学校の様子

2020年8月の記事一覧

アラート発令

歩いているだけで、汗が流れてくるほど、朝から暑い本日。12時頃に計測した気温36度は「熱中症警戒アラート」の最も熱中症の危険性が高いレベルだったため、午後の外活動はやむを得ず断念することになりました。
外に出られずとも、昨年までの記憶を頼りに応援歌を作成する3年生や、バトンの回し方を教えあうバトンクラブなど、子ども達は昼休みも色々なことに挑戦していました。
教室でソーラン節の練習をすることとなってしまった5年生は、格好よく見える構えを習得するために、一人一人の姿勢をダンスリーダーが確認し、矯正していました。狭いながらも、工夫しながら表現の質を高めていました。

まだ本気出してないだけだから

3年生はスポーツ大会までまだ3週間程度ありますが、早くも「台風の目」で激しい接戦を繰り広げていました。5時間目の校庭は体に堪える暑さですが、子ども達は勝利を目指して頑張っていました。
前哨戦で最下位となってしまった1組は、7時間目には反省会を実施。技術的に出来ていない部分はもちろん、チーム全体の士気を下げるような行動まで、自分たちの敗因を分析していました。また、1組は「台風の目」を早く走るためのコツを教えられていないようで、どうすればタイムを縮められるか考えてくることを宿題として出されていました。
1組が自分達の知恵で必勝法を考え付き、大どんでん返しが起きるのか?それとも2・3組がこのまま逃げ切るのか?今から楽しみです。

燃える対抗心

小学校の運動会では、クラスを赤組と白組で分けてしまうので、クラスとしての団結が生まれづらい側面がありますが、今年のスポーツ大会はクラス対抗。「スウェーデンリレー」で勝つために黒板全体を使い、綿密に作戦を練る6年生は、既に素晴らしい一体感を生み出していました。子ども達の進行で走る順番を決めていく姿からは、小学校生活最初で最後のスポーツ大会にかける意気込みが伝わってくるようです。
1年3組でも、書家でありながらバスケットの熟練者でもある北田先生が玉入れの基礎を体育の授業で教えていました。クラス対抗となると、子ども達はだけでなく、先生の指導にも熱が入っているように見えてしまいます。

地球の未来をお願いします

二酸化炭素の排出量は温暖化とは関係ないといった説もありますが、浜松市で観測史上最高の温度が計測されたことや、レジ袋が有料化したことで、地球温暖化に今まで以上に感心を持つ方も増えたのではないでしょうか?
6年生の道徳も地球環境について扱った題材が多く、地球の未来を担う若者たちに、温暖化に対して問題意識を持ってほしいという願いが伝わってきます。主な内容は「人間の生活を豊かにするためには、自然を破壊してもよいのか?」といったもので、多くの6年生は、野生の生物が亡くなるのは良くない事というのが共通の意見のようです。そこで飛び出してくるのが「野生の生物がいなくなって、日常生活で困ることはありますか?」という、道徳学習特有のやや意地悪な質問。損得勘定で考えれば「ないです。自然を開発します」で終わりですが、6年生は自然を活かしつつも人間の生活を便利にする共存の道を話し合っていました。
人間の生活は、多くの自然の犠牲の上に成り立っていると、改めて考えさせられる授業でした。

声に出して読みたい多田語録②

8月に新学期開始という異例の事態ですが、スポーツ大会に向けた活動でにぎわう校内は、普段の新学期よりも活気に満ちているように見えます。最高学年である6年生はもちろん、低学年の1年生まで早々に係決めを始めていました。学年ごとに行う行事となったことで、自分達の力で大会を進めることになった1年生は、初日から進行役のオーディション。元気な声でセリフを読み上げていました。表現のダンスを見る2年生も、他のクラスが流している映像を廊下からのぞき見るほどやる気満々のようでした。
すでにやる気に満ちた子どもで溢れる校内に、さらに発破をかけるのは名言製造機の多田先生。「学校をよくするのは君たちのアクション。担任はきっかけを与えるだけに過ぎない」「リーダーを育てるのは周りの行動」等々、初日から名言の猛打賞を記録していました。子ども達が主体的に作り上げる2学期が始まると確信できる1日でした。

コロナ禍のホープ

 

 

他の学年より1週間長い1学期を送っている6年生。混乱を極めた1学期の集大成である本日に、小学校生活最後の校外学習を「校内学習」として行いました。
校外学習と言えば、なくてはならないのがバスレク。ドライブレコーダーをテレビに映して臨場感を演出した教室で、6年生は決して席から立ち上がらずレクを進めていました。揺れない車内でも安全に配慮する姿は流石6年生です。
約20分の時間をかけて、6年生の教室から数10メートル離れた各教室のブースに移動すると、待ち構えているのはキッチリとスーツを着込んだ見覚えのある先生達と、様々な意匠がこらされた教室。担任以外の先生の協力も感じ取った6年生は、いつにも増して真剣に話を聞いているように見えました。
6年生校外学習1番の目玉である模擬国会も当然再現しており「子ども達のICT機器の活用に関する法案」について、熱い討論を交わしていまいた。練習段階では上手くいくか不安だったと述べる姫野先生も、今回の会議には満足したようで、6年生の本番での勝負強さを感じることとなりました。
大きな国会議事堂の写真をバックにとった集合写真では、両端に立つ子ども達の背景は教室の壁になっていましたが、それでも子ども達は最高の笑顔をカメラへと向けてくれました。高学年であれば「こんな張り紙で写真をとっても・・・」などと冷めた目を向けるようなことも有りそうですが、これほどの屈託のない笑顔を見れば、準備した方も冥利に尽きるというものです。
帰りのバス恒例の「ドラえもん」や「名探偵コナン」の映画を見るところまで再現し、北小史上初であろう、校内学習の全行程を終えることが出来ました。
本物の国会議事堂へと学習へ行った、全国の6年生は数えきれないほどいるでしょうが、議事堂を再現した教室を巡るという、ある意味特別な体験をした6年生はそこまで多くはいないのではないでしょうか?人によってはチープに見える演出でも、しっかりと期待以上の学習態度を示してくれた6年生は、コロナ禍の中でもしっかりと輝いていました。

よそはよそ。うちはうち

 

 

新学期開始の時点で約2ヶ月の遅れがあった6年生ですが、今までの頑張りのおかげで、ある程度ゆとりが出来たようで、本日はレクをして楽しむ姿を見ることが出来ました。
レクとはいえ、リレーは真剣勝負そのもので、走力自慢のアンカー達が繰り広げるデッドヒートは、手に汗握るほどの名勝負でした。
2・3組はレクをしていましたが、7月中にレクを実施した1組は、周りが楽しむ中でもテストや大掃除に集中。やるべきことはしっかりとやる、素晴らしい姿勢を見せてくれました。

乱打戦

 

 

8月に入ってから、天気は連日の晴れ。先週までの涼しい日が恋しくなるほど、朝から暑いですが、6年生は体育の授業で元気に野球をやっていました。
バットを振ったことの無さそうな女子も多く、普通のルールでやれば、四球や内野安打の山で試合にならなそうですが、各クラスで独自のルールを設定しそれをカバー。3組のルール「ベースを踏めば1点」では、白熱した点の取り合いが巻き起こり、試合が終わってみれば14対10という結果になりました。野球未経験の女子でも、一挙7得点を挙げる活躍に、クラス全体が和気あいあいと試合を進めていました。

┐(´д`)┌

 

  

6年生の廊下に配置された椅子に座るALTのラナ先生。その後ろには、バインダーを抱えた担任と英語指導員の斎藤先生が佇んでいます。誰が見ても「テスト」と解るような状況の中、6年生はラナ先生と1対1で英会話をしていました。
教室で順番を待つ子ども達が、お互いに英語で質問を出し合い、真剣に予習していることからも、今回のテストが1学期の集大成であることがうかがいしれます。しかし、教室の黒板には「理解できなくても反応しよう」とのアドバイス。英会話をテストとして捉えがちな学生に、英会話の本質はコミュニケーションであると思い出させるようなメッセージ性を感じました。
そんなアドバイスを受けた素直な北小6年生は、解らない時は自信を持って黒板と同じポーズをとっていました。

夏休み始まる

 

  

8月に入り、校内で授業を受けるのは6年生のみ。4・6年生混合のきらり1組は、クラスの人数が減った状態で授業を進めていました。そんな寂しさからか、テスト問題の練習をするも、やや諦めが早く「解らない」と嘆いていましたが、先生から鼓舞を受けるとスラスラと問題を解き進めていました。
他の6年生のクラスでも、文字式と分数の割り算の複合問題に挑戦。例題文も、日常ではまず使うことの無いような表現方法なうえ、分数を掛ければよいか割ればよいかも、よく読んで考えなければならない難問です。普段であれば休み期間である時期に、このようなややこしい問題に取り組むとあれば、モチベーションも落ちそうなものですが、子ども達は頑張って授業に臨んでいました。