただき、「いのちのまつり」という劇を見せてくださいます。期日は11月7日(月)になります。

 当日は感染防止のために午前・午後の2公演を行っていただくことになっています。また、子どもたちが歌うことなどは控えることになります。

 「芸術鑑賞会」としていますが、実際には子どもたちも参加するような形式の場面を用意してくださっていることが多く、コロナ前ですと子どもたちも一緒にウあたったり、踊ったりしていました。その練習を兼ねて事前に「ワークショップ」という形で顔合わせをしていました。

 今年は「いのちのつながり」というテーマに沿った劇だそうですので、子どもたちに「皆さんもいろいろな人、動物たちとつながっていると思います。いま、大切だなと思う人など、頭に浮かんだことを絵にかき表してください。」と話しかけ、このワークショップの時間を使って画用紙に絵を描きました。今年は3・4年生がこの役目を担いました。

 ここで描いた絵は当日の会場の壁面を飾るのだそうです。山崎小の子どもたちの絵だけではなく、当日に公演するほかの学校の子どもたちの絵も飾るのだそうです。

 クレヨンを使うのは久しぶりな3・4年生ですが、みんな上手に家族やペットなどの笑顔があふれる絵を描いていました。

 当日が楽しみですね。