R5年度 給食紹介

2023年6月の記事一覧

令和5年6月29日(木)の給食

【献立】牛乳 麦ごはん 鶏肉のママレード焼き 野菜のゆかりあえ 豆乳みそ汁

 鶏肉のママレード焼きは、肉をママレード、しょうゆ、塩に漬けてからオーブンで焼いて作りました。ママレードに漬けてから焼いたり煮たりすると、肉が柔らかくなる効果があるそうです。オレンジの皮の酸味と、塩気がちょうどよい味付けです。

 豆乳みそ汁は、豚肉と昆布だしのうまみの相乗効果に、豆乳のまろやかさが加わってとても美味しいです。調理員さんも気に入って、家で作るそうです。今日はどの料理もよく食べられていました。

令和5年6月28日(水)の給食 ~4年生 アルファ化米~

【献立】牛乳 アルファ化米わかめごはん ほっけフライ いんげんのごま和え 切り干し大根のみそ汁

 今日は「防災備蓄食糧 アルファ化米」を使用しました。流山市の備蓄食糧の入れ替え時期に当たり、防災危機管理課より無償でいただいたものです。

 箱には、50人分(5kg弱)のアルファ化米とわかめごはんの具、配食用タッパー、スプーン、輪ゴムなどが入っています。水を8リットル入れて1時間ほど待つだけで食べられる、便利なセットです。

 給食室では、炊飯器で炊きました。定量の水を入れた炊飯釜に、5kgずつアルファ化米とわかめごはんの素を入れたら、手早く混ぜてスイッチを入れました。炊飯器で炊いたものは美味しく、アルファ化米と分からない子もいました。 

 4年生は社会で「防災」について学ぶため、アルファ化米の調理体験をしてもらうことにしました。3時間目に、担任の先生から市の備蓄食糧やアルファ化米がどんなものかの説明を受け、各クラスで箱を開けて調理する様子を観察しました。アルファ化米にペットボトルの水4本を入れて、よく混ぜ、袋を閉じて1時間置いておきました。

 給食時間に袋を開けてみると、無事、わかめごはんができていました。水で作ったので冷たいのですが「さっぱりして美味しい」「いつもより美味しい」「おかわりしたい!」など、4年生からは好評価でした。

 備蓄食糧のローリングストックで、子ども達がアルファ化米を体験する良い機会になりました。

令和5年6月27日(火)の給食

【献立】牛乳 けんちんうどん メンチカツ ハリハリ漬け わらびもち黒蜜がけ

 ハリハリ漬けは、切り干し大根を甘酢につけたものです。噛むとハリハリという音がすることからこのような名前が付いたと言われています。切り干し大根はゆでた後水冷し、よく絞ってから冷蔵庫に入れておきました。タレはしょうゆ、みりん、酢で作りました。みりんは砂糖の代用として、煮詰めて甘いシロップにしてから使用しました。ゆでた野菜と塩昆布、すりごまを混ぜて出来上がりです。味がしっかり染み込み、美味しくできました。

 わらびもちは、教室で黒蜜をかけてもらいました。4年生教室では、黒蜜をおかわりする子がたくさんいたそうです。

令和5年6月24日(土)の給食

【献立】くあじゅうしい フーチャンプルー ゴーヤとじゃこと大豆の揚げ煮

 6月23日は「沖縄慰霊の日」でした。78年前、日本で唯一地上戦が行われた沖縄では、20万人以上が命を落とし、このうち9万4000人は住民だったそうです。沖縄県では、23日を戦争の犠牲者を悼む日としています。

 これにちなんで、沖縄料理の献立です。くあじゅうしいは、もち米も入れたお米に、豚肉と細切り昆布などで作った具を混ぜました。

 フーチャンプルーは、車ふを水戻しし、8等分に切って使用しました。肉と野菜を炒めて調味し、汁気が出たところで車ふを加え煮ます。煮立ったら、1/2量の卵を回しかけ、にらを入れて蓋を閉じます。半熟になったら混ぜ、残りの卵を加えてまた蓋をします。給食なので卵にもしっかり火を通さなければなりません。中心温度が90℃以上になったのを確認して完成です。車ふに味が染みて、とても美味しくできました。

 ゴーヤは苦みを抜くために、塩・砂糖でもみ、しばらく置いてから水洗いしました。よく水気を切り、でんぷんをつけて揚げました。

 ゴーヤの苦手な子は多いと思いますが、今日の調理法だと「あまり苦くない」という感想をたくさん聞くことができました。何回もおかわりする子もいました。多くの児童が、ゴーヤにチャレンジしていました。

 沖縄慰霊の日が、沖縄献立と共に子ども達の記憶に残ると良いと思います。

 

★給食用語紹介★ 「除去食」…食物アレルギー児童用に、アレルギー原因食品を抜いて作った料理。本校では、卵の除去食対応をしています。今日は、フーチャンプルーを、卵を入れる前に小鍋に取り出して仕上げました。蓋付きの専用食器に入れ、食札を貼って提供します。

令和5年6月23日(金)の給食

【献立】牛乳 さばトマトカレー ひじきのサラダ はちみつレモンゼリー

 今日は、いつもとひと味違ったさばのカレーです。トマトも入れてよく煮込みました。さばフレークは最後に加えると、くさみが気になりません。味見をしながら調理員さんと「美味しいですね~」とうなずき合いました。

 ひじきのサラダは、ねりごまといりごまの入ったコクのあるドレッシングで味付けしました。ゆでた野菜と煮付けたひじきが、ごまドレッシングで調和して美味しく仕上がりました。

 はちみつレモンゼリーは、大人気のデザートで、とてもよく食べていました。

令和5年6月22日(木)の給食

【献立】牛乳 ねぎ飯 チキンみそカツ じゃがいものそぼろ汁

 ねぎ飯は埼玉県川越市の郷土料理です。もともとは、新米と同じ時期に収穫するねぎを、豚肉と炒めてしょうゆで味付けし、ご飯に混ぜたものだそうです。豚肉とねぎの甘みがよく合います。

 みそカツの揚げ担当の調理員さんは、ビニール製のアームカバーとニトリル手ぶくろを着けて、完全防備で作業していました。油が跳ねるので火傷に注意が必要です。また、釜の前はとても暑いので、ずっと立っていると顔が真っ赤になってしまいます。

 そぼろ汁は、昆布と鶏ひき肉のうまみが出た汁を、でん粉でとろみ付けして美味しく出来ました。今日は釜の湯気が多く、釜の中が見えないほどでした。

令和5年6月20日(火)の給食 ~3年生 枝豆もぎ取り~

【献立】牛乳 ごんじゅう飯 枝豆 みそ風味のつみれ汁

 千葉県の郷土料理をつめこんだ献立です。枝豆は、流山市農家生活研究会の大作さんと小林さんが育てたものを、3年生がもぎ取りしました。

 大作さんと小林さんは、枝豆収穫で多忙な中、3年生のために指導に来て下さいました。3年生は社会で「農家の仕事」について学んでおり、事前にいろいろな質問を挙げていました。畑の写真や動画を見ながら、児童の質問に答える形で枝豆作りについて説明していただきました。

 枝豆の収穫時期は、朝4時から収穫する生活が1か月半続くそうです。美味しい枝豆を選ぶこつは、新鮮なものが売っている店で買うこと(例えば直売所など)。農家のお仕事は、ひょうや大雨、雪などの天候の影響が大きいのが大変そうです。今年は大雨の被害で、相当量の枝豆がだめになってしまったそうです…。

 小林さんに正しいもぎ取り方を聞いた後、いざ実践!子ども達は枝豆の大きさや葉っぱの様子など観察しながら、楽しそうに取り組んでいました。片付けも協力してスムーズにできました。

 枝豆は調理室に運び、待ちかまえていた調理員さんがすばやく洗浄。塩水で5分ゆでて、冷風を当てて冷まし、氷水を入れたたらいに当てて冷却しました。新鮮なため、甘みがあってとても美味しかったです。

 3年生教室では、枝豆のおかわりの列ができていました。「今まで食べた枝豆で一番美味しい」「甘みがある!」「枝豆ならたくさん食べられる」など感想をつぶやきながら、子ども達は美味しそうに食べていました。ごんじゅう飯も好評で「年に5回くらい食べたい!作り方を教えて」と言う子もいました。

令和5年6月19日(月)の給食

【献立】牛乳 麦ごはん キャベツと豚肉のみそ炒め 水ぎょうざ さくらんぼゼリー

 今日はおはなし給食の日です。図書委員さんが、絵本『キャベツくん』(長新太・作)を読み聞かせしました。

 この本には、キャベツくんとブタヤマさんが出てきます。そこで、キャベツと豚肉が美味しく食べられる料理にしました。豚肉は、しょうゆや酒で炒りつけておきました。キャベツは水気が多いので、空炒りして、ざるで水気を切っておきました。全てを合わせ炒め、みそダレをかけて味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油を回しかけて出来上がりです。調理員さんは3人がかりで、手ぎわよく仕上げていました。肉にしっかり味がつき、水っぽさもなく美味しくできました。

 1年生教室では、この炒め物が好評だったそうです。きれいに完食するクラスが多く、嬉しくなりました。

令和5年6月16日(金)~千葉県民の日献立~

【献立】牛乳 麦ごはん 房州ひじきふりかけ いわしのみりんスイートポテト焼き こぼれ梅の豚汁 冷凍みかん

 15日は「千葉県民の日」で、千葉県は150周年を迎えました!これをお祝いして、千葉県や流山市の食材に着目したスペシャル献立です。

 房州ひじきは、かつお節やごまと合わせてふりかけにしました。

 千葉県を代表する魚、いわしは、千葉県産さつまいもと流山発祥の白みりん(現在のみりん)で作ったスイートポテトの上にのせて、オーブンで焼きました。上から、酸っぱい青ねぎソースをかけて出来上がりです。丸めたスイートポテトの上にいわしをのせていく様子は、まるでにぎり寿司を作っているよう。「今日はケーキ屋じゃなくて、すし屋?!」と調理員さんも笑っていました。

 「こぼれ梅」は、昔ながらのみりん製法の過程でのみ取れる、みりんのしぼり粕です。市内の酒屋「かごや」さんより取り寄せました。ほのかな甘みがあり、料理やお菓子に使えます。豚汁に入れると、優しい甘みが加わり味に深みが出ました。

 豚汁には、千葉県のキャラクター「チーバくん」型にんじんを入れました。各クラス2個なので、当たった人はラッキーです♪

 いわしのみりんスイートポテト焼きを見た子ども達は、「何これ?」と不思議そうな表情でしたが、説明を聞くとおそるおそる食べ始めました。豚汁はおかわりする子が多く見られました。ふりかけをかけるので、ごはんはとてもよく食べられていました。

令和5年6月14日(水)の給食

【献立】牛乳 麦ごはん さばのスタミナ漬け チンゲンサイの中華和え ちゃんぽんスープ

 和え物の野菜は、ゆでてから水冷し、しっかり水気を絞ります。

 ちゃんぽんスープには、豚骨や鶏骨などの具材を煮込んで作られる「白湯」を使いました。白濁したコクのあるスープです。野菜に加え、いかやあさり、かまぼこなどが入り、うまみたっぷりです。

 3年生教室では、ちゃんぽんスープの盛り残しが多かったのですが、「とんこつスープだからいつもと違うよ。美味しいよ。」と声をかけると、次々とおかわり希望者が現れました。担任の先生も、さばや野菜の和え物を声かけしながら配り、食缶はあっという間に空になりました。

 今日はごはんが進むおかずで、よく食べられていました。

 ★給食用語紹介★ 「保存食」… 食中毒発生の際の原因究明に使います。使用食材、完成品を50gずつ袋に入れ、2週間冷凍保存しています。