北部小学校ブログ

元気いっぱいの子ども達

 昨日日本列島に上陸した台風21号の影響で、関東地方も強風が吹き荒れましたが、関西方面では、甚大な被害を受け、亡くなられた方もいらっしゃると言うことです。心よりお見舞いを申しあげます。
 テレビ等で、台風の被害状況をご覧になった方も多いかと思いますが、映し出される映像を見て、本当に、自然の力というのは時に恐ろしいものだと思いました。
 さて今日は、台風一過の晴天となり、昼休み、校庭では元気に遊ぶ子ども達の姿が見られました。1年生に囲まれ嬉しそうにする6年生の児童、クラスの先生と真剣に!?鬼ごっこをしている児童、遊具で楽しそうに遊ぶ児童、校庭のヒマラヤスギから落ちてきた大きな実を拾って見せてくれる児童、土管の中で涼んでいる児童、等々。北部小の校庭は野田市内の小学校では一番狭いのですが、そんな狭い校庭でも、子ども達は思い思いに楽しく遊んでいます。
 ところで、今日の給食は、子ども達がちょっと苦手な魚(鰯の梅煮)、ピーマン(ピーマン昆布)が出たので、どんな様子か、1年生の教室を覗いてみました。意外にピーマンを残している児童が少なく、魚も全部食べられたよーという子が結構いました。家では食べられなくても、友達と一緒に食べる学校の給食だと、案外食べられたりするんですね。学校給食がきっかで、嫌いな物が食べられるようになることもあるようです。
<昼休みの様子>
    


<給食の様子 1年生>
 

本格的なスタート

 昨日は午前中で下校となり、給食もありませんでしたが、今日からは通常日課で本格的に学校生活が始動となりました。
 久しぶりの給食。6年生の担任に聞いたところ、今日は全員ほぼ完食とのこと。6年生のある児童に給食の感想を聞くと、“ハヤシソースとライスの相性が抜群でした。グリンピースや大豆が、あんなハヤシソースに合うとは思いませんでした!”とのこと。どんなメニューだったかは、「給食」をクリックしてみてください。4月からの給食が、すべて写真でアップされています。
 掃除の時間は、どの学年も、あまりおしゃべりせずに一生懸命に取り組んでいます。低学年の児童も、だいぶ掃き方や拭き方が上手になりました。トイレ掃除の児童は、大変な場所ではありますが、ゴム手袋をして、床もしっかり拭いていました。
 日本の学校で毎日のように行われる学校清掃ですが、実は世界の国々では、児童・生徒が掃除を行っている国よりも、プロ(掃除を受け持つ用務員)が掃除を担当する国の方が多いとうデータがあるそうです。しかし、東日本大震災の後、日本人のモラルの高さが多くの国から評価され、自分の使う場所を自分の手で掃除を行うという学校清掃が、そういうモラルを育てている一要因ではないかと言われ、学校清掃を取り入れる国も出てきたとか。

 
 
 


9月がスタートしました

 今日から9月がスタートしました。全校で4名の欠席がありましたが、521名、元気に登校しました。今日は、上履きや道具類、夏休みに取り組んだ学習や作品などを、両手一杯に抱えて持ってくる児童がたくさんいました。
 教室には、担任の先生から児童を迎えるメッセージが書かれており、嬉しうにメッセージを読む児童も・・・。
 夏休み明け全校集会の後、各教室で、夏休みに取り組んだものを担任が集めていましたが、ドリルやプリント、習字、絵画、自由研究、自由工作、家庭科作品など、子ども達の夏休みの頑張りを垣間見ることができます。
 9月6日・7日には夏休み作品展もありますので、ぜひ子ども達の頑張りを見に来ていただきたいと思います。

 
  
←6年生は9月7日・8日が修学旅行です。

←2年3組。9月の予定が一目でわかりますね!

 

←今日は、全校一斉下校でした。

いよいよ夏休みが終わります

 9月1日、2日が土日となっているため、44日間と、いつもよりも少し長い夏休みがもうすぐ終わります。慌てて宿題をやっているお子さんもいるでしょうか。
 夏休みが明けて、9月のスタートは月曜日からです。9月1日で、しかも週の途中のスタートであれば、またすぐ土日で休み、となりますが、今回は月曜日スタート、そして8日は第2土曜日なので土曜授業もあります。6年生は、金・土が修学旅行です。
 ということで、残り数日の夏休みは、体調管理をしっかり(特に6年生)するとともに、「早寝・早起き・朝ご飯」を心がけ、お休みモードから通常モード切り替えられるよう、準備をしてほしいと思います。
 因みに、吹奏楽部は8月27日から練習がスタートしましたので、みんなより早く通常モードに切り替わっているのではないかと思います。

 

夏休みも終盤

 いよいよ残り少なくなった夏休み。これから遠出を計画されているご家庭は、台風19号、20号が接近しているので、出かける場所によっては大きな影響を受けることもあるかもしれません。くれぐれも安全に留意してお出かけください。
 さて、以前、子どもの「なんで?どうして?」とい記事を書きましたが、今回はその続きです。
 先日、朝、テレビのある番組を見ていたところ、「自由研究」について取り上げていました。自由研究で大きな賞を取った中学生と小学生を紹介していたのですが、どちらも、大人だったら特に疑問を持たないようなことに疑問を持ったことから研究がスタートしています。
 当時中学1年生だったN君のお父さんが、夜、車でコンビニに行って帰ってくると、車にカミキリムシが止まっていました。N君は、「コンビニには夜、虫が集まるのか?」という疑問を持ち、自宅から10㎞圏内のコンビニを回って虫調べを始めました。お父さんは車の運転を、お母さんは記録係をし、N君をサポートしました。するとコンビニの種類によって集まる虫の数に大きな違いがあることに気づきます。それは立地条件が違うからではなく、コンビニの店内の照明の違い、すなわち光の違いによるもということを突き止めます。この研究は、日本昆虫学会で発表され、プロに認められました。N君は、これをきっかけに昆虫について益々興味を持ち、高1になった現在は、昆虫とにおいについての研究をしているということです。
 もう一人のTさんは、当時なんと小学3年生。学校の給食の時間に、おかわりのじゃんけんをしていて、「じゃんけんはどうして3種類なの?」という疑問を持ちます。そこで、2~6種類のじゃんけんを考え、検証をしていきます。すると、偶数の種類は、どれかが強くなり、どれかが弱くなるので、どうやっても公平なじゃんけんにならない。奇数の種類はどれも同じ強さになり、じゃんけんが成立する。ただし、種類が多くなればなるほど、じゃんけんのルールが多くなり、覚えるのが大変になる。だから、やっぱり3種類のじゃんけんがやりやすい、という結論を導き出します。「じゃんけんはどうして3種類なの?」という常識を常識と思わず、素直に疑問をぶつけてくる、というところが素晴らしい、と番組のコメンテーターが言ってましたが、まさにその通りだと思いました。
 夏休みもあと10日余りとなりましたが、「なんでだろう?」と思ったことは、今からでも遅くないのでその疑問を解決するにはどうしたらよいかを考えてみるとよいかもしれません。