北部小学校ブログ

着衣泳実施

 毎年恒例となっていますが、昨日18日と本日19日の2日間に渡って、全学年着衣泳を実施しました。1~4年生は、上下とも服、そして靴下を着用、5・6年生はさらに運動靴を履いて水に入り、衣服を着た状態で濡れてしまうといかに重くなるか、そして動き辛いかを体験しました。さらに、衣服の中に空気を入れると浮きやすくなることや、ペットボトルが浮き輪代わりになることなども体験しました。ペットボトルですが、溺れている人に投げ入れてあげる場合は、中に少しだけ水を入れると投げ入れやすくなること、上からではなく下から投げるとコントロールしやすくなることなども学習しました。
 1年生は、入水するなり「うわ~、ふくがおも~い!」「あるけな~い」と、初めての体験にびっくりしていました。4年生は、何も持たずにとりあえず上を向いて浮く練習をしましたが、やはり力が入ってしまい、なかなかうまく浮けないようでした。本当に服を着たまま川などに落ちてしまった時は、パニックになりますので、冷静に浮くことは難しいでしょう。6年生は、一人一人ペットボトルを用意していましたので、全員ペットボトルを使って浮く練習をしました。さすがに6年生は、上手に浮くことができていました。2Lのペットボトルだったら、ラッコのようにペットボトルを胸の上において仰向けに浮き、500mLのペットボトルが2本あるなら、脇の下に1本ずつはさみ、体を起こして浮くとよいです。
 低学年が実施した際は、数名の保護者の方がプールの外から心配そうに(!?)見守っていらっしゃいました。
 夏休み中、着衣泳で学習したことを実際に行わなければならないことが起きないよう、安全に過ごしてほしいものです。