東部中日記

東部中日記

防災学習で疑似体験をしました!

今年度、2学年の防災学習では、「共助」をテーマに学習が進められています。
先週の授業では、「地域の方たちと顔の見える関係をつくるには、日頃からどのような行動が必要になるか」を学習しました。
また、要配慮者(高齢者・乳幼児・妊婦さん・障がいのある人外国人)についても学びました。

私たちが日頃から取り組めそうなこととして、
・自分が暮らしている地域にどんな人が住んでいるのか、事前によく理解する必要がある
要配慮者がどこに住んでいるのか知っておきたい
・災害時に、どのように共に避難するかを考える必要がある
要配慮者の身になって避難訓練をする必要もあるのではないか    などたくさんの意見が出ました。

そこで、本日の5・6時間目では「 避難行動要配慮者疑似体験 」を行いました。
流山市社会福祉協議会さんからお借りした疑似体験セットを実際に身に付け、災害時を想定した障害物を設置して疑似体験をしました。①上半身に不自由を抱えている高齢者②下半身に不自由を抱えている高齢者③障がいのある人 で体験内容を3つに分け、校庭や校舎内、体育館で活動をしました。 

  

  

  

     

生徒のワークシートから感想を一部、紹介します。
・一緒に避難をしていて、要配慮者の気持ちがわからなかったので不安になった。
・変に気を遣ってしまって、避難中に上手にコミュニケーションが取れなかった。
・いつもと体の動きが全く違うから、とても動きづらく、特に階段の上り下りが怖かった。
・走れない。一人じゃ避難できない。
避難を支援してくれる人の存在のありがたみがわかった。

このような素晴らしい感想が他にも多く見られました。
意欲的に活動する表情からも、充実した時間を過ごせている様子が伝わってきました。

自分にとっての当たり前が、高齢者の方や障がいのある人にとっては当たり前ではないこと。
またどのようなことに困り、どう配慮していく必要があるのか、とても貴重な経験ができたのではないでしょうか。
本日の学びを今後の防災学習に繋げていくとともに、これからの生活にぜひ活かしていきましょう!