R5年度 給食紹介

令和5年6月24日(土)の給食

【献立】くあじゅうしい フーチャンプルー ゴーヤとじゃこと大豆の揚げ煮

 6月23日は「沖縄慰霊の日」でした。78年前、日本で唯一地上戦が行われた沖縄では、20万人以上が命を落とし、このうち9万4000人は住民だったそうです。沖縄県では、23日を戦争の犠牲者を悼む日としています。

 これにちなんで、沖縄料理の献立です。くあじゅうしいは、もち米も入れたお米に、豚肉と細切り昆布などで作った具を混ぜました。

 フーチャンプルーは、車ふを水戻しし、8等分に切って使用しました。肉と野菜を炒めて調味し、汁気が出たところで車ふを加え煮ます。煮立ったら、1/2量の卵を回しかけ、にらを入れて蓋を閉じます。半熟になったら混ぜ、残りの卵を加えてまた蓋をします。給食なので卵にもしっかり火を通さなければなりません。中心温度が90℃以上になったのを確認して完成です。車ふに味が染みて、とても美味しくできました。

 ゴーヤは苦みを抜くために、塩・砂糖でもみ、しばらく置いてから水洗いしました。よく水気を切り、でんぷんをつけて揚げました。

 ゴーヤの苦手な子は多いと思いますが、今日の調理法だと「あまり苦くない」という感想をたくさん聞くことができました。何回もおかわりする子もいました。多くの児童が、ゴーヤにチャレンジしていました。

 沖縄慰霊の日が、沖縄献立と共に子ども達の記憶に残ると良いと思います。

 

★給食用語紹介★ 「除去食」…食物アレルギー児童用に、アレルギー原因食品を抜いて作った料理。本校では、卵の除去食対応をしています。今日は、フーチャンプルーを、卵を入れる前に小鍋に取り出して仕上げました。蓋付きの専用食器に入れ、食札を貼って提供します。