学校の様子
3~6年生 書初め練習 ~石塚先生をお迎えして①
1・2校時に3・4年生、3・4校時に5・6年生が、県特別非常勤講師の石塚先生をお迎えして、書初め練習を行いました。今年度は、各学年別に教室で実施するのではなく、けやきルームを使って2学年合同で実施しました。
一人ずつ、アドバイスしながら種を入れて、とても丁寧にご指導をいただき、短い時間の中で子どもたちが、どんどん上達していくのがよくわかりました。さすが、プロ!!です。
石塚先生には、卒業証書の指名筆耕でもお世話になっています。来週、そして年が明けてからの席書会本番と、あと2回のご指導よろしくお願いします。今日はありがとうございました。
4年生 算数 ~分数のたし算・ひき算 …初めての
4校時に4年生担任の橋本先生が、初任者研修の研究授業を行いました。橋本先生にとっては初めての研究授業で、多くの先生方が参観する中で授業を行うことは初めての経験でした。教科は算数で、「答えが1よりも大きくなる分数の計算はどのようにすればよいか、またその答えはどのように表せばよいか」を理解する(説明する)ことが、本時の授業の狙いです。とても緊張していたと思いますが、事前の準備とこれまでの積み重ね(児童との関係づくり)が生かされ、ねらいを達成することができた授業となりました。
授業が始まる直前に、いつもは橋本先生を悩ませ(困らせ)ているOさんが、「4時間目、がんばるぞー!」とかけ声をかけ、周りの友だちが「オー!!」と応えていたという話を聞いてとても嬉しく思いました。実際に授業を参観していても子どもたちから「橋本先生を助けたい」「橋本先生がんばれ!」という気持ちが表れた場面がいくつも見られました。経験や技術の不足を補って余りあるくらいで、一番大切な「先生と子どもたちの絆」を感じることができました。
橋本先生、4年生の皆さん、お疲れさまでした。とてもよいものを見せてもらいました。ありがとう。
5年生 図工 ~糸のこスイスイ
先週から引き続き、5年生が図工「糸のこスイスイ」の学習で、糸のこぎりを使った作品作りに取り組んでいました。今日も、担任の坂野先生、教務の家髙先生、支援員の木下先生の3人体制で、安全に十分配慮しながら作業を進めていました。
のこぎりとは違う(のこぎりではできない)糸のこの特性を生かして、曲線を取り入れたデザインの作品が作られています。板(合板というより合成の板)が柔らかく、加工しやすいこともあると思いますが、思っていたよりもずっと上手に「電動糸のこ盤」を操作して、イメージ通りの作品に仕上げようと奮闘していました。組み立て前の着色作業に取り掛かっている児童もおり、完成間近!!です。
3年生 算数 ~小数
3年生が、算数で「小数」の学習に入りました。1よりも小さな数を表す方法としては、「小数」と「分数」がありますが、10進位取り法で今までと全く同じ考え方ができる(もとになる単位が10個集まると位が一つ上がる)ことと、日常生活では1よりも小さい「はしたの数」は、全て小数で表されていることから、この学習のスタートは特に大切です。
担任の吉岡先生が新しく入れ替わったモニター画面に数直線を大きく映し出し、1を10等分した一つ分の大きさを0.1ということ(⇒0.1が10個で1となる)、0.1をもとにすれば、整数と同じように1よりも小さな数を表すことができることを学びました。(この後、加減の計算を学びます)
3年生はノートもきれいにまとめられるようになり、大きな成長を感じます。これからもしっかりがんばれ!!
食育 ~ 学校近隣にある青パパイヤ畑から
学校から「こうのとりの里」へ行く途中の道すがら、野田市では(関東近郊では)かなり珍しいパパイヤ畑(果樹園)があります。田植えや生き物観察のときには、何を植えているのかわからず「葉っぱはオクラに似ているね」「しばらく見ないうちにずいぶん大きくなって、まるで木みたいだね」のような会話を交わした後、スマホで調べてパパイヤであることを知りました。そして、この畑を管理しているのが、日頃から大変お世話になっている金剛寺様であることがわかり、本日2つほどお裾分けいただきました。
このパパイヤは青パパイヤといって、果物としてではなく野菜の一種のような扱いで食べます。最近では、スーパーマーケット等でも売っているようですが、実食したことはありません。早速、本校の若松栄養士が薄口しょうゆと塩コショウを使って炒め煮にしてくれました。びっくりするくらい何のクセもなく、淡白な感じでどんな料理にでも合いそうです。大変美味しくいただきました。
パパイヤの酵素には、肉をやわらかくするはたらきが非常に強く、またパインやキウィなど同様の酵素を持つ果物と違って青パパイヤであれば甘みもつかないため、肉の下ごしらえや煮物・炒め物にお勧めだそうです。さらに、くだらない豆知識ですが「パパイヤとパパイア」は、どちらが正しいか調べてみました。①園芸学会では「パパイア」を正式名称としています。②農業界では「パパイヤ」標記が標準で農薬使用の登録名は「パパイヤ」です。③英語のスペルは「Papaya」で、正式な学名は「Carica Papaya L」なので、世界的には「パパヤ」が標準です。ということで、結論はどれも正解!!で問題ないのですが、「パパの嫌いな果物はな~んだ」という「子どもの古典的なぞなぞ」に敬意を表し、私は「パパイヤ」標記でこの記事を作成しました。